『VALORANT』国際大会にて🇯🇵ZETA DIVISONが🇮🇩BOOM Esportsに勝利!プレイオフ進出にリーチを賭ける【合同カンファレンス】

2022.9.5 井ノ川結希(いのかわゆう)
VALORANT』の年間王者を決める国際大会「VALORANT Champions Tour 2022 Champions」(以下、「VCT 2022 Champions」)が8月31日(水)よりトルコ・イスタンブールで開催中。


日本代表として🇯🇵ZETA DIVISON(🇯🇵ZETA)が出場し、初戦の🇧🇷LOUD戦では鉄壁な守りを崩せず敗北。敗者復活戦では9月4日(日)に🇮🇩BOOM Esports(🇮🇩BME)と対戦。日本での配信時間を考慮してか、当初の試合開始よりも大幅に前倒ししてのスタートとなり、多くのファンが見守る中、試合が開始。

1試合目のヘイヴンでは前半こそ8:4と大きくリードをしたものの、後半ではラウンドがなかなか取れず11:13で敗北。2マップ目のパールでは13:11と追い詰められつつも逆転に成功。勢いづいた3マップ目のフラクチャーでは13:2と大差をつけての勝利。意地を見せた🇯🇵ZETAがプレイオフを賭けた1戦へとコマを進めた。

試合直後には合同カンファレンスが実施。その様子をお届けしよう。

▲左からLaz(らず)選手、XQQ(えっくすきゅーきゅー)コーチ、TENNN(てん)選手、SugarZ3ro(しゅがーぜろ)選手、crow(くろう)選手、Dep(でっぷ)選手

🇯🇵ZETAが意地を見せた!背水の逆転劇!


——まずは1勝。おめでとうございます。

一同:ありがとうございます。

——1マップ目のヘイヴンでは、8:4から大逆転で敗北と悔しい思いをしたのではないでしょうか。どの辺に🇮🇩BMEの強さを感じていましたか?

Laz選手:ジェット使いのBerserX(ばーさーくす)選手のオペレーターがものすごくうまかったですね。それに合わせて、ブリーチ使いのtehbotoL(てぃーぼとる)選手の配置も特殊で、うまく対応することができませんでした。また、細かい連携の合わせがスピーディーで強かったです。

——ただ、今回ラウンドを重ねることに調子が上向いているように感じました。

Laz選手:そうですね。特に2マップ目のパールではつらい押され方をされていましたが、それでも巻き返すことができて「これは、来たな」と感じていました。

crow選手:アイスランドでの経験があったからこそ「全然まだ勝てる」という気持ちが働いて、どんな状況でも臆せず戦えたのではないかと感じています。

——今回の試合の勝敗に大きく影響したのは、2マップ目のパールで10:11からの巻き返しだと感じています。次のラウンドでは🇮🇩BMEがタイムアウトを取りましたがその時どんなことを話し合っていたのでしょうか。

▲8:4と果然有利な状況から、まさかの8:8の同点、9:11と逆転されてしまった🇯🇵ZETA。しかし緩急をつけたバリエーションの多い🇮🇩BMEの攻めに対応してきた🇯🇵ZETAが逆転勝利をした2マップ目だった(https://www.youtube.com/watch?v=GOWtL6IdF20&t=9882s

XQQコーチ:そのタイミングで話した内容は覚えていないのですが、それまでずっとAサイトを攻められていて、それをカウンターで返すことに成功していました。なので、できるだけその作戦を継続しようという内容の話し合いはしていました。

——マッチポイントを迎えたあとのLaz選手のエースも印象的でした。チームの雰囲気はいかがでしたか?

▲マッチポイントで見せたLaz選手のエース。これによりチームのモチベーションは大きく上がったのではないだろうか。終始Laz選手のチェンバーがチームを支えていた試合でもあった。なおLaz選手の視点はリプレイ画面で映る(https://www.youtube.com/watch?v=GOWtL6IdF20&t=10115s

Laz:エースに関しては2.3発外してしまった場面でもあったので、もうちょっとうまくできたんじゃないかなと思っています。チームの雰囲気は「来たな」って感じでしたね(笑)。

——2マップ目のパールでは、XQQコーチが頭を抱えるシーンも多かったですね。あの時どのようなことを考えていたのでしょうか。

▲🇮🇩BMEの独特な時間の使い方に頭を悩ませるXQQコーチ。頭を抱えるシーンは配信でもとらえられていた(https://www.youtube.com/watch?v=GOWtL6IdF20&t=9649s

XQQコーチ:今回の試合はかなり頭を抱えたシーンが多かったですけどね(苦笑)。

ただひとついえることは、もともと用意していたAセットの守り方があまり通らなかったので「これ、どうしようかな……」というところですね。

——TENNN選手は休養のからの復帰ということでブランクがあったかと思いますが、ご自身のパフォーマンスはいかがですか?

TENNN選手:約1カ月間の休養期間があり、練習期間が1週間ちょっとしかなかったので、こうして強いプロチームと戦うことはめちゃめちゃ大変でした。現状は50〜60%くらいしかパフォーマンス出せていないのかなあと感じています。

——休養前に比べるとモニターとの距離も変わっているようにも感じました。その辺もパフォーマンスに影響していますか?

TENNN選手:そうですね。元々はモニターとの距離が13cmでしたが、休養後は27cmくらいでやっているんですが、距離が倍以上離れるとなると、敵の見え方も大分変わってしまったので、かなりやりにくいですね……。

——Laz選手の使用エージェントであるチェンバーは、直前で大幅にナーフ(弱体化)されましたが今日のプレイを見る限り、ナーフの影響はそこまでなかった要にも感じました。現状のチェンバーのバランスはどう考えていますか?

Laz選手:結構難しい質問ですね。多くの人にとって「ヘッドハンター」の値段上昇や「ランデブー」の範囲が狭まったことは大きな影響を受けたと思います。ただ、個人的には「ヘッドハンター」の使用感は変わらないし、「ランデブー」の範囲縮小に関しても、狭くなったなりの使い方で運用できたので、今までまでとはいかなくてもうまく使えてるんじゃないかと思っています。

バランスについて感じることは、オペレーターを持っている時はまだまだ強いエージェントだなと思いますね。ただライフルを使うならば、ほかのエージェントの方がいいんじゃないかというバランスですね。

——次は1試合目に敗北を期した🇧🇷LOUDとの再戦が待っています。前回の試合を振り返って次回はどのように戦っていきますか?

XQQコーチ:あまり細かくは話せませんが、前回はミクロ面でのミスが目立っていて取れるラウンドを落としていました。なので、まずはそこを修正すること。そして再戦なりの作戦で挑みたいと思います。

——「VCT 2022 Stage1 Masters」では世界3位となる快進撃でした。今回の「VCT 2022 Champions」で同じような快進撃を再現するための完成度というのはどれくらいでしょうか。

XQQコーチ:「VCT 2022 Stage1 Masters」と比較すると、60%〜70%くらいの完成度なのではないかと思っています。理由は単純に現在のロースターでの練習時間が短かったという点と、現在のメタにマッチしたエージェント構成をすべてのマップで用意できていないという点が大きいと思います。

ただ、世界大会というのは多くの経験を吸収できる場でもあるので、このまま戦い続ければ再び快進撃を見せられるんじゃないかな。

——ありがとうございました。

———

1マップ目のヘイヴンを大逆転で取られてしまった時はヒヤッとしたものの、初お披露目のパールではLaz選手のチェンバーがとにかく大活躍を見せ、チーム全体の雰囲気も一気に良くなったのを感じた試合だった。試合中は「Lazさん」のワードがトレンド入りするなど、SNS上でもざわつく程の活躍は「VCT 2022 Stage1 Masters」での再来を感じたファンも多かったのではないだろうか。

しかし次回は1試合目でまったくもって守りを崩せなかった鉄壁な守りの🇧🇷LOUDとの再戦が待っている。あの絶望を再び味わうことになるのか——。プレイオフ進出に向けて大きな壁が立ち塞がる。

Laz選手Twitter:
https://twitter.com/lazvell

crow選手Twitter:
https://twitter.com/no960fps

Dep選手Twitter:
https://twitter.com/Dep_ow

SugarZ3ro選手Twitter:
https://twitter.com/SugarZ3roVL

TENNN選手Twitter:
https://twitter.com/tenhakyou

Xdll選手Twitter:
https://twitter.com/XdllVL

XQQコーチTwitter:
https://twitter.com/IAMXQ

JUNiORコーチTwitter:
https://twitter.com/junior27015

gya9アナリストTwitter:
https://twitter.com/gya9_

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