『VALORANT』国際大会日本代表🇯🇵ZETA DIVISON初戦敗退!🇧🇷LOUDの鉄壁な守りを崩せず再び茨の道へ【crow選手インタビュー】
『VALORANT』の年間王者を決める国際大会「VALORANT Champions Tour 2022 Champions」(以下、「VCT 2022 Champions」)が8月31日(水)よりトルコ・イスタンブールで開催中。
日本代表として🇯🇵ZETA DIVISON(🇯🇵ZETA)が出場し、初戦は9月1日(木)21時から🇧🇷LOUD(🇧🇷LLL)との対戦が行われた。
1マップ目は🇧🇷LLLのピックするアセント。勝率9割以上という驚異の勝率を誇る🇧🇷LLLに果敢に食らいつき、前半こそ7:5と有利な展開で試合を運ぶものの、後半はわずか1ラウンドしか取ることができず8:13で落としてしまう。
2マップ目は🇯🇵ZETAピックのフラクチャー。ピックマップということもあり、前半は7:5とわずかだがリードをしていたものの、やはり後半でラウンドがなかなか取れず9:13という結果に。とにかく🇧🇷LLLの鉄壁な守りを崩すことができなかった🇯🇵ZETAは「VCT 2022 Champions」でも敗者復活での巻き返しを余儀なくされることに。
今回は試合直後、crow(くろう)選手にインタビューを実施。TENNN選手がスターティングメンバーに入った経緯や🇧🇷LLL戦の感想をおうかがいした。
——おつかれさまでした。率直に🇧🇷LLL戦を終えた今の気持ちをお聞かせください。
crow選手(以下、crow):単純に強かったですね……。
——どういったところに強さを感じましたか?
crow:🇧🇷LLLはペースを持つと強いチームなんですが、僕たちがペースを握っていた時でも、自分たちのペースに持ち込んでいくという部分が強かったですね。あとは細かい部分の適応能力が高くて、「この作戦刺さってる」と思っていても、次のラウンドにはもう対策してくるような感じがありました。
——確かに、対応力というかスピード感がめちゃめちゃ強かったですね。あと最初に驚かされたのが、療養中だったTENNN選手がスターティングメンバーに入っていたことです。どのような話し合いでジョインすることになったのでしょうか。
crow:2週間くらい前に病状がほぼ完治していたこともあり、トルコに来てから練習を再開していました。TENNNは、スタンドインで急きょ加入したXdllくんとのスクリムを見ていたこともあり、その作戦をTENNNを入れたメンバーで取り込んで、メンバー復帰という形を取りました。
——特にブランクというものは感じていなかった?
crow:本人がどう思っているかはわからないですが、メンバーからするとブランクは感じない強さでしたね。
——なによりです。ちょっと1マップ目から試合を振り返りたいと思います。1マップ目のアセントは🇧🇷LLLの勝率がかなり高いマップでもありますが、引けを取らない戦いぶりだったようにも感じました。手応え的にいかがでしたか?
crow:細かいことはあまりいえないのですが、自分たちの中でも戦えたなあという感じはありましたね。次の試合までに3日間空くので、しっかりと内容を修正して挑みたいです。
——個人的に感じたのは、とにかく🇧🇷LLL側のモク抜きが多かった印象でもありました。実際プレイしていてその辺はどのように感じていましたか?
crow:サイトに入るタイミングでのモク抜きは削られても辛いですし、倒されたらもっと辛いです……(苦笑)。相手がどの辺にいるのか、どのタイミングで入ってくるのかという経験値の高さを感じました。
——ただ、前半最終ラウンドで見せたcrow選手のプラウラーはさすがだと思いました。Saadhak(さだーきー)選手がAサイトにアクションを起こしていて、Aサイトにシフトをするようなそぶりを見せていましたが、そういったフェイクに惑わされず、しっかりとBメインをプラウラーで索敵していましたね。どのような心境でプラウラーを放ったのでしょうか。
crow:あの状況でも「Bに来る可能性はあるな」という気持ちで、もしSaadhak選手がフェイクだったとしたら、このタイミングでプラウラーをBメインに放てば反応するだろうなという心境でした。
反応があったことでB確定だと確信し、コールで味方をBに集めて守り抜くことができたラウンドでしたね。
——あのラウンドはcrow選手らしい気遣いを感じたラウンドでした!
crow:ありがとうございます。あと個人的に心に残ったラウンドといえばタイムアウト後のエコラウンドでスリフティを取れたラウンドですね。
タイムアウトでXQQコーチから「🇧🇷LLLはジェットだけエントリーした後、しばらくほかの選手はサイト内に入って来ないから、ちょっとホウント(索敵アビリティ)を遅らせてもいいよ」って話を受けて、次のラウンドはちょっと遅らせて使ったら、見事にささって取れたのはうれしかったです。
——2マップ目のフラクチャーではネオンを採用した新しいエージェント構成でしたね。
crow:ネオンを入れた構成で、択を増やして挑みました。
——前半のディフェンダーサイドではやや有利な状況ではあったものの、後半のアタッカーサイドではなかなかエントリーできない場面や、エントリーしたあともスパイクを設置できない場面や、リテイクに苦しめられるシーンが多かった気がします。
crow:とにかくSaadhak選手がうまかったですね。一度サイトに引き込みつつ、Saadhak選手は姿をくらましながらサイト内を守り抜く感じで、そんな隠れているSaadhak選手を探すことに手間取って設置できなかったり、味方に寄られてしまったりといった部分に苦しめられました。
——逆をいえばSaadhak選手を食い止められれば勝機はあったという感じですか?
crow:自分たちにもミスはありましたが、アセントもフラクチャーもディフェンダーサイドでは落ち着いて戦えたこともあり、ミスをしっかり修正できればいけるという感覚ではあります。
——では、3日後の敗者復活戦に向けて意気込みと、ファンに向けてひと言をお願いします。
crow:本日は応援ありがとうございました。結果としては負けてしまったのですが、自分たちとしては全然いけると感じています。この3日間でしっかりと修正して次に挑みたいと思います。
引き続き応援よろしくお願いします!
———ありがとうございました!
結果としては敗北となってしまったものの、優勝候補ともいえる🇧🇷LLL相手にここまでの戦いぶりを見せることができたのは、ある意味自信につながったのではないかと感じる試合だった。試合内容を振り返ってみると、試合前の合同カンファレンスでSaadhak選手が話していた「🇯🇵ZETAに自信を持たせてしまうと、そのまま試合の流れを取られてしまうので、その前に止める必要があると思っています」を有言実行されたようにも感じた。
次回は3日後の9月5日(月)午前3時から。相手は🇮🇩BOOM Esportsとの対戦が決定した。この3日間でどれだけミスを修正できるのか——。再び🇯🇵ZETAの底力を期待して #ZETAWIN で応援していこう!
Laz選手Twitter:
https://twitter.com/lazvell
crow選手Twitter:
https://twitter.com/no960fps
Dep選手Twitter:
https://twitter.com/Dep_ow
SugarZ3ro選手Twitter:
https://twitter.com/SugarZ3roVL
TENNN選手Twitter:
https://twitter.com/tenhakyou
Xdll選手Twitter:
https://twitter.com/XdllVL
XQQコーチTwitter:
https://twitter.com/IAMXQ
JUNiORコーチTwitter:
https://twitter.com/junior27015
gya9アナリストTwitter:
https://twitter.com/gya9_
配信アーカイブ
Twitch:
https://twitch.tv/valorant_jpn
YouTube:
https://youtube.com/c/VALORANTjp
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日本代表として🇯🇵ZETA DIVISON(🇯🇵ZETA)が出場し、初戦は9月1日(木)21時から🇧🇷LOUD(🇧🇷LLL)との対戦が行われた。
1マップ目は🇧🇷LLLのピックするアセント。勝率9割以上という驚異の勝率を誇る🇧🇷LLLに果敢に食らいつき、前半こそ7:5と有利な展開で試合を運ぶものの、後半はわずか1ラウンドしか取ることができず8:13で落としてしまう。
2マップ目は🇯🇵ZETAピックのフラクチャー。ピックマップということもあり、前半は7:5とわずかだがリードをしていたものの、やはり後半でラウンドがなかなか取れず9:13という結果に。とにかく🇧🇷LLLの鉄壁な守りを崩すことができなかった🇯🇵ZETAは「VCT 2022 Champions」でも敗者復活での巻き返しを余儀なくされることに。
今回は試合直後、crow(くろう)選手にインタビューを実施。TENNN選手がスターティングメンバーに入った経緯や🇧🇷LLL戦の感想をおうかがいした。
対応力の早さに出鼻をくじかれた🇧🇷LLL戦
——おつかれさまでした。率直に🇧🇷LLL戦を終えた今の気持ちをお聞かせください。
crow選手(以下、crow):単純に強かったですね……。
——どういったところに強さを感じましたか?
crow:🇧🇷LLLはペースを持つと強いチームなんですが、僕たちがペースを握っていた時でも、自分たちのペースに持ち込んでいくという部分が強かったですね。あとは細かい部分の適応能力が高くて、「この作戦刺さってる」と思っていても、次のラウンドにはもう対策してくるような感じがありました。
——確かに、対応力というかスピード感がめちゃめちゃ強かったですね。あと最初に驚かされたのが、療養中だったTENNN選手がスターティングメンバーに入っていたことです。どのような話し合いでジョインすることになったのでしょうか。
crow:2週間くらい前に病状がほぼ完治していたこともあり、トルコに来てから練習を再開していました。TENNNは、スタンドインで急きょ加入したXdllくんとのスクリムを見ていたこともあり、その作戦をTENNNを入れたメンバーで取り込んで、メンバー復帰という形を取りました。
——特にブランクというものは感じていなかった?
crow:本人がどう思っているかはわからないですが、メンバーからするとブランクは感じない強さでしたね。
——なによりです。ちょっと1マップ目から試合を振り返りたいと思います。1マップ目のアセントは🇧🇷LLLの勝率がかなり高いマップでもありますが、引けを取らない戦いぶりだったようにも感じました。手応え的にいかがでしたか?
crow:細かいことはあまりいえないのですが、自分たちの中でも戦えたなあという感じはありましたね。次の試合までに3日間空くので、しっかりと内容を修正して挑みたいです。
——個人的に感じたのは、とにかく🇧🇷LLL側のモク抜きが多かった印象でもありました。実際プレイしていてその辺はどのように感じていましたか?
crow:サイトに入るタイミングでのモク抜きは削られても辛いですし、倒されたらもっと辛いです……(苦笑)。相手がどの辺にいるのか、どのタイミングで入ってくるのかという経験値の高さを感じました。
——ただ、前半最終ラウンドで見せたcrow選手のプラウラーはさすがだと思いました。Saadhak(さだーきー)選手がAサイトにアクションを起こしていて、Aサイトにシフトをするようなそぶりを見せていましたが、そういったフェイクに惑わされず、しっかりとBメインをプラウラーで索敵していましたね。どのような心境でプラウラーを放ったのでしょうか。
crow:あの状況でも「Bに来る可能性はあるな」という気持ちで、もしSaadhak選手がフェイクだったとしたら、このタイミングでプラウラーをBメインに放てば反応するだろうなという心境でした。
反応があったことでB確定だと確信し、コールで味方をBに集めて守り抜くことができたラウンドでしたね。
——あのラウンドはcrow選手らしい気遣いを感じたラウンドでした!
crow:ありがとうございます。あと個人的に心に残ったラウンドといえばタイムアウト後のエコラウンドでスリフティを取れたラウンドですね。
タイムアウトでXQQコーチから「🇧🇷LLLはジェットだけエントリーした後、しばらくほかの選手はサイト内に入って来ないから、ちょっとホウント(索敵アビリティ)を遅らせてもいいよ」って話を受けて、次のラウンドはちょっと遅らせて使ったら、見事にささって取れたのはうれしかったです。
とにかくSaadhak選手の守りが堅かったフラクチャー
——2マップ目のフラクチャーではネオンを採用した新しいエージェント構成でしたね。
crow:ネオンを入れた構成で、択を増やして挑みました。
——前半のディフェンダーサイドではやや有利な状況ではあったものの、後半のアタッカーサイドではなかなかエントリーできない場面や、エントリーしたあともスパイクを設置できない場面や、リテイクに苦しめられるシーンが多かった気がします。
crow:とにかくSaadhak選手がうまかったですね。一度サイトに引き込みつつ、Saadhak選手は姿をくらましながらサイト内を守り抜く感じで、そんな隠れているSaadhak選手を探すことに手間取って設置できなかったり、味方に寄られてしまったりといった部分に苦しめられました。
——逆をいえばSaadhak選手を食い止められれば勝機はあったという感じですか?
crow:自分たちにもミスはありましたが、アセントもフラクチャーもディフェンダーサイドでは落ち着いて戦えたこともあり、ミスをしっかり修正できればいけるという感覚ではあります。
——では、3日後の敗者復活戦に向けて意気込みと、ファンに向けてひと言をお願いします。
crow:本日は応援ありがとうございました。結果としては負けてしまったのですが、自分たちとしては全然いけると感じています。この3日間でしっかりと修正して次に挑みたいと思います。
引き続き応援よろしくお願いします!
———ありがとうございました!
———
結果としては敗北となってしまったものの、優勝候補ともいえる🇧🇷LLL相手にここまでの戦いぶりを見せることができたのは、ある意味自信につながったのではないかと感じる試合だった。試合内容を振り返ってみると、試合前の合同カンファレンスでSaadhak選手が話していた「🇯🇵ZETAに自信を持たせてしまうと、そのまま試合の流れを取られてしまうので、その前に止める必要があると思っています」を有言実行されたようにも感じた。
次回は3日後の9月5日(月)午前3時から。相手は🇮🇩BOOM Esportsとの対戦が決定した。この3日間でどれだけミスを修正できるのか——。再び🇯🇵ZETAの底力を期待して #ZETAWIN で応援していこう!
Laz選手Twitter:
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crow選手Twitter:
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