歴史を変えた🇯🇵ZETA DIVISION!🇳🇱Team Liquidに勝利しベスト6へ!【Laz選手×Dep選手 インタビュー】
『VALORANT』の国際大会「VCT 2022: Masters Stage 1 – Reykjavík」がアイスランドはレイキャビクで開催中。日本代表として出場した「ZETA DIVISION」(以下、ZETA)は、LOWER BRACKETでの熱戦を勝ち抜き見事プレイオフ進出。
プレイオフ第1戦はEMEA地域の強豪🇩🇪G2 Esports(以下、🇩🇪G2)に惜しくも敗北。プレイオフでも再びLOWER BRACKETという茨の道を進むことに。4月17日(日)では、LOWER BRACKETの第1戦として🇳🇱Team Liquid(以下、🇳🇱TL)との戦いが繰り広げられた。
🇳🇱TLは名門ともいえるEMEAの超強豪。前回の🇩🇪G2とはまた違った毛色のチーム相手に🇯🇵ZETAがどのような策で立ち向かうのか——日本中のファンが固唾を呑んで見守っていた。
1マップ目のフラクチャーでは🇯🇵ZETAが俄然有利な状態で勝利し、2マップ目のヘイヴンでは🇳🇱TLの圧倒的な戦術に敗北。どちらもマップをピックした側が勝利するという熱戦へ。3マップ目のスプリットでは6:6で折り返しという拮抗した戦いが続くも、勢いに乗った🇯🇵ZETAが後半を掌握。最後はSugarZ3ro選手のエースで勝利を手にし、日本中が再び歓喜の渦に!
今回は、そんな興奮冷めやらぬ🇯🇵ZETA Laz選手、Dep選手の独占インタビューをお届けしよう。
熱戦、熱戦のオンパレード!
——ベスト6進出おめでとうございます!まずは率直な気持ちをお聞かせください。
Dep選手(以下、Dep):ありがとうございます。もうここまで来たからにはベスト4行きたいなって感じですね。
Laz選手(以下、Laz):なによりもうれしいです! 未開の地でさらに勝利を重ねることができて、僕自身わけわかんなくなっています(笑)。
——あはは。うれしい混乱ですね! 🇳🇱TLはどういうチームでしたか?
Laz:EMEA4位ということもあり、めちゃくちゃ強いチームなんですが、比較的スクリムをしてくれたこともあり、相性のいいチームだなという印象ですね。
Dep:やっぱりアイスランドで🇳🇱TLとスクリムできたのは大きいですね。僕自身はスクリムを経て自信になりました。
——対策もしやすかった?
Laz:フラクチャーは対策できていたのですが、実はそこまで対策する時間はありませんでした。ただ、自分たちの強い戦い方が刺さった感じはしましたね。
——フラクチャーはめちゃめちゃイケイケでしたよね。soulcas選手のネオンやNivera選手のチェンバーは特に注意すべきマップだと思っていますが、その辺りはどのようにして警戒していましたか?
Laz:Nivera選手のオペレーターやツール・ド・フォース(アルティメットスキル)はとにかく警戒していました。また、soulcas選手のスタン(リレーボルト)はできるだけ当たらないよう、どういう角度で使ってくるのかというのを情報を集めていました。
Dep:フラクチャーは🇳🇱TLが勢いで来るのはわかっていたので、あまり動揺せずに止められるところは止めようという意識で戦っていました。
——ヘイヴンは🇳🇱TLの得意とするマップということもあり取られてしまったのですが、どのような作戦で挑みましたか?
Laz:自分たちの戦い方をしようというのがスタートだったんですが、ちょっと戦術が不安定になってしまったと感じました。その結果、🇳🇱TLの攻めに対応できるだけの力がなかった試合でした。
——確かに🇳🇱TLのピックマップということもあり、仕上がってる感はありましたね。ただ、6ラウンド目にLaz選手が放ったロックダウン(アルティメットスキル)は完璧に刺さっていました。あのロックダウンはどういった判断で放ったのでしょうか?
Laz:まずAにアクションがあって🇳🇱TLがAに流れていく感じはしたのですが、しばらく無音な状態が続いていたのでローテート(攻めるポイントを変える)しそうだなと思っていました。BもCも無音場合、Bに攻めてくることはあまりないと感じたので、残っているCだというのは意識していました。
なので、🇳🇱TLがプラントする時にアルティメットスキルを発動して妨害しようかなとは考えて放ちました。直感もあるのですが、秒数をしっかり頭の中でカウントしてから放ったので、結果的に設置前に放つことができてめちゃめちゃ綺麗にきまりましたね。
——なるほど。移動のタイミングをしっかり秒数でカウントしてたからこそのガン刺さりだったんですね。お見事でした!
Dep:僕自身はあまりヘイヴン自信がなくて……。少しでもチームに貢献できたらいいなという意気込みで戦いました。
——ええっ、そうだったんですかそれは意外でした。最後のスプリットは今までの試合では取れていなかったマップでもあったのですが、どの辺を修正して挑みましたか?
Laz:🇩🇪G2戦を見直す時間があったので、スプリットでのいいところと悪いところ把握して、「相手がミスっ場合、自分たちの動きをどのように判断するのか」という部分を研究し、その判断とは少しずれた動きを取り入れて戦うようにはしていました。そのおかげもあって、自分たちの戦い方を押しつけられたというのは良かったです。あとはまあ、ディフェンダーサイドからのスタートは美味しいです(笑)。
Dep:スプリット戦は自信しかなかったですね。今までは些細なミスで負けてしまっていただけなので、「俺がキャリーしてやるわ」って気持ちで挑みました。あとは、とにかくアビリティをミスらないように毎日練習していました。
——確かに、めちゃめちゃBサイトでの守りがアツかったですもんね。サイファーのニューラルセフトで位置がバレてしまっているのに強気に前に出ての3キルはシビれました!
Dep:ああいう場面は「やるしかないな」という状態で、弱気になったら負けなんで逆に強気にいってます。
——ただ、前半は6:6の同点で折り返しだったのでヒヤッとしましたね。
Laz:そうですね。途中から🇳🇱TLのB攻めが止められなくて、結局最後まで結論出せなかったところが原因でした。その辺は次の試合に備えてしっかり対策していきたいと思っています。
——今までDep選手はクールな印象だったのですが、Mastersでは選手みんなに声をかけたり、時には投げキッスをして選手を和ませるなど、プレイ以外の部分で見せるお茶目な一面も見られた気がします。
Dep:チームの雰囲気が少しでも悪くならないようにオフラインでは特に気をつけています。
——Dep選手はチーム全体を盛り上げるようなプレイをするだけでなく、選手の内面的な部分でも士気を高めてくれるような立ち回りをしていて、さすがだなと感じました。
Dep:これは僕が以前、別のタイトルでの世界大会やオフラインの大会に出た時の話になるんですが、僕がミスした時でも先輩のメンバーが励ましてくれて救われた場面がいくつもありました。
僕ももういい年になってきているので、今度は僕がかつての先輩を見習って声をかけたり場を和ませたりしています。絶対にやった方がいいですしね(笑)。
——なるほど! 今はチームの中でも先輩になってきていますもんね。そういう心遣いは若手の選手にとってもうれしいと思います。逆にDep選手自身が緊張をほぐすためにしていることってありますか?
Dep:僕は遠くを見ていますね。
——遠く? ステージの?
Dep:はい。画面ばかり見ていると余計に緊張しちゃうんですよ。いったんリラックスする意味も込めていろいろな場所を見て緊張をほぐしています。
——かつて世界大会に出場していたDep選手ですら緊張するMastersって相当ですよね。Twitterでも緊張するとキーボードの左手がやばいみたいなこと言ってましたもんね。
Dep:やばいっすねー。今までいろんな大会に出てきましたけど、僕がここまで緊張したのははじめてです。
——やっぱりジェットの前ブリンクが出がちなのは緊張からなんですかね。
Dep:前ブリンクは緊張というか「キーボード押してるのに効かないんだけど」っていう感じですね(笑)。
緊張するとキャラコン(エイムなどのキャラクターコントロール)をミスるのがヤバイです。今日のフラクチャーでは、スネークバイトを間違って自分の目の前に放っちゃったり……。
——ほかのチームのジェット使いの選手も結構前ブリンクしているのを見ると、みんなものすごいプレッシャーの中戦っているのがわかります。緊張に打ち勝つこともオフラインの大会では大切なんですかね。
Dep:そうだと思います。ただ、そういうことに意識を割いていると逆にプレイが悪くなってしまうので、最近は気にしないようにしています。
——ちなみにようやく連戦から解放されて1日お休みが取れたわけですが、しっかり休めましたか?
Laz:そうですね。1日開くだけで全然違いますね。選手全員がしっかり休めたのでしっかりパフォーマンスが出せたのかなと思います。
Dep:1日休めたのはありがたかったですね。しっかり休んで体力をつけるのはめちゃめちゃ大事です。
——次の戦いが19日(火)2時という情報が入ってきていますが、ファンに向けて、次の試合に向けての意気込みをお聞かせください。
Laz:いつも応援ありがとうざいます。正直未開の地もいいところで自分たちも感覚的に理解が追いついていません(笑)。
ただ、ここまで来たからには行き着き先はひとつかなと思っているので、全力で進んで行きたいと思います。
Dep:夜遅くから応援してくれている方も、朝早く起きて応援してくれている方も、本当にありがとうございます。チーム全体の力になっています。
ここまで来たからには、まずはベスト4まで行って、もっと強いところファンの皆さんに見せられたらと思います。
——ありがとうございました!ちなみに、配信のオープニングって見ましたか? Lazさんの顔がいっぱい出てくるBGMで配信でも大爆笑だったのですが(笑)。
Laz:ナイス.mp4が……(笑)。でも、こういうのを作ってくれるって本当にありがたいですよね(笑)。世界中の人から応援されている気がします。
——Depさんとか、神の子DepっていうワードがとTwitterでトレンド入りしてました!
Dep:本当ですか? もう「神」とかは全部Lazさんにお願いしたいですね(笑)。
🇬🇧FNCに🇧🇷NIPと次々と強豪チームを倒し、2度目のLOWER BRACKETでも底力を見せてくれる🇯🇵ZETA。🇩🇪G2戦では焦りや疲れが見えたやや不安を残した試合結果となってしまったが、1日の休憩を経て見違えるような安定した戦いを展開した🇳🇱TL戦。
Dep選手の選手に対するケアもあってか、とにかく選手全員の立ち回りが完璧だった本試合。いかに体力とメンタルが大事かというのも改めて思い知ることができた1日でもあった。
そして、なにより日本のみならず世界中のVALORANTファンが🇯🇵ZETAを応援してくれていることがうれしい。#ZETAWIN というハッシュタグは日本国内だけでなく、世界のトレンド1位になるほどの応援が🇯🇵ZETAに集まってきている。
最弱リージョンとも揶揄された日本の『VALORANT』シーンが、ここまで注目されるのはFPS界の歴史を大きく塗り替えたと言っても過言ではない。
次はいよいよベスト4!
もっともっと強い🇯🇵ZETAを世界に見せつけてほしい!
#ZETAWIN
なお、Riotの公式noteでは選手の裏側に密着した特別インタビューが公開されている。選手のよりディープな一面が見られるので併せてチェックしてほしい。
BACKSTAGE(Riot 公式note):
https://note.com/backstage_riot/
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プレイオフ第1戦はEMEA地域の強豪🇩🇪G2 Esports(以下、🇩🇪G2)に惜しくも敗北。プレイオフでも再びLOWER BRACKETという茨の道を進むことに。4月17日(日)では、LOWER BRACKETの第1戦として🇳🇱Team Liquid(以下、🇳🇱TL)との戦いが繰り広げられた。
🇳🇱TLは名門ともいえるEMEAの超強豪。前回の🇩🇪G2とはまた違った毛色のチーム相手に🇯🇵ZETAがどのような策で立ち向かうのか——日本中のファンが固唾を呑んで見守っていた。
1マップ目のフラクチャーでは🇯🇵ZETAが俄然有利な状態で勝利し、2マップ目のヘイヴンでは🇳🇱TLの圧倒的な戦術に敗北。どちらもマップをピックした側が勝利するという熱戦へ。3マップ目のスプリットでは6:6で折り返しという拮抗した戦いが続くも、勢いに乗った🇯🇵ZETAが後半を掌握。最後はSugarZ3ro選手のエースで勝利を手にし、日本中が再び歓喜の渦に!
今回は、そんな興奮冷めやらぬ🇯🇵ZETA Laz選手、Dep選手の独占インタビューをお届けしよう。
熱戦、熱戦のオンパレード!
チーム全体が最高のパフォーマンスを見せた🇳🇱TL戦
——ベスト6進出おめでとうございます!まずは率直な気持ちをお聞かせください。
Dep選手(以下、Dep):ありがとうございます。もうここまで来たからにはベスト4行きたいなって感じですね。
Laz選手(以下、Laz):なによりもうれしいです! 未開の地でさらに勝利を重ねることができて、僕自身わけわかんなくなっています(笑)。
——あはは。うれしい混乱ですね! 🇳🇱TLはどういうチームでしたか?
Laz:EMEA4位ということもあり、めちゃくちゃ強いチームなんですが、比較的スクリムをしてくれたこともあり、相性のいいチームだなという印象ですね。
Dep:やっぱりアイスランドで🇳🇱TLとスクリムできたのは大きいですね。僕自身はスクリムを経て自信になりました。
——対策もしやすかった?
Laz:フラクチャーは対策できていたのですが、実はそこまで対策する時間はありませんでした。ただ、自分たちの強い戦い方が刺さった感じはしましたね。
——フラクチャーはめちゃめちゃイケイケでしたよね。soulcas選手のネオンやNivera選手のチェンバーは特に注意すべきマップだと思っていますが、その辺りはどのようにして警戒していましたか?
Laz:Nivera選手のオペレーターやツール・ド・フォース(アルティメットスキル)はとにかく警戒していました。また、soulcas選手のスタン(リレーボルト)はできるだけ当たらないよう、どういう角度で使ってくるのかというのを情報を集めていました。
Dep:フラクチャーは🇳🇱TLが勢いで来るのはわかっていたので、あまり動揺せずに止められるところは止めようという意識で戦っていました。
——ヘイヴンは🇳🇱TLの得意とするマップということもあり取られてしまったのですが、どのような作戦で挑みましたか?
Laz:自分たちの戦い方をしようというのがスタートだったんですが、ちょっと戦術が不安定になってしまったと感じました。その結果、🇳🇱TLの攻めに対応できるだけの力がなかった試合でした。
——確かに🇳🇱TLのピックマップということもあり、仕上がってる感はありましたね。ただ、6ラウンド目にLaz選手が放ったロックダウン(アルティメットスキル)は完璧に刺さっていました。あのロックダウンはどういった判断で放ったのでしょうか?
Laz:まずAにアクションがあって🇳🇱TLがAに流れていく感じはしたのですが、しばらく無音な状態が続いていたのでローテート(攻めるポイントを変える)しそうだなと思っていました。BもCも無音場合、Bに攻めてくることはあまりないと感じたので、残っているCだというのは意識していました。
なので、🇳🇱TLがプラントする時にアルティメットスキルを発動して妨害しようかなとは考えて放ちました。直感もあるのですが、秒数をしっかり頭の中でカウントしてから放ったので、結果的に設置前に放つことができてめちゃめちゃ綺麗にきまりましたね。
——なるほど。移動のタイミングをしっかり秒数でカウントしてたからこそのガン刺さりだったんですね。お見事でした!
Dep:僕自身はあまりヘイヴン自信がなくて……。少しでもチームに貢献できたらいいなという意気込みで戦いました。
——ええっ、そうだったんですかそれは意外でした。最後のスプリットは今までの試合では取れていなかったマップでもあったのですが、どの辺を修正して挑みましたか?
Laz:🇩🇪G2戦を見直す時間があったので、スプリットでのいいところと悪いところ把握して、「相手がミスっ場合、自分たちの動きをどのように判断するのか」という部分を研究し、その判断とは少しずれた動きを取り入れて戦うようにはしていました。そのおかげもあって、自分たちの戦い方を押しつけられたというのは良かったです。あとはまあ、ディフェンダーサイドからのスタートは美味しいです(笑)。
Dep:スプリット戦は自信しかなかったですね。今までは些細なミスで負けてしまっていただけなので、「俺がキャリーしてやるわ」って気持ちで挑みました。あとは、とにかくアビリティをミスらないように毎日練習していました。
——確かに、めちゃめちゃBサイトでの守りがアツかったですもんね。サイファーのニューラルセフトで位置がバレてしまっているのに強気に前に出ての3キルはシビれました!
Dep:ああいう場面は「やるしかないな」という状態で、弱気になったら負けなんで逆に強気にいってます。
——ただ、前半は6:6の同点で折り返しだったのでヒヤッとしましたね。
Laz:そうですね。途中から🇳🇱TLのB攻めが止められなくて、結局最後まで結論出せなかったところが原因でした。その辺は次の試合に備えてしっかり対策していきたいと思っています。
チームの雰囲気を良くする秘訣
——今までDep選手はクールな印象だったのですが、Mastersでは選手みんなに声をかけたり、時には投げキッスをして選手を和ませるなど、プレイ以外の部分で見せるお茶目な一面も見られた気がします。
TENNNに向かって投げキッスするDepマン pic.twitter.com/5ySWtmZYfL
— kazu@ピナニア王国 (@kazu1116_mkifan) April 14, 2022
Dep:チームの雰囲気が少しでも悪くならないようにオフラインでは特に気をつけています。
——Dep選手はチーム全体を盛り上げるようなプレイをするだけでなく、選手の内面的な部分でも士気を高めてくれるような立ち回りをしていて、さすがだなと感じました。
Dep:これは僕が以前、別のタイトルでの世界大会やオフラインの大会に出た時の話になるんですが、僕がミスした時でも先輩のメンバーが励ましてくれて救われた場面がいくつもありました。
僕ももういい年になってきているので、今度は僕がかつての先輩を見習って声をかけたり場を和ませたりしています。絶対にやった方がいいですしね(笑)。
——なるほど! 今はチームの中でも先輩になってきていますもんね。そういう心遣いは若手の選手にとってもうれしいと思います。逆にDep選手自身が緊張をほぐすためにしていることってありますか?
Dep:僕は遠くを見ていますね。
——遠く? ステージの?
Dep:はい。画面ばかり見ていると余計に緊張しちゃうんですよ。いったんリラックスする意味も込めていろいろな場所を見て緊張をほぐしています。
——かつて世界大会に出場していたDep選手ですら緊張するMastersって相当ですよね。Twitterでも緊張するとキーボードの左手がやばいみたいなこと言ってましたもんね。
緊張するとキーボードの方の指がとんでもない事になることがわかりました
— ZETA Dep (@Dep_ow) April 14, 2022
プレイオフ、行けるとこまで行きます
Dep:やばいっすねー。今までいろんな大会に出てきましたけど、僕がここまで緊張したのははじめてです。
——やっぱりジェットの前ブリンクが出がちなのは緊張からなんですかね。
Dep:前ブリンクは緊張というか「キーボード押してるのに効かないんだけど」っていう感じですね(笑)。
緊張するとキャラコン(エイムなどのキャラクターコントロール)をミスるのがヤバイです。今日のフラクチャーでは、スネークバイトを間違って自分の目の前に放っちゃったり……。
——ほかのチームのジェット使いの選手も結構前ブリンクしているのを見ると、みんなものすごいプレッシャーの中戦っているのがわかります。緊張に打ち勝つこともオフラインの大会では大切なんですかね。
Dep:そうだと思います。ただ、そういうことに意識を割いていると逆にプレイが悪くなってしまうので、最近は気にしないようにしています。
——ちなみにようやく連戦から解放されて1日お休みが取れたわけですが、しっかり休めましたか?
Laz:そうですね。1日開くだけで全然違いますね。選手全員がしっかり休めたのでしっかりパフォーマンスが出せたのかなと思います。
Dep:1日休めたのはありがたかったですね。しっかり休んで体力をつけるのはめちゃめちゃ大事です。
——次の戦いが19日(火)2時という情報が入ってきていますが、ファンに向けて、次の試合に向けての意気込みをお聞かせください。
Laz:いつも応援ありがとうざいます。正直未開の地もいいところで自分たちも感覚的に理解が追いついていません(笑)。
ただ、ここまで来たからには行き着き先はひとつかなと思っているので、全力で進んで行きたいと思います。
Dep:夜遅くから応援してくれている方も、朝早く起きて応援してくれている方も、本当にありがとうございます。チーム全体の力になっています。
ここまで来たからには、まずはベスト4まで行って、もっと強いところファンの皆さんに見せられたらと思います。
——ありがとうございました!ちなみに、配信のオープニングって見ましたか? Lazさんの顔がいっぱい出てくるBGMで配信でも大爆笑だったのですが(笑)。
LOL. NICE. @lazvell#VALORANTMasters | 📺 https://t.co/MDpRTZqCFp pic.twitter.com/JO7QiELIsz
— VALORANT Champions Tour KR (@valesports_kr) April 16, 2022
Laz:ナイス.mp4が……(笑)。でも、こういうのを作ってくれるって本当にありがたいですよね(笑)。世界中の人から応援されている気がします。
——Depさんとか、神の子DepっていうワードがとTwitterでトレンド入りしてました!
Dep:本当ですか? もう「神」とかは全部Lazさんにお願いしたいですね(笑)。
———
🇬🇧FNCに🇧🇷NIPと次々と強豪チームを倒し、2度目のLOWER BRACKETでも底力を見せてくれる🇯🇵ZETA。🇩🇪G2戦では焦りや疲れが見えたやや不安を残した試合結果となってしまったが、1日の休憩を経て見違えるような安定した戦いを展開した🇳🇱TL戦。
Dep選手の選手に対するケアもあってか、とにかく選手全員の立ち回りが完璧だった本試合。いかに体力とメンタルが大事かというのも改めて思い知ることができた1日でもあった。
そして、なにより日本のみならず世界中のVALORANTファンが🇯🇵ZETAを応援してくれていることがうれしい。#ZETAWIN というハッシュタグは日本国内だけでなく、世界のトレンド1位になるほどの応援が🇯🇵ZETAに集まってきている。
最弱リージョンとも揶揄された日本の『VALORANT』シーンが、ここまで注目されるのはFPS界の歴史を大きく塗り替えたと言っても過言ではない。
次はいよいよベスト4!
もっともっと強い🇯🇵ZETAを世界に見せつけてほしい!
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なお、Riotの公式noteでは選手の裏側に密着した特別インタビューが公開されている。選手のよりディープな一面が見られるので併せてチェックしてほしい。
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