【VALORANT】Ascentionが廃止でトリプルエリミネーショが導入!——年間王者を決める最高峰の戦い「VALORANT Champions Tour 2026」の大会フォーマットが発表!2027年からは新しいVCTへー

『VALORANT』の年間王者を決める世界大会「VALORANT Champions 2025」では🇺🇸NRGが優勝を決め、2025年シーズンの幕が閉じた。そんな中、早くも2026年シーズンの大会フォーマットが発表された。
2026年で6年目を迎える「VALORANT Champions Tour」(以下、VCT)。今回の発表は再編予定のVCT 2027を見据えた変更も多く、盛りだくさんの内容となっている。
今回はそんなVCT 2026シーズンの大会フォーマットや変更点についてまとめて紹介していこう。
VCT 2026ではKICKOFFからレギュラーシーズン、Mastersや Championsといったすべての大会で新しい変化が導入されると発表。

年間スケジュールに大きな変更はないものの、各ステージはさらに見応えのあるフォーマットに変わっている。
初めに、1月から行われる「VCT 2026 KICKOFF」は、期間が長くなり、新たに「トリプルエリミネーション形式」が導入される。3回負けるまで試合が続くため、各チーム最低でも3試合を行う。ここでの上位3チームは2026年シーズン最初の世界大会となる「Masters Santiago」への出場権を獲得する。
2月から行われる「Masters Santiago」では、例年8チームだった出場枠が12チームに拡大。2回目のMastersと同じ規模感で行われるため、世界大会出場のチャンスも増えた。さらには試合数と獲得できるチャンピオンシップポイントも増加する予定となっており、これまで以上に白熱した世界大会になるだろう。

3月中旬からはレギュラーシーズンとなるStage 1がスタート。フォーマットはこれまでのグループ形式から変更される予定で、詳細は今年後半に改めて発表されるとのことだ。全チームの試合数を同じにし、より公平な戦いになるそうだ。
6月には2度目の世界大会となる「Masters London」が開催。7月にはStage 2が開幕し、9月から「Champions Shanghai」といったスケジュール。こちらも詳細は発表されていないが、例年通りのフォーマットに近い形で開催されるだろう。
次に、大きな変更が加えられた「VCT 2026 Stage 2 Playoff」について詳しく紹介していこう。
Ascentionが廃止!
今回の発表で1番の衝撃を受けたのが、このAscentionの廃止だ。AscentionはTier 2リーグの位置づけにあるChallengersリーグ(国内リーグ)から、インターナショナルリーグを目指せる唯一の大会だった。

しかし、VCT 2026では2027年のVCT次フェーズ移行に向けての準備を理由にAscentionが廃止されることとなった。2027年には現在インターナショナルリーグに参入しているパートナーチームを再編成する予定となっており、それが影響しているものと見られる。
新しくなったフォーマットでは、Challengersリーグはこれまでと同様に進行。各リーグ内の優勝チームがAscentionに準じたリージョン内の国際大会「Path to Champions」に出場。そこから各インターナショナルリーグ4チームが「VCT 2026 Stage 2 Playoff」にいきなり出場できるというもの。
簡単に言えばこれまでのインターナショナルリーグ昇格のチャンスがChampions出場のチャンスに生まれ変わったということだ。
VCTがよりオープンな大会となり、Premier(ゲーム内大会)から誰でもChampionsの舞台に立ち世界一位の称号を掴めるようになった。今後の競技シーンの発展にもつながる大きな変更ポイントだろう。
VCT 2027の再編へ向けてこれまでとは違ったベクトルの変更が多く加わったVCT 2026の新フォーマット。試合数も過去最大となる予定で、世界大会の枠も多くなるなど見応えも増した。
現状の顔ぶれで行われる最後のVCTの予定となっており、どのようなドラマが待ち受けているのか今から非常に楽しみだ。
また、日本チームの世界大会出場も🇯🇵ZETA DIVISIONの「Champions 2023」以降途絶えている。再編前最後となるVCT 2026では日本チームの躍進に期待したい。
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VALORANT // JAPAN:
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編集:いのかわゆう
2026年で6年目を迎える「VALORANT Champions Tour」(以下、VCT)。今回の発表は再編予定のVCT 2027を見据えた変更も多く、盛りだくさんの内容となっている。
今回はそんなVCT 2026シーズンの大会フォーマットや変更点についてまとめて紹介していこう。
VCT 2026の新フォーマット
VCT 2026ではKICKOFFからレギュラーシーズン、Mastersや Championsといったすべての大会で新しい変化が導入されると発表。

▲VCT 2026の年間スケジュール。基本的な流れはVCT 2025と変わらない
年間スケジュールに大きな変更はないものの、各ステージはさらに見応えのあるフォーマットに変わっている。
初めに、1月から行われる「VCT 2026 KICKOFF」は、期間が長くなり、新たに「トリプルエリミネーション形式」が導入される。3回負けるまで試合が続くため、各チーム最低でも3試合を行う。ここでの上位3チームは2026年シーズン最初の世界大会となる「Masters Santiago」への出場権を獲得する。
2月から行われる「Masters Santiago」では、例年8チームだった出場枠が12チームに拡大。2回目のMastersと同じ規模感で行われるため、世界大会出場のチャンスも増えた。さらには試合数と獲得できるチャンピオンシップポイントも増加する予定となっており、これまで以上に白熱した世界大会になるだろう。

▲Masters Santiagoは各リーグ3チームの計12チームが出場する。ここ最近のフォーマットでは1回目のMastersの出場枠が8枠だったのに対し大幅に増加
3月中旬からはレギュラーシーズンとなるStage 1がスタート。フォーマットはこれまでのグループ形式から変更される予定で、詳細は今年後半に改めて発表されるとのことだ。全チームの試合数を同じにし、より公平な戦いになるそうだ。
6月には2度目の世界大会となる「Masters London」が開催。7月にはStage 2が開幕し、9月から「Champions Shanghai」といったスケジュール。こちらも詳細は発表されていないが、例年通りのフォーマットに近い形で開催されるだろう。
These are your #VCT 2026 locations.
— VALORANT Champions Tour (@ValorantEsports) October 2, 2025
Masters 1: Santiago, Chile
Masters 2: London, England
Champions: Shanghai, China pic.twitter.com/0fE4BEqou5
▲3度の世界大会の開催地も発表。2023年以来の日本開催はお預けとなった
次に、大きな変更が加えられた「VCT 2026 Stage 2 Playoff」について詳しく紹介していこう。
Ascentionが廃止!
Championsへの直通切符「Path to Champions」
今回の発表で1番の衝撃を受けたのが、このAscentionの廃止だ。AscentionはTier 2リーグの位置づけにあるChallengersリーグ(国内リーグ)から、インターナショナルリーグを目指せる唯一の大会だった。

▲ある意味原点回帰ともいえるフォーマットの変更。各地域の予選から一気に世界大会に挑戦できるようになった
しかし、VCT 2026では2027年のVCT次フェーズ移行に向けての準備を理由にAscentionが廃止されることとなった。2027年には現在インターナショナルリーグに参入しているパートナーチームを再編成する予定となっており、それが影響しているものと見られる。
新しくなったフォーマットでは、Challengersリーグはこれまでと同様に進行。各リーグ内の優勝チームがAscentionに準じたリージョン内の国際大会「Path to Champions」に出場。そこから各インターナショナルリーグ4チームが「VCT 2026 Stage 2 Playoff」にいきなり出場できるというもの。
簡単に言えばこれまでのインターナショナルリーグ昇格のチャンスがChampions出場のチャンスに生まれ変わったということだ。
VCTがよりオープンな大会となり、Premier(ゲーム内大会)から誰でもChampionsの舞台に立ち世界一位の称号を掴めるようになった。今後の競技シーンの発展にもつながる大きな変更ポイントだろう。
Ascention勝ち上がりチームの待遇

10月14日(火)〜26日(日)にかけて開催される「VCT Ascention Pacific 2025」。そこで勝ち上がったチームはインターナショナルリーグへの1年間参入権を獲得できる。
インターナショナルリーグ昇格後は成績に応じて残留、降格、防衛が行われ、Championsに出場し続けることでインターナショナルリーグに居座ることができる仕組みだった。
しかし、「VCT Ascention 2025」を勝ち抜いたチームは、VCT 2027の再編に伴い残留、防衛なく降格になる可能性が高まっている。

10月14日(火)〜26日(日)にかけて開催される「VCT Ascention Pacific 2025」。そこで勝ち上がったチームはインターナショナルリーグへの1年間参入権を獲得できる。
インターナショナルリーグ昇格後は成績に応じて残留、降格、防衛が行われ、Championsに出場し続けることでインターナショナルリーグに居座ることができる仕組みだった。
しかし、「VCT Ascention 2025」を勝ち抜いたチームは、VCT 2027の再編に伴い残留、防衛なく降格になる可能性が高まっている。
Stage 2 Playoffは新たな舞台で開催

Challengersリーグチームも迎え入れ、史上初のフォーマットで開催される「VCT
2026 Stage 2 Playoff」。その舞台はレギュラーシーズンとは異なる舞台で開催されることも発表された。
今年の8月に行われた「VCT 2025 Stage 2 Playoff」でも同様に、ファイナルの2日間はリーグ開催国の韓国ではなく日本での開催。大きな盛り上がりを見せた。

さらにはVCT Chinaは2026年シーズンを中国国内の5都市を巡るツアー形式での開催も発表された。

Challengersリーグチームも迎え入れ、史上初のフォーマットで開催される「VCT
2026 Stage 2 Playoff」。その舞台はレギュラーシーズンとは異なる舞台で開催されることも発表された。
今年の8月に行われた「VCT 2025 Stage 2 Playoff」でも同様に、ファイナルの2日間はリーグ開催国の韓国ではなく日本での開催。大きな盛り上がりを見せた。

▲VCT Chinaは5都市をツアー形式で巡る新たなVCTに
さらにはVCT Chinaは2026年シーズンを中国国内の5都市を巡るツアー形式での開催も発表された。
まとめ
VCT 2027の再編へ向けてこれまでとは違ったベクトルの変更が多く加わったVCT 2026の新フォーマット。試合数も過去最大となる予定で、世界大会の枠も多くなるなど見応えも増した。
現状の顔ぶれで行われる最後のVCTの予定となっており、どのようなドラマが待ち受けているのか今から非常に楽しみだ。
また、日本チームの世界大会出場も🇯🇵ZETA DIVISIONの「Champions 2023」以降途絶えている。再編前最後となるVCT 2026では日本チームの躍進に期待したい。
© 2025 Riot Games, Inc. All Rights Reserved.
■関連SNS
VALORANT // JAPAN:
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VALORANT Challengers Japan:
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■配信URL
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編集:いのかわゆう
【nemuminimizu プロフィール】

学生時代、『CoD』をはじめFPSにハマる。その後は『APEX』や『VALORANT』などのタイトルをプレー。アーティストの楽曲や企業用BGMなどを手がける作曲家とフリーランスのライターの二足の草鞋を履いて幅広く活動中。無類のラーメン好き!
X:@ongakucas

学生時代、『CoD』をはじめFPSにハマる。その後は『APEX』や『VALORANT』などのタイトルをプレー。アーティストの楽曲や企業用BGMなどを手がける作曲家とフリーランスのライターの二足の草鞋を履いて幅広く活動中。無類のラーメン好き!
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