【日本代表チームは刷新!】リーグ最年長の35歳の選手や今シーズン初加入の新チームも——『VALORANT』公式リーグVCT Pacific 2025 リーグ参加チーム&ロスター解説!
- 🇯🇵ZETA DIVISION(🇯🇵ZETA)
- 🇯🇵DetonatioN FocusMe(🇯🇵DFM)
- 🇰🇷Gen.G(🇰🇷GEN)
- 🇰🇷DRX
- 🇸🇬Paper Rex(🇸🇬PRX)
- 🇹🇭TALON Esports(🇹🇭TLN)
- 🇮🇩Rex Regum Qeon(🇮🇩RRQ)
- 🇵🇭Team Secret(🇵🇭TS)
- 🇰🇷T1
- 🇮🇳Global Esports(🇮🇳GE)
- 【新】🇰🇷Nongshim RedForce(🇰🇷NS)
- 【新】🇮🇩BOOM Esports(🇮🇩BME)
- VCT Pacific 大会スケジュール
- まとめ
まもなく開幕する『VALORANT』の公式リーグ「VALORANT Champions Tour 2025」(以下、VCT 2025)。
今年で5年目(リーグ制導入後3年目)となるVCTには、過去最多の48チームが出場。期間も拡大し、1年を通してVALORANTの競技シーンを楽しむことができるようになった。
今回はそんなVCT 2025の中でも、日本のチームが所属する「VCT Pacific」の参加チームに焦点を当て紹介していこう。
VCT 2023 Pacific Kickoffでは4-6位の成績を残すも、 Stage 1は9-10位、Stage 2は8位と悔しい結果に終わった🇯🇵ZETA。今年こそは勝利を重ね世界大会出場を目指す。
◾️ロスター
・🇯🇵Dep(でっぷ):オリジナルメンバー
・🇯🇵SugarZ3ro(しゅがーぜろ):オリジナルメンバー
・🇯🇵CLZ(くるず):ex.FENNEL
・🇯🇵SyouTa(しょうた):ex.FENNEL
・🇯🇵XdIl(えっくすでぃる):ex.FENNEL
◾️コーチ
・🇺🇦Johnta
・🇯🇵XQQ
・🇧🇷Carlao
VCT 2024こそは世界大会で大躍進する姿を期待されていたが、レギュラーシーズンのPlayoff出場すらかなわなかった🇯🇵ZETAは、昨シーズンに引き続き大幅なロスター変更を実施。
新ロスターには国内トップチームのFENNELから3選手が加入。インターナショナルリーグ入りを熱望されていた3名なだけに、注目度も非常に高い。オフシーズンでは5勝2敗と安定した強さを見せていた。
チームの顔として活躍したLaz選手が引退するなど1つの時代が終わった🇯🇵ZETAだが、今年こそは日本のファンに世界で戦う姿を見せてほしい。
チームのエースとして長年活躍してきたDep選手。環境の変化もあり、これまではジェットのピックが多かった競技シーンだが、ネオンやアイソといった他デュエリストの採用も多くなっている。
特にネオンはこれまでのシーズン中でも使用していたこともあり、安定してフラグトップを獲得している。幅広いデュエリストのピックプールを武器にVCT 2025での大活躍を期待したい。
Laz選手のクラッチキングの称号を新たに継ぐのは、このCLZ選手だろう。チームではイニシエーターとして幅広いピックプールを武器に活躍。落ち着いた立ち回りと高いフィジカルを武器に安定したスタッツを残せる選手だ。その中でも注目したいのはクラッチ力。
オフシーズンの🇰🇷T1戦で見せた1vs4クラッチは記憶に新しいだろう。どんな戦況をもひっくり返すCLZ選手のクラッチには注目してもらいたい。
VCT 2023ではまさかの0勝に終わった🇯🇵DFM。再起をかけてロスターを大幅に変更し挑んだVCT 2024では、勝ち星を上げることはできたものの順位は低迷。3年目の今年こそ初の世界大会出場を決めたい。
◾️ロスター
・🇯🇵Meiy(めい):オリジナルメンバー
・🇯🇵Art(あーと):ex.Sengoku Gamingコーチ
・🇰🇷Jinboong(じんぶん):ex.Sengoku Gaming
・🇰🇷Akame(あかめ):ex.REJECT
・🇯🇵gyen(じえん):競技シーン初参戦
・🇯🇵SSeeS(せす)※サブ
◾️コーチ
・🇯🇵Melofovia
・🇯🇵NorthernLight
Meiy選手とサブのSSeeS選手のみを残して大幅なロスター変更を行った🇯🇵DFM。国内シーンで活躍したJinboong選手とAakame選手、さらに99.999%選手は引退すると言っていたArt選手がまさかの復帰と、誰も予想できないロスターに驚いた方も多いだろう。
どうしても弱いイメージが拭えない🇯🇵DFMだが、オフシーズンに大覚醒。Champions 2024覇者の🇨🇳EDGに勝ち星を上げると、勢いそのまま🇸🇬Paper Rex(🇸🇬PRX)、🇨🇱Leviatánと言ったリーグ優勝経験のあるチームに勝利してきた。
VCT Pacificで今一番勢いがある、最注目のチームへと成長を遂げた。
さまざまなゲームタイトルでトップランカーになるなど、溢れるゲームセンスを持つチーム最年少のgyen選手。VALORANTの競技シーンは初参戦だが、過去にはFortniteではプロとして活躍。
VALORANTのランクマッチでは驚異的なパフォーマンスを見せており、さまざまなプロが注目していた。そのうちのひとりであるMeiy選手の誘いでチームに加入。今後の伸び代も含めて注目の若手選手だ。
チームではイニシエーターを担当しながらIGLまでこなすArt選手。2024年シーズンでは選手から離れ、コーチとしてSengoku Gamingを牽引。
高いゲーム理解度を持っており、IGLとしては国内トップレベルの評価を持つ。持ち前の明るさでチームを鼓舞することもできる選手だ。
また、VALORANTプレーでは珍しいオーディンをメインとしたプレースタイルでVCT Pacificに新しい風を吹かせてくれるだろう。
VCT 2024ではMasters Madrid 準優勝、Masters Shanghai 優勝と輝かしい成績を収めた🇰🇷GEN。残すはChampions覇者の称号のみだ。
◾️ロスター
・🇰🇷t3xture(てくすちゃー):オリジナルメンバー
・🇰🇷Karon(かろん):オリジナルメンバー
・🇰🇷Munchkin(まんちきん):再契約
・🇰🇷yoman(よまん):ex.Nongshim RedForce
・🇰🇷Foxy9(ふぉくしーないん):ex.DRX
◾️コーチ
・🇰🇷solo
・🇰🇷HSK
VCT Pacific優勝チームにも関わらず、一時はt3xture選手、Karon選手を除く3選手が脱退するなどロスター変更を余儀なくされた🇰🇷GEN。
Munchkin選手との再契約を行い、元🇰🇷DRXのFoxy9選手を大型補強。さらに韓国シーンで活躍したyoman選手が加入。やや編成に難航したようにも思えたが、実績十分のロスターに落ち着いた。
オフシーズンには4つの大会に出場。負けが込んだ期間があったものの、🇨🇳EDGや🇸🇬PRXに勝ち星を上げるなどVCT 2025でもPacificリージョンを脅かす存在になることは間違いないだろう。
昨年まで、VCT Pacificの強豪🇰🇷DRXに所属していたFoxy9選手。センチネルをメインに全ロールをこなすフレックスプレーだ。
🇰🇷DRX時代にはMasters Tokyo 準優勝、Champions 2024 5-6位入賞の成績を収めており実績は十分。
VCT Pacific 2024 Stage 2ではやや成績が低迷していたが、ポテンシャルは十分にある選手なことは間違いない。環境が変わり、さらなる活躍が期待される。
※ロスター画像は13日公開予定
VCT Pacific 2024 KIckoff 3-4位、Stage 1は4位に終わり、2大会連続で世界大会出場を逃した。続くStage 2では勢いを取り戻しChampions 2024に出場。5-6位入賞を収めた。
◾️ロスター
・🇰🇷Mako(まこ):オリジナルメンバー
・🇰🇷Flashback(ふらっしゅばっく):オリジナルメンバー
・🇰🇷free1ng(ふりーいんぐ):ex.Rare Atom
・🇰🇷HYUNMIN(ひゅんみん):ex.CREST GAMING Zst
・🇰🇷BeYN(べいん):再契約
◾️コーチ
・🇰🇷termi
・🇰🇷glow
・🇰🇷Agency
ほぼ固定されたロスターで安定した強さを誇っていた🇰🇷DRXだったが大幅に変更された。Mako選手、Flashback選手を残し3選手が入れ替え。新たに加入したのはfree1ng選手、日本でもプレー経験を持つHYUNMIN選手が加入。その後、BeYN選手が電撃復帰でロスターが完成。
絶対王者として君臨し続けた時代から大きくロスターも変わり、🇯🇵ZETA同様に一つの時代が終わった🇰🇷DRX。オフシーズンは7勝5敗とやや不安定さは否めないが、シーズンまでに完璧に仕上げてくるだろう。
2020年にVALORANTのキャリアをスタートしたfree1ng選手。その後2021年から2022年の間は選手としての活動がなく、2023年3月に復帰。センチネルとしてチームを勝利に導いてきた。
その後もブランクを全く感じさせないプレーングでチームを牽引し、2024年9月に加入したRare AtomではAscention Chinaで準優勝に輝いた。
そのAscentionでは20ラウンドで39キル、ACS520をマークするなど圧巻のパフォーマンスを披露。勢いに乗ったら止まらない選手だ。
VCT Pacific 2024 Kickoff準優勝、 Stage 1優勝、Stage 2は3位とリーグ内で結果を残し続け、すべての世界大会に出場。今年こそは世界大会優勝を掴みたい。
◾️ロスター
・🇮🇩mindfreak(まいんどふりーく):オリジナルメンバー
・🇸🇬Jinggg(じん):オリジナルメンバー
・🇮🇩f0rsakeN(ふぉーせいくん):オリジナルメンバー
・🇲🇾d4v41(だばい):オリジナルメンバー
・🇷🇺something(さむしんぐ):オリジナルメンバー
◾️コーチ
・🇫🇷alecks
・🇮🇩Listi
ロスターの変更はまったく行わなかった🇸🇬PRX。唯一異なるのは、今シーズンはJinggg選手が開幕から試合に出場できる点だ。
オフシーズンに行われたVALORANT Radiant Asia Invitationalでは🇰🇷DRXや🇨🇳EDGを倒し見事優勝。
各選手の幅広いピックプールを生かした幅広い戦術と高い攻撃力は健在。今年こそはVCT Pacificのみならず世界大会でも活躍する姿を見せてほしい。
VCT PACIFI 2023のMVPにも輝いたsomething選手。現在はジェットのみならずソーヴァやフェイドといったイニシエーターとしても活躍している。
オフシーズンに行われた男女混合大会「Spotlight Series 2024 Pacific」では大暴れ。183ラウンドをプレーし、ACS284、K/D1.69と圧巻のパフォーマンスを見せた。
リーグ戦でも毎年安定したスタッツをマークしており、常に高い水準のプレーングができる選手だ。
Kickoff、Stage 1ともにパッとした成績を残せなかったものの、Stage 2では4位入賞。そこからChampionsポイントでChampions 2024出場を決めた🇹🇭TLN。着々と実力を上げてきているチームだ。
◾️ロスター
・🇹🇭Crws(くるーず):オリジナルメンバー
・🇹🇭JitBoyS(じっとぼーいず):オリジナルメンバー
・🇹🇭Primmie(ぷりみー):オリジナルメンバー
・🇰🇷ban(ばん):オリジナルメンバー
・🇰🇷Governor(がばなー):オリジナルメンバー
・🇹🇭Surf(さーふ)※サブ
◾️コーチ
・🇺🇸FrosT
🇹🇭TLNもロスター変更を行わなかったチームのひとつだ。昨シーズン終盤にPrimmie選手が加入。これによりチームが完成した感じがあり、ここからさらに練度を高める方針と予想できる。
オフシーズンにはふたつの大会に出場するも、3勝4敗と負け越し。しかし、🇰🇷DRXに2勝しているなどポジティブな要素も多い。
順当に練度を高めていけば各世界大会に出場することもできる力を持ったチームだ。
VCT Pacific 2024 Stage 2開幕前に加入したPrimmie選手。以前から配信などでもその強さが話題となり、リーダーボード1位を獲得するなど知る人ぞ知る選手だ。
その強さはチーム加入後からすぐに発揮され、Stage 2ではACS254をマーク。また、HS率は驚異の45%と吸い付くようなエイムが魅力。
VCT 2025でもこの実力を発揮できれば🇹🇭TLNの大躍進に大きく貢献するだろう。
VCT Pacific 2024 Stage 2では5-6位入賞をおさめたものの、シーズンを通して世界大会に出場できなかった🇮🇩RRQ。今年こそは初の世界大会出場を目指したい。
◾️ロスター
・🇰🇷Estrella(えすとれーら):オリジナルメンバー
・🇮🇩Monyet(まにえっと):オリジナルメンバー
・🇮🇩Xffero(えっくすふぇろー):オリジナルメンバー
・🇷🇺Jemkin(じぇむきん):オリジナルメンバー
・🇮🇩Kush(くっしゅ):ex.Alter Ego
◾️コーチ
・🇿🇦Ewok
・🇺🇸Warbirds
最小限のロスター変更を行った🇮🇩RRQ。脱退したLmemore選手の代わりとしてKush選手を補強。イニシエーターを任せられる選手をピンポイントで補強した。
オフシーズンは2勝4敗と勝率こそ低いものの、試合を重ねるにつれ選手たちのスタッツも上昇。🇸🇬PRXから1マップ取得するなど着々と実力を上げてきている。
VCT 2024ではあと1歩のところでChampions出場を逃した🇮🇩RRQ。VCT 2025では上位に食い込んでくる可能性も十分にあるチームだ。
新加入のKush選手は🇮🇩Alter Egoで3年間プレーしてきた、インドネシア出身のイニシエーター。インドネシア国内シーンではChallengersリーグ 2024 Indonesia Split 1で優勝するなど実績十分。
イニシエーターながら高い火力を出せる選手で、先日行われたVALORANT Radiant Asia Invitationalの🇸🇬PRX戦ではACS249をマークし、対戦MVPに輝いた。
年間を通して5-6位が定位置となり、世界大会出場が叶わなかった🇵🇭TS。格上相手にめっぽう強く、きっかけがあればリーグ優勝も狙えるだろう。
◾️ロスター
・🇵🇭JessieVash(じぇしーばっしゅ):オリジナルメンバー
・🇵🇭invy(いんびー):オリジナルメンバー
・🇵🇭Wild0reoo(わいるどれお):オリジナルメンバー
・🇵🇭2ge(つーじーいー):オリジナルメンバー
・🇵🇭Jremy(じぇれみー):オリジナルメンバー
◾️コーチ
・🇺🇸dummy
ロスター変更を行わずに挑む🇵🇭TS。現ロスターに変わってから行われたVCT Pacific 2024 Stage 2 グループステージは4戦4勝と好成績。Playoffは初戦敗退に終わったものの、いいイメージを持ってVCT 2025へと挑めるだろう。
オフシーズンは🇮🇩BOOM Esports相手に勝利。また、VCT 2025開幕直前にもPredator League出場予定で、実戦の感覚を掴んだ状態で開幕を迎えられるのもポジティブな要素だ。
さまざまなタイトルのプロとして長年活躍してきたベテラン選手。ソーヴァをメインとしたイニシエーター使いだが、最近はセンチネルをプレーする場面も多い。
🇵🇭TSの要とも言える存在で、長年の経験に基づいた落ち着いた立ち回りが魅力の選手。VCT 2024でも幾度となくチームを救うクラッチプレーを見せてくれた。
🇯🇵ZETAとの試合では0キルをマークし、その際に使用していたマウスを現地ファンにプレゼントするなど話題にもなった選手だ。
VCT 2024ではMasters Shanghaiに出場するも、その後大失速。Stage 2ではStage 1の3位から順位を大きく下げ、7位に終わった。
◾️ロスター
・🇰🇷Stax(すたっくす):オリジナルメンバー
・🇰🇷Meteor(めてお):ex.Gen.G
・🇰🇷Sylvan(しるゔぁん):ex.TOP Esports
・🇰🇷iZu(いず):オリジナルメンバー
・🇰🇷BuZZ(ばず):ex.DRX
・🇰🇷carpe(かるぺ)※サブ
◾️コーチ
・🇰🇷Autumn
・🇰🇷CheongGak
・🇰🇷Indigo
VCT 2024の結果を受けてロスターを大幅に変更。同年開幕時のロスターはiZu選手のみとなった。
新加入には🇰🇷GENでMasters Shanghai 優勝にも貢献したMeteor選手や、4度のChampions出場経験を持つ元🇰🇷DRX BuZZ選手などタレントぞろい。韓国選手たちのドリームチームとも言える顔ぶれだ。
オフシーズンでは🇯🇵ZETAに負けたものの、その後9連勝。VCT Pacific優勝候補のうちの1チームと言っても過言ではないだろう。
昨シーズン中盤からセンチネルに完全転向したMeteor選手。ジェットをメインで使用していた時期もあり、撃ち合いの強さには定評がある。
「ブリンクのないジェットだと思いながらプレーしている」との言葉を残すように、攻撃的なスタイルを武器にキルを量産。Red Bull Home Ground #5のファイナルでは🇺🇸Cloud9相手にヴァイスを使用しACS261をマークするなど、オフメタ構成にも注目だ。
例年、最下位付近で低迷している🇮🇳GE。過去2年で1度もPlayoffまでコマを進めたことがなく、まずはPlayoff進出を狙っていきたい。
◾️ロスター
・🇵🇭PatrickWHO(ぱとりっくふー):ex.Velocity Gaming
・🇰🇷UdoTan(うどたん):ex.Rare Atom
・🇷🇺Kr1stal(くりふたる):ex.Xi Lai Gaming
・🇵🇭KellyS(けりーず):ex.Oasis Gaming
・🇵🇭PapiChulo(ぱぴちゅろ):ex.NAOS
・🇮🇩Deryon(でりおん):ex.Disguised
◾️コーチ
・🇺🇸Juv3nile
・🇺🇸Elevated
ロスター総入れ替えを行った🇮🇳GE。驚くべきはインドのチームにも関わらずインド人選手が1人も在籍していない点だ。コーチ陣も入れ替わり、昨年までとは全く異なるチームになっているだろう。
チームはフィリピン選手を主体としており、ベテランから若手までバランスのいいチーム構成。Deryon選手はBleed Esportsとしてインターナショナルリーグ経験を持つ。また、Kr1Stal選手は日本でのプレー経験もあり、実績十分の選手だ。
オフシーズンには自チームで大会を主催。勝率こそ良くなかったものの、どこまで仕上げてくるか注目だ。
競技経験約1年ながらオフシーズンには安定感抜群の活躍を見せたPatrickWHO選手。チームではデュエリストを担当し、238ラウンドでACS234をマーク。
しかし、韓国の就労ビザ申請が却下されたことでリーグ開幕に間に合わないことが明らかとなっている。今後の見通しは不明だが、リーグ中盤からチームに復帰も考えられ、若手デュエリストとして注目の選手だ。
VCT 2025 から新たにVCT Pacificに加入する🇰🇷NS。Ascention Pacific 2024で優勝したSin Prisa Gaming(SPG)を買収し、チーム名が変わっての参加となる。
◾️ロスター
・🇰🇷Persia(ぺるしあ):ex.sin Prisa Gaming
・🇰🇷Francis(ふらんしす):ex.sin Prisa Gaming
・🇰🇷margaret(まーがれっと):ex.sin Prisa Gaming
・🇰🇷Dambi(だんび):ex.sin Prisa Gaming
・🇰🇷Ivy(あいびー):ex.sin Prisa Gaming
・🇰🇷Xross(くろす):オリジナルメンバー
◾️コーチ
・🇰🇷SilKanoN
2024年1月に設立されたSPGだったが、1年足らずでAscention優勝、インターナショナルリーグ入りを決めた。買収され、名前が🇰🇷NSに変わったもののロスターとコーチに大きな変更はなし。元々🇰🇷NSに在籍していたXross選手がそのまま加わる形となった。
オフシーズンには現ロスターで大会等に出場していないものの、Challengers Korea 2024 Split 2から現在まで16連勝中と圧倒的な強さを誇る。
余談だが、運営元のNongshimは日本でも人気の「辛ラーメン」の製造会社だ。
🇰🇷NSの前身チームであるSPGに加入する前は日本のBC SWELLで活動していたPersia選手。コントローラーとして、すべてを高い水準でこなせるのが強み。Ascention Pacific 2024では282ラウンドでトップのレーティング(vlr.gg調べ)をマーク。
盤面をコントロールし、高いアシスト率を叩き出し、35%のHS率でキルも量産。さらにはクラッチまでもこなすなどなんでもこなせる注目の選手だ。
Ascention Pacific 2024は準優勝に終わったものの、🇸🇬Bleed Esports除名に伴い繰り上がり昇格となった。
◾️ロスター
・🇰🇿dos9(どすないん):ex.Revenant Esports
・🇮🇩Famouz(ふぇいます):オリジナルメンバー
・🇮🇩Shiro(しろ):オリジナルメンバー
・🇮🇩NcSlasher(えぬしーすらっしゃー):オリジナルメンバー
・🇮🇩BerserX(ばーさーくす):オリジナルメンバー
◾️コーチ
・🇮🇩6fingerg
・🇮🇩Fidelwow
2020年から活動するインドネシアシーンの強豪🇮🇩BME。過去にはChampions 2022に出場するなど世界大会の経験も持つ。Ascention準優勝時のロスターからZesBeeW選手が脱退し、dos9選手が加入。珍しいカザフスタン人選手として注目が集まっている。
オフシーズンには🇮🇳GEに勝利するなどVCT 2025開幕に向けて着々と実力をつけているチームだ。
デュエリストとして出場したChampions 2022では思うような結果が残せずに大会ワーストのレーティングを記録。その後はイニシエーターなどのロール変更を経験し、現在はセンチネルを担当。直近10マップでは8回サイファーを使用し、ACS230と安定感抜群。
同じくChampions 2022に出場したFamouZ選手と共にチームを牽引していく。
以上がVCT Pacific 2025に出場する12チームと注目選手だ。ここからはVCT Pacificの大まかな年間スケジュールのおさらいしていこう。
VCT Pacific 2025にはAscention Pacific 2024を勝ち抜いた🇰🇷Nongshim RedForce、🇸🇬Bleed Esports除名に伴い繰り上がり昇格となった🇮🇩BOOM Esportsが新たに参加する。
VCT 2025も大きく分けて3つのステージで進行していく。それぞれのステージの後には2回のMastersとChampionsの世界大会が開催。VCT Pacificの他、EMEA、Americas、Chinaでも日程は違えど同様のスケジュールで進行していく。
1月18日(土)に開幕するVCT Pacific Kickoff。全12チームが出場し、ダブルエリミネーション方式で対戦。上位2チームがVCT 2025最初の世界大会となるMasters Bangkokへの切符を手にする。昨シーズンのKickoffよりもシンプルな大会フォーマットに変更されている。
Stage 1ではKickoffの成績に基づいて、チームが2つのグループに分けられる。その後、各グループ内で総当たり戦を実施。各グループ上位4チームの計8チームがPlayoffへと進出する。
Playoffではダブルエリミネーション方式で戦い、上位3チームが2度目の世界大会であるMasters Torontoへと出場する。
グループはStage 1の成績に基づいて編成され、異なる顔ぶれでスタート。Stage 2もStage 1と同様のフォーマットで進行していく。Playoffを勝ち抜いた上位2チームに加えて、チャンピオンシップポイント上位2チームの計4チームが年間王者を決める最高峰の大会、Champions 2025へと出場する。
1月18日(土)から開幕するVCT Pacific 2025。昨シーズンは日本チームのファンにとっては物足りない1年となったが、🇰🇷GENなどVCT Pacificのチームが世界大会で躍動した。
年々レベルが上がっていることもあり、VCT 2025でもかなりハイレベルな争いが予想されるが、🇯🇵ZETAと🇯🇵DFMが世界大会へ出場することを期待したい。
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https://x.com/VALORANTjp
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■配信URL
Twitch:
https://www.twitch.tv/valorant_jpn
YouTube:
https://youtube.com/@VALORANTjp
編集:いのかわゆう
今年で5年目(リーグ制導入後3年目)となるVCTには、過去最多の48チームが出場。期間も拡大し、1年を通してVALORANTの競技シーンを楽しむことができるようになった。
今回はそんなVCT 2025の中でも、日本のチームが所属する「VCT Pacific」の参加チームに焦点を当て紹介していこう。
🇯🇵ZETA DIVISION(🇯🇵ZETA)
VCT 2023 Pacific Kickoffでは4-6位の成績を残すも、 Stage 1は9-10位、Stage 2は8位と悔しい結果に終わった🇯🇵ZETA。今年こそは勝利を重ね世界大会出場を目指す。
◾️ロスター
・🇯🇵Dep(でっぷ):オリジナルメンバー
・🇯🇵SugarZ3ro(しゅがーぜろ):オリジナルメンバー
・🇯🇵CLZ(くるず):ex.FENNEL
・🇯🇵SyouTa(しょうた):ex.FENNEL
・🇯🇵XdIl(えっくすでぃる):ex.FENNEL
◾️コーチ
・🇺🇦Johnta
・🇯🇵XQQ
・🇧🇷Carlao
VCT 2024こそは世界大会で大躍進する姿を期待されていたが、レギュラーシーズンのPlayoff出場すらかなわなかった🇯🇵ZETAは、昨シーズンに引き続き大幅なロスター変更を実施。
新ロスターには国内トップチームのFENNELから3選手が加入。インターナショナルリーグ入りを熱望されていた3名なだけに、注目度も非常に高い。オフシーズンでは5勝2敗と安定した強さを見せていた。
チームの顔として活躍したLaz選手が引退するなど1つの時代が終わった🇯🇵ZETAだが、今年こそは日本のファンに世界で戦う姿を見せてほしい。
ネオンで光り輝く「Dep」
チームのエースとして長年活躍してきたDep選手。環境の変化もあり、これまではジェットのピックが多かった競技シーンだが、ネオンやアイソといった他デュエリストの採用も多くなっている。
特にネオンはこれまでのシーズン中でも使用していたこともあり、安定してフラグトップを獲得している。幅広いデュエリストのピックプールを武器にVCT 2025での大活躍を期待したい。
NEWクラッチキング「CLZ」
Laz選手のクラッチキングの称号を新たに継ぐのは、このCLZ選手だろう。チームではイニシエーターとして幅広いピックプールを武器に活躍。落ち着いた立ち回りと高いフィジカルを武器に安定したスタッツを残せる選手だ。その中でも注目したいのはクラッチ力。
オフシーズンの🇰🇷T1戦で見せた1vs4クラッチは記憶に新しいだろう。どんな戦況をもひっくり返すCLZ選手のクラッチには注目してもらいたい。
🇯🇵DetonatioN FocusMe(🇯🇵DFM)
VCT 2023ではまさかの0勝に終わった🇯🇵DFM。再起をかけてロスターを大幅に変更し挑んだVCT 2024では、勝ち星を上げることはできたものの順位は低迷。3年目の今年こそ初の世界大会出場を決めたい。
◾️ロスター
・🇯🇵Meiy(めい):オリジナルメンバー
・🇯🇵Art(あーと):ex.Sengoku Gamingコーチ
・🇰🇷Jinboong(じんぶん):ex.Sengoku Gaming
・🇰🇷Akame(あかめ):ex.REJECT
・🇯🇵gyen(じえん):競技シーン初参戦
・🇯🇵SSeeS(せす)※サブ
◾️コーチ
・🇯🇵Melofovia
・🇯🇵NorthernLight
Meiy選手とサブのSSeeS選手のみを残して大幅なロスター変更を行った🇯🇵DFM。国内シーンで活躍したJinboong選手とAakame選手、さらに99.999%選手は引退すると言っていたArt選手がまさかの復帰と、誰も予想できないロスターに驚いた方も多いだろう。
どうしても弱いイメージが拭えない🇯🇵DFMだが、オフシーズンに大覚醒。Champions 2024覇者の🇨🇳EDGに勝ち星を上げると、勢いそのまま🇸🇬Paper Rex(🇸🇬PRX)、🇨🇱Leviatánと言ったリーグ優勝経験のあるチームに勝利してきた。
VCT Pacificで今一番勢いがある、最注目のチームへと成長を遂げた。
期待の新人「gyen」
https://t.co/0ZiaUZVBBu pic.twitter.com/iP8yMHvzyc
— gyen (@gyen_ow) September 13, 2024
さまざまなゲームタイトルでトップランカーになるなど、溢れるゲームセンスを持つチーム最年少のgyen選手。VALORANTの競技シーンは初参戦だが、過去にはFortniteではプロとして活躍。
VALORANTのランクマッチでは驚異的なパフォーマンスを見せており、さまざまなプロが注目していた。そのうちのひとりであるMeiy選手の誘いでチームに加入。今後の伸び代も含めて注目の若手選手だ。
唯一無二のオーディン使い「Art」
チームではイニシエーターを担当しながらIGLまでこなすArt選手。2024年シーズンでは選手から離れ、コーチとしてSengoku Gamingを牽引。
高いゲーム理解度を持っており、IGLとしては国内トップレベルの評価を持つ。持ち前の明るさでチームを鼓舞することもできる選手だ。
また、VALORANTプレーでは珍しいオーディンをメインとしたプレースタイルでVCT Pacificに新しい風を吹かせてくれるだろう。
🇰🇷Gen.G(🇰🇷GEN)
VCT 2024ではMasters Madrid 準優勝、Masters Shanghai 優勝と輝かしい成績を収めた🇰🇷GEN。残すはChampions覇者の称号のみだ。
◾️ロスター
・🇰🇷t3xture(てくすちゃー):オリジナルメンバー
・🇰🇷Karon(かろん):オリジナルメンバー
・🇰🇷Munchkin(まんちきん):再契約
・🇰🇷yoman(よまん):ex.Nongshim RedForce
・🇰🇷Foxy9(ふぉくしーないん):ex.DRX
◾️コーチ
・🇰🇷solo
・🇰🇷HSK
VCT Pacific優勝チームにも関わらず、一時はt3xture選手、Karon選手を除く3選手が脱退するなどロスター変更を余儀なくされた🇰🇷GEN。
Munchkin選手との再契約を行い、元🇰🇷DRXのFoxy9選手を大型補強。さらに韓国シーンで活躍したyoman選手が加入。やや編成に難航したようにも思えたが、実績十分のロスターに落ち着いた。
オフシーズンには4つの大会に出場。負けが込んだ期間があったものの、🇨🇳EDGや🇸🇬PRXに勝ち星を上げるなどVCT 2025でもPacificリージョンを脅かす存在になることは間違いないだろう。
強豪から大型移籍「Foxy9」
昨年まで、VCT Pacificの強豪🇰🇷DRXに所属していたFoxy9選手。センチネルをメインに全ロールをこなすフレックスプレーだ。
🇰🇷DRX時代にはMasters Tokyo 準優勝、Champions 2024 5-6位入賞の成績を収めており実績は十分。
VCT Pacific 2024 Stage 2ではやや成績が低迷していたが、ポテンシャルは十分にある選手なことは間違いない。環境が変わり、さらなる活躍が期待される。
🇰🇷DRX
※ロスター画像は13日公開予定
VCT Pacific 2024 KIckoff 3-4位、Stage 1は4位に終わり、2大会連続で世界大会出場を逃した。続くStage 2では勢いを取り戻しChampions 2024に出場。5-6位入賞を収めた。
◾️ロスター
・🇰🇷Mako(まこ):オリジナルメンバー
・🇰🇷Flashback(ふらっしゅばっく):オリジナルメンバー
・🇰🇷free1ng(ふりーいんぐ):ex.Rare Atom
・🇰🇷HYUNMIN(ひゅんみん):ex.CREST GAMING Zst
・🇰🇷BeYN(べいん):再契約
◾️コーチ
・🇰🇷termi
・🇰🇷glow
・🇰🇷Agency
ほぼ固定されたロスターで安定した強さを誇っていた🇰🇷DRXだったが大幅に変更された。Mako選手、Flashback選手を残し3選手が入れ替え。新たに加入したのはfree1ng選手、日本でもプレー経験を持つHYUNMIN選手が加入。その後、BeYN選手が電撃復帰でロスターが完成。
絶対王者として君臨し続けた時代から大きくロスターも変わり、🇯🇵ZETA同様に一つの時代が終わった🇰🇷DRX。オフシーズンは7勝5敗とやや不安定さは否めないが、シーズンまでに完璧に仕上げてくるだろう。
ブランクをものともしない「free1ng」
2020年にVALORANTのキャリアをスタートしたfree1ng選手。その後2021年から2022年の間は選手としての活動がなく、2023年3月に復帰。センチネルとしてチームを勝利に導いてきた。
その後もブランクを全く感じさせないプレーングでチームを牽引し、2024年9月に加入したRare AtomではAscention Chinaで準優勝に輝いた。
そのAscentionでは20ラウンドで39キル、ACS520をマークするなど圧巻のパフォーマンスを披露。勢いに乗ったら止まらない選手だ。
🇸🇬Paper Rex(🇸🇬PRX)
VCT Pacific 2024 Kickoff準優勝、 Stage 1優勝、Stage 2は3位とリーグ内で結果を残し続け、すべての世界大会に出場。今年こそは世界大会優勝を掴みたい。
◾️ロスター
・🇮🇩mindfreak(まいんどふりーく):オリジナルメンバー
・🇸🇬Jinggg(じん):オリジナルメンバー
・🇮🇩f0rsakeN(ふぉーせいくん):オリジナルメンバー
・🇲🇾d4v41(だばい):オリジナルメンバー
・🇷🇺something(さむしんぐ):オリジナルメンバー
◾️コーチ
・🇫🇷alecks
・🇮🇩Listi
ロスターの変更はまったく行わなかった🇸🇬PRX。唯一異なるのは、今シーズンはJinggg選手が開幕から試合に出場できる点だ。
オフシーズンに行われたVALORANT Radiant Asia Invitationalでは🇰🇷DRXや🇨🇳EDGを倒し見事優勝。
各選手の幅広いピックプールを生かした幅広い戦術と高い攻撃力は健在。今年こそはVCT Pacificのみならず世界大会でも活躍する姿を見せてほしい。
アジアを代表するキルマシーン「something」
VCT PACIFI 2023のMVPにも輝いたsomething選手。現在はジェットのみならずソーヴァやフェイドといったイニシエーターとしても活躍している。
オフシーズンに行われた男女混合大会「Spotlight Series 2024 Pacific」では大暴れ。183ラウンドをプレーし、ACS284、K/D1.69と圧巻のパフォーマンスを見せた。
リーグ戦でも毎年安定したスタッツをマークしており、常に高い水準のプレーングができる選手だ。
🇹🇭TALON Esports(🇹🇭TLN)
Kickoff、Stage 1ともにパッとした成績を残せなかったものの、Stage 2では4位入賞。そこからChampionsポイントでChampions 2024出場を決めた🇹🇭TLN。着々と実力を上げてきているチームだ。
◾️ロスター
・🇹🇭Crws(くるーず):オリジナルメンバー
・🇹🇭JitBoyS(じっとぼーいず):オリジナルメンバー
・🇹🇭Primmie(ぷりみー):オリジナルメンバー
・🇰🇷ban(ばん):オリジナルメンバー
・🇰🇷Governor(がばなー):オリジナルメンバー
・🇹🇭Surf(さーふ)※サブ
◾️コーチ
・🇺🇸FrosT
🇹🇭TLNもロスター変更を行わなかったチームのひとつだ。昨シーズン終盤にPrimmie選手が加入。これによりチームが完成した感じがあり、ここからさらに練度を高める方針と予想できる。
オフシーズンにはふたつの大会に出場するも、3勝4敗と負け越し。しかし、🇰🇷DRXに2勝しているなどポジティブな要素も多い。
順当に練度を高めていけば各世界大会に出場することもできる力を持ったチームだ。
途中加入の新星「Primmie」
VCT Pacific 2024 Stage 2開幕前に加入したPrimmie選手。以前から配信などでもその強さが話題となり、リーダーボード1位を獲得するなど知る人ぞ知る選手だ。
その強さはチーム加入後からすぐに発揮され、Stage 2ではACS254をマーク。また、HS率は驚異の45%と吸い付くようなエイムが魅力。
VCT 2025でもこの実力を発揮できれば🇹🇭TLNの大躍進に大きく貢献するだろう。
🇮🇩Rex Regum Qeon(🇮🇩RRQ)
VCT Pacific 2024 Stage 2では5-6位入賞をおさめたものの、シーズンを通して世界大会に出場できなかった🇮🇩RRQ。今年こそは初の世界大会出場を目指したい。
◾️ロスター
・🇰🇷Estrella(えすとれーら):オリジナルメンバー
・🇮🇩Monyet(まにえっと):オリジナルメンバー
・🇮🇩Xffero(えっくすふぇろー):オリジナルメンバー
・🇷🇺Jemkin(じぇむきん):オリジナルメンバー
・🇮🇩Kush(くっしゅ):ex.Alter Ego
◾️コーチ
・🇿🇦Ewok
・🇺🇸Warbirds
最小限のロスター変更を行った🇮🇩RRQ。脱退したLmemore選手の代わりとしてKush選手を補強。イニシエーターを任せられる選手をピンポイントで補強した。
オフシーズンは2勝4敗と勝率こそ低いものの、試合を重ねるにつれ選手たちのスタッツも上昇。🇸🇬PRXから1マップ取得するなど着々と実力を上げてきている。
VCT 2024ではあと1歩のところでChampions出場を逃した🇮🇩RRQ。VCT 2025では上位に食い込んでくる可能性も十分にあるチームだ。
新加入のイニシエーター「Kush」
新加入のKush選手は🇮🇩Alter Egoで3年間プレーしてきた、インドネシア出身のイニシエーター。インドネシア国内シーンではChallengersリーグ 2024 Indonesia Split 1で優勝するなど実績十分。
イニシエーターながら高い火力を出せる選手で、先日行われたVALORANT Radiant Asia Invitationalの🇸🇬PRX戦ではACS249をマークし、対戦MVPに輝いた。
🇵🇭Team Secret(🇵🇭TS)
年間を通して5-6位が定位置となり、世界大会出場が叶わなかった🇵🇭TS。格上相手にめっぽう強く、きっかけがあればリーグ優勝も狙えるだろう。
◾️ロスター
・🇵🇭JessieVash(じぇしーばっしゅ):オリジナルメンバー
・🇵🇭invy(いんびー):オリジナルメンバー
・🇵🇭Wild0reoo(わいるどれお):オリジナルメンバー
・🇵🇭2ge(つーじーいー):オリジナルメンバー
・🇵🇭Jremy(じぇれみー):オリジナルメンバー
◾️コーチ
・🇺🇸dummy
ロスター変更を行わずに挑む🇵🇭TS。現ロスターに変わってから行われたVCT Pacific 2024 Stage 2 グループステージは4戦4勝と好成績。Playoffは初戦敗退に終わったものの、いいイメージを持ってVCT 2025へと挑めるだろう。
オフシーズンは🇮🇩BOOM Esports相手に勝利。また、VCT 2025開幕直前にもPredator League出場予定で、実戦の感覚を掴んだ状態で開幕を迎えられるのもポジティブな要素だ。
リーグ最年長の35歳「JessieVash」
さまざまなタイトルのプロとして長年活躍してきたベテラン選手。ソーヴァをメインとしたイニシエーター使いだが、最近はセンチネルをプレーする場面も多い。
🇵🇭TSの要とも言える存在で、長年の経験に基づいた落ち着いた立ち回りが魅力の選手。VCT 2024でも幾度となくチームを救うクラッチプレーを見せてくれた。
🇯🇵ZETAとの試合では0キルをマークし、その際に使用していたマウスを現地ファンにプレゼントするなど話題にもなった選手だ。
🇰🇷T1
VCT 2024ではMasters Shanghaiに出場するも、その後大失速。Stage 2ではStage 1の3位から順位を大きく下げ、7位に終わった。
◾️ロスター
・🇰🇷Stax(すたっくす):オリジナルメンバー
・🇰🇷Meteor(めてお):ex.Gen.G
・🇰🇷Sylvan(しるゔぁん):ex.TOP Esports
・🇰🇷iZu(いず):オリジナルメンバー
・🇰🇷BuZZ(ばず):ex.DRX
・🇰🇷carpe(かるぺ)※サブ
◾️コーチ
・🇰🇷Autumn
・🇰🇷CheongGak
・🇰🇷Indigo
VCT 2024の結果を受けてロスターを大幅に変更。同年開幕時のロスターはiZu選手のみとなった。
新加入には🇰🇷GENでMasters Shanghai 優勝にも貢献したMeteor選手や、4度のChampions出場経験を持つ元🇰🇷DRX BuZZ選手などタレントぞろい。韓国選手たちのドリームチームとも言える顔ぶれだ。
オフシーズンでは🇯🇵ZETAに負けたものの、その後9連勝。VCT Pacific優勝候補のうちの1チームと言っても過言ではないだろう。
高火力センチネル「Meteor」
昨シーズン中盤からセンチネルに完全転向したMeteor選手。ジェットをメインで使用していた時期もあり、撃ち合いの強さには定評がある。
「ブリンクのないジェットだと思いながらプレーしている」との言葉を残すように、攻撃的なスタイルを武器にキルを量産。Red Bull Home Ground #5のファイナルでは🇺🇸Cloud9相手にヴァイスを使用しACS261をマークするなど、オフメタ構成にも注目だ。
🇮🇳Global Esports(🇮🇳GE)
例年、最下位付近で低迷している🇮🇳GE。過去2年で1度もPlayoffまでコマを進めたことがなく、まずはPlayoff進出を狙っていきたい。
◾️ロスター
・🇵🇭PatrickWHO(ぱとりっくふー):ex.Velocity Gaming
・🇰🇷UdoTan(うどたん):ex.Rare Atom
・🇷🇺Kr1stal(くりふたる):ex.Xi Lai Gaming
・🇵🇭KellyS(けりーず):ex.Oasis Gaming
・🇵🇭PapiChulo(ぱぴちゅろ):ex.NAOS
・🇮🇩Deryon(でりおん):ex.Disguised
◾️コーチ
・🇺🇸Juv3nile
・🇺🇸Elevated
ロスター総入れ替えを行った🇮🇳GE。驚くべきはインドのチームにも関わらずインド人選手が1人も在籍していない点だ。コーチ陣も入れ替わり、昨年までとは全く異なるチームになっているだろう。
チームはフィリピン選手を主体としており、ベテランから若手までバランスのいいチーム構成。Deryon選手はBleed Esportsとしてインターナショナルリーグ経験を持つ。また、Kr1Stal選手は日本でのプレー経験もあり、実績十分の選手だ。
オフシーズンには自チームで大会を主催。勝率こそ良くなかったものの、どこまで仕上げてくるか注目だ。
競技経験1年の注目株「PatrickWHO」
— Mak (@GEPATRICKWHO) December 27, 2024
競技経験約1年ながらオフシーズンには安定感抜群の活躍を見せたPatrickWHO選手。チームではデュエリストを担当し、238ラウンドでACS234をマーク。
しかし、韓国の就労ビザ申請が却下されたことでリーグ開幕に間に合わないことが明らかとなっている。今後の見通しは不明だが、リーグ中盤からチームに復帰も考えられ、若手デュエリストとして注目の選手だ。
【新】🇰🇷Nongshim RedForce(🇰🇷NS)
VCT 2025 から新たにVCT Pacificに加入する🇰🇷NS。Ascention Pacific 2024で優勝したSin Prisa Gaming(SPG)を買収し、チーム名が変わっての参加となる。
◾️ロスター
・🇰🇷Persia(ぺるしあ):ex.sin Prisa Gaming
・🇰🇷Francis(ふらんしす):ex.sin Prisa Gaming
・🇰🇷margaret(まーがれっと):ex.sin Prisa Gaming
・🇰🇷Dambi(だんび):ex.sin Prisa Gaming
・🇰🇷Ivy(あいびー):ex.sin Prisa Gaming
・🇰🇷Xross(くろす):オリジナルメンバー
◾️コーチ
・🇰🇷SilKanoN
2024年1月に設立されたSPGだったが、1年足らずでAscention優勝、インターナショナルリーグ入りを決めた。買収され、名前が🇰🇷NSに変わったもののロスターとコーチに大きな変更はなし。元々🇰🇷NSに在籍していたXross選手がそのまま加わる形となった。
オフシーズンには現ロスターで大会等に出場していないものの、Challengers Korea 2024 Split 2から現在まで16連勝中と圧倒的な強さを誇る。
余談だが、運営元のNongshimは日本でも人気の「辛ラーメン」の製造会社だ。
日本でも活躍したコントローラー「Persia」
🇰🇷NSの前身チームであるSPGに加入する前は日本のBC SWELLで活動していたPersia選手。コントローラーとして、すべてを高い水準でこなせるのが強み。Ascention Pacific 2024では282ラウンドでトップのレーティング(vlr.gg調べ)をマーク。
盤面をコントロールし、高いアシスト率を叩き出し、35%のHS率でキルも量産。さらにはクラッチまでもこなすなどなんでもこなせる注目の選手だ。
【新】🇮🇩BOOM Esports(🇮🇩BME)
Ascention Pacific 2024は準優勝に終わったものの、🇸🇬Bleed Esports除名に伴い繰り上がり昇格となった。
◾️ロスター
・🇰🇿dos9(どすないん):ex.Revenant Esports
・🇮🇩Famouz(ふぇいます):オリジナルメンバー
・🇮🇩Shiro(しろ):オリジナルメンバー
・🇮🇩NcSlasher(えぬしーすらっしゃー):オリジナルメンバー
・🇮🇩BerserX(ばーさーくす):オリジナルメンバー
◾️コーチ
・🇮🇩6fingerg
・🇮🇩Fidelwow
2020年から活動するインドネシアシーンの強豪🇮🇩BME。過去にはChampions 2022に出場するなど世界大会の経験も持つ。Ascention準優勝時のロスターからZesBeeW選手が脱退し、dos9選手が加入。珍しいカザフスタン人選手として注目が集まっている。
オフシーズンには🇮🇳GEに勝利するなどVCT 2025開幕に向けて着々と実力をつけているチームだ。
Champions経験者「BerserX」
デュエリストとして出場したChampions 2022では思うような結果が残せずに大会ワーストのレーティングを記録。その後はイニシエーターなどのロール変更を経験し、現在はセンチネルを担当。直近10マップでは8回サイファーを使用し、ACS230と安定感抜群。
同じくChampions 2022に出場したFamouZ選手と共にチームを牽引していく。
以上がVCT Pacific 2025に出場する12チームと注目選手だ。ここからはVCT Pacificの大まかな年間スケジュールのおさらいしていこう。
VCT Pacific 大会スケジュール
VCT Pacific 2025にはAscention Pacific 2024を勝ち抜いた🇰🇷Nongshim RedForce、🇸🇬Bleed Esports除名に伴い繰り上がり昇格となった🇮🇩BOOM Esportsが新たに参加する。
VCT 2025も大きく分けて3つのステージで進行していく。それぞれのステージの後には2回のMastersとChampionsの世界大会が開催。VCT Pacificの他、EMEA、Americas、Chinaでも日程は違えど同様のスケジュールで進行していく。
開幕戦となる「Kickoff」
1月18日(土)に開幕するVCT Pacific Kickoff。全12チームが出場し、ダブルエリミネーション方式で対戦。上位2チームがVCT 2025最初の世界大会となるMasters Bangkokへの切符を手にする。昨シーズンのKickoffよりもシンプルな大会フォーマットに変更されている。
生まれ変わったリーグ戦「Stage 1」
Stage 1ではKickoffの成績に基づいて、チームが2つのグループに分けられる。その後、各グループ内で総当たり戦を実施。各グループ上位4チームの計8チームがPlayoffへと進出する。
Playoffではダブルエリミネーション方式で戦い、上位3チームが2度目の世界大会であるMasters Torontoへと出場する。
Champions出場をかけた最後の戦い「Stage 2」
グループはStage 1の成績に基づいて編成され、異なる顔ぶれでスタート。Stage 2もStage 1と同様のフォーマットで進行していく。Playoffを勝ち抜いた上位2チームに加えて、チャンピオンシップポイント上位2チームの計4チームが年間王者を決める最高峰の大会、Champions 2025へと出場する。
まとめ
1月18日(土)から開幕するVCT Pacific 2025。昨シーズンは日本チームのファンにとっては物足りない1年となったが、🇰🇷GENなどVCT Pacificのチームが世界大会で躍動した。
年々レベルが上がっていることもあり、VCT 2025でもかなりハイレベルな争いが予想されるが、🇯🇵ZETAと🇯🇵DFMが世界大会へ出場することを期待したい。
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■関連SNS
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■配信URL
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編集:いのかわゆう
【nemuminimizu プロフィール】
学生時代、『CoD』をはじめFPSにハマる。その後は『APEX』や『VALORANT』などのタイトルをプレー。アーティストの楽曲や企業用BGMなどを手がける作曲家とフリーランスのライターの二足の草鞋を履いて幅広く活動中。無類のラーメン好き!
X:@ongakucas
学生時代、『CoD』をはじめFPSにハマる。その後は『APEX』や『VALORANT』などのタイトルをプレー。アーティストの楽曲や企業用BGMなどを手がける作曲家とフリーランスのライターの二足の草鞋を履いて幅広く活動中。無類のラーメン好き!
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