国内初の“eスポーツ特化型”ホテル「e-ZONe~電脳空間~」宿泊レポ
関西方面に出張に行くことになったので、これはチャンスと思い、大阪日本橋にあるe-ZONe~電脳空間~に泊まってきました。e-ZONeは、72台のゲーミングPCを備えたPCフロアを有した宿泊施設で、宿泊中は24時間ゲームのプレイをすることができます。
グランドオープンは8月6日を予定していますが、7月3日からプレオープンとして営業をしています。コロナ禍の影響もあり、プレオープンではフル活用できるようにはなっていませんでしたが、日本初の宿泊できるeスポーツ施設を堪能することができました。しかもプレオープン価格だったので、個室宿泊でも5000円の格安で泊まれましたし、いいタイミングでした。
まずは、e-ZONeについての説明から。フロアは地上8階、地下1階の9フロアとなっており、1~3階はハイスペックPCが72台設置されているPCフロアとなります。
4~8階は宿泊フロアとなっており、4~6階がカプセルタイプのキャビン(男性用)。7階が1室4人の個室クラブeフォースと1室2人の個室クラブeツイン。8階はカプセルタイプのキャビン(女性用)。地下1階はランドリーとシャワールームとなっています。
飲食エリアはないので、基本的に素泊まりとなります。まあ、日本橋オタロード近辺にホテルはあるので、コンビニもたくさんありますし、食事処にも事欠かないので、素泊まりでまったくもって困ることはありません。
また、PCルームだけを使用したいと言うネカフェ的な使い方をする場合は、1時間250円でプレイすることもできます。
1階のPCフロアから。赤い照明を基調としており、ゲーミングっぽさを醸し出しています。ただ、画面が見づらくなると言う意見もあり、グランドオープン時には白い照明になるとのことです。このフロアには28台のPCを完備しており、もっともハイスペックなPCが10台設置しています。
1階PC構成
intel core i7 9700K/NVIDIA GEFORCE RTX2080SUPER/16GB(10台)
intel core i5 9400F/GTX 1660/16GB(4台)
AMD Ryzen3600/RTX2070SUPER/16GB(14台)
4枚ひと組のモニターが3カ所、全部で12台あるので、どの場所にいても大会の様子はわかるようになっています。ちなみにすべての椅子はAKRacingのゲーミングチェアを使っていました。
2階も基本的に1階と同じです。18台のPCが設置してあります。2階中央部に大きな吹き抜けがあるので、上から下の様子を見ることができます。1階で大会を開き、2階から観客がのぞき見ると言う形もできそうです。
2階も赤い照明が基調ですが、これも白に変わるとのこと。手荷物を預けられるロッカーも用意されていますので、宿泊者以外で荷物が邪魔になってしまう人も安心です。フロア奥には配信設備のある個室もあるので、大会の様子を実況解説付きで配信することもできます。
2階PC構成
intel core i5 9400F/GTX 1660/16GB(13台)、AMD Ryzen3600/RTX2070SUPER/16GB(5台)
3階もPCフロアですが、ここは青い照明が基調となっています。26台のPCが設置されています。3階には談話スペースと軽食が食べられる自動販売機が用意されています。談話スペースにケータリングなどを並べることができるので、1、2階で大会、3階で練習と休憩、飲食や談話など、楽屋的に使うこともできそうです。
3階PC構成
intel core i5 9400F/RTX2070SUPER /16GB(13台)、AMD Ryzen3600/GTX 1660ti/16GB(13台)
1~3階は階段での移動もできますが、照明の関係上、特に2階と3階の行き来は、目がくらむ可能性があることから、エレベーターの移動を推奨しているとのことでした。グランドオープン時に赤い照明が白に変われば、階段での行き来も推奨されるようになると思われます。
4階はカプセルタイプのキャビンです。3階と同様に青い照明を基調としています。アクリル製の部屋番号と相まって、かなり電脳感あります。基本的に2段式になっていますが、2カ所だけ大きめのキャビンがあります。ここはキャビンタイプですが、かなり広めなのです。特に高さがあるのはうれしいところです。その分通常キャビンより価格は高くなっています。キャビンに応じたロッカーとキャリーケース置き場も用意されています。
5階は4階と基本構造は一緒ですが、赤い照明が基調となっています。6階は和をモチーフにデザイン。海外からの来訪者が喜びそうな感じです。
7階は個室フロアです。クアッドがひと部屋とツインがふた部屋あります。
クアッドは4台のハイスペックPCと2段ベッドふたつを完備。ユニットバスとトイレもついており、地下1階の共有のシャワールームを使用しなくても部屋の中だけですべてが事足ります。イベントでの宿泊はもちろんのこと、合宿として缶詰になることもできそうです。ちなみに部屋のイメージは迷彩でした。
ツインは立方体の格子柄とストライプのデザインの2種類を用意。ハイスペックPC2台とベッドがふたつ、ユニットバスとトイレが付いています。冷蔵庫もあるので、飲み物を持ち込めばいちいち3階の自販機まで買いに行かなくてすみます。
7階PC構成
AMD Ryzen3600/RTX2070SUPER/16GB(8台)
8階は女性専用のキャビンです。このフロアのキャビンは4~6階にあった大型のキャビンタイプのみです。さらにフロアの奥には、洗面所とシャワールームがあるので、安心してシャワーを使うことができます。シャワールームの奥にはバルコニーがあります。正面奥には通天閣が見えるので、大阪の夜景を楽しめます。
地下1階はシャワーフロアです。男性専用シャワー室が8室、洗面台が5台、洗濯機と乾燥機がそれぞれ3台用意されています。プレオープン時はソーシャルディスタンスを保つため、シャワーは1室おきの利用となっていました。グランドオープン時はフル利用になって欲しいところですが、最近の新型コロナウイルスの状況をみると、しばらくソーシャルディスタンス状態は続くかも知れません。
ホテル館内を探索し終わったので、いよいよ部屋でくつろぎます。ゲーミングPCはすでに起動してあるので、さっそくさわってみました。デスクトップにはすでにインストールされているゲームもいくつかありました。
ゲームはインストールされているものの、アカウントは個人所有のものを用意しておかないとプレイができません。基本無料のタイトルはそのままプレイできるものの、新規プレイ状態で遊ぶことになります。ネカフェやeスポーツ施設でも基本的には同じなので、プレイしたいゲームのアカウントとパスワードは確認してから宿泊しに行きましょう。
大会などのイベントや交流会などを行う場合は、別途各メーカーに許諾を取ってから開催するとのことです。
PCにインストールされているタイトル
【基本無料タイトル】
Apex Legrnd
Call of Duty Modern Warfare WarZone
Counter-Strike Global Offensive
Fortnite
Hearthstone
League of Legends
PUBG LITE
MTG Arena
Dota2
【有料購入したアカウントが必要なタイトル】
BattlefieldV
Dead by Daylight
Minecraft
Overwatch
PUBG
Rainbow Six Siege
Rocket League
ストリートファイターV
鉄拳7
オンラインゲームと言えば、やはり気になるのが、通信速度です。一応、部屋での通信速度を測ってみました。
有線で接続されているゲーミングPCでは、ダウンロードが150Mbps、アップロードが134Mbps、PING(レイテンシ)は11msでした。
館内は宿泊者用の無料Wi-Fiも飛んでいるので、自前のスマホで試した結果、ダウンロードが29Mbps、アップロードが40Mbps、PINGが8msでした。
有線も無線もどちらもオンラインゲームをするには十分な速度ではないでしょうか。特にレイテンシが良かったので、遅延はほとんど感じないかと。
ただ、PCルームの72台に個室の8台、それに配信用PCや参加者のスマホなどをフルで接続したときにどのくらいまで出るかは未知数と言ったところでしょうか。
1泊してみた感想は、これ都内というか首都圏にあったら使いまくるだろうなと言うものです。個室はベッドも部屋も広く、シャワーの給湯も十分でした。通信環境もホテルとしては破格と言えるので、ゲーマーだけでなく、ビジネスマンも利用すべきだと思います。何と言っても旅館業法に基づいて運営されているので、eスポーツ施設やネカフェ、ゲームセンターのように風営法によって制限されることが少なく、深夜だろうが早朝だろうが24時間オンラインゲームをし続けられると言うのがいいわけです。
グランドオープン時には、7日が予選で、8日が本戦のオープン記念のeスポーツイベントを用意しているとのこと。関西在住の人は是非見にいった方がいいですよ。大阪はちょっと遠いなって人は、宿泊予約をしてから訪れれば、終電を気にせずイベントに参加できますよ。
e-ZONe~電脳空間~:https://e-zone.site/
グランドオープンは8月6日を予定していますが、7月3日からプレオープンとして営業をしています。コロナ禍の影響もあり、プレオープンではフル活用できるようにはなっていませんでしたが、日本初の宿泊できるeスポーツ施設を堪能することができました。しかもプレオープン価格だったので、個室宿泊でも5000円の格安で泊まれましたし、いいタイミングでした。
まずは、e-ZONeについての説明から。フロアは地上8階、地下1階の9フロアとなっており、1~3階はハイスペックPCが72台設置されているPCフロアとなります。
4~8階は宿泊フロアとなっており、4~6階がカプセルタイプのキャビン(男性用)。7階が1室4人の個室クラブeフォースと1室2人の個室クラブeツイン。8階はカプセルタイプのキャビン(女性用)。地下1階はランドリーとシャワールームとなっています。
飲食エリアはないので、基本的に素泊まりとなります。まあ、日本橋オタロード近辺にホテルはあるので、コンビニもたくさんありますし、食事処にも事欠かないので、素泊まりでまったくもって困ることはありません。
また、PCルームだけを使用したいと言うネカフェ的な使い方をする場合は、1時間250円でプレイすることもできます。
では早速ホテル内探索!
1階のPCフロアから。赤い照明を基調としており、ゲーミングっぽさを醸し出しています。ただ、画面が見づらくなると言う意見もあり、グランドオープン時には白い照明になるとのことです。このフロアには28台のPCを完備しており、もっともハイスペックなPCが10台設置しています。
1階PC構成
intel core i7 9700K/NVIDIA GEFORCE RTX2080SUPER/16GB(10台)
intel core i5 9400F/GTX 1660/16GB(4台)
AMD Ryzen3600/RTX2070SUPER/16GB(14台)
4枚ひと組のモニターが3カ所、全部で12台あるので、どの場所にいても大会の様子はわかるようになっています。ちなみにすべての椅子はAKRacingのゲーミングチェアを使っていました。
2階も基本的に1階と同じです。18台のPCが設置してあります。2階中央部に大きな吹き抜けがあるので、上から下の様子を見ることができます。1階で大会を開き、2階から観客がのぞき見ると言う形もできそうです。
2階も赤い照明が基調ですが、これも白に変わるとのこと。手荷物を預けられるロッカーも用意されていますので、宿泊者以外で荷物が邪魔になってしまう人も安心です。フロア奥には配信設備のある個室もあるので、大会の様子を実況解説付きで配信することもできます。
2階PC構成
intel core i5 9400F/GTX 1660/16GB(13台)、AMD Ryzen3600/RTX2070SUPER/16GB(5台)
3階もPCフロアですが、ここは青い照明が基調となっています。26台のPCが設置されています。3階には談話スペースと軽食が食べられる自動販売機が用意されています。談話スペースにケータリングなどを並べることができるので、1、2階で大会、3階で練習と休憩、飲食や談話など、楽屋的に使うこともできそうです。
3階PC構成
intel core i5 9400F/RTX2070SUPER /16GB(13台)、AMD Ryzen3600/GTX 1660ti/16GB(13台)
1~3階は階段での移動もできますが、照明の関係上、特に2階と3階の行き来は、目がくらむ可能性があることから、エレベーターの移動を推奨しているとのことでした。グランドオープン時に赤い照明が白に変われば、階段での行き来も推奨されるようになると思われます。
電脳感のある宿泊フロア
4階はカプセルタイプのキャビンです。3階と同様に青い照明を基調としています。アクリル製の部屋番号と相まって、かなり電脳感あります。基本的に2段式になっていますが、2カ所だけ大きめのキャビンがあります。ここはキャビンタイプですが、かなり広めなのです。特に高さがあるのはうれしいところです。その分通常キャビンより価格は高くなっています。キャビンに応じたロッカーとキャリーケース置き場も用意されています。
5階は4階と基本構造は一緒ですが、赤い照明が基調となっています。6階は和をモチーフにデザイン。海外からの来訪者が喜びそうな感じです。
7階は個室フロアです。クアッドがひと部屋とツインがふた部屋あります。
クアッドは4台のハイスペックPCと2段ベッドふたつを完備。ユニットバスとトイレもついており、地下1階の共有のシャワールームを使用しなくても部屋の中だけですべてが事足ります。イベントでの宿泊はもちろんのこと、合宿として缶詰になることもできそうです。ちなみに部屋のイメージは迷彩でした。
ツインは立方体の格子柄とストライプのデザインの2種類を用意。ハイスペックPC2台とベッドがふたつ、ユニットバスとトイレが付いています。冷蔵庫もあるので、飲み物を持ち込めばいちいち3階の自販機まで買いに行かなくてすみます。
7階PC構成
AMD Ryzen3600/RTX2070SUPER/16GB(8台)
8階は女性専用のキャビンです。このフロアのキャビンは4~6階にあった大型のキャビンタイプのみです。さらにフロアの奥には、洗面所とシャワールームがあるので、安心してシャワーを使うことができます。シャワールームの奥にはバルコニーがあります。正面奥には通天閣が見えるので、大阪の夜景を楽しめます。
地下1階はシャワーフロアです。男性専用シャワー室が8室、洗面台が5台、洗濯機と乾燥機がそれぞれ3台用意されています。プレオープン時はソーシャルディスタンスを保つため、シャワーは1室おきの利用となっていました。グランドオープン時はフル利用になって欲しいところですが、最近の新型コロナウイルスの状況をみると、しばらくソーシャルディスタンス状態は続くかも知れません。
ホテル館内を探索し終わったので、いよいよ部屋でくつろぎます。ゲーミングPCはすでに起動してあるので、さっそくさわってみました。デスクトップにはすでにインストールされているゲームもいくつかありました。
ゲームはインストールされているものの、アカウントは個人所有のものを用意しておかないとプレイができません。基本無料のタイトルはそのままプレイできるものの、新規プレイ状態で遊ぶことになります。ネカフェやeスポーツ施設でも基本的には同じなので、プレイしたいゲームのアカウントとパスワードは確認してから宿泊しに行きましょう。
大会などのイベントや交流会などを行う場合は、別途各メーカーに許諾を取ってから開催するとのことです。
PCにインストールされているタイトル
【基本無料タイトル】
Apex Legrnd
Call of Duty Modern Warfare WarZone
Counter-Strike Global Offensive
Fortnite
Hearthstone
League of Legends
PUBG LITE
MTG Arena
Dota2
【有料購入したアカウントが必要なタイトル】
BattlefieldV
Dead by Daylight
Minecraft
Overwatch
PUBG
Rainbow Six Siege
Rocket League
ストリートファイターV
鉄拳7
オンラインゲームと言えば、やはり気になるのが、通信速度です。一応、部屋での通信速度を測ってみました。
有線で接続されているゲーミングPCでは、ダウンロードが150Mbps、アップロードが134Mbps、PING(レイテンシ)は11msでした。
館内は宿泊者用の無料Wi-Fiも飛んでいるので、自前のスマホで試した結果、ダウンロードが29Mbps、アップロードが40Mbps、PINGが8msでした。
有線も無線もどちらもオンラインゲームをするには十分な速度ではないでしょうか。特にレイテンシが良かったので、遅延はほとんど感じないかと。
ただ、PCルームの72台に個室の8台、それに配信用PCや参加者のスマホなどをフルで接続したときにどのくらいまで出るかは未知数と言ったところでしょうか。
1泊してみた感想は、これ都内というか首都圏にあったら使いまくるだろうなと言うものです。個室はベッドも部屋も広く、シャワーの給湯も十分でした。通信環境もホテルとしては破格と言えるので、ゲーマーだけでなく、ビジネスマンも利用すべきだと思います。何と言っても旅館業法に基づいて運営されているので、eスポーツ施設やネカフェ、ゲームセンターのように風営法によって制限されることが少なく、深夜だろうが早朝だろうが24時間オンラインゲームをし続けられると言うのがいいわけです。
グランドオープン時には、7日が予選で、8日が本戦のオープン記念のeスポーツイベントを用意しているとのこと。関西在住の人は是非見にいった方がいいですよ。大阪はちょっと遠いなって人は、宿泊予約をしてから訪れれば、終電を気にせずイベントに参加できますよ。
e-ZONe~電脳空間~:https://e-zone.site/
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