悪夢のリーサル逃しから台湾・sasamumu選手が神リカバリー! 「Shadowverse World Grand Prix 2019」決勝戦を振り返る

2020.1.6 OGA
2,500名の観客席が溢れる程の大盛況で、平日にも関わらず入場規制がかかった大宮ソニックシティ。優勝賞金1億1000万円をかけて戦う「Shadowverse World Grand Prix 2019」が、2019年12月27日に行われた。

年末恒例のシャドウバース最高峰の世界大会に、2019年のRAGE優勝・準優勝選手と、各国の大会優勝者、全24選手で優勝を争う。


DAY1

GRAND FINALS

決勝戦:sasamumu選手 VS jupi/Qwert選手


「Shadowverse Taiwan Open Play」1位の枠から決勝の舞台へ立つsasamumu選手。



対するは、「RAGE Shadowverse 2019 Spring GRAND FINALS」の準優勝枠から決勝まで駒を進めたjupi/Qwert選手。



BO5(3戦先取)で行われる決勝戦。エルフ、ドラゴン、ビショップ、同クラスでの戦いとなった。





まさかのリーサル逃しで会場から悲鳴


ドラゴンミラーで開幕したGame1を制したのはsasamumu選手、Game2のエルフミラーはjupi/Qwert選手が勝利しお互い一歩も譲らない。

だが、Game3のビショップミラーで事件が起こる。sasamumu選手は有利にゲームを進めながらもjupi/Qwert選手の猛攻と《報復の白き刃・アニエス》のプレッシャーからかリーサルを逃してしまう。


GrandFinals出場選手と観客席からは、悲鳴にも似た声が上がる。この舞台での凄まじい緊張感は観客も共有しているので、アクシデントに対しては抑圧された感情が爆発する。


ミスに気付いた様子のsasamumu選手。しかし、この極度のプレッシャーがかかる状況にも関わらず不思議と取り乱した印象は無い。ただただ、勝利の女神が離れないことを祈るsasamumu選手。このビショップミラーは結果的にsasamumu選手が制し最悪の自体は免れた。


今年は10PP!! 暴竜・伊達政宗


最終戦、sasamumu選手は《暴竜・伊達政宗》を引き当て勝利を確信。実況・友田一貴氏が2018年の「Grand Finals 2018」での名言「10PPじゃないんです!」をアレンジして「今年(2019年)は10PP!」。疾走を纏った《暴竜・伊達政宗》が2018年の分もフィールドを駆け抜けた。


緊張感から解放された会場全体から歓声が上がる。ミスに動じずリカバリーしたsasamumu選手に拍手が贈られた。



優勝:sasamumu選手


優勝したsasamumu選手は「他の選手より優れていたのは、どの点だったと考えていますか?」との問いに、「私は技術的に上手いプレイヤーではありません。ただ、メンタル面での強さは負けません。今回の決勝戦でも大きなミスをしましたが私は動じませんでした。そこで焦らずプレイをすることが出来たのも、自分がミスをするプレイヤーであると自覚があったためです」とコメントしている。


彼の発言からは1つや2つのミス程度であれば乗り越えて勝ち切れるという強い意志を感じた。プレッシャーのかかる場面で100%のプレイを続けることは難しい。sasamumu選手の強さは技術力だけでは無く、自身の特徴を理解した上での精神力の高さにあった。




Grand Finals
日程:2019年12月27日(金)
フォーマット:ローテーション/BO5
大会形式:シングルエリミネーション方式 3回戦
場所:大宮ソニックシティ(〒330-0854 埼玉県さいたま市大宮区桜木町1丁目7−5)
観戦方法:ライブ配信、会場観戦

賞金
優勝:1億1000万円
準優勝:2200万円
3位タイ:400万円
5位タイ:50万円

9~24位はDay1の勝敗数に応じて賞金獲得額が変動します。
4勝2敗:25万円
3勝3敗:20万円
2勝4敗:15万円
1勝5敗:10万円
0勝6敗:5万円

公式ページ:Shadowverse World Grand Prix 2019【WGP】特設サイト

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます