過去作のコミュニティ大会「ストリートファイターフェス 2019」レポート、260名超の参加で大盛況! (1/2)
『ストリートファイター 30th アニバーサリーコレクション』のコミュニティーイベント「ストリートファイターフェス2019」、略称「ストフェス」が、2019年3月17日(日)に東京・中野にあるRed Bull Gaming Sphere Tokyoで行われた。
当イベントはPS4版の『ストリートファイター 30th アニバーサリーコレクション』(以下、アニコレ)内に含まれる『スーパーストリートファイターII X』(以下、スパII X)、『ストリートファイター ZERO3』(以下、ZERO3)、『ストリートファイターIII 3rd STRIKE』(以下、3rd STRIKE)の3タイトル別にトーナメントを行うという内容となっている。
『ストリートファイター 30th アニバーサリーコレクション』自体は2018年の10月に発売されたばかりだが、本イベントで使用されるタイトルのオリジナルでもあるアーケード版は最も古いタイトルでなんと25年前。それでも会場には多くの選手や観客が集まり、白熱した戦いが繰り広げられた。
第1回となる今回の「ストフェス2019」の参加人数はのべ260名。今でも『ストリートファイターII』シリーズをやり込んでいるガチなプレイヤーから、カジュアルなプレイヤーまで幅広い層が参加できるイベントとなった。
会場はゲームイベントを実施するためのすべてを揃えた
会場となったRed Bull Gaming Sphere Tokyoについて紹介していこう。こちらの施設はゲームイベントを実施するためのスペースや機材を提供しているスペースで、イベント開催者、選手が集まれば誰でも借りることができるのが魅力だ。
本イベントでは『アニコレ』がインストールされた機材が並び、各々のプールごとにわかれて予選を行っていた。また予選の一部は配信スペースでも行われ、リアルタイムで配信されている。
そのほかのスペースとして、ゆっくりとくつろげるソファコーナーや、イベントに参加していない観客同士が気軽にゲームをプレイできるコミュニティスペースがあったりと、選手だけでなく観客もがゲームを気軽に楽しめる空間となっていた。
なお、Red Bull Gaming Sphere Tokyoは個人、法人、団体を問わずゲームイベントの企画が実施可能だ。ゲームイベントを企画されている人は公式サイトからお問い合わせフォームよりコンタクトを取ってみよう。
では、ここから各タイトルのダイジェストをお届けしよう。
飛び道具の撃ち合い。どちらもコマンド入力が溜めなので相手よりも出遅れないように最速でコマンドを入力しつつも、突然の飛び込みにも対応できるよう慎重に飛び道具を放っていく。この状態ですでに胃が痛くなる感覚だ。
2対2の拮抗した戦いを見せた両選手。前半は序盤はルーザーズからグランドファイナルに進んできたハジ選手が1勝を先取して仕切り直し。その後も拮抗した試合が続くもこたか商店選手がペースを取り戻して見事勝利を収めた。
『ZERO3』はゲームの仕様上、1P側と2P側でつながるコンボの内容が変わってしまうのが特徴。いがりリュウ選手が使用しているリュウは1P側の方が有利なキャラ。直前の準決勝では2P側でのプレイだったが、決勝戦では1P側でのプレイになるので、仕様上の不利は回避できた。
いがりリュウ選手がアグレッシブな攻めを展開して相手のガードをガンガン崩していく。『ZERO3』はガードゲージが存在し、攻撃をガードし続けるとガードゲージが消耗。ガードゲージがなくなるとガードクラッシュとなり、一定時間無防備となってしまう。さらにガードクラッシュになるたびにガードゲージの最大値は減っていくので再びガードクラッシュされる危険が伴ってしまうのだ。
いがりリュウ選手は攻めの展開がはやく、ガードクラッシュの誘発が非常にうまいため、反撃のスキを与えることなく怒濤の攻めで3本先取。相手に1本も取られることなく勝利を収めた。
はやお選手が使うヒューゴーは強靱な体力と強力な投げが持ち味のキャラ。対するトミナガ選手が使うまことは前進力のあるダッシュ掴みと打撃の二択が持ち味のキャラだ。
ルーザーズから舞い戻ってきたということもあり、動きに切れがあるトミナガ選手。ヒューゴーの威圧に臆することなくストレート勝ちで1勝をもぎとる。
ここでゲームはリセット。仕切り直しで試合が開始するもトミナガ選手の勢いは止まらず、はやお選手が1本を取り返すも、トミナガ選手が勝利を収めた。
こうして12時からスタートした「ストフェス2019」も幕を閉じた。長丁場でありながらも多くの選手が集まり感動を与えてくれた。現行タイトルではない3タイトルのイベントでありながらも、これだけの人数が集まったのは、主催者のジャイさん、Versionさん、マッチさんをはじめ、運営のボタンマッシャーズの努力のたまものであり、熱意でもある。今後もこのようなイベントが増え、よりeスポーツが盛り上がることを期待したい。
当イベントはPS4版の『ストリートファイター 30th アニバーサリーコレクション』(以下、アニコレ)内に含まれる『スーパーストリートファイターII X』(以下、スパII X)、『ストリートファイター ZERO3』(以下、ZERO3)、『ストリートファイターIII 3rd STRIKE』(以下、3rd STRIKE)の3タイトル別にトーナメントを行うという内容となっている。
『ストリートファイター 30th アニバーサリーコレクション』自体は2018年の10月に発売されたばかりだが、本イベントで使用されるタイトルのオリジナルでもあるアーケード版は最も古いタイトルでなんと25年前。それでも会場には多くの選手や観客が集まり、白熱した戦いが繰り広げられた。
「ストフェス2019」とは
「ストフェス2019」は国内のコミュニティーイベントのひとつで、海外では主流となっているコンシューマートーナメントを国内でも認知させることを目的に開催されたイベント。また格闘ゲームの原点でもある『ストリートファイターII』シリーズは、シンプルな操作性とルールから今でも老若男女に愛されるタイトル。格闘ゲーム初心者にもイベントを楽しんでもらいたいという理由もあり、シリーズ誕生から30周年を記念して発売された『ストリートファイター 30th アニバーサリーコレクション』を使用タイトルにしている。第1回となる今回の「ストフェス2019」の参加人数はのべ260名。今でも『ストリートファイターII』シリーズをやり込んでいるガチなプレイヤーから、カジュアルなプレイヤーまで幅広い層が参加できるイベントとなった。
【ボタンマッシャーズとは】
ボタンマッシャーズは対戦ゲームを中心に、オフラインのゲームイベント、企画、運営する団体です。ゲームを通じて楽しむ姿を見せることで、ゲームとイベントを通じて、人を彩る活動をしています。その活動は自主企画イベントだけでなく、コミュニティやオフィシャル、国内外問わず、様々なイベントへの協力を積極的に行い、イースポーツシーンに貢献しています。
主な実施イベント(一部のみ抜粋)
– 2016年6月5日 CAPCOM PRO TOUR TOKYO BUTTON MASHERS 2016 開催
– 2016年11月20日 THE KING OF FESTIVAL 2016 開催
– 2016年12月24日 ぶるクリ
– 2017年5月20日 PRE EVOLUTION JAPAN 賽
– 2018年1月26日 EVOLUTION JAPAN
– 2018年8月4日 EVOLUTION 2018 パブリックビューイング
– 2018年9月1日 NSB4
ボタンマッシャーズは対戦ゲームを中心に、オフラインのゲームイベント、企画、運営する団体です。ゲームを通じて楽しむ姿を見せることで、ゲームとイベントを通じて、人を彩る活動をしています。その活動は自主企画イベントだけでなく、コミュニティやオフィシャル、国内外問わず、様々なイベントへの協力を積極的に行い、イースポーツシーンに貢献しています。
主な実施イベント(一部のみ抜粋)
– 2016年6月5日 CAPCOM PRO TOUR TOKYO BUTTON MASHERS 2016 開催
– 2016年11月20日 THE KING OF FESTIVAL 2016 開催
– 2016年12月24日 ぶるクリ
– 2017年5月20日 PRE EVOLUTION JAPAN 賽
– 2018年1月26日 EVOLUTION JAPAN
– 2018年8月4日 EVOLUTION 2018 パブリックビューイング
– 2018年9月1日 NSB4
会場はゲームイベントを実施するためのすべてを揃えた
Red Bull Gaming Sphere Tokyo
会場となったRed Bull Gaming Sphere Tokyoについて紹介していこう。こちらの施設はゲームイベントを実施するためのスペースや機材を提供しているスペースで、イベント開催者、選手が集まれば誰でも借りることができるのが魅力だ。本イベントでは『アニコレ』がインストールされた機材が並び、各々のプールごとにわかれて予選を行っていた。また予選の一部は配信スペースでも行われ、リアルタイムで配信されている。
そのほかのスペースとして、ゆっくりとくつろげるソファコーナーや、イベントに参加していない観客同士が気軽にゲームをプレイできるコミュニティスペースがあったりと、選手だけでなく観客もがゲームを気軽に楽しめる空間となっていた。
なお、Red Bull Gaming Sphere Tokyoは個人、法人、団体を問わずゲームイベントの企画が実施可能だ。ゲームイベントを企画されている人は公式サイトからお問い合わせフォームよりコンタクトを取ってみよう。
レジェンドプレイヤーから中学生までと幅広い年齢層が出場
のべ260名のイベント参加者のうち、『スパII X』が133名、『ZERO3』が64名、『3rd STRIKE』が63名と各タイトルに非常に多くのプレイヤーが参加した。なかには各大会に出場しているレジェンドプレイヤーや、ストリーマーなどの人気プレイヤーも出場しているほか、ゲームを始めたばかりの中学生プレイヤーなど幅広い年齢層が出場。『ストリートファイター』シリーズがいかに老若男女に愛されているゲームだと再認識させられた。では、ここから各タイトルのダイジェストをお届けしよう。
『スパII X』グランドファイナル
グランドファイナルに残ったのはこたか商店選手と、ルーザーズから舞い戻ってきたハジ選手。ガイルとディージェイという似て非なるキャラ対決だ。飛び道具の撃ち合い。どちらもコマンド入力が溜めなので相手よりも出遅れないように最速でコマンドを入力しつつも、突然の飛び込みにも対応できるよう慎重に飛び道具を放っていく。この状態ですでに胃が痛くなる感覚だ。
2対2の拮抗した戦いを見せた両選手。前半は序盤はルーザーズからグランドファイナルに進んできたハジ選手が1勝を先取して仕切り直し。その後も拮抗した試合が続くもこたか商店選手がペースを取り戻して見事勝利を収めた。
『ZERO3』グランドファイナル
『ZERO3』のグランドファイナルは、いがりリュウ選手とVER選手。両選手はつい先日5先で戦ったばかりで、その際はVER選手が勝利している。今回のバトルではどちらに軍配があがるのか!『ZERO3』はゲームの仕様上、1P側と2P側でつながるコンボの内容が変わってしまうのが特徴。いがりリュウ選手が使用しているリュウは1P側の方が有利なキャラ。直前の準決勝では2P側でのプレイだったが、決勝戦では1P側でのプレイになるので、仕様上の不利は回避できた。
いがりリュウ選手がアグレッシブな攻めを展開して相手のガードをガンガン崩していく。『ZERO3』はガードゲージが存在し、攻撃をガードし続けるとガードゲージが消耗。ガードゲージがなくなるとガードクラッシュとなり、一定時間無防備となってしまう。さらにガードクラッシュになるたびにガードゲージの最大値は減っていくので再びガードクラッシュされる危険が伴ってしまうのだ。
いがりリュウ選手は攻めの展開がはやく、ガードクラッシュの誘発が非常にうまいため、反撃のスキを与えることなく怒濤の攻めで3本先取。相手に1本も取られることなく勝利を収めた。
『3rd STRIKE』グランドファイナル
『3rd STRIKE』で決勝に残ったのは、PGW所属のはやお選手とトミナガ選手。どちらも『3rd STRIKE』では強豪と言えるプレイヤーだ。はやお選手が使うヒューゴーは強靱な体力と強力な投げが持ち味のキャラ。対するトミナガ選手が使うまことは前進力のあるダッシュ掴みと打撃の二択が持ち味のキャラだ。
ルーザーズから舞い戻ってきたということもあり、動きに切れがあるトミナガ選手。ヒューゴーの威圧に臆することなくストレート勝ちで1勝をもぎとる。
ここでゲームはリセット。仕切り直しで試合が開始するもトミナガ選手の勢いは止まらず、はやお選手が1本を取り返すも、トミナガ選手が勝利を収めた。
こうして12時からスタートした「ストフェス2019」も幕を閉じた。長丁場でありながらも多くの選手が集まり感動を与えてくれた。現行タイトルではない3タイトルのイベントでありながらも、これだけの人数が集まったのは、主催者のジャイさん、Versionさん、マッチさんをはじめ、運営のボタンマッシャーズの努力のたまものであり、熱意でもある。今後もこのようなイベントが増え、よりeスポーツが盛り上がることを期待したい。
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