【2日目】「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2019 IBARAKI」の『グランツーリスモSPORT』九州エリア代表決定戦が開催!

2019.6.10 eSports World編集部
「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2019 IBARAKI」内のプログラム、『グランツーリスモSPORT』 九州エリア代表決定戦を5月25日(土)26日(日)の2日間、福岡県福岡市にて開催した。2日目は長崎、大分、福岡の代表選手が決定。

<以下、ニュースリリースより>

2日目は、長崎県、大分県、福岡県の猛者たちが激走!

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、第74回国民体育大会「いきいき茨城ゆめ国体」の文化プログラムとして行われる「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2019 IBARAKI」内のプログラム、『グランツーリスモSPORT』九州エリア代表決定戦を5月25日(土)・5月26日(日)の2日間、福岡県福岡市にて開催しました。

リアルドライビングシミュレーター、PlayStation(R)4(PS4(R))用ソフトウェア『グランツーリスモSPORT』(発売元:SIE)は、「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2019 IBARAKI」の3つのeスポーツ競技タイトルのうちの1つに選ばれています。




オンライン予選を勝ち抜いた九州エリアの選手たちが、各県代表の座をかけて対決!

今回の九州エリア代表決定戦は、佐賀県、鹿児島県、宮崎県、熊本県、長崎県、大分県、福岡県の7つの県において、それぞれの代表を選出するために開催。各県に居住する方々のうち、4月に行ったオンライン予選で上位のタイムを記録した方々が集いました。



九州エリアでは、7県合計で一般の部95名、少年の部32名の選手が参加しました。

会場となったTKPガーデンシティ天神には九州各県の代表を目指す選手たちに加えて家族や友人も来場。多くの人々が見守る熱気あふれる会場で、レースが繰り広げられました。

長崎県、大分県、福岡県の3県の代表決定戦が開催!

都道府県代表決定戦では、6歳以上18歳未満の方が対象の少年の部と、18歳以上の方が対象の一般の部の2部門から各2名ずつを各都道府県の代表として選出します。決定戦の流れは、第1レースで参加選手がAグループ、Bグループの2組に分かれてレースを行い、各組の上位5名が決勝レースに進出。合計10名で行われる決勝レースで1位と2位を獲得した2名の選手が、10月5日(土)・6日(日)に茨城県で行われる「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2019 IBARAKI」本大会に出場する各都道府県代表に選ばれます。

九州エリア代表決定戦2日目となる5月26日(日)には、長崎県、大分県、福岡県の3県の代表決定戦が開催されました。競技の使用車種は本格的なレースカーであるGr.3クラス、使用コースは富士スピードウェイを5周する設定でした。

長崎県は一般の部の13名の選手と、少年の部の2名の選手が参加。少年の部は、当日参加できた貢淳一(みつぎ・じゅんいち)選手と、嵩下凱也(だけした・ときや)選手の2人により、1対1の決勝レースを実施。2番グリッドからスタートした嵩下選手は後方から果敢にプッシュしましたが、先行する貢選手がミスのない走りで1位を守り切って勝利を収めました。一般の部の決勝レースは、ポールポジションを獲得した松尾裕也(まつお・ゆうや)選手がスムーズな走りで好タイムを重ねて完勝。続く2位争いは、3人の選手によって激しいバトルが行われ、最終ラップ終盤で連続コーナーの攻防を抜け出した東園優人(ひがしぞの・ゆうと)選手が2位の座を手にしました。



大分県は一般の部の15名の選手と、少年の部の2名の選手が参加。少年の部は、高校生の石田蒼良(いしだ・そら)選手と、小学生の森逞真(もり・たくま)選手の2人で決勝レースが行われました。レースは石田選手が手堅い走りで先行し、やや離されてしまった森選手がそれを追いかける形で進行。危なげなく5周を走り切った石田選手が1位を獲得しました。一般の部の決勝レースでは、1周目の終盤に、トップだった黒田洋和(くろだ・ひろかず)選手を2番手だった武内慎也(たけうち・しんや)選手が抜き、その差をじわじわと広げて1位でチェッカーを受けました。抜かれた黒田選手も、そこから崩れることなく順位をキープ。最終ラップまで後方からの強いプレッシャーに負けずに安定した走りを見せ、2位でレースを終えました。




福岡県は一般の部の17名の選手と、少年の部の17名の選手が参加。少年の部では仲間や家族の声援が会場を大きく盛り上げました。決勝レースの序盤では、Aグループのトップだった龍翔太郎(りゅう・しょうたろう)選手と、Bグループのトップだった中村勇斗(なかむら・ゆうと)選手が先行。しかし、途中で中村選手がコースアウトでペナルティを受け、龍選手が独走態勢を築きます。ペナルティで崩れるかと思われた中村選手もそこまでにつけたタイム差を活かして順位を保ち、龍選手1位、中村選手2位でレースを終えました。一般の部は、Aグループで圧倒的な速さを見せた荒木祐樹(あらき・ゆうき)選手が決勝レースでも1分38秒台の好タイムを連発してポール・トゥ・ウィンを達成。2番グリッドだった松本奏音(まつもと・かざね)選手は、荒木選手にこそ届かなかったものの、3位以下をスリップストリーム圏内に近づけない堅実な走りで2位の座を手中に収めました。


長崎県代表 選出者プロフィール

左から、長崎県 少年の部・1位の貢淳一選手、2位の嵩下凱也選手。一般の部・1位の松尾裕也選手、2位の東園優人選手。
・少年の部
【貢淳一(みつぎ・じゅんいち)】 出身:長崎県・東彼杵群 年齢:14歳

長崎県代表決定戦、少年の部・決勝レース1位。レンタルでレーシングカートを楽しんでいる中学生。今回の大会はWebを通じて知り、代表決定戦での勝因について、「いつもと違う環境で、かつ人前で走るということもあり普段通りのプレイができなかったが、大きなミスを防ぐことができたのがよかった」とコメント。本戦に向けた意気込みでは、「長崎県代表ということで、恥ずかしい走りをしない、クリーンなレースをめざして頑張りたい」と熱意を語った。

【嵩下凱也(だけした・ときや)】 出身:長崎県・大村市 年齢:14歳
長崎県代表決定戦、少年の部・決勝レース2位。実車はカートの経験が1度だけ。『グランツーリスモSPORT』を始めたばかりの頃に、ゲーム内のお知らせで大会を知り、興味を持って参加した。「画面に集中しすぎて、目が乾燥して涙が出てしまった。2周目まではいい走りができたが、途中で乱れてしまった」と今回の決勝レースを振り返り、本戦では「勝ちに行くのと同時に、対戦相手への尊敬も欠かさないクリーンなレースを目標にしたい」と積極的な姿勢を見せた。

・一般の部
【松尾裕也(まつお・ゆうや)】 出身:長崎県・佐世保市 年齢:31歳

長崎県代表決定戦、一般の部・決勝レース1位。クルマも好きだが、現在はバイクでのサーキット走行を趣味としている。『グランツーリスモSPORT』のプレイは、仕事の激務の合間を縫って週に4時間ほど。大会には自身のレベルを確認するために出場し、代表決定戦ではほぼベストのタイムが記録できたと語る。本戦については、「オンラインの友人とのレースが役立った。県の代表として選出されなかった方々のぶんも、全力のドライブで臨みたい」と意欲を燃やす。

【東園優人(ひがしぞの・ゆうと)】 出身:長崎県・諫早市 年齢:18歳
長崎県代表決定戦、一般の部・決勝レース2位。国体規模でのレースという、めったにない機会に興味を持ち、今回の大会に参加した。「レースの初めのほうは緊張したが、少しずつ環境に慣れるのに従って落ち着いて走ることができた」と、2位入賞の走りを振り返った。本戦に向けては、「今のところ1日1時間半程度の練習時間を増やして、大会の舞台での緊張を少しでも減らせるよう、自信をつけたい」とコメント。

大分県代表 選出者プロフィール

左から、大分県 少年の部・1位の石田蒼良選手、2位の森逞真選手。一般の部・1位の武内慎也選手、2位の黒田洋和選手。
・少年の部
【石田蒼良(いしだ・そら)】 出身:大分県・大分市 年齢:14歳

大分県代表決定戦、少年の部・決勝レース1位。『グランツーリスモSPORT』以外では、弓道部での活動を頑張る高校生。「代表選手になりたい」という思いから今回の大会に参加し、1日2時間ほどオンラインで練習。動画なども参考に走りを研究して見事に1位を勝ち取った。本戦での戦いについては、「今回の決勝レースでは守りの走りをしてしまったので、本戦では攻めのレースを見せられるようにしたい。大分県代表に恥じないレースができるよう頑張りたい」と、闘志を新たにした。

【森逞真(もり・たくま)】 出身:大分県・大分市 年齢:9歳
大分県代表決定戦、少年の部・決勝レース2位。『グランツーリスモSPORT』以外では、バトミントンなどを楽しんでいる。今回のオンライン予選には、お父さんに勧められて参加し、小学生にして本大会への出場を決めた。代表決定戦の決勝レースについては「レース中ですべってしまったり、悪いところが多かった。もっと練習して、本戦ではミスしないように頑張りたい」と、前向きに挑戦する姿勢を見せた。

・一般の部
【武内慎也(たけうち・しんや)】 出身:大分県・別府市 年齢:31歳

大分県代表決定戦、一般の部・決勝レース1位。レースゲームは『グランツーリスモSPORT』だけしかしておらず、やるときは2~3時間ほどじっくりプレイする。今回の大会では、イスの上にあぐらをかいてプレイしており、「前日から寝られないほど緊張してしまって、家でプレイするのと同じ感覚で走れないかと思い、あぐらをかいていました。それでもあまり緊張は解けませんでしたが、優勝できてホッとしました」と、レース後にその理由を明かした。「代表になったからには、優勝しに行くつもりで参ります」と力強くコメント。

【黒田洋和(くろだ・ひろかず)】 出身:大分県・津久見市 年齢:35歳
大分県代表決定戦、一般の部・決勝レース2位。日常的に行う実車でのドライブに加えて、年に2、3回はレーシングカートも楽しんでいる。決勝レースは「最終コーナーを抜けるまではドキドキしていた。緊張のせいでいつもの力が出せなかった」としながら、「厳しいバトルの中で2位を死守できたのはよかった」と、自分の走りを語った。本戦に向け「緊張しないように精神面を鍛え、今まで以上に練習して優勝を目指す」と、闘志を燃やす。

福岡県代表 選出者プロフィール

左から、福岡県 少年の部・1位の龍翔太郎選手、2位の中村勇斗選手。一般の部・1位の荒木祐樹選手、2位の松本奏音選手。
・少年の部
【龍翔太郎(りゅう・しょうたろう)】 出身:福岡県・那珂川市 年齢:18歳

福岡県代表決定戦、少年の部・決勝レース1位。受験を控えて勉強する日々の中で『グランツーリスモSPORT』をプレイする高校生で、レーシングカート経験もあり。グループレース、決勝レースともに1位を取る素晴らしい走りを見せたが、本人は「レースペースを一定に保つことができず、課題が残ったと思います」と、ストイックに自分の走りを評価していた。「本戦では県代表としてよい結果を残せるよう頑張ります」と、シンプルなコメントの中に確かなやる気を感じさせた。

【中村勇斗(なかむら・ゆうと)】 出身:福岡県・福岡市 年齢:17歳
福岡県代表決定戦、少年の部・決勝レース2位。レーシングカートでレースに出場している高校生で、今回の大会には自分の実力を試すために参加。友人にも「代表になれ」と応援されたと語る。代表決定戦での走りについて「普段と違うハンドル型コントローラーに慣れるのに時間がかかった」と述べ、「決勝では2位になってしまったけれど代表になることができたので、本戦では誰にも負けない速さで勝ちたい」と勝利への強い意欲を見せた。

・一般の部
【荒木祐樹(あらき・ゆうき)】 出身:福岡県・福岡市 年齢:20歳

福岡県代表決定戦、一般の部・決勝レース1位。普段からクルマのドライブを楽しんでいる。『グランツーリスモSPORT』のオンライン仲間にツイッターで誘われたことで、今回の大会に参加することを決めた。決勝レース2位の松本選手とは『グランツーリスモ6』で知り合って以来の友人で、事前から代表決定戦でも2人で頑張ろうと話していたという。「試合を見る友人や、観戦する人たちが楽しめるようなレースをしたいです」と、笑顔を見せ、「松本選手とともに表彰台を目指したい」と本戦への意気込みを力強く語っていた。

【松本奏音(まつもと・かざね)】 出身:福岡県・北九州市 年齢:20歳
福岡県代表決定戦、一般の部・決勝レース2位。レンタルカートの経験はあるが、本格的なレース活動などはしていない。大会に出場した理由は、他県で代表を目指している友人に、一緒に代表を目指そうと誘われたためで、オンライン予選の際に1日4~5時間ほどみっちりと練習を重ね、同じ福岡県の友人の荒木選手とともに代表決定戦に臨み、見事代表を勝ち取った。「県予選を突破した選手は全員が強い選手ばかりなので、本戦に向けてさらに練習を重ねて表彰台を獲りたい」と、熱意あふれる姿勢を見せる。


「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2019 IBARAKI」本大会

今回の九州エリアに続いて、都道府県代表決定戦は8月まで全国12会場で順次開催され、10月5日(土)・6日(日)に開催される本大会への切符が争われます。

都道府県代表決定戦に勝ちあがってきた少年の部、一般の部よりそれぞれ上位20名の選手には、「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2019 IBARAKI」特別デザインのスポーツタオル、缶バッジ(いずれも非売品)が記念に贈られます。

全国初となる都道府県対抗によるeスポーツ選手権に、ぜひご注目ください。

グランツーリスモSPORT×eスポーツ選手権 2019 IBARAKI 国民体育大会
公式ホームページ

https://pscom.jp/kokutai2019
#国体eスポーツ #GTSport

※「プレイステーション」、「PlayStation」および「PS4」は株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメントの登録商標または商標です。
※ その他記載されている名称は各社の商標または登録商標です。

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