Mildomで吉本芸人が毎日ゲーム配信! 「吉本自宅ゲーム部」発表会レポート

2020.6.22 宮下英之
吉本興業はライブ配信プラットフォーム「Mildom」にて、「吉本自宅ゲーム部」の配信をスタートさせる。吉本のゲーム好き芸人を中心に、月〜金曜日に2名ずつ、個性的なゲームを使ってゲーム配信番組を行うというもの。

初回放送は本日2020年6月22日(月)で、20:00からインパルス板倉がゲストとともに『PUBG MOBILE』をプレイする「板倉チャンネル」、21:30から品川庄司・品川が『デッドバイデイライト』を遊ぶ「品川チャンネル」が、以降は毎日帯番組として放送される。さらに、不定期のスペシャル番組も予定されている。

この日は、新型コロナウイルスによる影響を受けて、記者発表会もオンラインで実施。登壇した芸人やアイドルもソーシャルディスタンスを意識し、登壇予定者の約半数はオンラインでの参加とするなど、万全の体制での発表会となった。



冒頭では、ライブ配信プラットフォームとしてeスポーツ分野でも幅広く配信されている「Mildom」の運営会社である、DouYu JapanのDeputy CEO、長瀬太陽氏が登場。コロナの影響で大会やイベントなども休止となっているが、「ライブ配信がひとつの解決策になる」として、「5Gが普及する中で配信も伸びていくでしょう」とコメントし、「かつてゲームのプレイを職業にするのは困難だったが、現在は活躍の場が広がっています。Mildomが役に立てることを願っています」と語った。



続いて、吉本興業の副社長、藤原寛氏が登場。テレビでもおなじみの「いじり」を受けながら、コロナの影響で所属タレントもフル稼働にはいかないという現状を紹介した。

吉本では、4月に「吉本自宅劇場」というプロジェクトを発足し、「手洗い、うがい、笑い」をコンセプトに所属タレントがさまざまな配信を行っている。今回はゲームに特化した番組ということで、「Mildomさんの力を借りてゲーム配信番組を展開します」と意気込む。



果たして「ガッキー」はどの番組に出演するのか……!?


続いて、各タレントが番組の魅力を紹介していくコーナーへ。

月曜日 20:00〜「板倉 チャンネル」


まずは、本日からトップバッターとして登場するインパルス板倉。以前からさまざまなゲームをプレイしており、イベントや番組にも出演しているが、今回は『PUBG MOBILE』をゲストと一緒にプレイしながら、魅力を紹介する番組になる。

「どんな番組にしたいですか?」というMCタケトの振りに対して、「ガッキーとかが映画の番宣できてくれるような番組にしたいですね」とひとこと。ここからはお約束のひとことが続く……。

月曜日 21:30〜「品川 チャンネル」



すでにストリーマーとしても活躍している品川のチャンネルでは、『デッドバイデイライト』をプレイ。ゲーム実況については、仕事が全然なくなった自粛期間中に奥さんから「やってみたら?」と言われて始めたとのことだが、同時接続者1万人を超えるなど注目を集めている。

いわゆる鬼ごっこゲームの『DbD』だが、「品川庄司の漫才配信よりもゲーム配信の方が約5倍。『DbD』の力をお借りします」と、ゲーム実況の強みは肌で感じているようだ。


火曜日 20:00〜「R藤本 チャンネル」


ドラゴンボール芸人としておなじみのR藤本は、安倍首相のモノマネ芸人、ビスケッティ佐竹とシミュレーションゲーム『シムシティ』などをプレイ中。「吉本が誇るキャラ芸人を選りすぐって遊ぶぞ」といつものベジータ風で宣言するも、ドラゴンボールのゲームでの配信は権利の関係で却下されてしまったという。

目標としては、「いつか本物の野沢雅子を呼んで、カカロットとベジータをやりたい」と宣言。「ニセモノ(野沢雅子モノマネのアイデンティティ田島)ならすぐに呼べるんだが」とのことだったが、おそらくゴボ芸人が集うことになるのだろう。しかし、野沢さんは孫悟空の声であって本人ではないのだが……。

火曜日 21:30〜「野田ゲー チャンネル」



2020年の「R-1グランプリ」王者として一躍有名になった野田クリスタルは火曜日に登場。R-1以降の仕事は「増えたり減ったり減ったり……」だそうで、コロナの影響をモロに受けたようだが、ゲーム実況のほうは「ただのゲーム実況です」と、自身が生み出したタイトルのプレイとなる様子。

この後話はR-1の時の話題となり、実はあのネタは「ネタの最中にプレイ内容が変わるとやばかった」と告白。自作ゲームは20本ほどあり、引き続き新作も作っていくとのことだ。目標は「リアルな話、ガッキーみたいな人が番宣にきてくれて自作ゲームをしてくれたら」。


水曜日 20:00〜「疑心暗鬼大喜利バトル 〜滑狼〜」



次長課長の河本の番組は、「人狼」を芸人版に変えた大喜利バトルの「滑狼(すべろう)」。もともと以前からライブなどでやってきており、6月時点で100回記念の予定となっていたもの。

コンテンツとしてはイベントからの派生であり、毎回結末が違う、プレイヤーが10人と大勢ということもあり、盛り上がること間違いなし。「いずれは他ジャンルの方にも出てもらいたい」ということで、ビデオゲームだけでなくこういったゲームの配信にも期待できそうだ。

水曜日 21:30〜「女子会 チャンネル」



「女子会 チャンネル」はオンラインで発表会に参加したおかずクラブのゆいP。このコロナ自粛中になんと28kgものダイエットに成功したとのことで、121kgから93kgまで激減してすっかり人相も変わってしまったゆいPがプレイするのは、乙女ゲームやホラーゲームなど。

芸人も集まってわいわい女子会風にプレイしたいとのことだが、自粛中に始めたゲーム配信番組も大好評だっただけに、水曜夜が楽しみになりそうだ。



木曜日 20:00〜 「ダイアン チャンネル」



旬な若手芸人を呼んで、流行のゲーム、レトロゲームなどをプレイする「ダイアン チャンネル」。この日の記者発表会には欠席だったが、実はダイアンとしての冠番組はこれが初!

きっと意気込みは他の芸人以上。登壇していたらきっと「ガッキーをゲストに呼びたい」と叫んでいたに違いない。


木曜日 21:30〜 「ガーリィレコード チャンネル」



SNSや動画配信で大人気のコンビ、ガーリィレコードは、ビデオゲームやボードゲームなどをわいわいプレイする番組を予定しているとのこと。

この日は藤原竜也のモノマネでおなじみの高井が「命とかお金をかけたデスゲームがやりたい」と宣言。とりあえずリアル限定ジャンケン、リアル鉄骨渡りあたりから期待したい。もちろん命をかけて。



金曜日 20:00〜「吉本 フォートナイトチャンネル」


金曜日は人気の吉本芸人が集まってゲームを遊び尽くすチャンネル。この日は、めきめきと俳優としての活躍も見せる、『フォートナイト』歴2年のシソンヌ長谷川が番組を紹介しつつ、キレ芸も忘れなかった。



金曜日 21:30〜「吉本 麻雀チャンネル」



さらに金曜日は、トレンディエンジェルたかしとNMB48がホストとなって麻雀を遊ぶチャンネルも。NMB48の堀詩音がアイドル枠唯一の記者発表会参加で「麻雀は強くないけど、芸人さんとできるので楽しみです」とコメント。

初回は麻雀が強いことでも定評のある野性爆弾くっきーと、平成ノブシコブシ徳井が参戦。視聴者参加も可能になるとのことで、Mリーグなどで盛り上がる麻雀人気がさらに加速しそうだ。



不定期スペシャル番組 6月28日 22:00〜「ケンコバ ギャルゲー妄想研究所 チャンネル」



月〜金の帯番組だけでなく、不定期のスペシャル番組も今後多数配信される予定だ。

まずは、6月28日にケンドーコバヤシが、恋愛のイロハをギャルゲーから学んでいく「ギャルゲー妄想研究所」。いわゆるギャルゲーだけでなく、美人キャラが出てくるゲームをすべて「ギャルゲー」と消し、性格、行動、思考などを深掘りして実戦(?)に生かそうという趣旨とのこと。

研究員としては3時のヒロイン福田と子供マネキンも登場する。


不定期配信 「この素晴らしきゲーム チャンネル」



もうひとつのスペシャルチャンネルは、東野幸治の「この素晴らしきゲーム チャンネル」。紹介文によれば「人気芸人やゴシップがあった芸人、噂の芸人など今話が聞きたいゆかりのある芸人とゲームをしながらさまざまな話を聞くゲーム&トークバラエティ」とのことで、昨今話題になりがちな芸人の話がいろいろ出てきそうな、危うい予感しかしない。

録画メッセージで参加した東野は、「(今は)おしゃべり6割ゲーム4割くらいですが、おしゃべり2割ゲーム8割くらいになるように、楽しみながらゲームをやっていきたいです」とコメントしていた。



R-1王者の代表作「頼むぜ!!ボルダリング姉さん」対決


最後は、野田クリスタルが開発した「頼むぜ!!ボルダリング姉さん」でゲーム対決。優勝者には、野田が作る次回作に出演できるという。ちなみに、野田作品に出演した経験があるのはデッカチャンだけとのことだ。

横移動しながら体力が減っていくボルダリング姉さんを、途中にあるフルーツなどを食べることで回復しながらクリアするシンプルなゲームだが、レモンを食べると移動スピードが上がり、画面外に行きすぎるとフルーツが食べられずに負けてしまうというトラップもある。



曜日対抗ということで、月曜日同士のインパルス板倉vs品川の対決は、ゲームプレイに一日の長がある板倉の勝利。続いて板倉vs河本もなんやかんやと板倉が勝ち上がる。


次はNMB48堀とケンコバの対決となったが、なぜか勝ったはずのケンコバが敗北になるという「なんかしらのバグ(野田クリスタル・談)」で堀が勝利。


決勝戦の板倉vs堀は、順調に進んでいったが、堀がレモンを食べてブーストした結果、画面外で体力が尽きて敗北。板倉が次回作に出演する権利を手にした。



いよいよ吉本がゲーム配信に本気だ!


吉本興業といえば、今年UUUMとの業務提携を行って配信に力を入れ始めたばかり。eスポーツ分野でも「LJL」ではヨシモト∞ホールで実施する(現在はオンライン開催)など、eスポーツ、ゲームの分野に進出してきている。

今回のMildomとの協力関係も、テレビや舞台で大人数を目の前にした活動がメインだったお笑いという世界が、新型コロナによってネットなどのオンライン環境を活用し始めた、いわば開戦の狼煙のようなものだ。

お笑いというコンテンツは、オンラインでも非常に魅力的で強い。そこにさらに幅広い年齢層が集まり、プレイヤーとしても視聴者としても誰もが楽しめるゲームの要素が加わることで、さらに魅力が増していくだろう。

百戦錬磨のお笑い芸人たちが織りなすゲーム配信の実力はいかに? まずはMildomアプリをダウンロードしてチェックしてみよう。



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