【優勝はアラブルズ!】無観客試合で行われた「モンストプロツアー ファイナル」
2020年2月29日(土)、お台場にある「ユナイテッド・シネマお台場」にて、モンストプロツアー2019-2020の最終戦「モンストプロツアーファイナル」が開催されました。
4カ月におよぶ長きに渡って開催されたプロツアーもこれで決着が付きます。
プロツアーファイナルに出場したのは、アラブルズ、GV、【華】獣神亭一門、今池壁ドンズαの4チーム。激戦を繰り広げ、勝利したのは、アラブルズでした。
プロツアーファイナルは、それまでのレギュラーシーズンのランキング結果により、上位2チームが準決勝から進出し、3・4位チームは準々決勝から開始します。1・2位チームは一度負けても、3・4位の対戦で勝利したチームと対戦する敗者復活の権利を与えられています。
今回はタイムアタックラウンドがなく、ランキング上位チームがピック先行後攻選択権を持っており、ステージ選択権もないので、トーナメント方式も相まって、上位ランキングチームがかなり有利になっています。
その有利を生かしきって、アラブルズは優勝をもぎ取りました。これまで地方予選大会などでは優勝経験のあるアラブルズでしたが、モンストグランプリやモンストプロツアーなど大きな大会で優勝がなく、無冠の帝王の異名を持っていただけに、悲願の優勝となりました。
準優勝となったのはGV。レギュラーシーズンでは、2戦目の東京で優勝すると、3戦目の幕張で2大会連続優勝を果たします。その後もコンスタントな成績を残し、最終戦まで首位を独走しました。最終戦で初戦敗退し、アラブルズの大躍進で、わずか2ポイント差で首位を明け渡してしまいます。
これがツアーファイナルで大きく影響し、結果準優勝となりました。昨年のモンストプロツアーファイナルでも、2位通過で、今池壁ドンズαに準決勝と決勝のどちらも敗北し、準優勝となっています。今年は、今池壁ドンズαには準決勝で雪辱を果たすことはできたものの、1位チームに2度負けると言う昨年と同じ轍を踏んでしまいます。
リーグ戦やツアー後の優勝決定戦の多くは一発勝負で下位チームの大番狂わせなどが良く起きますが、モンストプロツアーファイナルは、レギュラーシーズンの成績がファイナルの優位性に繋がっており、レギュラーシーズンの重要性が高まったいいシステムです。
それだけにGVのレギュラーシーズン最終戦が悔やまれるのではないでしょうか。
「ツアーファイナルはステージ選択権がないので、ピック先行後攻選択権を取られるとかなり不利な状況になってしまった」とGVリーダーのとし選手も語っている。
かたやアラブルズは、レギュラーシーズン最終戦の勢いそのままに、ランキング上位の優位性を活かして最後まで勝ちきりました。
今シーズンのモンストプロツアーは昨年11月9日から始まり約4カ月の長期間に渡って開催されています。試合数はレギュラーシーズン7試合中5試合に参加、ツアーファイナル1試合の最大6試合の出場で、それほど頻度の高さは感じませんが、やはりツアー中は緊張しっぱなしで休まる時間はなかったと言います。
ここで各選手のインタビューをご紹介していきます。
「プロツアーは長かったですね。去年の約2倍だったので大変でした。参加大会の関係で約1か月大会に出場しない時期があったのですが、その期間は休めるわけでもなく、練習をしていました。
練習ばかりすると嫌になってくるので、適時やらない時間は設けていたんですけど、それはそれで練習しなくて良いのかって気になってしまいました。かといって、練習しすぎると考えすぎて余計うまくいかなくなったりして、本当に4か月ずっと『モンスト』漬けでした」とアラブルズキャプテンのKEVIN選手。
試合数が増えたり、期間が短くなったりすると今度は移動や大会の拘束などで負担が増える可能性もあるわけです。
アラブルズと言えば、チームも応援団も声を出して会場を盛り上げるのが特徴。しかし、ツアーファイナルは、新型コロナウイルスの影響で無観客試合となりました。昨年のプロツアーが始まった当時は、チームも応援団もほぼ声が出て居らず、それどころか明確なファンが居たかもわからない状態でしたが、今となってはその声が大きな励みになっていると言います。
「応援団の人たちがいろいろやってくれるので、選手と観客で大会ができている感じがします。最初は声を出すのが恥ずかしいと思う事が我々も応援団もあったのですが、我々が声を出すことで、応援団も声を出して応援して良いんだって思ってくれて、今の感じになっています。
以前は、やかましい!ってお叱りのDMとかも来ていたんですけど、今はまったくこなくなりました。まあ、配信だと未だにアラブルズうるさいってコメントされていますけど(笑)」(KEVIN選手)。
「今回は無観客試合で応援団の声がなかったんですけど、正直辛かったですね。こんなに応援がないことが厳しいものだとは思っていませんでした。モチベーションの維持が大変でした」(ぺぺ選手)
観戦するeスポーツとして確立しつつあるモンストプロツアーは、応援団は重要な存在。今後はファンミーティングなどもやっていきたいと話していました。
「応援してくれる人たちに楽しんで貰いたいですが、その為にはまず自分たちで楽しむことですね。今後モンストグランプリなどに参加してみたいと思う人たちも出てくると思いますが、楽しんで貰いたいです。大会に出るとめっちゃ緊張しますけど、それでも楽しんで欲しいですね」(Ritoはん選手)
「『モンストスタジアム』で対戦する面白さが広まって欲しいんです。『モンスト』をプレイしている人の10%くらいしか『モンストスタジアム』をプレイしていないと思うんです。もっといろんな人が『モンストスタジアム』をプレイしたくなるように、何かやっていきたいですね」(KEVIN選手)
「僕たちが楽しくやって、他の人が面白く思って貰いたい。実際にやってみて、おまえら(アラブルズ)レベル低いじゃねえかって思って貰ったら、グランプリ予選に出て欲しいんですよね」(虹花【ななか】選手)
モンストプロツアーの2年目が終了し、各チームがますますプロらしさを醸し出してきています。今後は、大会以外にもさまざまな活動をし、『モンスト』を盛り上げてくれることだと思います。そして、より多くの人が大会やイベントに参加することで、彼らの存在も大きくなっていくのでしょう。
4カ月におよぶ長きに渡って開催されたプロツアーもこれで決着が付きます。
無観客試合で行われたモンストプロツアーファイナル
プロツアーファイナルに出場したのは、アラブルズ、GV、【華】獣神亭一門、今池壁ドンズαの4チーム。激戦を繰り広げ、勝利したのは、アラブルズでした。
プロツアーファイナルは、それまでのレギュラーシーズンのランキング結果により、上位2チームが準決勝から進出し、3・4位チームは準々決勝から開始します。1・2位チームは一度負けても、3・4位の対戦で勝利したチームと対戦する敗者復活の権利を与えられています。
今回はタイムアタックラウンドがなく、ランキング上位チームがピック先行後攻選択権を持っており、ステージ選択権もないので、トーナメント方式も相まって、上位ランキングチームがかなり有利になっています。
その有利を生かしきって、アラブルズは優勝をもぎ取りました。これまで地方予選大会などでは優勝経験のあるアラブルズでしたが、モンストグランプリやモンストプロツアーなど大きな大会で優勝がなく、無冠の帝王の異名を持っていただけに、悲願の優勝となりました。
準優勝となったのはGV。レギュラーシーズンでは、2戦目の東京で優勝すると、3戦目の幕張で2大会連続優勝を果たします。その後もコンスタントな成績を残し、最終戦まで首位を独走しました。最終戦で初戦敗退し、アラブルズの大躍進で、わずか2ポイント差で首位を明け渡してしまいます。
これがツアーファイナルで大きく影響し、結果準優勝となりました。昨年のモンストプロツアーファイナルでも、2位通過で、今池壁ドンズαに準決勝と決勝のどちらも敗北し、準優勝となっています。今年は、今池壁ドンズαには準決勝で雪辱を果たすことはできたものの、1位チームに2度負けると言う昨年と同じ轍を踏んでしまいます。
リーグ戦やツアー後の優勝決定戦の多くは一発勝負で下位チームの大番狂わせなどが良く起きますが、モンストプロツアーファイナルは、レギュラーシーズンの成績がファイナルの優位性に繋がっており、レギュラーシーズンの重要性が高まったいいシステムです。
それだけにGVのレギュラーシーズン最終戦が悔やまれるのではないでしょうか。
「ツアーファイナルはステージ選択権がないので、ピック先行後攻選択権を取られるとかなり不利な状況になってしまった」とGVリーダーのとし選手も語っている。
かたやアラブルズは、レギュラーシーズン最終戦の勢いそのままに、ランキング上位の優位性を活かして最後まで勝ちきりました。
今シーズンのモンストプロツアーは昨年11月9日から始まり約4カ月の長期間に渡って開催されています。試合数はレギュラーシーズン7試合中5試合に参加、ツアーファイナル1試合の最大6試合の出場で、それほど頻度の高さは感じませんが、やはりツアー中は緊張しっぱなしで休まる時間はなかったと言います。
プロツアーを終えた各選手の声
ここで各選手のインタビューをご紹介していきます。
「プロツアーは長かったですね。去年の約2倍だったので大変でした。参加大会の関係で約1か月大会に出場しない時期があったのですが、その期間は休めるわけでもなく、練習をしていました。
練習ばかりすると嫌になってくるので、適時やらない時間は設けていたんですけど、それはそれで練習しなくて良いのかって気になってしまいました。かといって、練習しすぎると考えすぎて余計うまくいかなくなったりして、本当に4か月ずっと『モンスト』漬けでした」とアラブルズキャプテンのKEVIN選手。
試合数が増えたり、期間が短くなったりすると今度は移動や大会の拘束などで負担が増える可能性もあるわけです。
アラブルズと言えば、チームも応援団も声を出して会場を盛り上げるのが特徴。しかし、ツアーファイナルは、新型コロナウイルスの影響で無観客試合となりました。昨年のプロツアーが始まった当時は、チームも応援団もほぼ声が出て居らず、それどころか明確なファンが居たかもわからない状態でしたが、今となってはその声が大きな励みになっていると言います。
「応援団の人たちがいろいろやってくれるので、選手と観客で大会ができている感じがします。最初は声を出すのが恥ずかしいと思う事が我々も応援団もあったのですが、我々が声を出すことで、応援団も声を出して応援して良いんだって思ってくれて、今の感じになっています。
以前は、やかましい!ってお叱りのDMとかも来ていたんですけど、今はまったくこなくなりました。まあ、配信だと未だにアラブルズうるさいってコメントされていますけど(笑)」(KEVIN選手)。
「今回は無観客試合で応援団の声がなかったんですけど、正直辛かったですね。こんなに応援がないことが厳しいものだとは思っていませんでした。モチベーションの維持が大変でした」(ぺぺ選手)
観戦するeスポーツとして確立しつつあるモンストプロツアーは、応援団は重要な存在。今後はファンミーティングなどもやっていきたいと話していました。
「応援してくれる人たちに楽しんで貰いたいですが、その為にはまず自分たちで楽しむことですね。今後モンストグランプリなどに参加してみたいと思う人たちも出てくると思いますが、楽しんで貰いたいです。大会に出るとめっちゃ緊張しますけど、それでも楽しんで欲しいですね」(Ritoはん選手)
「『モンストスタジアム』で対戦する面白さが広まって欲しいんです。『モンスト』をプレイしている人の10%くらいしか『モンストスタジアム』をプレイしていないと思うんです。もっといろんな人が『モンストスタジアム』をプレイしたくなるように、何かやっていきたいですね」(KEVIN選手)
「僕たちが楽しくやって、他の人が面白く思って貰いたい。実際にやってみて、おまえら(アラブルズ)レベル低いじゃねえかって思って貰ったら、グランプリ予選に出て欲しいんですよね」(虹花【ななか】選手)
モンストプロツアーの2年目が終了し、各チームがますますプロらしさを醸し出してきています。今後は、大会以外にもさまざまな活動をし、『モンスト』を盛り上げてくれることだと思います。そして、より多くの人が大会やイベントに参加することで、彼らの存在も大きくなっていくのでしょう。
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