【先行プレイレビュー+インタビュー】爽快感と世界観が見事にマッチ!『リーグ・オブ・レジェンド』の世界が舞台の新アクションRPG『メイジシーカー』がまもなくリリース!
『リーグ・オブ・レジェンド』や『VALORANT』といったeスポーツの人気タイトルを手がけるライアットゲームズが、Digital Sunとタッグを組み新タイトルをリリースする。その名も『メイジシーカー』。
『メイジシーカー』は『リーグ・オブ・レジェンド』のチャンピオン・サイラスが主人公のアクションRPGだ。プレイヤーはサイラスとなって、メイジ狩りの弾圧からデマーシアを解放すべく革命軍となって戦う。行く先々で出会った仲間たちと協力し、メイジ狩りの圧政に立ち向かうといったストーリーだ。
物語の舞台は『リーグ・オブ・レジェンド』の世界観に近いものがあるため、『リーグ・オブ・レジェンド』をプレイしているプレイヤーにとってはサイドストーリーとして楽しむことができる。かといって未プレイのプレイヤーが楽しめないかというとそうでもない。
今回はそんな爽快感のアクションとちょっと懐かしさも感じる世界観が融合した『メイジシーカー』を先行プレイすることができたので、ゲームの内容を紹介しつつ、開発者へのインタビューをお届けしよう。
前述したとおり、ストーリーの舞台は『リーグ・オブ・レジェンド』でもおなじみのデマーシア王国。デマーシア王国について簡単に説明すると、魔力を持つ者(メイジ)を弾圧するべく、メイジ狩りと呼ばれる人々がメイジを幽閉するといった行為が国先導で行われている国家だ。
主人公のサイラスはメイジ狩りとして一目置かれていたが、そんなメイジ狩りに疑問を抱いたサイラスはひとりのメイジを助けてしまった。そのことでサイラスは15年もの間囚われの身となったが、ついに逃亡を開始。復讐をもくろむメイジらとともに王国と戦うことになったというのが今回のおおまかなストーリーだ。
サイラスといえば、両手に持った鎖の鞭が特徴的。『メイジシーカー』でも例外ではなく、この鎖の鞭を使って攻撃をしたり、ギミックを解いたりすることができる。通常攻撃は弱攻撃と強攻撃の2種類。組み合わせによってさまざまな種類の攻撃を出すことができる。
戦闘をよりスピーディーに楽しめる要素としてダッシュがある。ダッシュ中は無敵にになり、敵の攻撃を回避したり足場のない道を進んだりとテクニカルな操作が可能だ。
そのほかにも鎖の鞭を投げつけ、敵に急接近することもできる。離れた位置にいる敵に距離を詰めたい時や、遠くの足場に移動したい時などに活用できる。
ファーストインプレッションはとにかく爽快感がある!といった感じ。シンプルながらスピーディーな戦闘が楽しめ、キャラクターを自分の意思通りに動かしている感があるため、ストレスなく戦闘が楽しめた。
サイラスの代名詞ともいえる乗っ取りは『メイジシーカー』でも再現されている。スキルを使う敵に向かって鎖を引っ掛けることで相手のスキルをコピー。コピーしたスキルは任意のタイミングで発動することが可能なのだ。
また炎は氷に、氷は炎にといった相性もあるのでコピーしたスキルを別の敵に使うことで効率よくダメージを与えられるのだ。これがまた戦略の幅を広げてくれる楽しみポイントでもある。
なお一度コピーしたスキルは別途呪文として習得も可能になるため、新規の敵が出現したら、とりあえずスキルをコピーしておくとよさそうだ。
道中には革命軍としてともに戦ってくれるメイジと出くわすこともある。彼らと同行することで、特殊な効果を得ることができるようになる。
ステージに行く前にどの味方を同行させるかを決めることができるので、こちらもまた戦略の幅が広がるシステムといえる。
最後にリリース直前で行われたプレゼンテーションに参加。そこでデベロッパーに方々にインタビューをする機会があったので、その内容をお届けしよう。
——『メイジシーカー』はとてもワクワクするような世界観だと感じています。一方で、『リーグ・オブ・レジェンド』プレイヤーの期待を裏切らないような世界観を作るというのはとても難しいことなのではとも感じています。どのような点に気をつけながら『リーグ・オブ・レジェンド』の世界観を広げていったのでしょうか。
Rowan Parker(クリエイティブディレクター):おっしゃる通り、それはとても難しい課題でした。『リーグ・オブ・レジェンド』のプレイヤーは世界中にいるため、それぞれが持つ世界観にも違いがあると思います。
その中でも上記のスクリーンショットはデマーシアの象徴をうまくとらえられていると感じています。例えば窓の高さであったり、建造物の色合いであったり——。プレイヤーがどのような世界を見ているのかというのをコンセプトアートを通じて長い間検証をし、その世界観をピクセルアートで再現しました。
——なるほど。具体的にユーザーの声を再現した部分なんていうのはあるのでしょうか?
Rowan Parker:実は社内にも『リーグ・オブ・レジェンド』のプレイヤーはたくさんいます。彼らの知見を聞きながら世界を構築していったという面もありますので、そういった意味でもユーザーの声を再現したといっていいのではないでしょうか。また一般のテストプレイヤーからのフィードバックも参考にしました。
——これまで公開されてきたシネマティックトレーラーを見ると、デマーシア側が正義でサイラス側が悪といった表現が多かったと思いますが、『メイジシーカー』ではサイラスが主人公で、さらには同胞が集まっています。そういった意味で今作はデマーシアの悪の部分が垣間見えることがあるのでしょうか?
Rowan Parker:サイラスは見た目や今までの印象から正義として扱われにくいキャラクターでした。しかし彼が持っている復讐心というのは本当に悪なのかというと実際はそうではありません。一方で、デマーシア王国がやっていることも必ずしも正義であるとは限りません。『メイジシーカー』のストーリーを進めていく上で、ラックスやガレンにふれる部分もでてきます。そこでデマーシアが抱えている新たな一面を楽しんでいただけるとうれしいです。
Sara Costa(ゲームデザイナー):デマーシアの人物像、サイラス側の革命軍といったストーリーを作り上げることは複雑ではありましたが、とても楽しかったです。サイラスはどこかアンチヒーロー的な立ち位置なので、自分たちの行動をどのような形で正当化していくのかという部分をゲームをプレイしながら楽しんでいただきたいです。
——ライアットゲームズといえば『リーグ・オブ・レジェンド』や『VALORANT』といったいわゆる対人戦(PvP)のタイトルを手がけているイメージが強いですが、『メイジシーカー』のようなひとり用を手がけるにあたり、どんなノウハウが生かされましたか? また苦労した点などありましたら教えてください。
Rowan Parker:『リーグ・オブ・レジェンド』で使用されているスキルやアルティメットアビリティは、発動の瞬間や余韻でなどシネマティックな要素を含んでいると思います。そういういった部分は直接『メイジシーカー』に持ち越せたのではないでしょうか。
Sara Costa:『リーグ・オブ・レジェンド』のようなPvPの場合、ゲームバランスを保つためにも各チャンピオンのバランスを調整する必要がありました。しかし『メイジシーカー』のようなアクションRPGの場合は、サイラスやガレンといったチャンピオンが持つポテンシャルを最大限に引き出すことができます。
彼らのリミッターを外し世界観を作り上げるということはとても楽しかったです。
——ちなみに私は『VALORANT』がとても好きなのですが、『メイジシーカー』のように『VALORANT』の世界観が楽しめるアクションRPGがリリースされる予定はありますか?
Rowan Parker:今のところ予定はありませんが、「VALORANTでもアクションRPGやろうよ」っていう声が内部で増えてきたらリリースされるかもしれませんね。
——ありがとうございました。
先述した通り『メイジシーカー』は日本時間2023年4月19日(水)にリリース予定となっている。『リーグ・オブ・レジェンド』を知っているプレイヤーはもちろん、知らないプレイヤーでも楽しめる内容となっているので、興味のある人はぜひチェックしてみてほしい。
個人的にはキャラクターを操作しているだけで楽しいアクション性や、いわゆる隠しアイテムを見つける探索要素だったり、難易度が柔軟に選択できる点が非常に楽しめる内容だと感じた。
普段はeスポーツとしてPvPを楽しんでいるひとも、たまにはまったり、じっくりゲームをしたいという人におすすめできる一本となるだろう。
メイジシーカー公式:
https://www.themageseeker.com/ja-jp/
『メイジシーカー』は『リーグ・オブ・レジェンド』のチャンピオン・サイラスが主人公のアクションRPGだ。プレイヤーはサイラスとなって、メイジ狩りの弾圧からデマーシアを解放すべく革命軍となって戦う。行く先々で出会った仲間たちと協力し、メイジ狩りの圧政に立ち向かうといったストーリーだ。
物語の舞台は『リーグ・オブ・レジェンド』の世界観に近いものがあるため、『リーグ・オブ・レジェンド』をプレイしているプレイヤーにとってはサイドストーリーとして楽しむことができる。かといって未プレイのプレイヤーが楽しめないかというとそうでもない。
今回はそんな爽快感のアクションとちょっと懐かしさも感じる世界観が融合した『メイジシーカー』を先行プレイすることができたので、ゲームの内容を紹介しつつ、開発者へのインタビューをお届けしよう。
メイジシーカー
発売日:2023年4月19日リリース予定
プラットフォーム:PlayStation4/5 、Xbox Series X|S、Xbox One、Nintendo Switch、PC
価格:
スタンダードエディション:3,870円
デラックスエディション:5,170円
予約ページ:https://www.themageseeker.com/ja-jp/purchase/
発売日:2023年4月19日リリース予定
プラットフォーム:PlayStation4/5 、Xbox Series X|S、Xbox One、Nintendo Switch、PC
価格:
スタンダードエディション:3,870円
デラックスエディション:5,170円
予約ページ:https://www.themageseeker.com/ja-jp/purchase/
革命軍となってメイジ狩りの圧政に立ち向かおう
前述したとおり、ストーリーの舞台は『リーグ・オブ・レジェンド』でもおなじみのデマーシア王国。デマーシア王国について簡単に説明すると、魔力を持つ者(メイジ)を弾圧するべく、メイジ狩りと呼ばれる人々がメイジを幽閉するといった行為が国先導で行われている国家だ。
主人公のサイラスはメイジ狩りとして一目置かれていたが、そんなメイジ狩りに疑問を抱いたサイラスはひとりのメイジを助けてしまった。そのことでサイラスは15年もの間囚われの身となったが、ついに逃亡を開始。復讐をもくろむメイジらとともに王国と戦うことになったというのが今回のおおまかなストーリーだ。
鎖の鞭が織りなす多彩なアクションが爽快!
サイラスといえば、両手に持った鎖の鞭が特徴的。『メイジシーカー』でも例外ではなく、この鎖の鞭を使って攻撃をしたり、ギミックを解いたりすることができる。通常攻撃は弱攻撃と強攻撃の2種類。組み合わせによってさまざまな種類の攻撃を出すことができる。
戦闘をよりスピーディーに楽しめる要素としてダッシュがある。ダッシュ中は無敵にになり、敵の攻撃を回避したり足場のない道を進んだりとテクニカルな操作が可能だ。
そのほかにも鎖の鞭を投げつけ、敵に急接近することもできる。離れた位置にいる敵に距離を詰めたい時や、遠くの足場に移動したい時などに活用できる。
ファーストインプレッションはとにかく爽快感がある!といった感じ。シンプルながらスピーディーな戦闘が楽しめ、キャラクターを自分の意思通りに動かしている感があるため、ストレスなく戦闘が楽しめた。
敵のスキルをコピー!弱点を突いたスキルを放とう!
サイラスの代名詞ともいえる乗っ取りは『メイジシーカー』でも再現されている。スキルを使う敵に向かって鎖を引っ掛けることで相手のスキルをコピー。コピーしたスキルは任意のタイミングで発動することが可能なのだ。
また炎は氷に、氷は炎にといった相性もあるのでコピーしたスキルを別の敵に使うことで効率よくダメージを与えられるのだ。これがまた戦略の幅を広げてくれる楽しみポイントでもある。
なお一度コピーしたスキルは別途呪文として習得も可能になるため、新規の敵が出現したら、とりあえずスキルをコピーしておくとよさそうだ。
ともに戦ってくれる味方を探して新たな効果を身につけよう
道中には革命軍としてともに戦ってくれるメイジと出くわすこともある。彼らと同行することで、特殊な効果を得ることができるようになる。
ステージに行く前にどの味方を同行させるかを決めることができるので、こちらもまた戦略の幅が広がるシステムといえる。
ユーザーの思い描いている世界観を壊さずイメージを膨らませた【デベロッパーインタビュー】
最後にリリース直前で行われたプレゼンテーションに参加。そこでデベロッパーに方々にインタビューをする機会があったので、その内容をお届けしよう。
——『メイジシーカー』はとてもワクワクするような世界観だと感じています。一方で、『リーグ・オブ・レジェンド』プレイヤーの期待を裏切らないような世界観を作るというのはとても難しいことなのではとも感じています。どのような点に気をつけながら『リーグ・オブ・レジェンド』の世界観を広げていったのでしょうか。
Rowan Parker(クリエイティブディレクター):おっしゃる通り、それはとても難しい課題でした。『リーグ・オブ・レジェンド』のプレイヤーは世界中にいるため、それぞれが持つ世界観にも違いがあると思います。
その中でも上記のスクリーンショットはデマーシアの象徴をうまくとらえられていると感じています。例えば窓の高さであったり、建造物の色合いであったり——。プレイヤーがどのような世界を見ているのかというのをコンセプトアートを通じて長い間検証をし、その世界観をピクセルアートで再現しました。
——なるほど。具体的にユーザーの声を再現した部分なんていうのはあるのでしょうか?
Rowan Parker:実は社内にも『リーグ・オブ・レジェンド』のプレイヤーはたくさんいます。彼らの知見を聞きながら世界を構築していったという面もありますので、そういった意味でもユーザーの声を再現したといっていいのではないでしょうか。また一般のテストプレイヤーからのフィードバックも参考にしました。
——これまで公開されてきたシネマティックトレーラーを見ると、デマーシア側が正義でサイラス側が悪といった表現が多かったと思いますが、『メイジシーカー』ではサイラスが主人公で、さらには同胞が集まっています。そういった意味で今作はデマーシアの悪の部分が垣間見えることがあるのでしょうか?
Rowan Parker:サイラスは見た目や今までの印象から正義として扱われにくいキャラクターでした。しかし彼が持っている復讐心というのは本当に悪なのかというと実際はそうではありません。一方で、デマーシア王国がやっていることも必ずしも正義であるとは限りません。『メイジシーカー』のストーリーを進めていく上で、ラックスやガレンにふれる部分もでてきます。そこでデマーシアが抱えている新たな一面を楽しんでいただけるとうれしいです。
Sara Costa(ゲームデザイナー):デマーシアの人物像、サイラス側の革命軍といったストーリーを作り上げることは複雑ではありましたが、とても楽しかったです。サイラスはどこかアンチヒーロー的な立ち位置なので、自分たちの行動をどのような形で正当化していくのかという部分をゲームをプレイしながら楽しんでいただきたいです。
——ライアットゲームズといえば『リーグ・オブ・レジェンド』や『VALORANT』といったいわゆる対人戦(PvP)のタイトルを手がけているイメージが強いですが、『メイジシーカー』のようなひとり用を手がけるにあたり、どんなノウハウが生かされましたか? また苦労した点などありましたら教えてください。
Rowan Parker:『リーグ・オブ・レジェンド』で使用されているスキルやアルティメットアビリティは、発動の瞬間や余韻でなどシネマティックな要素を含んでいると思います。そういういった部分は直接『メイジシーカー』に持ち越せたのではないでしょうか。
Sara Costa:『リーグ・オブ・レジェンド』のようなPvPの場合、ゲームバランスを保つためにも各チャンピオンのバランスを調整する必要がありました。しかし『メイジシーカー』のようなアクションRPGの場合は、サイラスやガレンといったチャンピオンが持つポテンシャルを最大限に引き出すことができます。
彼らのリミッターを外し世界観を作り上げるということはとても楽しかったです。
——ちなみに私は『VALORANT』がとても好きなのですが、『メイジシーカー』のように『VALORANT』の世界観が楽しめるアクションRPGがリリースされる予定はありますか?
Rowan Parker:今のところ予定はありませんが、「VALORANTでもアクションRPGやろうよ」っていう声が内部で増えてきたらリリースされるかもしれませんね。
——ありがとうございました。
———
先述した通り『メイジシーカー』は日本時間2023年4月19日(水)にリリース予定となっている。『リーグ・オブ・レジェンド』を知っているプレイヤーはもちろん、知らないプレイヤーでも楽しめる内容となっているので、興味のある人はぜひチェックしてみてほしい。
個人的にはキャラクターを操作しているだけで楽しいアクション性や、いわゆる隠しアイテムを見つける探索要素だったり、難易度が柔軟に選択できる点が非常に楽しめる内容だと感じた。
普段はeスポーツとしてPvPを楽しんでいるひとも、たまにはまったり、じっくりゲームをしたいという人におすすめできる一本となるだろう。
メイジシーカー公式:
https://www.themageseeker.com/ja-jp/
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