『TEPPEN』の魅力&攻略をウメハラ×ときど×ジャスティンが語る! アジア・日本ローンチ発表会レポート (1/2)

2019.8.14 岡安学
ガンホー・オンライン・エンターテイメントとカプコンは、8月8日にスマートフォン向けゲーム『TEPPEN』のアジア・日本地域でのローンチ発表会「TEPPEN Asia Japan Premiere」を開催しました。

『TEPPEN』はカプコンの人気キャラクターが登場するカードゲームで、ターン制とリアルタイムバトルが融合した新機軸のゲームです。北米・欧州などでは7月4日からリリースされており、発表会の当日、日本やアジア地域の11カ国でリリースされています。

発表会に登壇したガンホー・オンライン・エンターテイメント 代表取締役社長 CEO 森下一喜氏

カプコン 常務執行役員 辻本良三氏

リアルタイムバトルの新機軸カードゲーム『TEPPEN』


『TEPPEN』は、それぞれ選択したキャラクター(ヒーロー)の体力(標準では30ポイント)を先にゼロにした方が勝利となります。3カ所にカードを置ける場所があり、そこにユニットのカードを設置すると、カードから矢印のようなものが相手陣営に向かって伸びていきます。この矢印が相手陣営に到達すると、カードの攻撃力分、ヒーローの体力が減ります。矢印が届く前にカードを配置することで、攻撃を防ぐことができます。カードに矢印が到達すると、お互いのカードの体力に攻撃力分のダメージを与え合い、ゼロになるとカードが破壊されます。

カードは無闇に出せるものではなく、画面下にあるMP(ゲージ)を消費します。強力なカードはMP消費量も多く、MPの配分が重要になってきます。

また、カードはユニット以外にアクションカードというものがあり、これを使うとターン制に切り替わります。このターン制ではアクションカードしか使用できず、10秒の間に選択し、使用しなくてはなりません。アクションカードはいわゆる魔法カードのようなもので、すでに配置したユニットカードの攻撃力や防御力をアップさせたり、さまざまな状態変化を起こしたり、相手のカードを無視してヒーローに直接ダメージを与えたりすることができます。

ユニットカードとアクションカードを使うごとに消費するゲージ数によって、ヒーローの必殺技(ヒーローアーツ)を使用するための数値(アーツポイント)が溜まっていきます。使用するための数値が溜まると、ヒーロー固有の必殺技を使えます。必殺技はヒーローひとりに3種類用意されており、効果や発動までの数値が違います。例えばリュウの真空波動拳は、ユニットカード1体に7ダメージを与える強力な技になっています。

時間によって徐々に溜まっていくMPを使用し、カードを盤面に配置する。左右にいるヒーローの体力を先にゼロにした方が勝利。カードとカードの間には攻撃を示す青と赤の矢印が時間の経過とともに進んで行き、相手のカードに到達すると戦いになる

ヒーローはそれぞれにカラーを持っており、赤は攻撃力重視、緑は防御・回復重視、紫は特殊攻撃重視、黒はカードを犠牲にして一撃必殺の大ダメージを与えるといった違いがあります。いわゆる色での相性はなく、ヒーローと同じカラーのカードデッキしか使えないということです。2色のカードデッキを使う多色デッキもありますが、その場合は通常10まであるMPの上限が5になってしまい、6以上のカードが使えなくなってしまいます。

このようにカードゲームの面白さをおさえつつ、アクションゲームのようなリアルタイム性を取り込んだ、新しいゲームになっています。

12月にeスポーツ世界大会開催!優勝賞金5000万円!!


さらに、すでにeスポーツへの展開も用意されており、8月30日から北米・ワシントンで開催される「PAX West 2019」や、9月12日から開催される「東京ゲームショウ2019」などに出展する予定。東京ゲームショウでは優勝賞金10万円の大会が開かれる予定で、しかも会期中に何度も大会が行われるとのことで、多くの人に賞金獲得のチャンスがあります。

『TEPPEN』の世界大会である「World Championship」の開催も予定されており、10月からオンライン予選大会が始まります。12月に東京にて「World Championship」の決勝大会が行われ、アメリカ地域、ヨーロッパ地域、アジア地域、ホスト国から選出された各3選手が世界一を競い合います。優勝賞金は5000万円。現在は公式スポンサーにAmazonが入っていますが、今後スポンサーの参入具合によっては、賞金額もアップする見込みです。

東京ゲームショウでは、ゲームのプロモーションカードやTシャツなどがプレゼントされる。賞金10万円の大会も開催予定

世界大会「World Championship」の開催が早くも決定。各地域の代表3名が決勝大会で鎬を削る

Amazonをスポンサーに迎えた「World Championship」では、賞金額が5000万円に!

『TEPPEN』の今後のロードマップ。すでにイベントが目白押し

日本のローンチに合わせ、新ヒーローのジル・バレンタイン(バイオハザード)が参戦

発表会では、カプコンの対戦格闘ゲームストリートファイターV アーケードエディション』で活躍するプロプレイヤーによるエキシビションマッチも行われました。出場したのは、ウメハラ選手、ときど選手、ジャスティン・ウォン選手の3選手。3選手ともすでに『TEPPEN』をやり込んでおり、白熱した試合を展開していました。

エキシビションマッチでバトルをするウメハラ選手

ときど選手

ジャスティン・ウォン選手

ジャスティン・ウォン選手対ウメハラ選手の伝説対決。残念ながらウメハラ選手の“排水の逆転劇”は起こらず

エキシビションマッチを戦った3人に聞く『TEPPEN』の魅力とは?

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