『TEPPEN』の魅力&攻略をウメハラ×ときど×ジャスティンが語る! アジア・日本ローンチ発表会レポート (2/2)

2019.8.14 岡安学

ウメハラ×ときど×ジャスティン ショートインタビュー


発表会終了後の個別会見では、ウメハラ選手、ときど選手、ジャスティン・ウォン選手に『TEPPEN』の魅力についてインタビューしました。

「自分はほんとにカプコンキャラが好きなんだと気づいた」──ウメハラ


——ズバリ、『TEPPEN』の魅力とはなんでしょうか。

ときど選手(以下、ときど):私は他のカードゲームタイトルも結構やりこんでいたんです。楽しめていたんですけど、1ゲームが長くかかってしまうのが懸念でしたね。『TEPPEN』は試合もすぐに終わるのでいいですね。あとアクション性が高いのは、プレイしていて、これまでのカードゲームと違う楽しみがありますし、我々がずっとやってきた対戦格闘ゲームのノウハウも生かせるのではないかと思っています。

ウメハラ選手(以下、ウメハラ):アクション性に関しては同意ですね。あと、『TEPPEN』をやってみて、自分は本当にカプコンのゲーム、カプコンのキャラクターが好きなんだなって気づかされました。思い入れがあるんだなって。ゲーム性の前に、すごく書き込まれたモリガンが動いているのを見ているだけでうれしかったりするわけです。自分たちの世代の人は同じように感じてくれるのではないでしょうか。

ジャスティン・ウォン選手(以下、ジャスティン):ゲーム自体の展開が速いので、1ゲームあたりの時間も短いのがいいですね。ちょっとした隙間時間でもプレイできるのはいいです。

——今日のエキシビションマッチを見ていて、すごく楽しそうにゲームをしているのが見てとれたのですが、やはりプレイしていて楽しいんですよね。

ときど:面白いですねー。

ウメハラ:速いのが好きで対戦格闘ゲームをやっているので、こんなに速い展開のカードゲームは面白いですよ。

——今回のエキシビションにあたって、どれくらいの練習をしてきましたか。

ジャスティン:今回、ときど選手と大吾(ウメハラ)選手がどのようなデッキを使うかわからなかったので、いろいろなデッキに対応できるように、かなりの時間をランクマッチに当てました。

ウメハラ:かなりやっていますね。ただ、今回のエキシビションのためというのではなく、『TEPPEN』をプレイしはじめてみたら、面白くてハマってしまったという方が正しいですね。

ときど:期間で言うと3週間くらいはやっています。

「矢印が相手に届くギリギリが熱い!」──ときど


——現状、強いと思われるのはどのヒーローとユニットでしょうか。

ときど:本日、日本でローンチしたと同時に修正が入ったみたいなので、今日までという前提になりますが、ネルギガンテ(モンスターハンター)は猛威を振るっていましたね。バランス調整でどうなるかはわからないですが、今日ウメさんと対戦した時に使ったリュウはシンプルだし、やることもわかっているので、最初に使うにはいいヒーローですね。

ウメハラ:ネルギガンテに調整が入るのであれば、リオレウス(モンスターハンター)が強いのではないでしょうか。『モンハン』系は強い印象です。カードは、いぶき(ストリートファイター)がハマった時は強いですね。あとは、アイリス(ロックマンX)は強い。

——エキシビションでも使用されていましたね。

ときど:どのデッキに入れても強い。MPの回復も早い。

ウメハラ:あとはスピニングバードキックをしている春麗(ストリートファイター)ですね。

ジャスティン:ヒーローだと、リュウ、モリガン(ヴァンパイア)、ウェスカー(バイオハザード)、ネルギガンテですね。今回は、それらを使われてもいいように対策用のデッキも作ってきました。カードはアクションカードの「隠された真意」が強いですね。アクションカードの効果を打ち消せるのですが、味方ヒーローの体力が半分になってしまうものです。終盤の混戦で使うと強力です。

——勝つための秘訣はなんでしょうか。

ジャスティン:いろいろ試してみることですね。あとはデッキ製作です。コミュニティなどでデッキを公開しているので、自分のデッキと比較して検討するのがいいと思います。

ときど:いま意識しているのは、矢印が相手の陣営に届くギリギリが熱いと思っています。そのギリギリって相手が守るためにカードを出してくるわけですが、そこに真空波動拳を用意しておいて、出たカードを潰して、こちらの攻撃をヒーローに通すとか、そういう駆け引きですね。

ウメハラ:カードをあえて置きに行くっていうのもありますね。まだ相手が出していないけど、置きに行く感じで。

ときど:読みが当たったら気持ちいいもんね。

ウメハラ:アクション性が強いと言っても、カードゲームなんで、デッキが弱いと話にならないです。自分のリプレイとか見て、何が悪かったかを確認するのが上達の早道ですね。

「『ジャスティス学園』のキャラも入れてほしい!」──ジャスティン・ウォン


——コミュニティの話が出ましたが、ジャスティン選手、すでにリリースされているアメリカでは『TEPPEN』の人気やコミュニティの盛り上がりはどんな感じでしょうか。

ジャスティン:アメリカでは『TEPPEN』が好きな人が多いですね。対戦格闘ゲームのコミュニティでも話題になっています。私がSNSで『TEPPEN』のことを話すと、それに呼応した人たちがダウンロードして、プレイしてくれているようです。

——『TEPPEN』はすでに大会の開催も発表されていますが、みなさんもeスポーツイベントへの出場はあるのでしょうか。

ジャスティン:大会は出てみたいですし、出るのでしたらもちろん優勝したいです。『TEPPEN』は展開が速く、プレイ時間を費やした分、うまくなると思いますので、やりこんで大会に挑みたいです。

ウメハラ:出ていいんですか? 出たいですね。

ときど:大会とか面白そうですしね。カードゲームの大会って出られていないんですよ。先ほど言ったように、結構プレイしていたカードゲームがあったんですけど、なかなか都合が合わなくて。今度は大会に出られればいいなと思います。

ウメハラ:大会の開催時期って(格闘ゲームの大会と)大体一緒なんですよね。みんなが休める時期って一緒だから。

——今後、追加して欲しいカプコンキャラクターはありますでしょうか。

ウメハラ:そうですね。これって今までカプコンのゲームで出てきたキャラクターしか出ないんでしょうか。『TEPPEN』初出しのキャラクターがあってもいいと思っています。完全オリジナルでもいいですし、今までのゲームで設定だけあったキャラクターですね。モリガンの上司とか、是空は『ストリートファイターV アーケードエディション』で出てきてしまいましたけど、あれも元々設定だけのキャラクターでしたよね。

ときど:豪鬼は出して欲しいけど難しいかな。

ウメハラ:いや、豪鬼は絶対出てくるでしょ。ヒーローで黒だよ。

ジャスティン:『ジャスティス学園』のキャラクターが出て欲しいですね。『ジャスティス学園』って、こういったさまざまなキャラクターが入り交じるゲームにおいても、なかなか登場していないので、ぜひ『ジャスティス学園』のキャラクターを入れてほしい。

——今後『TEPPEN』でやってほしいことや、期待する展開はありますか。ゲーム内でもイベントでも。

ウメハラ:売りなのは、カードゲームでありながら、アクション性があるところですよね。でもこれって、プレイヤーが慣れていった時、アクション性が落ちていってしまうと思います。その時、どうするかが気になりますね。もっと速く動くようにするのか、処理すべきことを増やしていくのか。

ときど:このゲームは長く遊びたいなって思っているんですよね。その一環で大会を開いたりすることもあると思うんですけど、大会がしやすいようなモードがゲームシステムとして組み込まれているといいですね。配信や観客に見せる画面は、両方の相手の手札まで見えるとか、2画面を同時に表示させるとかですね。

ジャスティン:対戦格闘ゲームのコミュニティでも人気になっているので、対戦格闘ゲームのトーナメントと一緒にやれるといいと思います。

個別インタビューに答えてくれたときど選手(写真左)、ジャスティン・ウォン選手(写真中)、ウメハラ選手(写真右)


リンク
TEPPEN
https://teppenthegame.com/jp/

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