【Worlds 2021】DFM、4戦目のBeyond Gamingをねじ伏せてタイブレークへ! インタビューはSteal選手に

2021.10.8 宮下英之
リーグ・オブ・レジェンド』の世界大会Worlds 2021」にて、日本代表チームのDetonatioN FocusMe(DFM)が、PCS(香港・マカオ・台湾)代表のBeyond Gamingと戦い、DFMが圧倒的な勝利を飾った。

DFMはブルーサイドからのバンピックでルシアン、アフェリオス、ライズをバンし、ミス・フォーチュンをピック。BYGはシン・ジャオを取り上げ、MFに対してエズリアルを当てる。DFMはWorldsで大活躍中のレオナ、ジャングルにリリア、トップにはアーゴット、そしてミッドはAriaの得意チャンプであるアカリを選んだ。

どちらもレイトゲーム構成ではあるものの、MFはルーンに「秘儀の彗星」を選択し、序盤のレーン戦からリードしていく構えを見せる。


試合が始まると、ミッドのAriaとトップのEviが対面にダメージを負わせ、レーンで主導権を握る。一方、ボットにはレベル3ガンクを狙ってシン・ジャオがやってくるが、すぐさまEviがTP。GaengのレオナとEviのアーゴットで相手をとらえる。さらにミッドのふたりもTPを使い、Yutaponが冷静にシン・ジャオとサイラスをねじ伏せ2キルを獲得する。


焦りが見えるBYGに対して、DFMはあくまでクレバーだった。トップサイドのジャングルへの侵入を許さず、BYGがドラゴンを狙う間にリフトヘラルドを確保し、ミッドのタワープレートを獲得。さらにはドラゴン、ヘラルドを取り、タワーも追ってじわじわBYGを追い詰めていく。

DFMの決して無理をしない慎重な攻めと、マップ全体をしっかり警戒したマクロによりリードはさらに拡大。バロン裏での集団戦では3-3トレードとなってしまうが、DFMの優位は揺るがない。その後も、GaengとEviのチェーンコンボ、YutaponとAriaとStealのダメージで圧倒し、DFMが目指す試合運びを崩さずに完勝した。


Stealインタビュー「Ariaを信じて任せた」


試合後のインタビューは、ジャングルのSteal選手となった。


Katsudion:まずは、今の気持ちを。

Steal:めちゃくちゃうれしい。タイブレークは残っているかもしれないけど、Bo5で買ったらグループステージに上がれるのはうれしい。

Katsudion:昨日、Evi選手はウキウキだったが、Steal選手は落ち着いているが……。

僕も今は落ち着いているけど、(Eviは)興奮して大きな声が出たり、インタビューにきたから見ていないけど、もしかしたらEviは泣いているかもしれない。

Katsudion:ドラフトについて、Doggoを警戒していたと思うがエズリアルを渡した理由は?

Steal:DoggoがPCSの試合を見てもうまくて警戒していたけど、僕たちのピックに自身があったらエズを渡してもいいと思った。


Katsudion:リリアを早めに選んだのは?

Steal:ゴアドリンカーの(を積む)チャンピオンが強いけど、構成によってはリリアとかタリヤも強い。今回はその状況ではなかった。

Katsudion:リリアを取るとミッドはADチャンピオンであることが多いが、アカリだった理由は?

Steal:AD、AP両方とも準備したけど、Ariaが単純にアカリがいいと言ったので、そこは信じて単純に任せた。

Katsudion:非常にいい内容で勝利を収めた。ゲーム内容はどうだった?

Steal:敵の赤バフあたりの戦いでヒヤっとしたけど、そのあとから僕たちの流れに戻って、いい感じに勝ててよかった。

Katsudion:次はタイブレークになるかBo5となるかはわからないが、意気込みを。

Steal:次の試合でUOLが勝ったらタイブレークも残っているかもしれないけど、とりあえずBo5に向けてしっかり準備して、いい試合になるように頑張りたい。応援よろしくお願いします。


なお、この試合の後に行われたC9 vs UOL戦でUOLが勝利したことで、C9とDFMが3勝1敗で並び、タイブレークとしてもう1試合直接対決となる。


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