【プロeスポーツ選手×コンプライアンス意識】eスポーツチームSCARZがコンプライアンス研修を開催——SNS発信で足元をすくわれる時代をどう生き抜くか

2025.7.28 eSports World編集部
eスポーツチームSCARZが、選手およびストリーマーを対象にしたコンプライアンス研修を実施した。eスポーツ選手は、ほかのフィジカルスポーツ選手に比べ、SNSや個人配信など競技以外での発信が多いのが現状。

選手間のトラブルや失言による契約解除など、ふとした言動で批判を浴び足元をすくわれることも少なくない。こういった研修を公表したeスポーツチームは、SCARZのほかにFENNELが挙げられるが、プロeスポーツチームを名乗る以上、チームが率先して研修を行ってほしい。

参考:
【eスポーツ選手にも社会的責任の自覚を】eスポーツチームFENNELが所属選手、ストリーマーを対象にしたコンプライアンス研修を実施

<以下、ニュースリリースより>

プロeスポーツチーム「SCARZ」健全な活動と信頼性向上に向けたコンプライアンス研修を開催


株式会社XENOZ (本社: 東京都渋谷区, 代表取締役: 友利 洋一) は、運営する eスポーツチーム「SCARZ(スカーズ)」は、全選手およびストリーマーを対象としたコンプライアンス研修を実施いたしました。

近年、eスポーツ業界では、選手や配信者の発信力の高まりとともに、その言動が社会的責任を問われるケースも増加しています。SCARZでは、これを単なる“リスク”としてとらえるのではなく、「一人ひとりが信頼を積み重ねる力を持つ」という前向きな可能性としてとらえ、今回の研修をチーム全体の成長機会と位置づけています。

本研修は、SNSや配信など日常的な発信機会が多いeスポーツ業界において、選手・クリエイターが社会的責任を持った行動をとるための基礎的な理解と意識向上を目的としています。

研修内容


コンプライアンスの基本
・情報発信における責任や、所属チーム・パートナー企業への影響を踏まえた行動指針など、
・社会人・表現者として知っておくべき基本的なルールを学びました。

アスリートとしてのマナーとルール
・ファンや視聴者、関係者との関わりの中で求められる立ち振る舞いや、
・スポーツマンシップに基づいた姿勢の大切さについて考える内容となりました。

また、研修の一部では、過去にSCARZのレインボーシックスシージ部門で選手として活動し、今は社員としてチームのマネジャー等を務めるPyonが選手目線での実体験や課題を交えながら、より現場に即した内容での講義が行われました。

SCARZは今後も継続的に研修を行い、「個の発信力」と「組織としての信頼」を両立するチーム文化を築き上げ、ファン・パートナー・コミュニティの皆さまに対して、誠実であり続ける組織を目指してまいります。


株式会社XENOZ(SCARZ)とは



株式会社XENOZは、esportsチーム「SCARZ」の運営をはじめとするesports事業を展開しています。その他にもアパレル/グッズの運営やeスポーツ施設の運営、eスポーツを活用したビジネス開発など幅広く手がけております。

2022年には、大丸松坂屋百貨店やパルコを有するJ. フロントリテイリンググループの一員となり、日本から世界に通用するeスポーツ企業を目指し、事業を行っております。

◼️ 株式会社XENOZ
《HP》https://www.scarz.net/
《X(旧:Twitter)》https://x.com/SCARZ5
《Instagram》https://www.instagram.com/scarz_jp/

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