【VALORANT】CLZ「🇰🇷T1との再戦が楽しみ」Jinboong「チームワークをさらに磨く」——Kickoff開幕直前全チーム集結の合同カンファレンス

2025.1.14 nemuminimizu
2025年1月18日(日)に開幕が迫った『VALORANT』の国際大会「VALORANT Champions Tour Pacific 2025」(以下、VCT Pacific 2025)。

最初のトーナメントである「VCT Pacific Kickoff 2025」(以下、Kickoff 2025)ではVCT Pacificに参加する全12チームが出場し、年間最初の世界大会である「Masters Bangkok」への進出を賭けて戦う。

▲VCT Pacific参加の12チーム。新たに🇰🇷Nongshim RedForceと🇮🇩BOOM EsportsがAscentionから昇格した

今回はそんなKickoff 2025開幕に先駆けて合同記者会見が行われた。日本からは🇯🇵ZETA DIVISION(🇯🇵ZETA)のCLZ選手と🇯🇵DetonatioN FocusMe(🇯🇵DFM)のJinboong選手が登壇。Kickoffに向けてチームの現状を語った。

Kickoff 2025の大会フォーマット

▲Masters Bangkokへの出場条件。12チームの中からたったの2チームのみ進出と厳しい戦いになりそうだ

VCT 2025 最初の大会となるKickoff 2025は昨年とは異なるシンプルなフォーマットで行われる。

▲Kickoff 2025の大会フォーマット。見慣れたダブルエリミネーション方式で、Playoffなどは行われない

大会フォーマットはシンプルなダブルエリミネーション方式となっている。Champions 2024に出場した4チームはシードとして2回戦からの出場となる。Playoffは行われず、決勝に出場した2チームがMasters Bangkokへの出場権を手にする。

▲Kickoffのスケジュール。日本2チームの初戦はどちらも19:00開始予定だ


🇯🇵ZETA CLZ選手インタビュー「🇰🇷T1との再戦が一番楽しみ」


——ZETAの新ロスターの強みと、現在の完成度についてお聞かせください。

CLZ選手(以下、CLZ):新メンバーはかなり火力もあって、撃ち合いも劣らないメンバーがそろったと思っているので結構強いかなと思いますね。

調子自体は、スクリムの勝率も結構良くて自分たちも勝てるところまで持っていったなという自信もあるので、だいぶいいと思います。

▲大幅なロスター変更を行った🇯🇵ZETA。新加入の3選手はFENNELとして国内大会優勝に輝くなど実績十分。日本のファン待望のインターナショナルリーグチーム加入となった

——イニシエーターを担当しているCLZ選手から、新エージェント「テホ」の強化について感想をお願いします。

CLZ:テホに関しては強化点についてはちょっと分からないんですけど、チームで使ったらめちゃくちゃ強そうな感じはあります。

スキルの多さがすごくて、グレネードとかもリチャージされてめちゃめちゃ強いと思うので、これからどうなるのか楽しみって感じですね。

——VCT Pacificの出場チームの中でどのチームと対戦するのが楽しみですか?

CLZ:本当にどのチームと対戦するのもめちゃめちゃ楽しみなんですが、RedBull Home Ground #5で負けてしまった🇰🇷T1と再戦するのが一番楽しみにしています。

▲記者会見の様子。左から🇰🇷T1 Carpe、🇰🇷NS Ivy、🇯🇵ZETA CLZ、🇮🇳GE Kr1stal、🇸🇬PRX something、🇮🇩BOOM shiro

🇯🇵DFM Jinboong選手インタビュー「チームワークをさらに磨く必要がある」


——オフシーズン中に🇯🇵DFMとしてパフォーマンスで納得させましたが、その期間でチームはどのように成長できたと思いますか?また、gyen選手を迎えての練習はどうでしょうか。


Jinboong選手(以下、Jinboong):オフシーズンのパフォーマンスについては期待以下と言われていました。SSeeSがロスターにいて、そこに変わってgyenが加わったことで、チームワークをさらに磨く必要があります。

VCT Pacificで他チームとどのように戦うかは少し心配ですが、一生懸命練習して自分達の強みを生かせるようにスキルを伸ばしてきたので準備は満タンです。

——新ロスターになった🇯🇵DFMの強みはなんでしょうか?

Jinboong:自分たちの強みは、個々の持つフィジカルの強さと、若手選手たちの若い血が生み出す創造性だと思います。

経験豊富な選手のプレイングは古くなります。しかし、新しい選手たちが今までに考えもしなかったような新鮮なプレーをしてくれるのでそれが強みでもあります。

▲🇯🇵ZETA同様に大幅なロスター変更を行った🇯🇵DFM。国内シーンで大活躍した選手から期待の若手まで予想できないロスターに驚いたファンも多かっただろう

——オフシーズンに大躍進を見せた要因はなんでしょうか?

Jinboong:チームワークを優先して、ユニット単位でプレーするという概念によって自分達が大きく成長できたことだと思います。

▲記者会見の様子。左から🇰🇷DRX Flashback、🇯🇵DFM Jinboong、🇵🇭TS JessieVash、🇹🇭TLN Crws、🇰🇷GEN Munchikin、🇮🇩RRQ Monyet

まとめ


昨年屈指の強さを誇った🇰🇷GENが大幅なロスター変更を行うなど今年も大混戦が予想されるVCT Pacific。日本2チームも昨年の結果を受けて大幅なロスター変更を実施。両チームともオフシーズンには好成績を残しており、これまで以上に期待できるだろう。

今年で3年目となるVCT Pacific。徐々に世界との壁もなくなりつつあり、強豪リージョンへと進化しつつあるように感じる。

Kickoff 2025は日本時間、2025年1月18日(日)17:00より開幕する。


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編集:いのかわゆう


【nemuminimizu プロフィール】

学生時代、『CoD』をはじめFPSにハマる。その後は『APEX』や『VALORANT』などのタイトルをプレー。アーティストの楽曲や企業用BGMなどを手がける作曲家とフリーランスのライターの二足の草鞋を履いて幅広く活動中。無類のラーメン好き!

X:@ongakucas
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