【Riot Games ONE 2023】なかやまきんに君／ケイン・コスギ氏インタビュー——台本はすべてローマ字!? 昨年のRiot Games ONEから結成されたコンビ「パーフェクトパワーズ」が二度目の舞台へ

ライアットゲームズによる2023年最後の集大成ともいえる一大イベント「Riot Games ONE 2023」のオフラインイベントが、12月2日（土）〜3日（日）にKアリーナ横浜で開催された。

Day2となる3日（日）には、オープニングアクトとしてなかやまきんに君とケインコスギのコンビ「パーフェクトパワーズ」が出演。このコンビは昨年の「Riot Games ONE 2022」をきっかけに結成されたコンビということで、本イベントとも関わりが深い。ステージ上で漫才を披露し、数千、数万の観客から大きな笑いが響き渡った。


今回はそんな「パーフェクトパワーズ」のなかやまきんに君、ケイン・コスギ氏の両名にインタビューを実施。二度目のRiot Games ONE 2023への出演の感想などをお聞きした。

昨年より絆が深まったパーフェクトパワーズ

——昨年ぶりのRiot Games ONE 2023のステージは楽しめましたか？

ケイン・コスギ氏（以下、ケイン）：去年はゲストとしてだけでしたが、今年は漫才を披露することができました。皆さん温かくて、いろんな方が握手してくださったし、本当に楽しかったです。

なかやまきんに君（以下、きんに君）：すごい数のお客さんの前での漫才ということだったので、どんな感じになるのかすごく楽しみにステージに立ちました。確かに、すごく温かかったですよね。

ケイン：もしかしたら、Kアリーナ横浜で漫才をするなんて、後にも先にもないんじゃないかな。


きんに君：そうですね。普通はコンサートなどのためのイベント会場なので、貴重な経験になったと思います。

——普段のステージとの違いはありましたか？

ケイン：人が多すぎて（お客さんが）わからなかったですよ。

きんに君：お客さんの席も暗くてあまり見えなかったんですが、よくよく見ると5階のスタンド席にまで人が入っていたので、普段とは全然違いました。

ケイン：逆に全然緊張しなかったですね。お客さんが何人いるかわからないので。

きんに君：緊張してなかったですか？ でもなんかセリフ一個飛ばしてましたけど。


ケイン：……。まあいつものことですね。

（一同笑い）

——ちなみにどんなセリフを飛ばしたんですか？

きんに君：僕が「刑事さんの役をやりたい」と言った後に「手本を見せますよ」と言ってもらうところで、ケインさんが、台詞を言わずにずっと僕の方を見ていて……（笑）。

だから、僕が「手本見せてもらえますか？」って聞いて流れを進めました。

ケイン：すいませんでした。


きんに君：いえいえ、いつものことですもんね（笑）。

——昨年に引き続いての出演となりますが、前回と比べておふたりの仲というのはどう変わりましたか？

きんに君：何回も会って練習もしましたので、前回よりもケインさんのことを知ることができました。最近は一緒にプライベートでもトレーニングをすることもありますよ。

あとはネタ合わせしたり、食事を一緒にしたり——。仲良くなったというと変ですけど、去年と比べると全然違いますね。

——トレーニングもおふたりでされるということで、お互いの筋肉で凄いと思うところはありますか？

ケイン：中山さんは、普通人間なら血管が浮き出ないようなところにも血管が浮き出るのですごいですね。肩の部分とか。

きんに君：ケインさんは、もう全体的にすごいですよ。

——M-1グランプリにも出場されたとのことで、今後の活動に向けて、現在どのようなお話をされているのでしょうか。

きんに君：来年に向けて、新しいネタを作らないといけないですね。

ケイン：そうですね。

きんに君：でも初めてのM-1グランプリへの挑戦にしては、準々決勝まで進むことができて、周りの人からは凄いと言われました。来年はその準々決勝を超えられるような新ネタを作りたいと思います。

——自信はありますか？

きんに君：どうですかケインさん。自信はありますか？


ケイン：自信……？ あります。

きんに君：おっ、いいですね！

ケイン：中山さんはどうですか？

きんに君：僕ですか…………？ あります。

（一同笑い）

——ネタ作りをする上で難しいところはありますか？

きんに君：ケインさんはセリフを覚えるために、すべて一度ローマ字に起こさないといけないんですよね。だから、まず日本語で台本を作って、それをローマ字に変えて覚えてもらうということをしていました。やっぱり難しい言い回しとかがあったりするので。

ケイン：いつも練習の時間がなくて、例えば1回戦と2回戦の間では2回しか練習できなかったんですよ。でもその1回目の練習の時には、ちゃんと新しいネタを考えて用意してくださって、本当に凄いと思いますよね。

きんに君：ありがとうございます。

ゲームに必要な筋肉はエイム筋！

——先程、ケインさんが『リーグ・オブ・レジェンド』をよくプレイされるというお話をステージ上でされていましたが、おふたりはライアットゲームズのゲームはプレイされますか？

きんに君：プライベートではありませんが、去年のRiot Games ONE 2022や、他の方との配信などでは『VALORANT』をプレイしました。

ケイン：チームで一緒になってやったりもしましたね。その時は確か勝ちましたよね。

——プレイしてみていかがでしたでしょうか。

きんに君：キャラクターを操作するにあたって「エイム筋」が必要になるんですね。ゲームとは言え、筋肉があるのとないのでは全然違うんだなというのが体験できました。普段のトレーニングがゲームにも役立つのかと、新しい発見がありました。


——その「エイム筋」を使うのに大事な筋肉の部分とはどこですか？

きんに君：腕全体ですかね、照準を安定させないといけないので。

ケイン：このForearmsですね。

きんに君：フォーアームス、特に腕撓骨筋（わんとうこつきん）。

ケイン：わんとうそくこ……。

きんに君：ケインさん、腕撓骨筋。

ケイン：わんとうそっ…こっ……きん。

（一同笑い）

きんに君：せーの！

きんに君・ケイン：腕撓骨筋！


（一同笑い）

——今後『VALORANT』や『リーグ・オブ・レジェンド』をやりますか、やりませんか。

きんに君：あっ。ケインさん！

きんに君：おい俺の筋肉！
ケイン：Hey, my muscles!


きんに君：ライアットのゲームを今後！
ケイン：Are we going to play?

きんに君：やるのかいっ、やらないのかいっ！
ケイン：PLAY or NOT PLAY!

きんに君：どっちなんだい！
ケイン：Which one is it!

きんに君：やーーーーーるーーーー！
ケイン：PLAAAAAAAAAY!!

きんに君・ケイン：パワー！


——す、すごい！ 最後におふたりからメッセージをお願いします。

きんに君：今回のRiot Games ONE 2023では、オープニングで僕たちの漫才を見ていただきありがとうございました。そして、すごく温かい声援を送ってくださって、僕も楽しく漫才ができました。これからも応援よろしくお願いします！

ケイン：よろしくお願いします！

きんに君：ケインさんは何か（コメント）ありますか。

ケイン：僕も大体一緒です。


（一同笑い）

きんに君・ケイン：PERFECT POWERS!!

——ありがとうございました！

インタビューの直前、ふたりに対し別のメディアからの取材があったのだが、「パワー！」というかけ声が重厚な金属の扉すらも貫通して聞こえ、廊下にいたスタッフや報道陣も堪えるように笑っていたのが印象に残っている。文字ベースのメディアインタビューにも関わらず、ステージと変わらぬパフォーマンスを見せてくれて、取材会場は笑いが絶えない。

まさか音楽ライブ向けのアリーナで漫才が見られるとは思ってもみなかったが、Riot Games ONE 2023 最終日にふさわしい幕開けであったことは間違いない。もちろんメインコンテツである試合も重要だが、イベントの高揚感を追体験するためにも、ぜひオープニングアクトからアーカイブをチェックしていただきたい。

余談だが、間近で見るふたりの筋肉は、同じ人とは思えないほど大きくて硬く、努力の賜物であることが素人目でもわかった。筆者もまた「エイム筋」を鍛え、落ち込んでしまった『VALORANT』のランクを上げるために、今後努力していこうと思う。

そんな「パーフェクトパワーズ」は今後の活動にも意欲的のようだ。次のオフラインイベント、ひいてはテレビで放送されるM-1グランプリの決勝戦で見られることを楽しみにしたい。

© 2023 Riot Games, Inc. Used With Permission


■関連SNS
なかやまきんに君：
https://twitter.com/kinnikun0917

ケイン・コスギ：
https://twitter.com/KaneKosugi74

VALORANT // JAPAN：
https://twitter.com/VALORANTjp

VALORANT Champions Tour JAPAN：
https://twitter.com/valesports_jp

■配信URL
Twitch：
https://www.twitch.tv/valorant_jpn

YouTube：
https://youtube.com/@VALORANTjp

AfreecaTV：
https://bj.afreecatv.com/valorantjp


撮影：いのかわゆう・まいる
編集：いのかわゆう