【「LJL」新人解説者・watanekoインタビュー】社会人から解説者を志した理由、盟友との出会い、「Summer Split」への野望を聞く (1/2)
いよいよ2023年6月10日(土)より、2カ月に及ぶ『リーグ・オブ・レジェンド』の日本リーグ「LJL 2023 Summer Split」が始まる。このリーグを勝ち抜いたチームは、賞金1000万円とともに、世界大会「Worlds 2023」への挑戦権を獲得する、『LoL』の1年間のシーズンの中でも最も盛り上がる期間だ。
そんな「Summer Split」を盛り上げるため、「LJL」キャスターに聞くインタビュー第2弾は、「LJL 2022 Academy League」(LJL Academy)から解説者として抜擢された新人のwataneko(ワタネコ)氏。
2023年の「LJL」デビュー時点からベテランの風格と安定感を漂わせるwataneko氏に、解説者に至るまでの紆余曲折、「Summer Split」のポイントや今後の目標をうかがった。
──watanekoさんというと、2022年の「LJL Academy」で解説をされていたということは知っているのですが、まずはあらためてそれ以前のご経歴から教えていただけますか?
wataneko:『LoL』自体は高校生の頃から始めて、ダイヤモンドまでスムーズにランクが上がりました。そこからちょっと調子に乗ってプロゲーマーを目指せるんじゃないかと、アマチュアチームに所属してかなり活動していたことがありました。
ただ、自分の実力が足りなかったり、スクリムでいい成績を収めることができず、結局は20歳を境に諦めることにしたんです。そこで完全にプロゲーマーという道は諦めて、社会人として就職したんですが、22歳の夏に会社を辞めることになり、半年くらいこれからどうやって生きていけばいいんだろうと、人生の分岐点にぶち当たってしまったんです。
そこで、「自分は本当は何をやりたいのかな……」と思った時に「やっぱり『LoL』だったな」と。ゲームやeスポーツの世界をまだ諦めきれていなかったんですね。じゃあ、今の自分にできることってなんだろうと思った時に、プロゲーマーは難しい、やれるならイベントスタッフかなと考えまして。
その中で、自分がやりたくて今からでも目指せるものとして、解説者を目指し始めました。23歳でeスポーツ専門学校に入って、そこでeスポーツ業界のつながりなどを知りました。
──そこで出会ったのが、「LJL Academy」でも組んでいたsyouryuさんだったと。
wataneko:はい。「LJL」の実況って結構ペアなので、解説の練習をするためにも相方が必要なんです。専門学校はみんな元々の目的が近いので、そこに集まっている光る人と一緒にやっていきたいというところで、syoryuっていうやつと出会って。そこで「LJLアカデミー」をやらせていただいたりっていう感じで、つながりを得たっていう感じですね。
──転職活動の中で、プロゲーマーになる道はなかったんですか?
wataneko:そこはスキル的なもので、頑張れば伸びるかもしれないけど、その伸び具合は緩やかになってしまう。そうなってくると、「LJL」に入れたとしても上位層には届かない。当時はそういう考え方でしたね。
──そこから解説者としてデビューしたわけですが、「LJL」に入れたきっかけは?
wataneko:運営会社にSNSでダイレクトメッセージを送ったのが、「LJL」に関われた瞬間でした。ただ、それ以前にもコミュニティ大会とかで積極的に「やらせてください!」と声をかけたり、YouTubeで中国や韓国の大会を2人で勝手に実況・解説していました。やっぱりsyouryuのおかげでコンビで解説の練習ができたのが大きかったですね。
──その努力が実って2022年に「LJL Academy」に、そして2023年に「LJL」に抜擢されましたね。
wataneko:選ばれた時は本当にめちゃめちゃうれしかったですね。「LJL」はオンラインミーティングで採用していただけると聞いたんですが、syouryuと一緒にはできないということ、さらにNemoh君が一緒にやるということも聞いて、純粋に「LJL」に上がれる嬉しさだけでなく、ライバルもいる中で生き残れるのかという思いもありました。それでも、機会があるなら「Spring Split」だけでもと、やらせていただくことにしました。
──パートナーと離れ、ライバルもいるけれど、解説者にはなれる……感情ごちゃまぜですね。
watanaeko:正直、自分の実力が「LJL」に足りているとも思っていなかったので、本当に運がよかっただけだと思います。「LJL Academy」の内容を見てもまだ改善点がありましたから。
──いま「Spring Split」を振り返ってみて、自分でやった実況とか周りの反応とかはどうでしたか?
wataneko:自分の解説や話した内容は、本当にミスも多いしボロも多いし、全然ダメだなとは思っています。点数をつけたら30点くらいです。
──だいぶ厳しいですね……。
wataneko:そんな中でも、自分なりに楽しんでやれた試合もあり、視聴者目線で考えると良かった試合もあったと思います。ただ、自分としてはまだまだ満足できていません。
──端的に言って、自分にいま足りていないものはなんだと思われますか?
wataneko:これは甘えになっちゃうのですが、やはりひとつは「経験」です。「LJL Academy」の時は頭の中が整理できていた印象だったんですが、「LJL」では緊張とか先輩からのアドバイスとか、周りからの期待とか、いま振り返ると頭がパンクしてしまっていました。ここを気を付けてやろうと意識していても、試合中に緊張してうまくできなかったところはあります。
──でも、個人的には初回からものすごく慣れている印象を受けました。なんでそんなに最初から堂々とできたんでしょうか?
wataneko:実は家族以外には、23歳の時にeスポーツを目指し始めたことも、eスポーツの専門学校に入ることも、「LJL」を目指していることも、誰にも話さずにスタートしたんです。本当に自分ひとりでの勝負だという覚悟があったのかもしれません。
もうひとつは、僕と似たリクルートさんという存在がいらっしゃったから。とても尊敬していますし、見習っています。
──リクルートさんも「LJL」に参加したばかりの頃はいろいろな意見に苦しんでいましたよね。でもそこから相当努力されて、いまやファンに認められたように記憶しています。
wataneko:僕もリクルートさんの実況はずっと見ていましたし、本人に言ったら怒られると思うんですけど、初期の頃の解説動画はもう何回も何回も見ました。YouTubeの再生リストに登録してありますから。
──そういう意味では、Revolさんのようなベテランではなく、リクルートさんという同じような境遇の先輩の存在に勇気づけられたところもあったわけですね。
wataneko:そうですね。そこが1番大きかったとは思います。
──しゃべりにしても知識にしても、すごく堂々としていて相当な経験者なんだろうなと思いました。緊張しない秘訣みたいなものはあるんですか?
wataneko:秘訣ではないんですけど、「LJL Academy」をやっている頃から自分らしさが徐々に見え始めました。
というのも、やっぱり解説って色が分かれるというか、比較されやすいと思うんです。そうなった時に、もし自分が「LJL」に出られたとして先輩方と競い合える部分ってなんだろうってなった時に、元プロでもない、積み重ねもない、公式の場にも出ていないという「ギャップ」が使えると思っていました。
なので、多少解説が間違っていてもいいから、自信をもって話すとか、抽象的な内容で終わらないで一歩踏み込んで具体的に話すということを心がけていましたね。
──知名度が低くても「自信を持ってやろう」ということを心に決めていたわけですね。
wataneko:そうですね。自分が思っていること以上に話せることもないし、うそをついてもいけないので、思っていることをとにかく話そうとは思っていました。
──ちなみに、解説の時にリアルタイムで気を付けていること、人と差別化するために努力している部分っていうのはあるんですか?
wataneko:自分が肌で感じたことをそのまま伝える、ということです。
例えば、メタに上がっているこのチャンピオンが強いと言われた時に、もちろん活躍している動画とかプロの考え方も取り入れますが、まずは自分でプレイしてみて、本当にそれが強いのか、アイテムの変化を加えたら別の方向でも強いんじゃないかなど、プロと同じ意見なのかを考えていく。違ったとしてもそれを押し出そう、みたいな感じでやってましたね。
おそらく、先輩方はやっていなかった部分だったので、いちプレイヤーとしてランク戦も回しているというところもアピールしながら、思ったことを伝えるということをメインにしていました。
──「Spring Split」での解説で、失敗してしまったこともありましたか?
wataneko:ヴァルスの「リーサルテンポ」の話とかは、本当に思っていたことだったので、あそこは絶対「ヘイルブレード」じゃなきゃダメだな、自分だったらそうすると思ったのですが、やりすぎてしまいましたね。
でも、半分笑いにしてくださったことがありがたかったです。頑張んなきゃって思えました。
──逆に、自分的にうまくいったところはどうですか?
wataneko:先ほどから考えていたんですけど、どうしても自分の解説で納得できた部分がなくて。
プラスの意味でとらえると、やっぱりSHG vs SGの試合は純粋に自分自身が楽しめましたね。真面目に取り組もう、みたいなスタンスではなく、純粋にいちプレイヤーとして視聴者と一緒に楽しめた実況・解説だったので、そういった意味ではあの試合が良かったですね。
──なるほど。お話を聞くまでは知識の宝庫みたいな方かと思っていたのですが、どちらかというとプレイヤー寄りの思考なんですね。
wataneko:そうですね。結構OTPとかミクロを抑えようとは動いてはいます。
──ちなみに、watanekoさん自身はどのレーンで何をメインで使ってるんですか?
wataneko:そこも結構バラバラで、最近ADCに大きな変更が来たのでADCばかりやっていましたが、例えばちょっと前にジャングルでジャーバンIVが強いのになかなかピックされなかったのが気になったので、自分でピックしたり。元々はミッドメインなんですけど、どのレーンもやります。
──では、一番好きなチャンピオンは?
wataneko:アジールです。あの先導者みたいなイメージがすごく好きなのと、三国武将スキンでリコールする時に囲碁を打つんですが、僕も小学生の頃からテーブルゲームが好きで、将棋、以後、オセロ、麻雀とインドアゲームを嗜んでいたので、なんだかシナジーを感じるんですよね。
【「LJL 2023 Summer Split」の注目選手、夏からの意気込みを語る!】
そんな「Summer Split」を盛り上げるため、「LJL」キャスターに聞くインタビュー第2弾は、「LJL 2022 Academy League」(LJL Academy)から解説者として抜擢された新人のwataneko(ワタネコ)氏。
2023年の「LJL」デビュー時点からベテランの風格と安定感を漂わせるwataneko氏に、解説者に至るまでの紆余曲折、「Summer Split」のポイントや今後の目標をうかがった。
諦めきれなかった『LoL』の仕事
──watanekoさんというと、2022年の「LJL Academy」で解説をされていたということは知っているのですが、まずはあらためてそれ以前のご経歴から教えていただけますか?
wataneko:『LoL』自体は高校生の頃から始めて、ダイヤモンドまでスムーズにランクが上がりました。そこからちょっと調子に乗ってプロゲーマーを目指せるんじゃないかと、アマチュアチームに所属してかなり活動していたことがありました。
ただ、自分の実力が足りなかったり、スクリムでいい成績を収めることができず、結局は20歳を境に諦めることにしたんです。そこで完全にプロゲーマーという道は諦めて、社会人として就職したんですが、22歳の夏に会社を辞めることになり、半年くらいこれからどうやって生きていけばいいんだろうと、人生の分岐点にぶち当たってしまったんです。
そこで、「自分は本当は何をやりたいのかな……」と思った時に「やっぱり『LoL』だったな」と。ゲームやeスポーツの世界をまだ諦めきれていなかったんですね。じゃあ、今の自分にできることってなんだろうと思った時に、プロゲーマーは難しい、やれるならイベントスタッフかなと考えまして。
その中で、自分がやりたくて今からでも目指せるものとして、解説者を目指し始めました。23歳でeスポーツ専門学校に入って、そこでeスポーツ業界のつながりなどを知りました。
──そこで出会ったのが、「LJL Academy」でも組んでいたsyouryuさんだったと。
wataneko:はい。「LJL」の実況って結構ペアなので、解説の練習をするためにも相方が必要なんです。専門学校はみんな元々の目的が近いので、そこに集まっている光る人と一緒にやっていきたいというところで、syoryuっていうやつと出会って。そこで「LJLアカデミー」をやらせていただいたりっていう感じで、つながりを得たっていう感じですね。
──転職活動の中で、プロゲーマーになる道はなかったんですか?
wataneko:そこはスキル的なもので、頑張れば伸びるかもしれないけど、その伸び具合は緩やかになってしまう。そうなってくると、「LJL」に入れたとしても上位層には届かない。当時はそういう考え方でしたね。
──そこから解説者としてデビューしたわけですが、「LJL」に入れたきっかけは?
wataneko:運営会社にSNSでダイレクトメッセージを送ったのが、「LJL」に関われた瞬間でした。ただ、それ以前にもコミュニティ大会とかで積極的に「やらせてください!」と声をかけたり、YouTubeで中国や韓国の大会を2人で勝手に実況・解説していました。やっぱりsyouryuのおかげでコンビで解説の練習ができたのが大きかったですね。
──その努力が実って2022年に「LJL Academy」に、そして2023年に「LJL」に抜擢されましたね。
wataneko:選ばれた時は本当にめちゃめちゃうれしかったですね。「LJL」はオンラインミーティングで採用していただけると聞いたんですが、syouryuと一緒にはできないということ、さらにNemoh君が一緒にやるということも聞いて、純粋に「LJL」に上がれる嬉しさだけでなく、ライバルもいる中で生き残れるのかという思いもありました。それでも、機会があるなら「Spring Split」だけでもと、やらせていただくことにしました。
今シーズンも #LCK Summer Splitの実況をさせていただきます🎤
— syouryu⚖️esportsキャスター (@syouryu0717) May 29, 2023
Worldsに繋がる重要なシーズン‼️
どのような試合になるのか今から注目です👀 https://t.co/HCPPpkyJhV
──パートナーと離れ、ライバルもいるけれど、解説者にはなれる……感情ごちゃまぜですね。
watanaeko:正直、自分の実力が「LJL」に足りているとも思っていなかったので、本当に運がよかっただけだと思います。「LJL Academy」の内容を見てもまだ改善点がありましたから。
「LJL」での見本となった先駆者、リクルート氏の存在
──いま「Spring Split」を振り返ってみて、自分でやった実況とか周りの反応とかはどうでしたか?
wataneko:自分の解説や話した内容は、本当にミスも多いしボロも多いし、全然ダメだなとは思っています。点数をつけたら30点くらいです。
──だいぶ厳しいですね……。
wataneko:そんな中でも、自分なりに楽しんでやれた試合もあり、視聴者目線で考えると良かった試合もあったと思います。ただ、自分としてはまだまだ満足できていません。
──端的に言って、自分にいま足りていないものはなんだと思われますか?
wataneko:これは甘えになっちゃうのですが、やはりひとつは「経験」です。「LJL Academy」の時は頭の中が整理できていた印象だったんですが、「LJL」では緊張とか先輩からのアドバイスとか、周りからの期待とか、いま振り返ると頭がパンクしてしまっていました。ここを気を付けてやろうと意識していても、試合中に緊張してうまくできなかったところはあります。
──でも、個人的には初回からものすごく慣れている印象を受けました。なんでそんなに最初から堂々とできたんでしょうか?
wataneko:実は家族以外には、23歳の時にeスポーツを目指し始めたことも、eスポーツの専門学校に入ることも、「LJL」を目指していることも、誰にも話さずにスタートしたんです。本当に自分ひとりでの勝負だという覚悟があったのかもしれません。
もうひとつは、僕と似たリクルートさんという存在がいらっしゃったから。とても尊敬していますし、見習っています。
──リクルートさんも「LJL」に参加したばかりの頃はいろいろな意見に苦しんでいましたよね。でもそこから相当努力されて、いまやファンに認められたように記憶しています。
wataneko:僕もリクルートさんの実況はずっと見ていましたし、本人に言ったら怒られると思うんですけど、初期の頃の解説動画はもう何回も何回も見ました。YouTubeの再生リストに登録してありますから。
──そういう意味では、Revolさんのようなベテランではなく、リクルートさんという同じような境遇の先輩の存在に勇気づけられたところもあったわけですね。
wataneko:そうですね。そこが1番大きかったとは思います。
実際にプレイして試したことを解説に生かすスタイル
──しゃべりにしても知識にしても、すごく堂々としていて相当な経験者なんだろうなと思いました。緊張しない秘訣みたいなものはあるんですか?
wataneko:秘訣ではないんですけど、「LJL Academy」をやっている頃から自分らしさが徐々に見え始めました。
というのも、やっぱり解説って色が分かれるというか、比較されやすいと思うんです。そうなった時に、もし自分が「LJL」に出られたとして先輩方と競い合える部分ってなんだろうってなった時に、元プロでもない、積み重ねもない、公式の場にも出ていないという「ギャップ」が使えると思っていました。
なので、多少解説が間違っていてもいいから、自信をもって話すとか、抽象的な内容で終わらないで一歩踏み込んで具体的に話すということを心がけていましたね。
──知名度が低くても「自信を持ってやろう」ということを心に決めていたわけですね。
wataneko:そうですね。自分が思っていること以上に話せることもないし、うそをついてもいけないので、思っていることをとにかく話そうとは思っていました。
──ちなみに、解説の時にリアルタイムで気を付けていること、人と差別化するために努力している部分っていうのはあるんですか?
wataneko:自分が肌で感じたことをそのまま伝える、ということです。
例えば、メタに上がっているこのチャンピオンが強いと言われた時に、もちろん活躍している動画とかプロの考え方も取り入れますが、まずは自分でプレイしてみて、本当にそれが強いのか、アイテムの変化を加えたら別の方向でも強いんじゃないかなど、プロと同じ意見なのかを考えていく。違ったとしてもそれを押し出そう、みたいな感じでやってましたね。
おそらく、先輩方はやっていなかった部分だったので、いちプレイヤーとしてランク戦も回しているというところもアピールしながら、思ったことを伝えるということをメインにしていました。
──「Spring Split」での解説で、失敗してしまったこともありましたか?
wataneko:ヴァルスの「リーサルテンポ」の話とかは、本当に思っていたことだったので、あそこは絶対「ヘイルブレード」じゃなきゃダメだな、自分だったらそうすると思ったのですが、やりすぎてしまいましたね。
でも、半分笑いにしてくださったことがありがたかったです。頑張んなきゃって思えました。
──逆に、自分的にうまくいったところはどうですか?
wataneko:先ほどから考えていたんですけど、どうしても自分の解説で納得できた部分がなくて。
プラスの意味でとらえると、やっぱりSHG vs SGの試合は純粋に自分自身が楽しめましたね。真面目に取り組もう、みたいなスタンスではなく、純粋にいちプレイヤーとして視聴者と一緒に楽しめた実況・解説だったので、そういった意味ではあの試合が良かったですね。
──なるほど。お話を聞くまでは知識の宝庫みたいな方かと思っていたのですが、どちらかというとプレイヤー寄りの思考なんですね。
wataneko:そうですね。結構OTPとかミクロを抑えようとは動いてはいます。
──ちなみに、watanekoさん自身はどのレーンで何をメインで使ってるんですか?
wataneko:そこも結構バラバラで、最近ADCに大きな変更が来たのでADCばかりやっていましたが、例えばちょっと前にジャングルでジャーバンIVが強いのになかなかピックされなかったのが気になったので、自分でピックしたり。元々はミッドメインなんですけど、どのレーンもやります。
──では、一番好きなチャンピオンは?
wataneko:アジールです。あの先導者みたいなイメージがすごく好きなのと、三国武将スキンでリコールする時に囲碁を打つんですが、僕も小学生の頃からテーブルゲームが好きで、将棋、以後、オセロ、麻雀とインドアゲームを嗜んでいたので、なんだかシナジーを感じるんですよね。
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