【FENNEL優勝直後インタビュー】「まだまだ強くなれる」僕たちの目的はインターナショナルリーグ参入!【VALORANT Challengers Japan2023 Split1】
1月13日(金)からスタートしたVALORANT Challengers Japan 2023 Split1(以下、Challengers Japan)。約2カ月間の戦いも遂にクライマックスを迎えた。
Challengers Japan 2023 Split1の決勝戦はMain Stageを1マップも落とすことなく完勝したCrazy Raccoon(CR)と、Main Stage4位ながらもBO5に入ってから3連勝とPlayoffを勝ち抜いてきたFENNEL(FL)との対戦が繰り広げられた。
試合はFLに1度勝利しているCRが優勢かと思われたが、1マップ目4:8のビハインドで折り返したFLは後半から勢いがつき13:11の逆転でマップ取得。そのまま勢いに乗り、第2マップ、第3マップと危なげなく取得し悲願の初優勝を成し遂げた。
今回はそんな優勝直後のインタビューに参加させてもらえたのでその様子をお届けしよう。
チーム全員が一丸となって勝利を勝ち取った!
——まず初めに優勝した時の率直な心境を各選手お願いいたします。
SyouTa選手(以下、SyouTa):13ラウンド目(最終マップ)取れた瞬間は「やった!」とかではなく「まじか!?」って感じの驚きの感情しかなかったです。
CLZ選手(以下、CLZ):長い間VALORANTを頑張ってきて、こんなにも早く優勝できると思っていませんでした。本当に味方に感謝で本当に楽しかったです。ありがとうございます!
hiroronn選手(以下、hiroronn):優勝した瞬間は信じられない感じで唖然としていたんですけど、すぐ後に喜びが来てうれしいです!
JoXJo選手(以下、JoXJo):違うチームでの国内2連覇(VCT2022 Stage2)は自分にとってとても特別な経験でした。
XdIl選手(以下、XdIl):勝利直後は正直実感がわかなかったんですけど、周りの反応とかSyouTaが喜んでいる姿とかを見て、本当に優勝したんだなとうれしさが込み上げてきました。
——予選を経て決勝はストレートでの勝利になりました。勝利のポイントをお聞かせください。
mltdwnコーチ(以下、meltdown):正直練習通りにやればうまくできると思っていて、どのマップでも勝てるだろうなという自信はありました。
3:0のストレートで勝てたのも練習通り落ち着いて、初日のオフラインの経験が大きかったと思います。初日にあった緊張が2日目の決勝戦には慣れてきて、練習通りに試合ができたのが理由なのかなと思います。
——以前のインタビューで大会の時にしか現れない焦りみたいなものを課題として挙げられていましたが、どのようにして解決しましたか?
CLZ:本当にその問題は僕たちにとってとても大きくて、大会に出るたびに練習通りできないことがありました。なぜ改善されたかは正直なところわかりません(笑)オフラインだからなのか、みんな落ち着いたコールをしていて、たまに焦る時もあったんですけどそれでも声を掛け合って持ち直すことができたので勝てたのかなと思います。
——今回のPlayoffを通じてチームとしてどのように成長できたと感じますか?
CLZ:オフラインは初めての経験だったのですべてが成長につながりました。オフラインでも勝てるということがわかったのもよかったです。
——3:0と素晴らしい結果での勝利となりましたが、今日の戦いの中で最も良かったと思う場面を各選手お話しください。
SyouTa:第1マップ、アセントでのACE(第19ラウンド)をとった場面が良かったです。
CLZ:話している間ずっと考えていたんですけどいい場面が何ひと思い浮かばなくて(笑)。ただ、チームと連携を取ってという部分ではすごくうまくいったのではないかなと思います。
XdIl:第2マップ、フラクチャーの自分達の武器があまり強くないラウンドで耐えて4キルを取った場面が印象的でした。
JoXJo:自分のキルやアビリティで勝ったというよりかは、先にチームメンバーで相手の動きを読んでその通りに進んだ結果勝てたのがとてもうれしく思います。
hiroronn:自分としては第3マップ、スプリットの最終ラウンドの最後の2キルがすごい印象に残っています。12:9の場面だったのですが、12ラウンド目を取った後は焦りが出るのですが、自分が落ち着いてエイムして2キル取ることができたのが大きかったかなと思っています。
——hiroronn選手は2マップ目、3マップ目でMVPを取りチームを勝利へ導いたと思います。今の心境はどうでしょうか?
hiroronn:昨日は自分としてはあまり調子が良かったわけではないのですが、今日の試合は昨日よりもっと冷静になろうと思って挑んだことがいい結果に繋がったのかなと思ってます。自分が強くて勝てたというわけではなく、チーム全員のおかげで勝つことができました。
——XdIl選手はBLUE BEES(BB)から始まり、ZETA DIVISION、SCRAZ。そしてhiroronn選手はGaming Team Selector(GTS)からZETA Academyを通してFENNELに加入と、若いながらもキャリアアップされていて一部では日本の希望などと言われたりもしていますが、キャリアスタート時から振り返ってみて今の心境とこれからの展望をお聞かせください。
hiroronn:去年はZETA Academyで経験を積んで今のチームに入り、ちゃんとしたプロ選手としてオフラインの大会に立って日本で優勝できたことをすごいうれしく思っています。
これからの展望としては、このままFENNELでインターナショナルリーグへ行くことを目標にして、まずはSplit2勝ちたいと思っています
XdIl:BB時代ZETA、SCARZとFENNELとずっと周りに恵まれていて、成長を実感できるほど成長できて本当にうれしいです。Split2も優勝してインターナショナルリーグに行けるように頑張りたいです。
——今後、先を目指す上でさらにレベルを上げたいポイントや克服したい弱点を教えていただきたいです。
mltdwn:今日の1マップ目のアセントもそうだったのですが、攻めのテンポ感はまださらに修正可能な領域かなと思います。僕たちの目的はアセンショントーナメントに勝ち、インターナショナルリーグ参入なので練習を重ねてそのあたりを強くしていければなと思います。
——現状で、他のチームと比べての強みはどこだと思いますか?
mltdwn:チームの基礎がしっかりでき上がったことですかね。うちにはウクライナ出身のJohntaコーチがいて、そのコーチから基礎を教えてもらい、今基礎ができ上がってここからさらにバリエーションを広げていこうという段階なのでまだまだ強くなると思います。
——今回の大会を通して、さらにSplit2やその先のインターナショナルリーグへの参入を目指しているチームだと思いますが今後の意気込みをお願いします。
CLZ:今回のSplit1の優勝は本当に通過点だと思っていて、ここで優勝したからといって燃焼せず、気持ちを切らさず、頑張って絶対にインターナショナルリーグへ行きたいと思います。
——最後にファンの皆様にもひとことお願いします。
CLZ:僕たちだけの力だけじゃここまで来れていなかったと思いますし、くじけそうな時もみんなファンの方々のコメントなどを見て、後一歩のところでがんばることができてこの優勝に繋がりました。本当にありがとうございます!
——ありがとうございました。
日本国内のみならず、海外からも注目があったVCJ。優勝候補であったCRやSengoku Gamingにリベンジをし、王者となったFENNELにはこれからまだまだ強くなる期待がかかる。
さらに先まで見据える若手チームにこれからも注目していきたい。
VCJ2023 Split2は3月21日からスタートする。
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Challengers Japan 2023 Split1の決勝戦はMain Stageを1マップも落とすことなく完勝したCrazy Raccoon(CR)と、Main Stage4位ながらもBO5に入ってから3連勝とPlayoffを勝ち抜いてきたFENNEL(FL)との対戦が繰り広げられた。
試合はFLに1度勝利しているCRが優勢かと思われたが、1マップ目4:8のビハインドで折り返したFLは後半から勢いがつき13:11の逆転でマップ取得。そのまま勢いに乗り、第2マップ、第3マップと危なげなく取得し悲願の初優勝を成し遂げた。
今回はそんな優勝直後のインタビューに参加させてもらえたのでその様子をお届けしよう。
チーム全員が一丸となって勝利を勝ち取った!
オフラインでの優勝は自分にとっても特別な経験
——まず初めに優勝した時の率直な心境を各選手お願いいたします。
SyouTa選手(以下、SyouTa):13ラウンド目(最終マップ)取れた瞬間は「やった!」とかではなく「まじか!?」って感じの驚きの感情しかなかったです。
CLZ選手(以下、CLZ):長い間VALORANTを頑張ってきて、こんなにも早く優勝できると思っていませんでした。本当に味方に感謝で本当に楽しかったです。ありがとうございます!
hiroronn選手(以下、hiroronn):優勝した瞬間は信じられない感じで唖然としていたんですけど、すぐ後に喜びが来てうれしいです!
JoXJo選手(以下、JoXJo):違うチームでの国内2連覇(VCT2022 Stage2)は自分にとってとても特別な経験でした。
XdIl選手(以下、XdIl):勝利直後は正直実感がわかなかったんですけど、周りの反応とかSyouTaが喜んでいる姿とかを見て、本当に優勝したんだなとうれしさが込み上げてきました。
——予選を経て決勝はストレートでの勝利になりました。勝利のポイントをお聞かせください。
mltdwnコーチ(以下、meltdown):正直練習通りにやればうまくできると思っていて、どのマップでも勝てるだろうなという自信はありました。
3:0のストレートで勝てたのも練習通り落ち着いて、初日のオフラインの経験が大きかったと思います。初日にあった緊張が2日目の決勝戦には慣れてきて、練習通りに試合ができたのが理由なのかなと思います。
——以前のインタビューで大会の時にしか現れない焦りみたいなものを課題として挙げられていましたが、どのようにして解決しましたか?
CLZ:本当にその問題は僕たちにとってとても大きくて、大会に出るたびに練習通りできないことがありました。なぜ改善されたかは正直なところわかりません(笑)オフラインだからなのか、みんな落ち着いたコールをしていて、たまに焦る時もあったんですけどそれでも声を掛け合って持ち直すことができたので勝てたのかなと思います。
——今回のPlayoffを通じてチームとしてどのように成長できたと感じますか?
CLZ:オフラインは初めての経験だったのですべてが成長につながりました。オフラインでも勝てるということがわかったのもよかったです。
——3:0と素晴らしい結果での勝利となりましたが、今日の戦いの中で最も良かったと思う場面を各選手お話しください。
SyouTa:第1マップ、アセントでのACE(第19ラウンド)をとった場面が良かったです。
CLZ:話している間ずっと考えていたんですけどいい場面が何ひと思い浮かばなくて(笑)。ただ、チームと連携を取ってという部分ではすごくうまくいったのではないかなと思います。
XdIl:第2マップ、フラクチャーの自分達の武器があまり強くないラウンドで耐えて4キルを取った場面が印象的でした。
JoXJo:自分のキルやアビリティで勝ったというよりかは、先にチームメンバーで相手の動きを読んでその通りに進んだ結果勝てたのがとてもうれしく思います。
hiroronn:自分としては第3マップ、スプリットの最終ラウンドの最後の2キルがすごい印象に残っています。12:9の場面だったのですが、12ラウンド目を取った後は焦りが出るのですが、自分が落ち着いてエイムして2キル取ることができたのが大きかったかなと思っています。
——hiroronn選手は2マップ目、3マップ目でMVPを取りチームを勝利へ導いたと思います。今の心境はどうでしょうか?
hiroronn:昨日は自分としてはあまり調子が良かったわけではないのですが、今日の試合は昨日よりもっと冷静になろうと思って挑んだことがいい結果に繋がったのかなと思ってます。自分が強くて勝てたというわけではなく、チーム全員のおかげで勝つことができました。
今回の経験を生かし必ずインターナショナルリーグへ!
——XdIl選手はBLUE BEES(BB)から始まり、ZETA DIVISION、SCRAZ。そしてhiroronn選手はGaming Team Selector(GTS)からZETA Academyを通してFENNELに加入と、若いながらもキャリアアップされていて一部では日本の希望などと言われたりもしていますが、キャリアスタート時から振り返ってみて今の心境とこれからの展望をお聞かせください。
hiroronn:去年はZETA Academyで経験を積んで今のチームに入り、ちゃんとしたプロ選手としてオフラインの大会に立って日本で優勝できたことをすごいうれしく思っています。
これからの展望としては、このままFENNELでインターナショナルリーグへ行くことを目標にして、まずはSplit2勝ちたいと思っています
XdIl:BB時代ZETA、SCARZとFENNELとずっと周りに恵まれていて、成長を実感できるほど成長できて本当にうれしいです。Split2も優勝してインターナショナルリーグに行けるように頑張りたいです。
——今後、先を目指す上でさらにレベルを上げたいポイントや克服したい弱点を教えていただきたいです。
mltdwn:今日の1マップ目のアセントもそうだったのですが、攻めのテンポ感はまださらに修正可能な領域かなと思います。僕たちの目的はアセンショントーナメントに勝ち、インターナショナルリーグ参入なので練習を重ねてそのあたりを強くしていければなと思います。
——現状で、他のチームと比べての強みはどこだと思いますか?
mltdwn:チームの基礎がしっかりでき上がったことですかね。うちにはウクライナ出身のJohntaコーチがいて、そのコーチから基礎を教えてもらい、今基礎ができ上がってここからさらにバリエーションを広げていこうという段階なのでまだまだ強くなると思います。
——今回の大会を通して、さらにSplit2やその先のインターナショナルリーグへの参入を目指しているチームだと思いますが今後の意気込みをお願いします。
CLZ:今回のSplit1の優勝は本当に通過点だと思っていて、ここで優勝したからといって燃焼せず、気持ちを切らさず、頑張って絶対にインターナショナルリーグへ行きたいと思います。
——最後にファンの皆様にもひとことお願いします。
CLZ:僕たちだけの力だけじゃここまで来れていなかったと思いますし、くじけそうな時もみんなファンの方々のコメントなどを見て、後一歩のところでがんばることができてこの優勝に繋がりました。本当にありがとうございます!
——ありがとうございました。
———
日本国内のみならず、海外からも注目があったVCJ。優勝候補であったCRやSengoku Gamingにリベンジをし、王者となったFENNELにはこれからまだまだ強くなる期待がかかる。
さらに先まで見据える若手チームにこれからも注目していきたい。
VCJ2023 Split2は3月21日からスタートする。
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学生時代、『CoD』をはじめFPSにハマる。その後は『APEX』や『VALORANT』などのタイトルをプレイ。アーティストの楽曲や企業用BGMなどを手がける作曲家とフリーランスのライターの二足の草鞋を履いて幅広く活動中。無類のラーメン好き! Twitter:@ongakucas
学生時代、『CoD』をはじめFPSにハマる。その後は『APEX』や『VALORANT』などのタイトルをプレイ。アーティストの楽曲や企業用BGMなどを手がける作曲家とフリーランスのライターの二足の草鞋を履いて幅広く活動中。無類のラーメン好き! Twitter:@ongakucas
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