Libalent Vertexが3連覇で世界へ! 「第3回CWL日本代表決定戦」レポート
5月18日、都内某所にて、PlayStation4用ソフト『コール オブ デューティ ブラックオプス4』を使った「第3回Call of Duty World League(CWL)日本代表決定戦」が開催された。第2回大会の上位2チームと4月27〜28日に実施されたオンライン予選を勝ち抜いた6チーム、計8チームが出場するオフライン大会だ。
2019年の「CWL日本代表決定戦」は1月、3月、4月、6月の年4回が予定されており(5月末現在)、それぞれ勝ち上がった1チームが「CWL Global Open」に出場。それ以外に、夏には「CoD:BO4日本最強決定戦」も予定されている。
2019年の第3回にあたる今大会はダブルエリミネーション方式で行われ、予選トーナメントはオフライン、決勝はオフラインでの開催となった。優勝チームは6月15~17日にアメリカのアナハイムで開催される「CWL Global Open」への出場権が与えられる。
実際、Libalent Vertexの初戦となったPNG eSports戦はいきなりゲーム1を取られる波乱の展開。その後、3ゲーム連取で勝ち抜けたが、昨年はすべて3連勝で勝ち抜いただけに、Libalent Vertexも気を抜けない展開となった。
とは言っても、8チーム中で頭ひとつ抜けた感のあるLibalent Vertex。ウイナーズブラケットの2回戦ではUnsold Stuff Gamingを3連勝で下し、ウイナーズブラケット決勝ではRush Gamingを3-1で下している。
グランドファイナルは、ルーザーズブラケット決勝でCYCLOPS athlete gamingを下し、再び挑戦権を得たRush GamingとLibalent Vertexだ。ここでゲーム2の「SEARCH & DESTROY」でゲームを取られるが、結果としては3-1でLibalent Vertexの圧勝で終わり、大会3連覇を成し遂げた。
リザルトだけを見ればLibalent Vertexの大会3連覇という結果だが、チームメンバーは大幅に入れ替わっており、元Libalent Vertexの選手がライバルチームに所属しており、3連覇がいかに茨の道であったかが窺える。今後も選手の入れ替えが行われることは必至で、それにより、さらなる混戦も予想される。
しかしながら、国内のチームの力が拮抗することにより、国内チーム自体の実力が上がることで世界への足がかりも見えてくる。そういう意味では6月のCWL アナハイムでのLibalent Vertexの活躍に期待したいところだ。
――今日は試合中もリラックスしていた様子ですが、優勝候補としてのプレッシャーはありましたでしょうか。
Sitimentyo選手:プレッシャーはそんなにありませんでした。海外大会でそれ以上のプレッシャーを経験してきたので、慣れてきたという感じですね。試合慣れというのもありますが、もっと大きな目標があるので、この大会ではそこまで緊張しませんでした。
――今回はこれまでと違う構成でしたが、連携面での不安などはありましたか?
Sitimentyo選手:基礎的なことなので連携面はあまり変わらないかと思います。武器も変わってはいるんですが、影響がないというか、むしろ良かったというくらいうまくいきました。海外の経験が活かせたのかと思います。
――この優勝で、アナハイムで開催される「CWL Global Open」への出場が決まりました。世界大会での目標と、みなさんが戦ってみたいチームを教えてください。
Sitimentyo選手:そうですね。目標は優勝です。最低でも昨年の成績は上回りたいです。戦いたいチームはエキジビションでも戦った前回1位のマインドフリークですね。
Alice選手:SCARZ。
xAxSy選手:トーナメントで敗退して元バーテックスゲーミングで、今SCARZのメンバーと戦いたいですね。
GenGar選手:僕もSCARZ。
――今挙げられたチームと対戦するにあたり、練習方法や作戦などを変えたりはするのでしょうか。
Sitimentyo選手:それはあまり考えていないですね。どこか特定のチームを想定して練習していません。自分たちができることを増やしていこうと考えています。個々のスキルアップが中心ですね。
――前回大会では1ゲームも落とさずに完全優勝となりましたが、今回はオープニングの試合でいきなりゲームを落とすなど、全体的に他チームもレベルアップした印象がありますが、Libalent Vertexからみた日本のチームの現状についてお聞かせください。
Sitimentyo選手:世界大会に行って、世界レベルの技術や戦い方など経験を活かした戦い方を日本でするようになって、他の日本チームも僕らに勝つように対策を練ってきて、お互いにレベルが上がってきているように感じます。自分たちが得意な「サーチ&デストロイ」の攻め方などは知られているように感じました。それでも対応力を活かして勝つことはできたのは良かったと思います。
――普段の練習相手として海外の選手、チームを相手にしたいと思いますか。
Sitimentyo選手:それは思いますが、海外チームとの対戦は回線状況が良くないので、あまりお互いにいい結果にはならないですね。なので、海外に行って回線環境がいい場所で練習したいと思います。
――今の意見を聞いて、マネージャーはどう感じましたでしょうか。
マネージャー:え、あ、海外での合宿ですか。僕はまだ海外に行ったことないので、僕も海外で合宿したいです。
「第4回CWL日本代表決定戦」は、6月8〜9日にオンライン予選、6月29日にオフライン大会を予定している。気になる人は公式ホームページの試合日程・結果をチェック!
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■リンク
CWL日本代表決定戦
https://www.jp.playstation.com/events/call-of-duty-black-ops-4/
Call of Duty WORLD LEAGUE
https://www.callofduty.com/esports/
2019年の「CWL日本代表決定戦」は1月、3月、4月、6月の年4回が予定されており(5月末現在)、それぞれ勝ち上がった1チームが「CWL Global Open」に出場。それ以外に、夏には「CoD:BO4日本最強決定戦」も予定されている。
2019年の第3回にあたる今大会はダブルエリミネーション方式で行われ、予選トーナメントはオフライン、決勝はオフラインでの開催となった。優勝チームは6月15~17日にアメリカのアナハイムで開催される「CWL Global Open」への出場権が与えられる。
チーム再編で国内リーグ全体の実力が底上げ
大会の目玉となるのは、やはり2大会連続で優勝しているLibalent Vertexだ。今回もダントツの下馬評で優勝候補の最右翼として大会を牽引する。ただ、他のチームも実力を付けてきており、Libalent Vertexへの反撃を試みている。実際、Libalent Vertexの初戦となったPNG eSports戦はいきなりゲーム1を取られる波乱の展開。その後、3ゲーム連取で勝ち抜けたが、昨年はすべて3連勝で勝ち抜いただけに、Libalent Vertexも気を抜けない展開となった。
とは言っても、8チーム中で頭ひとつ抜けた感のあるLibalent Vertex。ウイナーズブラケットの2回戦ではUnsold Stuff Gamingを3連勝で下し、ウイナーズブラケット決勝ではRush Gamingを3-1で下している。
グランドファイナルは、ルーザーズブラケット決勝でCYCLOPS athlete gamingを下し、再び挑戦権を得たRush GamingとLibalent Vertexだ。ここでゲーム2の「SEARCH & DESTROY」でゲームを取られるが、結果としては3-1でLibalent Vertexの圧勝で終わり、大会3連覇を成し遂げた。
リザルトだけを見ればLibalent Vertexの大会3連覇という結果だが、チームメンバーは大幅に入れ替わっており、元Libalent Vertexの選手がライバルチームに所属しており、3連覇がいかに茨の道であったかが窺える。今後も選手の入れ替えが行われることは必至で、それにより、さらなる混戦も予想される。
しかしながら、国内のチームの力が拮抗することにより、国内チーム自体の実力が上がることで世界への足がかりも見えてくる。そういう意味では6月のCWL アナハイムでのLibalent Vertexの活躍に期待したいところだ。
Libalent Vertex 優勝インタビュー
大会終了後にはLibalent Vertexの記者会見も行われた。――今日は試合中もリラックスしていた様子ですが、優勝候補としてのプレッシャーはありましたでしょうか。
Sitimentyo選手:プレッシャーはそんなにありませんでした。海外大会でそれ以上のプレッシャーを経験してきたので、慣れてきたという感じですね。試合慣れというのもありますが、もっと大きな目標があるので、この大会ではそこまで緊張しませんでした。
――今回はこれまでと違う構成でしたが、連携面での不安などはありましたか?
Sitimentyo選手:基礎的なことなので連携面はあまり変わらないかと思います。武器も変わってはいるんですが、影響がないというか、むしろ良かったというくらいうまくいきました。海外の経験が活かせたのかと思います。
――この優勝で、アナハイムで開催される「CWL Global Open」への出場が決まりました。世界大会での目標と、みなさんが戦ってみたいチームを教えてください。
Sitimentyo選手:そうですね。目標は優勝です。最低でも昨年の成績は上回りたいです。戦いたいチームはエキジビションでも戦った前回1位のマインドフリークですね。
Alice選手:SCARZ。
xAxSy選手:トーナメントで敗退して元バーテックスゲーミングで、今SCARZのメンバーと戦いたいですね。
GenGar選手:僕もSCARZ。
――今挙げられたチームと対戦するにあたり、練習方法や作戦などを変えたりはするのでしょうか。
Sitimentyo選手:それはあまり考えていないですね。どこか特定のチームを想定して練習していません。自分たちができることを増やしていこうと考えています。個々のスキルアップが中心ですね。
――前回大会では1ゲームも落とさずに完全優勝となりましたが、今回はオープニングの試合でいきなりゲームを落とすなど、全体的に他チームもレベルアップした印象がありますが、Libalent Vertexからみた日本のチームの現状についてお聞かせください。
Sitimentyo選手:世界大会に行って、世界レベルの技術や戦い方など経験を活かした戦い方を日本でするようになって、他の日本チームも僕らに勝つように対策を練ってきて、お互いにレベルが上がってきているように感じます。自分たちが得意な「サーチ&デストロイ」の攻め方などは知られているように感じました。それでも対応力を活かして勝つことはできたのは良かったと思います。
――普段の練習相手として海外の選手、チームを相手にしたいと思いますか。
Sitimentyo選手:それは思いますが、海外チームとの対戦は回線状況が良くないので、あまりお互いにいい結果にはならないですね。なので、海外に行って回線環境がいい場所で練習したいと思います。
――今の意見を聞いて、マネージャーはどう感じましたでしょうか。
マネージャー:え、あ、海外での合宿ですか。僕はまだ海外に行ったことないので、僕も海外で合宿したいです。
「第4回CWL日本代表決定戦」は、6月8〜9日にオンライン予選、6月29日にオフライン大会を予定している。気になる人は公式ホームページの試合日程・結果をチェック!
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■リンク
CWL日本代表決定戦
https://www.jp.playstation.com/events/call-of-duty-black-ops-4/
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https://www.callofduty.com/esports/
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