【現地レポート】お酒が呑めてゲームもできて貸し切りだってできちゃう。夢のような環境が駅前に!——JR池袋駅東口にCafé&Bar RAGE STオープン!

さまざまなタイトルの公式大会を運営するeスポーツエンターテインメント「RAGE」が、eスポーツの新たなカルチャー・ムーブメントを発信する拠点としてJR池袋駅東口に「Café&Bar RAGE ST(かふぇあんどばーれいじえすてぃー)」を2024年1月28日(日)にグランドオープン。

グランドオープンに先立ち、26日(金)にはオープニングセレモニーが開催された。今回は、Café&Bar RAGE STがどのような施設なのかを紹介していこう。

ちなみに、Café&Bar RAGE STのSTはStation、Street、Startなどを意味する頭文字とのこと。


▲オープニングセレモニーには駅長も参加。駅長専用の白を基調とした制服がきらびやか!

【お酒が吞める!】
カジュアルにeスポーツが楽しめる1階カフェ&バー


Café&Bar RAGE STは、JR池袋東口構内と非常に好立地な場所にオープン。池袋駅構内にある「いけふくろう」前方にある階段を上ってすぐの場所。以前はR・BECKER’S(あーるべっかーず)があった場所だ。

▲池袋駅のど真ん中といってもいい場所。多くの家電量販店が立ち並んでいるため、ゲーマーとの親和性も高そう

1階はシンプルなカフェ&バーとなっていて、パブリックビューイングがしやすいように大型ディスプレーが店内のあちらこちらに配置されていた。

▲テーブル席のほかにカウンター席もあり、「おひとり様でもOK!」といった雰囲気(こちらは公式サイトの内観イメージ)

▲入口にはセルフレジが配置されていた。各種メニューはこちらで注文する形になりそうだ

Café&Bar RAGE STの魅力はなんといってもアルコールを販売しているところ。eスポーツカフェというとソフトドリンクのみの提供というイメージが強いが、Café&Bar RAGE STはその名の通りバーとしての顔も持っているため、アルコールを嗜むことができるのがうれしいポイント。

▲こちらはメニュー表。ハンバーガーやサイドメニューも充実しているため、仕事帰りにちょっと一杯的な感じで立ち寄ってもよさそう。RAGEとのコラボフード「RAGEバーガー」は640円と比較的リーズナブルな価格といえる

アルコールはビールハイボール、カクテルを含む20種類以上! お酒を飲みながらeスポーツの試合を観戦——。なんとも贅沢な時間が楽しめそうだ。

しかし気になるのは営業時間。土日祝は22時までとなっているため、長丁場となる大会や海外で開催される大会のパブリックビューイングに関しては途中で閉店になってしまうのか、特別時間を設けて営業するのか気になるポイントだ。

【カフェ&バーエリア概要】

営業時間:
平日:7時〜23時(ラストオーダー22時30分)
土日祝:10時〜22時(ラストオーダー21時30分)

座席数:
81席(テーブル:62席、カウンター:19席)

面積:
約167.3㎡

【最新ギアが楽しめる】
2階は飲食可能なPCプレーエリア


2階は17席のPCが配置されたプレーエリアとなっている。ガレリア製のハイスペックPCにZOWIEのゲーミングモニターなど、競技シーンさながらのハイスペック環境でゲームを楽しむことができる。なお、インターネット回線はSoftBank社提供の高速ギガ回線を完備とのこと。

▲最新のゲーム環境が気軽に楽しめるのはうれしいポイント

また1階で購入したフードメニューの飲食も可能なので、ゲームをプレーしながらおなかも満たせすこともできる。個人的に気になったのは、各スペースに仕切りがないこと。なんとなく左右や向かいのプレーヤーの視線が気にならないか不安。

▲こちらは内観イメージ。開放的だけどインターネットカフェのようなプライベートスペースとまではいかない

またCafé&Bar RAGE STの特徴のひとつとして、最新ギアを借りて試すことができる。既存に設置されているゲーミングキーボードゲーミングマウスのほか、SteelSeriesRazer、ロジクールといった多数のゲーミングデバイスメーカーの最新ギアを気軽に使えるのはうれしい。

▲レンタル料金は別途かかるとのことだが、買う前に一度試してみたいといったユーザーにはありがたい

▲2階に上がると店員さんがお待ちかね。まずは入会してから利用時間を決めよう

さらに、2階奥には特別な配信ブースが1室あり、こちらでは配信を楽しむことができるようだ。

▲モニターや配信設備がズラリ。扉で仕切られているので、まわりのお客を気にすることなく配信に没頭できそうだ

なお、料金は最初の30分を課金したあとは、以降10分ごとに追加料金がかかるようになっている。長居するのが前提ならお得な○時間パックというのもあるので、状況に応じて使い分けるといいだろう。また、3時間30,000円〜の貸し切りプランもある。10人で借りれば、ひとり3,000円で3時間じっくり楽しめるので、ゲーム大会やゲーム仲間との懇親会なんかにも使い勝手がよさそう。

▲オープニングセレモニーでは駅長が『VALORANT』を楽しむシーンも。オペレーターでボットを撃ち抜いていく〜

【PCプレイエリア Jexer e-Sports station概要】

営業時間:
平日:8時〜23時
土日祝:10時〜20時
座席数:PC席(17席)+配信ブース(1室)
面積:約69.8㎡

料金※()内は配信ブース利用料金:
入会金:300円
最初の30分:400円(450円)
以後10分ごと:130円(150円)
2時間パック:1,300円(1,600円)
3時間パック:1,800円(2,200円)
6時間パック:2,800円(3,300円)
※パック料金は土日祝のみ+300円

貸切プラン:
3時間:30,000円〜
6時間:44,000円〜
9時間:56,000円〜
1日:85,000円〜

【プロチームのグッズが買える!】
オフィシャルグッズやアパレルが買えるグッズエリア


1階別館となるグッズエリアではRAGEのeスポーツオフィシャルショップとしてRAGEのグッズやeスポーツプロチームのアパレルなどが販売されている。

▲グッズエリアは池袋東口階段付近からアクセスできるほか、カフェ&バーエリアからもアクセスできる

▲Paper Rexといった海外チームのアパレルも購入可能だ


▲マウスパッドやキャップなどさまざまなグッズを購入できる

公式大会のパブリックビューイング開催時に、アパレルを買ってカフェ&バーエリアでそれを着て応援なんていう使い方もアリ。より身近にeスポーツが楽しめるのではないだろうか。

【グッズエリア概要】

営業時間:
平日・土日祝:11時〜21時
面積:約25.2㎡

まとめ


という感じで多少駆け足で紹介してきたCafé&Bar RAGE STレポート。昨年は各地でeスポーツのパブリックビューイングが開催され、大きな反響を呼んでいた。特に英国風パブ HUBで開催された『VALORANT』公式大会のパブリックビューイングは、若者の集客に大成功。よりカジュアルにeスポーツを楽しめる場として大いに盛り上がっていた。

参考:
「若者はここにいた!」『VALORANT』初のブリティッシュバーHUBでのパブリックビューイングは大成功!【HUB 舟橋英誉さんインタビュー】:https://esports-world.jp/interview/27252

Café&Bar RAGE STも、カジュアルだけどガチ勢といったようなRAGEならではの仕掛けが展開されることを期待したい。


■関連リンク
Café&Bar RAGE ST公式サイト:
https://www.cafebar-rage-st.com/

Café&Bar RAGE ST 公式X:
https://twitter.com/CafeBar_RAGE_ST


撮影:いのかわゆう
編集:いのかわゆう


【井ノ川結希(いのかわゆう)プロフィール】
ゲーム好きが高じて19歳でゲーム系の出版社に就職。その後、フリーランスでライター、編集、ディレクターなど多岐にわたり活動している。最近はまっているゲームは『VALORANT』。

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