【現地レポート】すべてが規格外! 日本初開催の「ポケモンWCS2023」がすごすぎた (3/3)
- クルーズ船が『ポケモン』一色に「ポケモントレーナークルーズ」
- 入場規制があっても完売続出の「Pokémon Center World Store 2023」
- 至るところにいるポケモンで街全体が巨大なアトラクションに
- 五輪を超えるほどの「ポケモンWCS」の圧倒的なコンテンツ力
クルーズ船が『ポケモン』一色に「ポケモントレーナークルーズ」
次は「ポケモントレーナークルーズ」です。パシフィコ横浜の会場からちょっと離れた中区新港にある複合施設“横浜ハンマーヘッド”に移動。途中にインスタントラーメンの博物館“カップヌードルミュージアム”があるのですが、そこに巨大なカップヌードルに入ったピカチュウを発見。階段もピカチュウカップヌードル仕様でした。
“横浜ハンマーヘッド”ではニャスパーやニャオニクスがお出迎え。バケッチャやボクレーも隠れていました。「ポケモントレーナークルーズ」は予約制なので、時間になるまでポケモンセンター出張所でグッズを拝見。横浜みなとみらいイベントではポケモンセンターの出張所が各所にあり、どこでもグッズが買えるようになっていました。ただ各所どこも人気で、入場するにはある程度並ばなければならないほどでした。
ポケモンセンターの横に「はらぺこベトベター」というゴミ箱にベトベターが設置されたものがありました。ペットボトルや空き缶を食べさせると鳴き声を出して、モニターにカウントされます。ゴミの分別の勉強になるので幼い子にはいい経験になるのではないでしょうか。
さて、順番になったので「ポケモントレーナークルーズ」の会場である、停泊している外航クルーズ客船「にっぽん丸」に乗り込みます。桟橋に止まっている「にっぽん丸」はWCSの横断幕で覆われており、すでにポケモン仕様です。
船内マップを確認してみると、1~8階まで地上階はすべて見学ができるようでした。船内は、みなとみらいのショッピングモール以上にポケモンで飾られていました。柱もフロアの階数案内もエスカレーターもみんなポケモンです。また、レストランはふたり対戦用のデュエルスペースに変わっています。乗船したトレーナーと自由に対戦ができます。
中までは入れませんでしたが客室も見学でき、トイレとして使用できるようになっていました。大きなディスプレイのあるホールもゲーム対戦エリアとして開放。もはやどこでも対戦できる状態です。
最上階となる甲板ではフォトスポットでの記念撮影や周りの海や港、みなとみらいの街並みを撮影できるようになっており、絶景を楽しめます。プールもあるので周りで休憩しながら優雅な時間を過ごせます。このまま、どこかに船旅に出かけてしまいたい気分で一杯でした。
一通り、取材すべき場所を回ったので、再度大会会場に戻ります。大会は初日の予選が粛々と進んでいます。『ポケモンユナイト』で日本人チームが健闘しているという話を聞き、しばらく観戦をしていました。
入場規制があっても完売続出の「Pokémon Center World Store 2023」
そういえば、会場である「パシフィコ横浜」の新館「パシフィコ横浜ノース」に、大型の物販エリア「Pokémon Center World Store 2023」がありました。気になったので、そちらを見に行ってみましたがあまりにも人が多く、取材陣も入れませんでした。
「パシフィコ横浜ノース」は2020年4月に開業され、国内最大規模の大型多目的ホールを備えた施設なのですが、それでも入場規制し、ホワイエには入場待ちの長蛇の列。その列自体が飽和状態になり、「パシフィコ横浜ノース」自体に入場規制をするほどした。ちなみにこのポケモンセンターは事前予約制で限られた人しか入れないようになっています。それでもこれだけの混み具合なので、ポケモングッズの魅力の高さがうかがえます。
しばらく試合を観戦した後で再度訪れてみると列が大分解消されており、取材として中に入ることができました。商品棚に商品がなくなっている状態に驚きますが、中に進んでいくと豊富なグッズが並んでいました。みなとみらいの街中にあるポケモンセンター出張所とは規模と品ぞろえが違います。買い物をせずに撮影をするだけなのにかなり時間を要したので、実際に買い物に来ていたら2時間は出られないような気がしました。
至るところにいるポケモンで街全体が巨大なアトラクションに
ポケモンセンターを出て再び会場へ。途中、ポケモンの擬人化コスプレをした海外の女性に遭遇。撮影をさせていただきました。
あとは夜のイベントを撮影したいところですが、ここで体力の限界を感じ撤収することに。桜木町駅までの道すがら、ポケモン関係のものを撮影しながらの帰路です。みなとみらい駅、クイーンズスクエア横浜、MARK IS、ランドマークプラザ、動く歩道、日本丸メモリアルパーク、桜木町あたりを流して帰りました。
五輪を超えるほどの「ポケモンWCS」の圧倒的なコンテンツ力
今回は純粋なeスポーツイベントレポートではありませんでしたが、横浜みなとみらいイベントも含めて「WCS」だったのだと思います。
大会に詳しい結果を知りたい人は、『ポケモンユナイト』部門『ポケモンSV』部門、『ポケモンGO』部門、『ポケモンカードゲーム』などの情報も参照してみてください。
とにかく、破格のイベントでした。街ひとつをすべて巻き込んで大会やIPを展開するのは類を見ないのではないでしょうか。ゲームイベントはおろか、東京オリンピックですら東京の街がここまでオリンピック一色にはならなかったわけです。あらためて『ポケモン』というIPの偉大さ、影響力を認識させられました。
来年はハワイでの開催が予定されています。大会以外に横浜みなとみらいイベントのような街ぐるみのイベントを開催するかわかりませんが、もしそうであればぜひとも行ってみたいと思います。
ポケモンワールドチャンピオンシップス2023横浜みなとみらい
https://www.pokemon.co.jp/ex/wcs_event/2023/ja/
eSports World の
Discord をフォローしよう
Discord をフォローしよう
SALE
大会
チーム
他にも...?
他にも