【大会レポート】日本中が沸いた2週間!「VCT 2022 - Stage 1 - Masters Reykjavík」はOpTic Gamingの優勝で閉幕。日本代表のZETA DIVISIONは3位に輝く快挙!
4月11日(月)に開幕した世界大会「VCT 2022 - Stage 1 - Masters Reykjavík」。
各地域の厳しい予選を勝ち上がった12チームがアイスランドで開催されるオフラインでの戦いに挑んだ。
ここでは日本代表として出場したZETA DIVISIONの試合結果、そしてMastersの決勝戦を振り返っていこう。
🇰🇷DRX VS(DRX) vs 🇯🇵ZETA DIVISION(ZETA)
世界大会の初戦は🇰🇷DRX。過去に何度もスクリムした経験のある相手で、お互いが手の内を知る中でどのような試合になるか期待されていた。しかし、この試合で高い完成度を見せたのは🇰🇷DRX。セットアップに組み込まれた細かなアビリティ合わせで🇯🇵ZETAにまともな撃ち合いすら許さなかった。ラウンドをとれそうな場面でもMako選手(DRX)・BuZz選手(DRX)が何度もクラッチを見せて、🇯🇵ZETAを苦しめた。終わってみれば2-13・3-13と圧倒的な力の差を見せつけて🇰🇷DRXが勝利を収めた。
負ければ敗退が確定するLowerで🇯🇵ZETAは名門🇬🇧FNCと対戦。Derke選手・braveaf選手の2名を欠き、連携面に不安のある🇬🇧FNCに対して、🇯🇵ZETAは序盤から積極的に撃ち合ってラウンドをリードした。🇰🇷DRX戦の悪夢を払いのけて安定したパフォーマンスを見せた🇯🇵ZETAは7-13・11-13で国際大会初勝利を収めた。
勝てば日本チーム初となるPlayoff進出が決まる🇧🇷NIP戦は両チーム一歩も譲らない一進一退の攻防になる。1マップ目をNIP、2マップ目を🇯🇵ZETAが取って迎えた3マップ目。序盤からラウンドをリードした🇧🇷NIPが12-8で先にマッチポイントに手をかけた。しかし、そこから6ラウンド連取する怒涛の追い上げを見せた🇯🇵ZETAがOT(オーバータイム)の末に勝利を収めた。
Playoff初戦はEMEA2位の🇩🇪G2と対戦。格上と目されていたが、序盤から接戦を展開する。しかし徐々にラウンド差を広げられると、勝負所のエコラウンドを取られてしまうなど、らしくないミスが目立った🇯🇵ZETA。7-13・10-13のスコア以上にいい勝負を見せたが、惜しくも敗北。Lowerへと進むことになる。
後がない両チームだが、序盤から積極的な動きで試合をリードしたのは🇯🇵ZETA。1マップ目の前半を10-2で折り返す圧倒的な強さを見せる。🇳🇱TLも追い上げを見せるが、🇯🇵ZETAも落ち着いて対処して勝利した。しかし🇳🇱TLも2マップ目で意地を見せて、4-13と大差で勝利。勝負の行方は3マップ目に突入する。3マップ目はどちらもラウンドを取り合う展開になるが、攻守交代後のアタッカーで🇯🇵ZETAのプレーが光った。優勝候補🇳🇱TLを見事に下した🇯🇵ZETAがベスト6を確定させた。
続く相手は初戦で惨敗した🇰🇷DRX。苦しい展開が予想されていたが、1マップ目から互角の試合展開を見せる。特に🇰🇷DRXの得意とするセットアップへの対策は相手の攻撃を見事に封じた。初戦とは見違えるほどの成長を見せた🇯🇵ZETAが1マップ目を取得してベスト4に先に王手をかけた。
しかし🇰🇷DRXも2マップ目のアセントでは本来の強さを見せて13-10と接戦をモノにした。迎えた3マップ目では序盤からラウンドを連取した🇯🇵ZETAが勢いに乗り、何度もクラッチプレイを見せる。🇰🇷DRXに試合の流れをまったく渡さなかった🇯🇵ZETAが13-4で初戦のリベンジを果たした。そしてこの勝利によりベスト4が確定した。
Lower Final進出をかけた戦いはアジア1位をかけた戦いにもなった。Jingg選手を筆頭に撃ち合いの強さが光る🇸🇬PRXに序盤からリードを握られて1マップ目を6-13で落としてしまう。しかし、そこから巻き返す力があるのが今の🇯🇵ZETA。続く2マップ目では相手の得意な動きを完璧に分析・対策して13-2の大差で勝利する。迎えた3マップ目はお互いがラウンドを取り合う一進一退の攻防になる。視聴者も固唾をのんで見守った熱戦の末に🇯🇵ZETAが13-10で勝利して、Lower Final進出を決めた。
勝ったチームがFinal進出の試合は1マップ目から熱戦になる。重要なラウンドでのMarved選手(OPTC)とyay選手(OPTC)の勝負勘が光り、OTの末に🇯🇵ZETAは1マップ目を落としてしまう。続く2マップ目の得意のフラクチャーでも相手のネオンを取り入れた構成に苦しめられる。後がなくなった3マップ目でも相手にリードを許す苦しい展開が続いた🇯🇵ZETA。15-13・13-5・13-8で敗北し、決勝進出は叶わなかった。
Upper Finalと同じ顔合わせになった決勝戦。ブラジル地域初の優勝を目指す🇧🇷LOUDと昨年準優勝の借りを返したい🇺🇸OPTC。Upper Finalでは🇧🇷LOUDが3-0で勝利したが、この日は🇺🇸OPTCが1マップ目を2-10で折り返して、そのままマップ取得に繋げる展開になる。
続く2マップ目・3マップ目では🇧🇷LOUDも意地を見せてOTにもつれる大熱戦になる。お互い一歩も引かない攻防は2マップ連続でOTを🇺🇸OPTCが勝利。9-13・12-14・13-15とストレートで勝利した🇺🇸OPTCがMasters Stage1を制した。
大会前、そして初戦後の厳しい声を覆して、日本FPS界に残る歴史的偉業を成し遂げた🇯🇵ZETA。彼らの見せた快進撃は日本だけでなく世界中のVALORANTプレーヤーを虜にした。
また🇯🇵ZETAの活躍を受けて士気の上がった日本チームも多くあるだろう。Stage2ではさらにレベルアップした日本地域の戦いを楽しみにしたい。
配信アーカイブ
Twitch:
https://twitch.tv/valorant_jpn
YouTube:
https://youtube.com/c/VALORANTjp
© 2020 Riot Games, Inc. All Rights Reserved
各地域の厳しい予選を勝ち上がった12チームがアイスランドで開催されるオフラインでの戦いに挑んだ。
ここでは日本代表として出場したZETA DIVISIONの試合結果、そしてMastersの決勝戦を振り返っていこう。
ZETA DIVISIONの躍進
🇰🇷DRX VS(DRX) vs 🇯🇵ZETA DIVISION(ZETA)
世界大会の初戦は🇰🇷DRX。過去に何度もスクリムした経験のある相手で、お互いが手の内を知る中でどのような試合になるか期待されていた。しかし、この試合で高い完成度を見せたのは🇰🇷DRX。セットアップに組み込まれた細かなアビリティ合わせで🇯🇵ZETAにまともな撃ち合いすら許さなかった。ラウンドをとれそうな場面でもMako選手(DRX)・BuZz選手(DRX)が何度もクラッチを見せて、🇯🇵ZETAを苦しめた。終わってみれば2-13・3-13と圧倒的な力の差を見せつけて🇰🇷DRXが勝利を収めた。
Fnatic(FNC) vs ZETA DIVISION(ZETA)
負ければ敗退が確定するLowerで🇯🇵ZETAは名門🇬🇧FNCと対戦。Derke選手・braveaf選手の2名を欠き、連携面に不安のある🇬🇧FNCに対して、🇯🇵ZETAは序盤から積極的に撃ち合ってラウンドをリードした。🇰🇷DRX戦の悪夢を払いのけて安定したパフォーマンスを見せた🇯🇵ZETAは7-13・11-13で国際大会初勝利を収めた。
Ninjas in Pyjamas(NIP) vs ZETA DIVISION(ZETA)
勝てば日本チーム初となるPlayoff進出が決まる🇧🇷NIP戦は両チーム一歩も譲らない一進一退の攻防になる。1マップ目をNIP、2マップ目を🇯🇵ZETAが取って迎えた3マップ目。序盤からラウンドをリードした🇧🇷NIPが12-8で先にマッチポイントに手をかけた。しかし、そこから6ラウンド連取する怒涛の追い上げを見せた🇯🇵ZETAがOT(オーバータイム)の末に勝利を収めた。
G2 Esports(G2) vs ZETA DIVISION(ZETA)
Playoff初戦はEMEA2位の🇩🇪G2と対戦。格上と目されていたが、序盤から接戦を展開する。しかし徐々にラウンド差を広げられると、勝負所のエコラウンドを取られてしまうなど、らしくないミスが目立った🇯🇵ZETA。7-13・10-13のスコア以上にいい勝負を見せたが、惜しくも敗北。Lowerへと進むことになる。
ZETA DIVISION(ZETA) vs Team Liquid(TL)
後がない両チームだが、序盤から積極的な動きで試合をリードしたのは🇯🇵ZETA。1マップ目の前半を10-2で折り返す圧倒的な強さを見せる。🇳🇱TLも追い上げを見せるが、🇯🇵ZETAも落ち着いて対処して勝利した。しかし🇳🇱TLも2マップ目で意地を見せて、4-13と大差で勝利。勝負の行方は3マップ目に突入する。3マップ目はどちらもラウンドを取り合う展開になるが、攻守交代後のアタッカーで🇯🇵ZETAのプレーが光った。優勝候補🇳🇱TLを見事に下した🇯🇵ZETAがベスト6を確定させた。
DRX VS(DRX) vs ZETA DIVISION(ZETA)
続く相手は初戦で惨敗した🇰🇷DRX。苦しい展開が予想されていたが、1マップ目から互角の試合展開を見せる。特に🇰🇷DRXの得意とするセットアップへの対策は相手の攻撃を見事に封じた。初戦とは見違えるほどの成長を見せた🇯🇵ZETAが1マップ目を取得してベスト4に先に王手をかけた。
しかし🇰🇷DRXも2マップ目のアセントでは本来の強さを見せて13-10と接戦をモノにした。迎えた3マップ目では序盤からラウンドを連取した🇯🇵ZETAが勢いに乗り、何度もクラッチプレイを見せる。🇰🇷DRXに試合の流れをまったく渡さなかった🇯🇵ZETAが13-4で初戦のリベンジを果たした。そしてこの勝利によりベスト4が確定した。
ZETA DIVISION(ZETA) vs Paper Rex(PRX)
Lower Final進出をかけた戦いはアジア1位をかけた戦いにもなった。Jingg選手を筆頭に撃ち合いの強さが光る🇸🇬PRXに序盤からリードを握られて1マップ目を6-13で落としてしまう。しかし、そこから巻き返す力があるのが今の🇯🇵ZETA。続く2マップ目では相手の得意な動きを完璧に分析・対策して13-2の大差で勝利する。迎えた3マップ目はお互いがラウンドを取り合う一進一退の攻防になる。視聴者も固唾をのんで見守った熱戦の末に🇯🇵ZETAが13-10で勝利して、Lower Final進出を決めた。
OpTic Gaming(OPTC) vs ZETA DIVISION(ZETA)
勝ったチームがFinal進出の試合は1マップ目から熱戦になる。重要なラウンドでのMarved選手(OPTC)とyay選手(OPTC)の勝負勘が光り、OTの末に🇯🇵ZETAは1マップ目を落としてしまう。続く2マップ目の得意のフラクチャーでも相手のネオンを取り入れた構成に苦しめられる。後がなくなった3マップ目でも相手にリードを許す苦しい展開が続いた🇯🇵ZETA。15-13・13-5・13-8で敗北し、決勝進出は叶わなかった。
決勝戦はLOUD vs OpTic Gaming(OPTC)
Upper Finalと同じ顔合わせになった決勝戦。ブラジル地域初の優勝を目指す🇧🇷LOUDと昨年準優勝の借りを返したい🇺🇸OPTC。Upper Finalでは🇧🇷LOUDが3-0で勝利したが、この日は🇺🇸OPTCが1マップ目を2-10で折り返して、そのままマップ取得に繋げる展開になる。
続く2マップ目・3マップ目では🇧🇷LOUDも意地を見せてOTにもつれる大熱戦になる。お互い一歩も引かない攻防は2マップ連続でOTを🇺🇸OPTCが勝利。9-13・12-14・13-15とストレートで勝利した🇺🇸OPTCがMasters Stage1を制した。
まとめ
大会前、そして初戦後の厳しい声を覆して、日本FPS界に残る歴史的偉業を成し遂げた🇯🇵ZETA。彼らの見せた快進撃は日本だけでなく世界中のVALORANTプレーヤーを虜にした。
また🇯🇵ZETAの活躍を受けて士気の上がった日本チームも多くあるだろう。Stage2ではさらにレベルアップした日本地域の戦いを楽しみにしたい。
配信アーカイブ
Twitch:
https://twitch.tv/valorant_jpn
YouTube:
https://youtube.com/c/VALORANTjp
© 2020 Riot Games, Inc. All Rights Reserved
eSports World の
Discord をフォローしよう
Discord をフォローしよう
SALE
大会
チーム
他にも...?
他にも