【大会レポート】Playoff進出チームがついに決定!VCT Stage3 Week2 Main Eventが22日(木)〜23日(金)にかけて開催!
VALORANT地域チャンピオンを決める大会「VALORANT Champions Tour Stage3」が2021年7月4日(日)から開催された。
「VALORANT Champions Tour」とはVALORANT世界王者を決める大会で、Challengers・Masters・Championsの3段階で構成されている。
地域大会Challengersとその勝者が出場する国際大会Mastersが全3回にわたって開催。そこで成績上位のチームがVALORANT初代年間チャンピオンを決める大会Championsへの出場権を獲得する。
そして、7月4日(日)から開催されたVALORANT Champions Tour Stage3ではMastersに出場する2チームを決める戦いが行われる。Stage1は新型コロナウイルスの影響で地域内限定での開催となったMastersだが、Stage2ではCrazy Raccoonが日本代表としてアイスランドで世界の強豪と戦いを繰り広げた。そしてStage3はドイツでの開催が予定されており、期待が高まっている。
22日(木)~23日(金)にはWeek2 Main Eventが開催。実況/解説に岸大河さん・yueさん・Yukishiroさんの3名を迎え、Playoff進出をかけた戦いが行われた。
ここからはDay1で配信された各マッチのレポートをお届けしよう。
この日最初の試合で圧倒的な連携力を見せたのがFEEL。的確かつタイミングの合ったアビリティで危なげなくラウンドを重ねた。2マップ目ではR3m選手(ICC)のkay/oに苦しめられる場面もあったが、一回り成長した姿を見せたFELが2マップ連続で勝利した。
Week1 Main Eventで強烈な印象を残したGTSだが、スキのない連携を見せるFLに苦しめられ、1マップ目を落としてしまう。しかし緊張がほぐれた2マップ目は、ノビノビとしたプレーで勢いに乗り、経験豊富なFLを撃ち合いで圧倒。見事にFLのピックマップで勝利し、BO2を引き分けで終えた。
Tensou選手(GTS)が「1マップ目では緊張もあって強気に行けなかった」と口にした通り、少し堅さも見られたGTS。グループ突破の本命FL相手に得失ラウンドで上回り一安心した様子だった。
グループ突破に向けて重要な一戦は、ラウンド毎に細かく動きを変えるICCと自分たちの得意とするセットを徹底するFLの対照的な勝負になった。両チームが競り合う熾烈な試合はケアレスミスで大事なラウンドを落としたICCがチーム力の差で惜しくも敗戦。この試合で勢いに乗ったFLが続くマップでは大差で勝利し、2連勝を飾った。
撃ち合いの強いGTSに対して、ひとりひとりではなく、必ずカバーをつけて動くことを徹底したFEEL。特に1マップ目の終盤は人数差をつけてから得意の少人数に持ち込みラウンドを重ねた。さらにピックマップのスプリットでは攻守にわたって強気に動き続けて1-13の大差で勝利。勢いに乗るGTSを封殺し、グループ突破を決定づける勝利を収めた。
実況の岸さんも「各選手の個性を生かした戦い方ができている」と絶賛したFEEL。これまで多くのプロチームを破ってきた実力は間違いなく本物だ。
ディフェンダーサイドでも積極的に勝負を仕掛けるGTSへの対策として、しっかり人数をかけて攻める事でラウンドを重ねたICC。グループ突破に向けて勝利が絶対条件のGTSも終盤怒涛の追い上げを見せるが、時すでに遅し。ICCがWeek1・2通じて初の勝ち点獲得となった。
グループ突破が確定した両チームの順位決定戦となったこの試合。1マップ目はさまざまな動きのパターンを見せたFLが無敗のFEELを圧倒。2マップ目でもFEELのやりたいプレーを徹底的につぶし、2マップ連続大差で勝利したFLがグループ1位突破を決めた。
「自分たちのやりたいことをしてミスをしなかった」と手ごたえを口にしたmittiii選手。これまで悔しい結果に終わっているPlayoffでの躍進に期待したい。
ここからはDay2で配信された各マッチのレポートをお届けしよう。
Stage1・2で3位に輝いたRCがSTCEに設置すら許さない殲滅力で試合を支配した。これまで個人技に注目が集まることが多かったRCだが、細かな連携とアビリティの使い方がさらに進化。重要な初戦を2マップ連続で大差をつけて勝利した。
「作戦面・連携面がより鍛えられた」と自分たちの成長を口にしたKaminari選手(RC)。悲願の優勝に向けて上々のスタートを切った。
Open Qualifierで衝撃的なプレーを見せたsomething選手(INSM)がこの試合でもチームを牽引。2試合連続のMVPと撃ち合いの力強さを見せ続けた。SPXも詰め待ちなどの対策をとったが、人数状況不利でも火力で相手をまくるINSMに苦しめられ敗戦となった。
負ければグループ敗退濃厚となる重要な試合は両チームがラウンドを取り合う互角の試合になった。STCEは試合序盤をfujiyama選手(STCE)・akim選手(STCE)のデュエリストコンビの強気な動きで獲得。しかし徐々に本来のペースを取り戻したSPXが後半巻き返す展開となった2マップは両チーム1-1の引き分けという結果に終わった。
日本屈指のフィジカル同士のぶつかり合いが予想されたが、RCが試合終盤にかけて成熟した相手への対策を披露。勢いに乗るINSMの大胆な動きを読み切り、流れを渡さなかった。注目のsomething選手(INSM)はこの試合でも圧倒的なスコアをたたき出したが、手札の多さで上回ったRCがチームとしてINSMを上回り、勝利を収めた。
グループ突破が確定し、ほっとした様子を見せたRCのメンバー。Dep選手(RC)はPlayoffに向けて「いいかげん1位か2位を取りたい」と力強い言葉を残した。
これまでsomething選手(INSM)が目立っていたINSMだが、この試合ではnagi選手(INSM)が大活躍。チームとしてのまとまりを見せたINSMがPlayoff進出を決めた。力強くチーム全員で前進するSTCEは試合序盤こそリードしたが、ディフェンダーサイドでの動きに苦しめられた印象だ。
多くの強豪チームを下し、Playoff進出を決めたINSM。日本のトップ層にも引けを取らないフィジカルはPlayoffでも猛威を振るうはずだ。
MainEvent最後の試合はDep選手(RC)・Hare選手(RC)のコンビを前面に押し出すRCが撃ち合いの強さでSPXを寄せ付けずに勝利。これまでの個々での撃ち合いの強さを残しつつ、少人数でのまとまりや射線意識で成長したRCがPlayoffへの弾みになる勝利を収めた。
熾烈な争いを突破し、見事Playoff進出を果たしたのはFENNEL・Feeling・REJECT・Insomniaの4チーム。これにより以下の8チームがベルリン行きをかけた最後の戦いに挑む。
ついに出場チームが決定したPlayoff。8月12日(木)~8月15日(日)にかけて行われる戦いから目が離せない。
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YouTube:
Day1:https://www.youtube.com/watch?v=Uebclmu5MgY
Day2:https://www.youtube.com/watch?v=ei60V_vbtH4
Twitch:
Day1:https://www.twitch.tv/videos/1094160485
Day2:https://www.twitch.tv/videos/1095191150
VALORANT Champions 公式:
https://valorantesports.tokyo/index.html
「VALORANT Champions Tour」とはVALORANT世界王者を決める大会で、Challengers・Masters・Championsの3段階で構成されている。
地域大会Challengersとその勝者が出場する国際大会Mastersが全3回にわたって開催。そこで成績上位のチームがVALORANT初代年間チャンピオンを決める大会Championsへの出場権を獲得する。
そして、7月4日(日)から開催されたVALORANT Champions Tour Stage3ではMastersに出場する2チームを決める戦いが行われる。Stage1は新型コロナウイルスの影響で地域内限定での開催となったMastersだが、Stage2ではCrazy Raccoonが日本代表としてアイスランドで世界の強豪と戦いを繰り広げた。そしてStage3はドイツでの開催が予定されており、期待が高まっている。
22日(木)~23日(金)にはWeek2 Main Eventが開催。実況/解説に岸大河さん・yueさん・Yukishiroさんの3名を迎え、Playoff進出をかけた戦いが行われた。
マッチレポート Day1
ここからはDay1で配信された各マッチのレポートをお届けしよう。
Icicle Conflict(ICC) vs Feeling(FEEL)
この日最初の試合で圧倒的な連携力を見せたのがFEEL。的確かつタイミングの合ったアビリティで危なげなくラウンドを重ねた。2マップ目ではR3m選手(ICC)のkay/oに苦しめられる場面もあったが、一回り成長した姿を見せたFELが2マップ連続で勝利した。
FENNEL(FL) vs Gaming Team SELECTOR(GTS)
Week1 Main Eventで強烈な印象を残したGTSだが、スキのない連携を見せるFLに苦しめられ、1マップ目を落としてしまう。しかし緊張がほぐれた2マップ目は、ノビノビとしたプレーで勢いに乗り、経験豊富なFLを撃ち合いで圧倒。見事にFLのピックマップで勝利し、BO2を引き分けで終えた。
Tensou選手(GTS)が「1マップ目では緊張もあって強気に行けなかった」と口にした通り、少し堅さも見られたGTS。グループ突破の本命FL相手に得失ラウンドで上回り一安心した様子だった。
Icicle Conflict(ICC) vs FENNEL(FL)
グループ突破に向けて重要な一戦は、ラウンド毎に細かく動きを変えるICCと自分たちの得意とするセットを徹底するFLの対照的な勝負になった。両チームが競り合う熾烈な試合はケアレスミスで大事なラウンドを落としたICCがチーム力の差で惜しくも敗戦。この試合で勢いに乗ったFLが続くマップでは大差で勝利し、2連勝を飾った。
Feeling(FEEL) vs Gaming Team SELECTOR(GTS)
撃ち合いの強いGTSに対して、ひとりひとりではなく、必ずカバーをつけて動くことを徹底したFEEL。特に1マップ目の終盤は人数差をつけてから得意の少人数に持ち込みラウンドを重ねた。さらにピックマップのスプリットでは攻守にわたって強気に動き続けて1-13の大差で勝利。勢いに乗るGTSを封殺し、グループ突破を決定づける勝利を収めた。
実況の岸さんも「各選手の個性を生かした戦い方ができている」と絶賛したFEEL。これまで多くのプロチームを破ってきた実力は間違いなく本物だ。
Icicle Conflict vs Gaming Team SELECTOR
ディフェンダーサイドでも積極的に勝負を仕掛けるGTSへの対策として、しっかり人数をかけて攻める事でラウンドを重ねたICC。グループ突破に向けて勝利が絶対条件のGTSも終盤怒涛の追い上げを見せるが、時すでに遅し。ICCがWeek1・2通じて初の勝ち点獲得となった。
Feeling vs FENNEL
グループ突破が確定した両チームの順位決定戦となったこの試合。1マップ目はさまざまな動きのパターンを見せたFLが無敗のFEELを圧倒。2マップ目でもFEELのやりたいプレーを徹底的につぶし、2マップ連続大差で勝利したFLがグループ1位突破を決めた。
「自分たちのやりたいことをしてミスをしなかった」と手ごたえを口にしたmittiii選手。これまで悔しい結果に終わっているPlayoffでの躍進に期待したい。
マッチレポート Day2
ここからはDay2で配信された各マッチのレポートをお届けしよう。
SETOUCHI ENLIFE(STCE) vs REJECT(RC)
Stage1・2で3位に輝いたRCがSTCEに設置すら許さない殲滅力で試合を支配した。これまで個人技に注目が集まることが多かったRCだが、細かな連携とアビリティの使い方がさらに進化。重要な初戦を2マップ連続で大差をつけて勝利した。
「作戦面・連携面がより鍛えられた」と自分たちの成長を口にしたKaminari選手(RC)。悲願の優勝に向けて上々のスタートを切った。
Storks Phalanx(SPX) vs Insomnia(INSM)
Open Qualifierで衝撃的なプレーを見せたsomething選手(INSM)がこの試合でもチームを牽引。2試合連続のMVPと撃ち合いの力強さを見せ続けた。SPXも詰め待ちなどの対策をとったが、人数状況不利でも火力で相手をまくるINSMに苦しめられ敗戦となった。
SETOUCHI ENLIFE(STCE) vs Storks Phalanx(SPX)
負ければグループ敗退濃厚となる重要な試合は両チームがラウンドを取り合う互角の試合になった。STCEは試合序盤をfujiyama選手(STCE)・akim選手(STCE)のデュエリストコンビの強気な動きで獲得。しかし徐々に本来のペースを取り戻したSPXが後半巻き返す展開となった2マップは両チーム1-1の引き分けという結果に終わった。
REJECT(RC) vs Insomnia(INSM)
日本屈指のフィジカル同士のぶつかり合いが予想されたが、RCが試合終盤にかけて成熟した相手への対策を披露。勢いに乗るINSMの大胆な動きを読み切り、流れを渡さなかった。注目のsomething選手(INSM)はこの試合でも圧倒的なスコアをたたき出したが、手札の多さで上回ったRCがチームとしてINSMを上回り、勝利を収めた。
グループ突破が確定し、ほっとした様子を見せたRCのメンバー。Dep選手(RC)はPlayoffに向けて「いいかげん1位か2位を取りたい」と力強い言葉を残した。
SETOUCHI ENLIFE(STCE) vs Insomnia(INSM)
これまでsomething選手(INSM)が目立っていたINSMだが、この試合ではnagi選手(INSM)が大活躍。チームとしてのまとまりを見せたINSMがPlayoff進出を決めた。力強くチーム全員で前進するSTCEは試合序盤こそリードしたが、ディフェンダーサイドでの動きに苦しめられた印象だ。
多くの強豪チームを下し、Playoff進出を決めたINSM。日本のトップ層にも引けを取らないフィジカルはPlayoffでも猛威を振るうはずだ。
REJECT(RC) vs Storks Phalanx(SPX)
MainEvent最後の試合はDep選手(RC)・Hare選手(RC)のコンビを前面に押し出すRCが撃ち合いの強さでSPXを寄せ付けずに勝利。これまでの個々での撃ち合いの強さを残しつつ、少人数でのまとまりや射線意識で成長したRCがPlayoffへの弾みになる勝利を収めた。
まとめ
熾烈な争いを突破し、見事Playoff進出を果たしたのはFENNEL・Feeling・REJECT・Insomniaの4チーム。これにより以下の8チームがベルリン行きをかけた最後の戦いに挑む。
ついに出場チームが決定したPlayoff。8月12日(木)~8月15日(日)にかけて行われる戦いから目が離せない。
© 2020 Riot Games, Inc. All Rights Reserved
YouTube:
Day1:https://www.youtube.com/watch?v=Uebclmu5MgY
Day2:https://www.youtube.com/watch?v=ei60V_vbtH4
Twitch:
Day1:https://www.twitch.tv/videos/1094160485
Day2:https://www.twitch.tv/videos/1095191150
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