【障害者がeスポーツ講師!】現役プロ選手から学べる「バリアフリーeスポーツスクール」がJR池袋駅直結のCafé&Bar RAGE STにて開催

2024.5.14 eSports World編集部
障害があるユーザーでも楽しめるeスポーツの魅力やデバイスの操作法など、eスポーツのプロ選手として活躍する障害者講師から学ぶことができる「第1回 バリアフリーeスポーツスクール」が、5月24日(金)JR池袋駅直結のCafé&Bar RAGE STにて実施される。

<以下、ニュースリリースより>

JR東日本グループ×ePARAによる事業共創


JR東日本スタートアップ株式会社(代表取締役社長:柴田 裕)と株式会社ePARA(代表取締役:加藤 大貴)は、エキナカeスポーツ施設「Cafe&Bar RAGE ST」において、障害者が講師となりバリアフリーeスポーツの魅力や機器の操作方法、テクニック等をレクチャーする交流会「第1回 バリアフリーeスポーツスクール」を開催します。

今回は事前にご応募いただいた約20名の参加者を対象に、ePARA所属の障害を持つバリアフリーeスポーツ選手たちが講師となり、2種類のゲームタイトルについてレクチャーします。

JR東日本グループとePARAの事業共創における実証実験の第二弾と位置付けており、今後「eスポーツ」を起点として、障害の有無にかかわらず就労・交流機会を創出し、誰もが輝ける社会の実現に向けて取り組んでいきます。

※バリアフリーeスポーツとは、「年齢・性別・時間・場所・障がいの有無を問わず参加できる環境の下行われるeスポーツ」を意味する、株式会社ePARAが提唱するオリジナルワードです。

▲Café&Bar RAGE ST 2階の内観

▲視覚障害のある選手(左)が講師をしている様子

1.イベント概要


日時:2024年5月24日(金) 13:00~17:00
会場:Cafe&Bar RAGE ST 2階(JR池袋駅東口)
使用予定タイトル:格闘ゲーム、サッカーゲーム(Steam)
参加者:特別支援学校の教師・生徒、就労支援施設の利用者・スタッフ、障害者雇用を推進する企業 等
講師:ePARA所属のバリアフリーeスポーツ選手
スケジュール:
13:00~13:30 オープニング
13:30~14:50 1タイトル目「格闘ゲーム」(予定)
14:50~15:00 休憩
15:00~16:10 2タイトル目「サッカーゲーム」 (予定)
16:10~17:00 写真撮影+クロージング
その他:
参加者1~2名に対し、講師1名で指導を行います。
一般の方の参加および見学公募は行いません。法人・団体による見学希望は、5月23日(木)17時までに
見学申し込みフォーム(https://forms.gle/q4pHUj9nuFsyL2vt6)からお申し込みください。

2.JR東日本スタートアッププログラムについて


ベンチャー企業等から、JR東日本グループの経営資源や情報資産を活用したビジネス・サービスの提案を募り、ブラッシュアップを経て実現していくプログラムです。2017年度に初めて開催し、これまでに計128件の提案を採択。内閣府主催の2018年度第1回日本オープンイノベーション大賞において経済産業大臣賞を受賞、2020年度第 3回同賞において環境大臣賞を受賞しました。

この度「JR東日本スタートアッププログラム2023秋」においてePARAを採択し「バリアフリーe スポーツを起点とした共生社会の実現」をテーマとして事業共創を進めています。2024年6月6日(木)に配信されるDEMO DAY(発表会)について等の詳細はプレスリリース(https://jrestartup.co.jp/news/2024/05/110040/)をご参照ください。

3.「バリアフリーeスポーツスクール」開催の背景について


JR東日本グループは、グループ経営ビジョン「変革2027」において「ヒトを起点とした新たな価値・サービスの創造」により、すべての人の心豊かな生活を実現していくことを掲げています。一方ePARAは、障害の有無にかかわらず、すべての人が活躍できる社会を目指し、バリアフリーeスポーツを契機に個人の能力開発や就労機会の創出を促進しています。

今回の「バリアフリーeスポーツスクール」は、沿線地域のダイバーシティ&インクルージョン推進という側面においてJR東日本グループがどのようにアプローチできるかを検証するための実証実験となります。

4.Cafe&Bar RAGE STについて



株式会社JR東日本クロスステーション、株式会社ジェイアール東日本企画、JR東日本スポーツ株式会社のJR東日本グループ3社と、国内最大級のeスポーツエンターテインメント「RAGE」がeスポーツに関する新規事業を行うために開業した施設です。カフェバーで本格的な飲食を楽しみながらのeスポーツ観戦や、人気eスポーツタイトルをハイスペックな環境でプレーできるなど新たなeスポーツのカルチャーを発信する拠点となっています。

5.株式会社ePARAについて



「本気で遊べば、明日は変わる。」をステートメントに掲げ、バリアフリーeスポーツを推進しているスタートアップ企業です。誰もが輝ける社会づくりを目指し、eスポーツを通じて障害当事者との共創を積極的に行っています。昨年10月には視覚情報を使用せずに音声だけで状況を判断して戦うeスポーツの交流イベント「心眼PARTY 2023 powered by JEXER」をジェクサー・e スポーツ ステーションJR松戸駅店にて開催しました。
詳細はイベントレポートhttps://epara.jp/shinganparty-yoshi-240119/)をご参照ください。

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