「LJL 2023 Summer Split FINALS」は歴史に残るフルセットの激戦！ DFMが6連覇を達成!!

2023年8月20日（日）、『リーグ・オブ・レジェンド』（LoL）の国内最高峰リーグ「LJL 2023 Summer Split FINALS」（決勝戦）が幕張メッセイベントホールで開催され、DetonatioN FocusMe（DFM）がFukuoka SoftBank HAWKS gaming（SHG）を3-2で制し、2023年シーズン王者に輝いた。DFMによるリーグ優勝は、2021年春・夏、2022年春・夏・2023年春に続く6連覇。DFMは優勝賞金1000万円と、韓国で開催される世界大会「Worlds 2023」への切符を手にした。


まさにFINALSにふさわしい激戦だった。Summer Splitのプレイオフトーナメントをウイナーズ側で駆け抜けたDFMは、直前に一度SHGを破っており、下馬評ではDFMが有利。しかしSHGはローワーブラケットを勝ち上がってきたSengoku Gamingを打ち破り、再びDFMの前に立ちはだかっており、ウォーミングアップも対策も万全なコンディションだ。


そんな2チームの戦いは、まさに互いを知り尽くした上での技術と戦術と精神力の戦い。6年前にも決勝戦が開催された同じ舞台で、ギリギリの攻防が繰り広げられた。

会場を埋め尽くしたファンの声援は、選手たちの耳にもかすかに届き（コミュニケーションを邪魔しないように、試合中のヘッドセットにはホワイトノイズが流されている）、試合後のインタビューでそれが力になったと語る選手も多かった。


試合は、ブルーサイド（左下の陣地から右上に向かって攻める側）を選択したチームが常に勝利し、1-0、1-1、2-1、2-2と完全なシーソーゲームに。『LoL』というゲームは獲得したアイテムやレベル差がつくと逆転することが非常に難しいゲームだが、負けてもおかしくないような集団戦の場面でも、互いに相手のわずかな隙をついて逆転勝ちする場面が随所に見られた。まさに日本最強の2チームによる決戦にふさわしい、歴史に残る1戦となった。


なお、試合の詳細なレポートや選手インタビューなどは、後日掲載する予定だ。

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