「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2019 IBARAKI」の『グランツーリスモSPORT』福島、秋田、宮城の代表選手が決定!
「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2019 IBARAKI」内のプログラム、『グランツーリスモSPORT』 東北エリア代表決定戦が7月6日(土)、7月7日(日)に宮城県仙台市にて開催した。
<以下、ニュースリリースより>
リアルドライビングシミュレーター、PlayStation(R)4(PS4(R))用ソフトウェア『グランツーリスモSPORT』(発売元:SIE)は、「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2019 IBARAKI」の3つのeスポーツ競技タイトルのうちの1つに選ばれています。
合計10名で行われる決勝レースで1位と2位を獲得した2名の選手が、10月5日(土)・6日(日)に茨城県で行われる「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2019 IBARAKI」本大会に出場する各都道府県代表に選ばれます。競技の使用車種は本格的なレースカーであるGr.3クラス、使用コースは富士スピードウェイを5周する設定です。
今回の東北エリア代表決定戦は、山形県、青森県、岩手県、福島県、秋田県、宮城県の6つの県それぞれの代表を選出するために開催されました。参加選手は各県に居住する方々のうち、4月に行ったオンライン予選で上位のタイムを記録した方々で、東北エリアでは6県合計で一般の部103名、少年の部51名の選手が参加しました。
東北エリア代表決定戦の会場となったのは、仙台市内にあるTKPガーデンシティPREMIUM仙台東口。代表決定戦は同会場で2日にわたって行われ、7月7日(日)には福島県・秋田県・宮城県の各県の代表決定戦が開催されました。会場には早朝から各県のオンライン予選で好タイムを記録した選手たちが集結。スポーツキャスターの村田晴郎さんが実況を担当し、応援のために駆けつけた家族や友人の方々が見守る中で、各県代表の座をかけたレースが繰り広げられました。
福島県からは一般の部の18名の選手と、少年の部の5名の選手が参加しました。少年の部の決勝レースは、第1コーナーで鈴木聖弥(すずき・せいや)選手と高田陽大(たかだ・ようだい)選手が先行し、3位以下を引き離しました。高田選手は懸命に鈴木選手を追いましたが、徐々に差が開きそのまま鈴木選手が1位でゴール。高田選手は2位を獲得しました。
一般の部の決勝レースは、予選第1レースAグループでも好走を見せた小倉祥太(おぐら・しょうた)選手がレースをリード。小倉選手は後方での2位争いにも助けられて独走し、1位でチェッカーを受けました。熾烈な2位争いを制したのは西山将貴(にしやま・のぶたか)選手。3番グリッドからスタートした西山選手は、序盤からファイナルラップ終盤まで2位の選手にプレッシャーを与え続ける粘り強さを披露。最終コーナー直前で相手の大きなミスを引き出し、そこを抜き去った西山選手が2位を獲得し、レースを終えました。
秋田県からは一般の部の15名の選手と、少年の部の7名の選手が参加しました。少年の部の決勝レースは、長谷部友駿(はせべ・ともたか)選手と伊藤颯太(いとう・そうた)選手の2人が3位以下の後続を振り切り、熱いトップ争いを繰り広げました。長谷部選手は序盤でリードを広げますが、それを伊藤選手がじわじわと追い上げ、ファイナルラップの最後のストレートで長谷部選手の真後ろに。伊藤選手はスリップストリームから飛び出して逆転を狙いましたが惜しくも届かず、わずかな差で長谷部選手が1位、伊藤選手が2位で決着を迎えました。
一般の部の決勝レースでは、ポールポジションからスタートした奥山輝明(おくやま・てるあき)選手が次々とファステストラップを叩き出す圧倒的な速さでトップを独走。2番グリッドスタートだった佐藤洋介(さとう・ようすけ)選手も3位以降を振り切って後を追いますが、その差を詰めることはできず1位が奥山選手、2位が佐藤選手でチェッカーを受けました。
宮城県からは一般の部の20名の選手と、少年の部の10名の選手が参加しました。少年の部の決勝レースは、ポールポジションを得た鈴木大雅(すずき・たいが)選手が後続を寄せ付けない見事な走りを見せました。2番手を走る佐藤圭(さとう・けい)選手が鈴木選手を追走しますが、佐藤選手は焦りからか3周目にスローダウンペナルティを受け、それが大きな差に。佐藤選手はそこから堅実な走りに切り替えて2位を堅守し、鈴木選手が1位、佐藤選手が2位で県代表の座を獲得しました。
一般の部の決勝レースは、荒れ模様の予選第1レースAグループをトップで勝ち上がった佐藤光(さとう・ひかる)選手が安定した走りでレースをリード。2番グリッドスタートだった鈴木裕規(すずき・ひろき)選手も少し遅れて後を追い、両選手が3位争いでペースの上がらない後続を突き放していく形でレースが進みました。2人はスムーズなドライビングで5周を走り抜き、佐藤選手は1位、鈴木選手は2位で本大会への切符を手にしました。
・少年の部
【鈴木聖弥(すずき・せいや)】 出身:福島県・会津若松市 年齢:15歳
福島県代表決定戦、少年の部・1位。陸上部に所属し、勉強と部活を頑張っている高校生。過去に、父がゲームの大会に出場したことがあると聞き、自分もそうした大会に出てみたいと思って今大会に参加。見事に1位で本大会出場を勝ち取った。操作にはDUALSHOCK(R)4を使用しており、シフトチェンジにAT(オートマチック)を選択している。「ATでプレイしている人は少ないと思うので、本大会ではできるだけ見本になれるような走りをしたいです。本番でも自分の走りができるよう心がけ、上位に食い込みたいです」と、AT使いの意気を感じさせた。
【高田陽大(たかだ・ようだい)】 出身:福島県・郡山市 年齢:11歳
福島県代表決定戦、少年の部・2位。東北エリアでは最年少の本大会出場者となる小学5年生。実車のレーシングカートに乗っており、『グランツーリスモSPORT』は父に勧められて今年の1月からハンドル型コントローラーを使って一緒にプレイし始めたばかりだ。今回の代表決定戦の結果に対しては「すごく緊張して、いつもよりタイムが少し遅かった」と反省しており、「本大会では上位に行けるよう、たくさん練習して頑張ります」と、意欲的な表情を見せる。
・一般の部
【小倉祥太(おぐら・しょうた)】 出身:福島県・伊達郡 年齢:20歳
福島県代表決定戦、一般の部・1位。小学生時代からカートレースのキャリアを積み、昨年までFIA-F4選手権のドライバーを務めていた。今年から就職し、社会人として生活を送っている。オンラインから発足したFDRCという「グランツーリスモ」のコミュニティの仲間と普段から交流しており、一緒にカートレースにも出場している。オフライン大会に出場するのは今回が初めてだったため、県代表になることができてホッとしているとコメント。「本大会では楽しむことを忘れずに、自分の実力を出し切って良い思い出を作りたい。これから練習を重ね、レベルアップして臨みたい」と気楽な表情の中に、確かな闘志も見せていた。
【西山将貴(にしやま・のぶたか)】 出身:福島県・会津若松市 年齢:24歳
福島県代表決定戦、一般の部・2位。父の影響で最初の『グランツーリスモ』からシリーズをプレイしており、「試しに参加して、県代表になれれば……」と気軽な気持ちで今大会に参加。社会人として普段から通勤やドライブでクルマを運転しており、学生時代にヴィッツのラリー大会にも出場した経験も持っている。本大会への抱負を聞くと「実は妻から<1位以外は許さない!>と言われているんです」と笑い、「プレッシャーに弱いので、まずはそれを克服すること。次にレースでのバトルに強くなって優勝を目指します!」と、期待に応えるための展望を語った。
・少年の部
【長谷部友駿(はせべ・ともたか) 出身:秋田県・男鹿市 年齢:17歳
秋田県代表決定戦、少年の部・1位。趣味は読書やゲーム。父が買ってきてくれた『グランツーリスモ6』からシリーズに触れ、オンラインでのレースも楽しんでいる。今大会出場の理由は「国体や、18歳以下でも出られる大きな大会に出場してみたかった」と語り、見事に1位を獲得した少年の部の決勝レースについて「ラストで追い上げられたときは、ゴールの瞬間に最後の最後で負けたと思った」と、緊張の一瞬を振りかえった。本大会での目標は「行くからには1位を取りたい。日本一になります!」と力強く語っていた。
【伊藤颯太(いとう・そうた)】 出身:秋田県・秋田市 年齢:15歳
秋田県代表決定戦、少年の部・2位。小さなころからクルマが好きで、「グランツーリスモ」にハマったのは中学2年生のころから。現在もほぼ毎日オンラインでのレースなどに参加している。学校での勉強を日々頑張りつつ、ゲーム以外にロードバイクでのサイクリングやラジコン、釣りなど、父の影響で様々な趣味を楽しんでいる。「秋田県の代表として、しっかり練習して腕を上げて本大会に臨みたいです。できるなら日本一になりたいです」と、本大会に向けてやる気をあらわにする。
・一般の部
【奥山輝明(おくやま・てるあき)】 出身:秋田県・横手市 年齢:29歳
秋田県代表決定戦、一般の部・1位。ゲーム以外に、ドラム演奏も趣味の社会人。今よりも若い頃に実際のサーキットを走りたいと思っていたものの、お金がかかることを悩んでいたときに弟から勧められたのが「グランツーリスモ」シリーズを定期的に遊ぶようになったきっかけだった。オンラインでの活動も積極的で、同県一般の部・2位の佐藤選手もメンバーのグループで日々レースや交流を楽しんでいる。本大会では「会場の環境に早く慣れることができるよう、経験を積みたい。全国の速い人たちと同じ場所で対決できるのが楽しみです」と、笑顔を見せた。
【佐藤洋介(さとう・ようすけ)】 出身:秋田県・秋田市 年齢:36歳
秋田県代表決定戦、一般の部・2位。フォーミュラ系のレースに興味を持ち、三重県・鈴鹿サーキットにF1観戦にも行ったことがある社会人。趣味でサッカーチームに入っており、冬にはスノーボードも楽しむアウトドア派。レースゲームは以前から遊んでいたが、「グランツーリスモ」シリーズをプレイしたのは『グランツーリスモSPORT』が初めてだったという。現在はオンラインで仲間との交流を楽しんでおり、同県一般の部・1位の奥山選手とも知り合い。「全国から集まるトップドライバーたちと、どこまで勝負できるかわからないですが、秋田県代表として恥ずかしくない、クリーンなレースを目指します」と、穏やかに本大会への期待を語った。
・少年の部
【鈴木大雅(すずき・たいが)】 出身:宮城県・塩釜市 年齢:17歳
宮城県代表決定戦、少年の部・1位。自動車整備系の学校に通い、日々クルマの整備などについて学んでいる学生。同県少年の部・2位の佐藤選手とは同級生で、今大会の開催を知って2人で一緒に参加を決めた。小学生の時に『グランツーリスモ3』を触れたことをきっかけに興味を持ち、現在に至る。県代表戦の結果には「緊張していたが、スタートを上手く決めることができ、ミスなく走ることができた」と安心した表情を見せた。「国体の関連イベントにeスポーツが選ばれるのは初めてのこと。その舞台で、いい結果を出せるように頑張りたい」と、前向きな姿勢で本大会に臨む。
【佐藤圭(さとう・けい) 出身:宮城県・仙台市 年齢:17歳
宮城県代表決定戦、少年の部・2位。同県少年の部・1位の鈴木選手と同じ、自動車整備系学校に通う学生。過去にスポーツランドSUGOで開催されたカートレースにも出場しており、2017年のFD-OPクラスで年間チャンピオンを獲得している。現在は学校での勉強に加え、ロードバイクのプロを目指して練習の日々を送っている。本大会に向けては「他県の代表に負けないようにオンラインで強豪の方と走ってタイムを上げたい。どのコースが本戦で使われても、ファステストラップを狙って1位でチェッカーを受けたいです」と、強気で挑む意思を見せた。
・一般の部
【佐藤光(さとう・ひかる)】 出身:宮城県・仙台市 年齢:22歳
宮城県代表決定戦、一般の部・1位。電装部品メーカーに勤務する会社員。クルマ好きになったきっかけが「グランツーリスモ」で、『グランツーリスモSPORT』を半年ほど前に購入したすぐ後に今大会の開催を知って、自分の立ち位置を確認すべく参加した。愛車はスープラ ターボとアルテッツァの2台で、宮城県のスポーツランドSUGOでサーキット走行も楽しんでいる。本大会への課題は「自分の走りができるようメンタルを鍛えること」。「宮城県代表として、優勝を目指して精一杯走ります。全国に東北のeスポーツのレベルの高さを見せつけてきたいです!」と熱く宣言する。
【鈴木裕規(すずき・ひろき)】 出身:宮城県・亘理郡 年齢:24歳
宮城県代表決定戦、一般の部・2位。クルマ関係の職業に就く会社員で、趣味は愛車のダイハツ ムーヴでのドライブや洗車。「グランツーリスモ」シリーズは長年プレイしている。eスポーツ系イベントではハンドル型コントローラー限定のものも多い中、今大会は普段プレイに使っているDUALSHOCK(R)4が使えると知り「ちょっと本気になってみよう」と考えて参加。見事に2位を獲得し、県代表の座を手にした。「全国には強者が多いのでそう簡単に勝てるとは思わないが、これから上手なドライバーの走行ラインなども研究し、自分の全力を尽くして頑張りたい」と熱意を見せる。
都道府県代表決定戦に勝ちあがってきた少年の部、一般の部よりそれぞれ上位20名の選手には、「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2019 IBARAKI」特別デザインのスポーツタオル、缶バッジ(いずれも非売品)が記念に贈られます。
●『グランツーリスモSPORT』スポーツタオル(非売品)
●『グランツーリスモSPORT』缶バッジ(非売品)
全国初となる都道府県対抗によるeスポーツ選手権に、ぜひご注目ください。
グランツーリスモSPORT×eスポーツ選手権 2019 IBARAKI 国民体育大会公式ホームページ
https://pscom.jp/kokutai2019
#国体eスポーツ #GTSport
※「プレイステーション」、「PlayStation」および「PS4」は株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメントの登録商標または商標です。※ その他記載されている名称は各社の商標または登録商標です。
「いきいき茨城ゆめ国体・いきいき茨城ゆめ大会 文化プログラム」に関するメディアおよび一般の方からのお問い合わせ先
茨城県 国体・障害者スポーツ大会局
総務企画課TEL:029-301-5402
国体「eスポーツ選手権」『グランツーリスモSPORT』部門予選に関する一般の方からのお問い合わせ先
全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2019 IBARAKI グランツーリスモSPORT大会運営事務局
gts_kokutai_support@groovesync.com
PS4(R)用ソフトウェア『グランツーリスモSPORT』に関する一般の方からのお問い合わせ先
プレイステーション カスタマーサポート
よくあるお問い合わせ(FAQ)
http://pscom.jp/info/support/top
サポートへのお問い合わせ
http://pscom.jp/info/support/contactus
<以下、ニュースリリースより>
2日目は福島、秋田、宮城の代表選手が決定!
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、第74回国民体育大会「いきいき茨城ゆめ国体」の文化プログラムとして行われる「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2019 IBARAKI」内のプログラム、『グランツーリスモSPORT』東北エリア代表決定戦を7月6日(土)、7月7日(日)に宮城県仙台市にて開催しました。本稿では2日目の福島県、秋田県、宮城県の各県の模様をレポートします。リアルドライビングシミュレーター、PlayStation(R)4(PS4(R))用ソフトウェア『グランツーリスモSPORT』(発売元:SIE)は、「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2019 IBARAKI」の3つのeスポーツ競技タイトルのうちの1つに選ばれています。
オンライン予選を勝ち抜いた東北エリア6県の選手たちが、各県代表の座をかけて対決!
都道府県代表決定戦では、6歳以上18歳未満の方が対象の少年の部と、18歳以上の方が対象の一般の部の2部門から各2名ずつ、計4名が各都道府県の代表として選出されます。決定戦の流れは、第1レースで参加選手がAグループ、Bグループの2組に分かれてレースを行い、各組の上位5名が決勝レースに進出。合計10名で行われる決勝レースで1位と2位を獲得した2名の選手が、10月5日(土)・6日(日)に茨城県で行われる「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2019 IBARAKI」本大会に出場する各都道府県代表に選ばれます。競技の使用車種は本格的なレースカーであるGr.3クラス、使用コースは富士スピードウェイを5周する設定です。
今回の東北エリア代表決定戦は、山形県、青森県、岩手県、福島県、秋田県、宮城県の6つの県それぞれの代表を選出するために開催されました。参加選手は各県に居住する方々のうち、4月に行ったオンライン予選で上位のタイムを記録した方々で、東北エリアでは6県合計で一般の部103名、少年の部51名の選手が参加しました。
熱いバトルを経て、福島県、秋田県、宮城県の各県代表選手が決定!
東北エリア代表決定戦の会場となったのは、仙台市内にあるTKPガーデンシティPREMIUM仙台東口。代表決定戦は同会場で2日にわたって行われ、7月7日(日)には福島県・秋田県・宮城県の各県の代表決定戦が開催されました。会場には早朝から各県のオンライン予選で好タイムを記録した選手たちが集結。スポーツキャスターの村田晴郎さんが実況を担当し、応援のために駆けつけた家族や友人の方々が見守る中で、各県代表の座をかけたレースが繰り広げられました。
福島県からは一般の部の18名の選手と、少年の部の5名の選手が参加しました。少年の部の決勝レースは、第1コーナーで鈴木聖弥(すずき・せいや)選手と高田陽大(たかだ・ようだい)選手が先行し、3位以下を引き離しました。高田選手は懸命に鈴木選手を追いましたが、徐々に差が開きそのまま鈴木選手が1位でゴール。高田選手は2位を獲得しました。
一般の部の決勝レースは、予選第1レースAグループでも好走を見せた小倉祥太(おぐら・しょうた)選手がレースをリード。小倉選手は後方での2位争いにも助けられて独走し、1位でチェッカーを受けました。熾烈な2位争いを制したのは西山将貴(にしやま・のぶたか)選手。3番グリッドからスタートした西山選手は、序盤からファイナルラップ終盤まで2位の選手にプレッシャーを与え続ける粘り強さを披露。最終コーナー直前で相手の大きなミスを引き出し、そこを抜き去った西山選手が2位を獲得し、レースを終えました。
秋田県からは一般の部の15名の選手と、少年の部の7名の選手が参加しました。少年の部の決勝レースは、長谷部友駿(はせべ・ともたか)選手と伊藤颯太(いとう・そうた)選手の2人が3位以下の後続を振り切り、熱いトップ争いを繰り広げました。長谷部選手は序盤でリードを広げますが、それを伊藤選手がじわじわと追い上げ、ファイナルラップの最後のストレートで長谷部選手の真後ろに。伊藤選手はスリップストリームから飛び出して逆転を狙いましたが惜しくも届かず、わずかな差で長谷部選手が1位、伊藤選手が2位で決着を迎えました。
一般の部の決勝レースでは、ポールポジションからスタートした奥山輝明(おくやま・てるあき)選手が次々とファステストラップを叩き出す圧倒的な速さでトップを独走。2番グリッドスタートだった佐藤洋介(さとう・ようすけ)選手も3位以降を振り切って後を追いますが、その差を詰めることはできず1位が奥山選手、2位が佐藤選手でチェッカーを受けました。
宮城県からは一般の部の20名の選手と、少年の部の10名の選手が参加しました。少年の部の決勝レースは、ポールポジションを得た鈴木大雅(すずき・たいが)選手が後続を寄せ付けない見事な走りを見せました。2番手を走る佐藤圭(さとう・けい)選手が鈴木選手を追走しますが、佐藤選手は焦りからか3周目にスローダウンペナルティを受け、それが大きな差に。佐藤選手はそこから堅実な走りに切り替えて2位を堅守し、鈴木選手が1位、佐藤選手が2位で県代表の座を獲得しました。
一般の部の決勝レースは、荒れ模様の予選第1レースAグループをトップで勝ち上がった佐藤光(さとう・ひかる)選手が安定した走りでレースをリード。2番グリッドスタートだった鈴木裕規(すずき・ひろき)選手も少し遅れて後を追い、両選手が3位争いでペースの上がらない後続を突き放していく形でレースが進みました。2人はスムーズなドライビングで5周を走り抜き、佐藤選手は1位、鈴木選手は2位で本大会への切符を手にしました。
福島県代表 選出者プロフィール ※敬称略
・少年の部
【鈴木聖弥(すずき・せいや)】 出身:福島県・会津若松市 年齢:15歳
福島県代表決定戦、少年の部・1位。陸上部に所属し、勉強と部活を頑張っている高校生。過去に、父がゲームの大会に出場したことがあると聞き、自分もそうした大会に出てみたいと思って今大会に参加。見事に1位で本大会出場を勝ち取った。操作にはDUALSHOCK(R)4を使用しており、シフトチェンジにAT(オートマチック)を選択している。「ATでプレイしている人は少ないと思うので、本大会ではできるだけ見本になれるような走りをしたいです。本番でも自分の走りができるよう心がけ、上位に食い込みたいです」と、AT使いの意気を感じさせた。
【高田陽大(たかだ・ようだい)】 出身:福島県・郡山市 年齢:11歳
福島県代表決定戦、少年の部・2位。東北エリアでは最年少の本大会出場者となる小学5年生。実車のレーシングカートに乗っており、『グランツーリスモSPORT』は父に勧められて今年の1月からハンドル型コントローラーを使って一緒にプレイし始めたばかりだ。今回の代表決定戦の結果に対しては「すごく緊張して、いつもよりタイムが少し遅かった」と反省しており、「本大会では上位に行けるよう、たくさん練習して頑張ります」と、意欲的な表情を見せる。
・一般の部
【小倉祥太(おぐら・しょうた)】 出身:福島県・伊達郡 年齢:20歳
福島県代表決定戦、一般の部・1位。小学生時代からカートレースのキャリアを積み、昨年までFIA-F4選手権のドライバーを務めていた。今年から就職し、社会人として生活を送っている。オンラインから発足したFDRCという「グランツーリスモ」のコミュニティの仲間と普段から交流しており、一緒にカートレースにも出場している。オフライン大会に出場するのは今回が初めてだったため、県代表になることができてホッとしているとコメント。「本大会では楽しむことを忘れずに、自分の実力を出し切って良い思い出を作りたい。これから練習を重ね、レベルアップして臨みたい」と気楽な表情の中に、確かな闘志も見せていた。
【西山将貴(にしやま・のぶたか)】 出身:福島県・会津若松市 年齢:24歳
福島県代表決定戦、一般の部・2位。父の影響で最初の『グランツーリスモ』からシリーズをプレイしており、「試しに参加して、県代表になれれば……」と気軽な気持ちで今大会に参加。社会人として普段から通勤やドライブでクルマを運転しており、学生時代にヴィッツのラリー大会にも出場した経験も持っている。本大会への抱負を聞くと「実は妻から<1位以外は許さない!>と言われているんです」と笑い、「プレッシャーに弱いので、まずはそれを克服すること。次にレースでのバトルに強くなって優勝を目指します!」と、期待に応えるための展望を語った。
秋田県代表 選出者プロフィール ※敬称略
・少年の部
【長谷部友駿(はせべ・ともたか) 出身:秋田県・男鹿市 年齢:17歳
秋田県代表決定戦、少年の部・1位。趣味は読書やゲーム。父が買ってきてくれた『グランツーリスモ6』からシリーズに触れ、オンラインでのレースも楽しんでいる。今大会出場の理由は「国体や、18歳以下でも出られる大きな大会に出場してみたかった」と語り、見事に1位を獲得した少年の部の決勝レースについて「ラストで追い上げられたときは、ゴールの瞬間に最後の最後で負けたと思った」と、緊張の一瞬を振りかえった。本大会での目標は「行くからには1位を取りたい。日本一になります!」と力強く語っていた。
【伊藤颯太(いとう・そうた)】 出身:秋田県・秋田市 年齢:15歳
秋田県代表決定戦、少年の部・2位。小さなころからクルマが好きで、「グランツーリスモ」にハマったのは中学2年生のころから。現在もほぼ毎日オンラインでのレースなどに参加している。学校での勉強を日々頑張りつつ、ゲーム以外にロードバイクでのサイクリングやラジコン、釣りなど、父の影響で様々な趣味を楽しんでいる。「秋田県の代表として、しっかり練習して腕を上げて本大会に臨みたいです。できるなら日本一になりたいです」と、本大会に向けてやる気をあらわにする。
・一般の部
【奥山輝明(おくやま・てるあき)】 出身:秋田県・横手市 年齢:29歳
秋田県代表決定戦、一般の部・1位。ゲーム以外に、ドラム演奏も趣味の社会人。今よりも若い頃に実際のサーキットを走りたいと思っていたものの、お金がかかることを悩んでいたときに弟から勧められたのが「グランツーリスモ」シリーズを定期的に遊ぶようになったきっかけだった。オンラインでの活動も積極的で、同県一般の部・2位の佐藤選手もメンバーのグループで日々レースや交流を楽しんでいる。本大会では「会場の環境に早く慣れることができるよう、経験を積みたい。全国の速い人たちと同じ場所で対決できるのが楽しみです」と、笑顔を見せた。
【佐藤洋介(さとう・ようすけ)】 出身:秋田県・秋田市 年齢:36歳
秋田県代表決定戦、一般の部・2位。フォーミュラ系のレースに興味を持ち、三重県・鈴鹿サーキットにF1観戦にも行ったことがある社会人。趣味でサッカーチームに入っており、冬にはスノーボードも楽しむアウトドア派。レースゲームは以前から遊んでいたが、「グランツーリスモ」シリーズをプレイしたのは『グランツーリスモSPORT』が初めてだったという。現在はオンラインで仲間との交流を楽しんでおり、同県一般の部・1位の奥山選手とも知り合い。「全国から集まるトップドライバーたちと、どこまで勝負できるかわからないですが、秋田県代表として恥ずかしくない、クリーンなレースを目指します」と、穏やかに本大会への期待を語った。
宮城県代表 選出者プロフィール ※敬称略
・少年の部
【鈴木大雅(すずき・たいが)】 出身:宮城県・塩釜市 年齢:17歳
宮城県代表決定戦、少年の部・1位。自動車整備系の学校に通い、日々クルマの整備などについて学んでいる学生。同県少年の部・2位の佐藤選手とは同級生で、今大会の開催を知って2人で一緒に参加を決めた。小学生の時に『グランツーリスモ3』を触れたことをきっかけに興味を持ち、現在に至る。県代表戦の結果には「緊張していたが、スタートを上手く決めることができ、ミスなく走ることができた」と安心した表情を見せた。「国体の関連イベントにeスポーツが選ばれるのは初めてのこと。その舞台で、いい結果を出せるように頑張りたい」と、前向きな姿勢で本大会に臨む。
【佐藤圭(さとう・けい) 出身:宮城県・仙台市 年齢:17歳
宮城県代表決定戦、少年の部・2位。同県少年の部・1位の鈴木選手と同じ、自動車整備系学校に通う学生。過去にスポーツランドSUGOで開催されたカートレースにも出場しており、2017年のFD-OPクラスで年間チャンピオンを獲得している。現在は学校での勉強に加え、ロードバイクのプロを目指して練習の日々を送っている。本大会に向けては「他県の代表に負けないようにオンラインで強豪の方と走ってタイムを上げたい。どのコースが本戦で使われても、ファステストラップを狙って1位でチェッカーを受けたいです」と、強気で挑む意思を見せた。
・一般の部
【佐藤光(さとう・ひかる)】 出身:宮城県・仙台市 年齢:22歳
宮城県代表決定戦、一般の部・1位。電装部品メーカーに勤務する会社員。クルマ好きになったきっかけが「グランツーリスモ」で、『グランツーリスモSPORT』を半年ほど前に購入したすぐ後に今大会の開催を知って、自分の立ち位置を確認すべく参加した。愛車はスープラ ターボとアルテッツァの2台で、宮城県のスポーツランドSUGOでサーキット走行も楽しんでいる。本大会への課題は「自分の走りができるようメンタルを鍛えること」。「宮城県代表として、優勝を目指して精一杯走ります。全国に東北のeスポーツのレベルの高さを見せつけてきたいです!」と熱く宣言する。
【鈴木裕規(すずき・ひろき)】 出身:宮城県・亘理郡 年齢:24歳
宮城県代表決定戦、一般の部・2位。クルマ関係の職業に就く会社員で、趣味は愛車のダイハツ ムーヴでのドライブや洗車。「グランツーリスモ」シリーズは長年プレイしている。eスポーツ系イベントではハンドル型コントローラー限定のものも多い中、今大会は普段プレイに使っているDUALSHOCK(R)4が使えると知り「ちょっと本気になってみよう」と考えて参加。見事に2位を獲得し、県代表の座を手にした。「全国には強者が多いのでそう簡単に勝てるとは思わないが、これから上手なドライバーの走行ラインなども研究し、自分の全力を尽くして頑張りたい」と熱意を見せる。
「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2019 IBARAKI」本大会
今回の東北エリアに続いて、都道府県代表決定戦は8月まで全国12会場で順次開催され、10月5日(土)・6日(日)に茨城県つくば市で開催される本大会への切符が争われます。都道府県代表決定戦に勝ちあがってきた少年の部、一般の部よりそれぞれ上位20名の選手には、「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2019 IBARAKI」特別デザインのスポーツタオル、缶バッジ(いずれも非売品)が記念に贈られます。
●『グランツーリスモSPORT』スポーツタオル(非売品)
●『グランツーリスモSPORT』缶バッジ(非売品)
全国初となる都道府県対抗によるeスポーツ選手権に、ぜひご注目ください。
グランツーリスモSPORT×eスポーツ選手権 2019 IBARAKI 国民体育大会公式ホームページ
https://pscom.jp/kokutai2019
#国体eスポーツ #GTSport
※「プレイステーション」、「PlayStation」および「PS4」は株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメントの登録商標または商標です。※ その他記載されている名称は各社の商標または登録商標です。
「いきいき茨城ゆめ国体・いきいき茨城ゆめ大会 文化プログラム」に関するメディアおよび一般の方からのお問い合わせ先
茨城県 国体・障害者スポーツ大会局
総務企画課TEL:029-301-5402
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