全国400チームの頂点に立ったのはBLUE BEES!【PUBG MOBILE JAPAN LEAGUE SEASON 0レポート】
プロ、アマ問わずあらゆるチームが参加でき、優勝チームには賞金400万円と世界大会出場権が与えられるNTTドコモ取材の『PUBG MOBILE』公式eスポーツ大会、「PUBG MOBILE JAPAN LEAGUE SEASON 0」(PMJL SEASON 0)のグランドファイナルが、10月17日(土)~18日(日)にかけてオフラインの無観客試合にて開催された。
「PMJL SEASON 0」は8月29日から10月18日まで、3度のグループステージ、セミファイナル、グランドファイナルとそれぞれ2日間ずつの戦いを経て勝ち上がっていくシステム。グループステージでは64チーム→32チーム→23チームまで絞り込み、セミファイナルは前回大会(PMJC SEASON3 WINTER)の勝者であるREJECT.S(リジェクト スカーレット)を加えた24チームで争われた。その上位16チームがグランドファイナルに進出でき、優勝した1チームが世界大会に挑戦できるという流れだ。
そしてこのグランドファイナルでは、計12ラウンドを戦い、2日間合計の総合順位とキル数のポイントによって勝敗が決する。
運命のオフライン大会初日となった10月17日(土)は、16チーム(関東12チーム、関西4チームでオンライン通信)が互いに同じ会場で顔を合わせての戦い。普段のオンラインは自宅から参加する選手も多く、イスに座ってプレイする選手もいれば、ベッドでうつ伏せでプレイする選手もいるなど、思い思いの姿勢で戦うことも多いという。
しかし、今大会ではすべての選手が円卓を4つに区切って飛沫感染を防止する環境と、AKRacingのゲーミングチェアを使用しての対戦。ライバルたちの雄叫びや悲鳴が聞こえてくる、オフライン大会特有の環境への適応も求められた。
そんな中で行われたオープニングの試合は、前回大会で3位と悔しい思いをしたLag Radical(ラグ ラジカル)がドン勝をゲット。ラウンド2、4はREJECT.W(リジェクト ウィステリア)が、ラウンド3、6はアマチュアチームのEsterku(エスターク)が2度のドン勝でリードする。ラウンド5はRe Start from Zero(リスタート フロム ゼロ)が勝ち抜いた。
その結果、6ラウンドを終えて首位REJECT.W、2位Esterku、3位Lag Radical、4位とろ~るげいみんぐまでが10ポイント差でひしめく。そこから5位BLUE BEES(ブルー ビーズ)、6位SCARZ(スカーズ)、7位JUPITER(ジュピター)までが50ポイント台で並ぶ。前回勝者のREJECT.Sは45ポイントと出遅れたが、逆転のチャンスはまだ残されている。
運命のグランドファイナル最終日の10月18日(日)。この日も同じ16チームが6ラウンドを戦い、DAY1のポイントと合わせて2日間12ラウンドのトータルポイントで勝者が決まる。
そんなDAY2を最初に制したのは、デイ1を4位で折り返したアマチュアチームのとろ~るげいみんぐ。続くラウンド8と9はBLUE BEESが2連続ドン勝を取る。負けじとラウンド10ではJUPITERが制した。
しかしここで機材トラブルにより試合はいったんインターバルへ。選手たちも慣れない環境の中だが、こうしたトラブルも大会には起きうる。長い休憩を経て再開されたラウンド11では、不可抗力にも集中力を切らさずLag Radicalがドン勝をもぎ取った。
このラウンド11終了時点で、BLUE BEESが137ポイントで首位に立っているが、デイ1首位のREJECT.WとLag Radicalが6ポイント差の131ポイントで2位と3位につける。デイ2でドン勝を取ってなんとか食らいついたJUPITERととろ〜るげいみんぐも、この1戦に最後の望みを賭けて挑む。
そして、優勝の可能性はなくなったとしても、それ以外のチームも死にものぐるいでドン勝を狙っていることは明らかだ。8月から3カ月に及んだ長い戦いの最後の1戦。それは史上まれにみる激戦となった。
ラウンド12のマップもラウンド11から引き続きErangel。ラウンド11ではリバーを挟むかたちで大荒れの展開となったが、ラウンド12の安全地帯は北西の陸地に移動。場所取りとともに四方八方でスモークや待ち伏せ、さらにはビークルによる大胆な攻めなどが展開され、すべてのチームが総力戦を展開する。
しかしここで上位チームのうち、JUPITERがまず落とされ、続いて前のめりで勝利を目指していたREJECT.W、BLUE BEESの上位2チームが脱落してしまう。暫定5位のとろ〜るげいみんぐは4人生存、暫定3位のLag Radicalはひとり生存という展開で、最後の最後までわからない。
だが、この試合はBrain Juiceが一枚上手だった。安全な場所を確保し迫りくるライバルを迎え撃った彼らは、この試合だけで16キルという活躍を見せ、グランドファイナル初のドン勝を味わった。
そしてこの結果、名古屋発のプロゲーミングチーム、BLUE BEESが「PMJL SEASON 0」400チームの頂点に立ち初優勝。賞金400万円と世界大会への切符を手にした。
世界大会「PUBG MOBILE GLOBAL CHAMPIONSHIP」は11月後半より開催予定。キルを量産するBLUE BEESらしい戦い方で世界トップを目指す姿を見られる日が、今から楽しみだ。
なお、優勝したBLUE BEESへの優勝直後のインタビューは別記事にて後日公開予定だ。
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PMJL SEASON 0:https://pmjl.net/
「PMJL SEASON 0」は8月29日から10月18日まで、3度のグループステージ、セミファイナル、グランドファイナルとそれぞれ2日間ずつの戦いを経て勝ち上がっていくシステム。グループステージでは64チーム→32チーム→23チームまで絞り込み、セミファイナルは前回大会(PMJC SEASON3 WINTER)の勝者であるREJECT.S(リジェクト スカーレット)を加えた24チームで争われた。その上位16チームがグランドファイナルに進出でき、優勝した1チームが世界大会に挑戦できるという流れだ。
そしてこのグランドファイナルでは、計12ラウンドを戦い、2日間合計の総合順位とキル数のポイントによって勝敗が決する。
DAY1:REJECT.Wが2度のドン勝でリード
運命のオフライン大会初日となった10月17日(土)は、16チーム(関東12チーム、関西4チームでオンライン通信)が互いに同じ会場で顔を合わせての戦い。普段のオンラインは自宅から参加する選手も多く、イスに座ってプレイする選手もいれば、ベッドでうつ伏せでプレイする選手もいるなど、思い思いの姿勢で戦うことも多いという。
しかし、今大会ではすべての選手が円卓を4つに区切って飛沫感染を防止する環境と、AKRacingのゲーミングチェアを使用しての対戦。ライバルたちの雄叫びや悲鳴が聞こえてくる、オフライン大会特有の環境への適応も求められた。
そんな中で行われたオープニングの試合は、前回大会で3位と悔しい思いをしたLag Radical(ラグ ラジカル)がドン勝をゲット。ラウンド2、4はREJECT.W(リジェクト ウィステリア)が、ラウンド3、6はアマチュアチームのEsterku(エスターク)が2度のドン勝でリードする。ラウンド5はRe Start from Zero(リスタート フロム ゼロ)が勝ち抜いた。
その結果、6ラウンドを終えて首位REJECT.W、2位Esterku、3位Lag Radical、4位とろ~るげいみんぐまでが10ポイント差でひしめく。そこから5位BLUE BEES(ブルー ビーズ)、6位SCARZ(スカーズ)、7位JUPITER(ジュピター)までが50ポイント台で並ぶ。前回勝者のREJECT.Sは45ポイントと出遅れたが、逆転のチャンスはまだ残されている。
DAY2:ラウンド12、最後の最後までわからない大接戦!
運命のグランドファイナル最終日の10月18日(日)。この日も同じ16チームが6ラウンドを戦い、DAY1のポイントと合わせて2日間12ラウンドのトータルポイントで勝者が決まる。
そんなDAY2を最初に制したのは、デイ1を4位で折り返したアマチュアチームのとろ~るげいみんぐ。続くラウンド8と9はBLUE BEESが2連続ドン勝を取る。負けじとラウンド10ではJUPITERが制した。
しかしここで機材トラブルにより試合はいったんインターバルへ。選手たちも慣れない環境の中だが、こうしたトラブルも大会には起きうる。長い休憩を経て再開されたラウンド11では、不可抗力にも集中力を切らさずLag Radicalがドン勝をもぎ取った。
このラウンド11終了時点で、BLUE BEESが137ポイントで首位に立っているが、デイ1首位のREJECT.WとLag Radicalが6ポイント差の131ポイントで2位と3位につける。デイ2でドン勝を取ってなんとか食らいついたJUPITERととろ〜るげいみんぐも、この1戦に最後の望みを賭けて挑む。
そして、優勝の可能性はなくなったとしても、それ以外のチームも死にものぐるいでドン勝を狙っていることは明らかだ。8月から3カ月に及んだ長い戦いの最後の1戦。それは史上まれにみる激戦となった。
ラウンド12のマップもラウンド11から引き続きErangel。ラウンド11ではリバーを挟むかたちで大荒れの展開となったが、ラウンド12の安全地帯は北西の陸地に移動。場所取りとともに四方八方でスモークや待ち伏せ、さらにはビークルによる大胆な攻めなどが展開され、すべてのチームが総力戦を展開する。
しかしここで上位チームのうち、JUPITERがまず落とされ、続いて前のめりで勝利を目指していたREJECT.W、BLUE BEESの上位2チームが脱落してしまう。暫定5位のとろ〜るげいみんぐは4人生存、暫定3位のLag Radicalはひとり生存という展開で、最後の最後までわからない。
だが、この試合はBrain Juiceが一枚上手だった。安全な場所を確保し迫りくるライバルを迎え撃った彼らは、この試合だけで16キルという活躍を見せ、グランドファイナル初のドン勝を味わった。
そしてこの結果、名古屋発のプロゲーミングチーム、BLUE BEESが「PMJL SEASON 0」400チームの頂点に立ち初優勝。賞金400万円と世界大会への切符を手にした。
世界大会「PUBG MOBILE GLOBAL CHAMPIONSHIP」は11月後半より開催予定。キルを量産するBLUE BEESらしい戦い方で世界トップを目指す姿を見られる日が、今から楽しみだ。
なお、優勝したBLUE BEESへの優勝直後のインタビューは別記事にて後日公開予定だ。
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PMJL SEASON 0:https://pmjl.net/
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