『パズドラ』プロリーグ開幕戦レポート ライセンス所持選手9名による総当たり戦がいよいよ始動!

2019.3.15 岡安学
よしもとクリエイティブエージェンシーは、『パズドラレーダー』を使用したeスポーツリーグ戦「パズドラプロリーグ」の開催を3月2日、よしもと∞ドームにて発表した。


パズドラ ジャパン・eスポーツ・プロライセンス(ジュニアライセンス)を保有する全9選手が出場し、総当たり戦の9ラウンドを戦い、雌雄を決する大会だ。

パズドラレーダー』は『パズル&ドラゴンズ』(以下、『パズドラ』)から派生したタイトルで、実際の地図をベースにしたスマートフォン向け位置情報ゲーム。『パズドラ』で使用できるドロップやトレジャーを獲得することができるほか、『パズドラ』と連携してモンスターなども追加可能。基本となる位置情報でのアイテム獲得以外にバトルモードがあり、今回のプロリーグでは、この対戦モードによって1対1の対人戦が行われる。

『パズドラ』のテクニックとスキル戦略が問われるバトル


バトルモードのルールは、スキルフェーズとパズルフェーズを1ターンとし、繰り返して相手の体力をゼロにした方の勝利となる。プレイヤーの体力は4つのゲージに分かれており、どんなに高いダメージを与えても1ターンの攻撃ではひとつのゲージしか破壊できない。例えば、最初の攻撃で体力を1でも残してしまうと、次のターンではその残ったゲージしか破壊できないので、30万の攻撃を与えても残っている1しかダメージが与えられない。

リーダーやモンスターが持つスキルによって、攻撃力を上げたり、相手の攻撃を無効化したり、パズルのドロップの内容を変えたりできる。組み合わせによっては相手が使うスキルを無効化、軽減することもできるので、相手が使っているモンスターのスキルに対してどのタイミングで発動するかが、大きな戦略となる。

スキルフェーズでは、どのタイミングでどのスキルを使うかが重要。相手の出方も予想し合うところも見どころのひとつ

パズルフェーズでのプレイは本家『パズドラ』と同様で、ドロップをそろえ直し、3つ以上同じドロップを繋げることで、消すことができる。一度に多くのドロップ、多くの種類を消すことでコンボとなり、攻撃力がアップする。ドロップには属性があり、消したドロップの数によってそれぞれの属性の攻撃力が決定。すべての属性の攻撃力が確定するとお互いに同じ属性同士の攻撃をし合い、攻撃力が上回った数値分だけ、相手に攻撃し、体力を削ることができる。つまりすべての属性で攻撃力が勝っていればダメージを受けることはなく、ひとつの属性だけに特化することで、ダメージを受けつつさらに大きなダメージを与えることも可能だ。

あっという間にコンボを決めるプロ選手たち。みゅあら選手とゆわ選手の一戦では、16コンボと15コンボの撃ち合いとなる壮絶なバトルを展開した

参加する選手は、あっき~、sakurai、スー☆、ダックス、ふぃあれす、みゅあら、ゆわ、リフレッシュ、LUKAの9選手。

大会は2本先取で、引き分けの場合は再試合となる。最も勝利数の多いプレイヤーが優勝となり、ポイントが同数の場合は、戦績ポイント(2-0勝利で3P、2-1勝利で2P、1-2敗北で1P、0-2敗北で0Pが付与)によって順位が確定する。それでもポイントが同数の場合は、直接対決での勝者が上位となる。

選手は4つのチームをあらかじめ登録し、試合前にどのチームを使うか選択する。一度選択したチームの変更はできない。チームはすべて異なるリーダーとし、登録する4チームで同じモンスターの使用はできない。

左から、LUKA選手、リフレッシュ選手、ゆわ選手、みゅあら選手、ふぃあれす選手、ダックス選手、スー☆選手、sakurai選手、あっき~選手

チーム編成のレギュレーション

大会においての試合のルール

試合はヨシモト∞ドームで土日の14時から開始される。対戦カードや試合順は当日会場で試合前に発表される。1日に4試合行われ、試合のない選手は配信動画での解説を担当する。

ヨシモト∞ドームは90席の観覧席を用意する観戦を目的とする会場だ。ホール外にはカフェが併設されており、飲み物が持ち込み可能となっているのも特徴。「パズドラプロリーグ」は観戦無料となっているので、渋谷という立地条件から、カフェでの休憩がてらフラッと立ち寄ってみるのもありだ。

開会セレモニーではよしもとクリエイティブエージェンシー所属の芸人とプロ選手9人を交えたイベントとなり、会場を沸かせていた。「パズドラプロリーグ」では、毎回違う芸人がMCを担当するので、芸人と選手の絡みも楽しみのひとつとなっている。

1st Roundはお笑いコンビのデニスがMCを担当。大会終了後にはジャンケン大会があり、タオルやTシャツなど『パズドラ』グッズのプレゼントもあった

実況はeスポーツキャスターの柴田将平アナウンサー(写真左)、解説のパプリカ氏(写真中)、ゲスト解説のふぃあれす選手(写真右)

記念すべきリーグ開幕戦から火花散るバトル!

セレモニー終了後には「パズドラプロリーグ」の1st Roundも行われた。今回の対戦は、第1試合がLUKA選手 VS. sakurai選手、第2試合がスー☆選手 VS. リフレッシュ選手、第3試合がみゅあら選手 VS. ゆわ選手、第4試合がダックス選手 VS. あっき~選手という組み合わせとなった。試合がなかったふいあれす選手は解説を担当。

1st Roundの組み合わせはこの通り。「パズドラプロリーグ」では同じ対戦相手とは1度しか対戦できないので、毎回が勝負どころ

第1試合 LUKA VS sakurai


第1試合はLUKA選手対sakurai選手。プロ第1号ながら、プロになった後の成績が振るわなかったLUKA選手だが、今回はパズル力が上まわり勝利。2本目は序盤sakurai選手にリードを許しながらも、リーダー「雨宮蓮」の性能とパズル力によりLUKA選手が逆転。開幕戦第1試合を白星で飾った。

第2試合 スー☆ VS リフレッシュ


第2試合はスー☆対リフレッシュ戦。1本目、スー☆選手が2ターン目のスキルを使いまくりゲージ1本をリードした。3ターン目にリフレッシュ選手がお返しとばかりにスキルを使いまくるが、お互いにゲージを破壊し合い、その差を埋められず。
2本目はリフレッシュ選手が1ターン目からスキルを使い、序盤リードを狙ったが、コンボがうまくいかず反対にゲージを1本失う展開。さらに、2ターン目もゲージを失い2ゲージ差に。1度1ゲージ差まで詰め寄るも、再び2ゲージ差をつけて、ゲージの余裕から1ターン分スキルを温存させての勝利。スキル、パズルともにスー☆選手が圧倒した。

第3試合 みゅあら VS ゆわ


第3試合はみゅあら対ゆわ戦。1本目、15コンボ対16コンボというコンボの撃ち合いを見せた試合。圧倒的なコンボ数のゆわ選手だったが、1ターン目のスキルの打ち方の差でゲージ差1本がつき、そのまま終了。
2本目はお互いに全ターンゲージを削り切り判定へ。属性による差でゆわ選手の勝利。
今回、初にして唯一の3本目は、防御寄りの編成のゆわ選手に対して、みゅあら選手の「サタン」のスキル「ワールドエンド」がカウンターとなり、無効化。「サタン」のスキルは4ターンの間、相手の防御力を75%減少させるというもの。お互いに殴り合いの形となり、4ターンで削り合いの引き分け判定に。コンボ数、属性ともに優勢のみゅあら選手が勝利した。

第4試合 ダックス VS あっき〜


第4試合はダックス選手対あっき〜選手。お互い似たキャラクターで、1本目は豪鬼同士のぶつかり合い。その中でも「ディアブロス」のパズル操作時間を1.7秒と、あっという間に終わる秒数にしてしまうスキルが強力だったが、それでもお互いに5コンボ以上を作り、相手のゲージはしっかりと破壊した。判定では同じコンボ数で、属性攻撃が4対1となりあっき~選手が勝利した。
2本目は「オーディンドラゴン」同士の対決。十字消しを作るのがポイントで、どちらも4ターンでゲージを破壊し切る攻撃を見せるが、ひとつのターンごとにコンボ数、また十字消しなどによる倍率アップでの攻撃力のアップで、判定はコンボ数、属性ともにあっき~選手が優勢で勝利した。

誰でも気軽にプレイ&観戦できる新しいeスポーツタイトル

「パズドラプロリーグ」の試合は1試合の時間が短く、2先勝ち抜けの試合を4試合行っても1時間ちょっとで終了する手軽さも魅力のひとつだ。『パズドラ』は国内累計ダウンロード数5000万を超える人気タイトルなので、eスポーツにありがちな、ゲームを知らないと何をやっているかわからないという最大の問題点はクリアされている。

スキルを発動するための読み合いや毎回大連鎖をやってのけるパズルの腕前など見ているだけで、プロの力を感じとれること間違いなし。土日の午後に渋谷に立ち寄った時は「パズドラプロリーグ」を、eスポーツをぜひとも体験してほしい。

ライセンス獲得につながるアマチュア大会「パズドラチャレンジカップ2019」も開催!

「パズドラプロリーグ」に参加するには、パズドラ ジャパン・eスポーツ・プロライセンス(ジュニアライセンス)が必要だ。そのライセンス取得に向けたアマチュア選手限定の大会「パズドラチャレンジカップ2019」の予選大会が、3月24日(日)から全国で開催される。

予選大会の勝者は、5月26日(日)に開催される決勝大会に招待される。ライセンス取得を目指したい人は要チェックだ。

■予選大会 開催スケジュール
3月24日(日) 富山 イオンモール高岡
3月31日(日) 埼玉 イオンレイクタウンkaze
4月7日(日) 北海道 サッポロファクトリー
4月14日(日) 愛知 イオンモール常滑
4月21日(日) 広島 FISE HIROSHIMA 2019
4月28日(日) 京都 イオンモール京都桂川
5月4日(土・祝) 福岡 イオンモール筑紫野
5月6日(月・祝) 新潟 イオンモール新潟南
5月12日(日) 宮城 イオンモール名取

■リンク
パズドラeスポーツ
https://pad-esports.gungho.jp/
パズドラプロリーグ(YouTube)
https://www.youtube.com/channel/UCWJaxwKfLpwdcNw7bgCcI-A
パズドラチャレンジカップ
https://pad-esports.gungho.jp/tournament/2019gunfes/

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