ライアットゲームズより、新作FPS『VALORANT』が 2020年夏にリリース

2020.3.10 eSports World編集部
ライアットゲームズは、新作FPS『VALORANT』を2020年夏より世界多数の地域でリリースすることを2020年3月2日(月)に発表した。
『VALORANT』は5対5のPC向けタクティカルFPSで、基本プレイは無料。
プレイヤーはそれぞれが固有の能力を持った「エージェント」と呼ばれるキャラクターを選び、攻撃側と防衛側の5人2チームに分かれて、最大24ラウンドの対戦を行う。
『VALORANT』のリリースにあたって、ライアットゲームズは、「全プレイヤーが無料で利用できるチックレート128Hzの専用ゲームサーバー」、「世界中の主な大都市圏のプレイヤーに35ms ping以下の通信速度を提供することを目指し世界各地に分散させたデータセンター」、「正確な当たり判定のためにカスタムチューンされたネットコード」、さらには独自開発のチート対策をサービスインと同時に導入する。

<以下、ニュースリリースより>

ライアットゲームズ、新作タクティカルFPS『VALORANT』(TM) 世界多数地域で2020年夏にリリース

ライアットゲームズ(本社/米国カリフォルニア州ロサンゼルス)は、新作タクティカルシューター『VALORANT』(カナ表記:ヴァロラント)を2020年夏に世界多数の地域でリリースすることを発表します。

※以下の内容は、2020年3月2日にRiot Gamesがグローバル発表した内容を抄訳したものです。

◆『VALORANT』https://playvalorant.com/ja-jp/

◆ゲームトレーラー「The Round

『VALORANT』はこれまで「プロジェクトA」というコードネームでのみ知られていた、基本プレイ無料の新規タイトルです。ゲームのコアとなるのは正確な技術、一か八かの勝負に出る度胸、常に一撃死の危険が伴う緊張感、そして一瞬のひらめきから生まれるプレイです。 プレイヤーは攻撃側と防衛側の5人2チームに分かれて、最大24ラウンドを争います。


プレイヤーが操作するのは、現実世界の文化や地域を背景に持った「エージェント」と呼ばれるキャラクターです。エージェントは、それぞれが固有の能力を持っています。『VALORANT』は、エージェントの能力と銃による戦闘、そして情報を駆使した戦略的な立ち回りを組み合わせることで、プレイするたびに新鮮なゲーム体験を提供します。

Anna Donlon (VALORANT エグゼクティブプロデューサー)のコメント

「『VALORANT』の開発全体を通して意識していたのは、タクティカルシューターのコアと言える部分…つまり正確な射撃、銃撃戦、戦術的な立ち回りといった要素をしっかりと維持しようということでした。これらの重要な要素に、キャラクター固有の能力という新たな要素を加えることで、タクティカルシューターというジャンルの可能性を広げることができるだろうと考えたました。『VALORANT』をきっかけに、世界中のタクティカルFPSプレイヤーの皆さんとライアットゲームズの関係が始まることを、そしてその関係が長きに渡って続くことを願っています。」

『VALORANT』ではゲームプレイの安定性と競技性を担保することがなによりも重要と考え、「全世界のプレイヤーが無料で利用できるチックレート128Hzの専用ゲームサーバー」、「正確な当たり判定のためにカスタムチューンされたネットコード」、「権威サーバーをベースにしたゲームアーキテクチャ」など、ゲームをサポートするために史上最高クラスのバックエンドを用意しました。また、独自開発のチート対策をサービスインと同時に導入する予定で、総力を挙げてストレスを感じさせないゲームプレイの実現を目指します。勝敗を分ける要因はプレイヤー自身のスキルと戦略のみ。『VALORANT』はそれをしっかりと実感できるゲームです。

『VALORANT』に関する詳しい情報は(https://playvalorant.com/ja-jp/)をご覧ください。

『VALORANT』概要

『VALORANT(ヴァロラント)』はキャラクター要素と競技性を備えた、5対5のPC向けタクティカルFPSです。このゲームのコアとなるのは精確な技術、一か八かの勝負に出る度胸、常に一撃死の危険が伴う緊張感、そして、一瞬のひらめきから生まれる斬新なプレイの数々。『VALORANT』の試合ではまず全プレイヤーがマッチで使用する「エージェント」と呼ばれるキャラクターを選択し、その後攻撃側と防御側に分かれて最大24ラウンドまでの対戦に臨みます。

『VALORANT』では銃撃戦そのものが最も重要な要素となるため、ライアットゲームズは「全プレイヤーが無料で利用できるチックレート128Hzの専用ゲームサーバー」、「世界中の主な大都市圏のプレイヤーに35ms ping以下の通信速度を提供することを目指し世界各地に分散させたデータセンター」、「正確な当たり判定のためにカスタムチューンされたネットコード」、さらには独自開発のチート対策をサービスインと同時に導入するなど、総力を挙げてストレスを感じさせないゲームプレイの実現を目指しています。『VALORANT』での射撃は精確さが重要で、決定的、そして常に一撃死の危険を伴います——自分自身の技術と戦術だけが、勝利への道を開くのです。

『VALORANT』の舞台は近未来の地球。プレイヤーは、実在する土地や文化圏からやってきた様々な「エージェント」たちから一人を選んでプレイします。このエージェントたちはそれぞれが持つ独自の能力を、情報収集や拠点の防衛、索敵のための偵察、防御地点の突破、陣地の防衛などに活用することができます。そしてこの能力によって、普通ではありえないようなチャンスも狙えるようになるのです。

『VALORANT』の特徴

●精密で危険、そして高品質な銃撃戦
ハンドガンで安定した照準を行えるプレイヤーが、狙いの定まらないスナイパーを常に制する。それがこのゲームです。『VALORANT』の戦闘はミリ秒単位で決着することすらあり、キルタイムも短く(ヘッドショットの場合はほぼ一撃死、ライフルであれば3~4発で死亡)、さらに銃のリコイルも強烈です。たった一発の銃弾ですべてを変えることも不可能ではありません。

●多種多様な銃器の数々
全エージェントがすべての銃を使用でき、また銃はすべてラウンドごとに購入することができます。それぞれの銃には固有の戦略的利点だけでなく、リコイルのコントロールや携行すべき状況の見極めといった習得すべき要素も備わっています。

●特殊な能力を持つ「エージェント」たち
彼らの能力は「必殺技」ではなく、情報収集や作戦のサポートなど、あくまで銃撃戦の補助となるようにデザインされています。そのため、状況に対するアプローチの手法も、エージェントとその能力によって様々なのです。

●長期的なプレイに耐えうる、競技向けに調整されたマップの数々
『VALORANT』ではすべてのマップが様々な作戦やチーム編成でプレイできるようにデザインされており、長くプレイし続け、習熟し続けることができます。

●世界の存亡をかけた戦いに『VALORANT』チームが立ち上がる
超能力を備えた百戦錬磨のエージェントたちが世界中から集結し、迫り来る人類存亡の一大危機に立ち向かう。それが『VALORANT』の世界です。

○かつてない高品質のゲームサーバー&インフラストラクチャー

●チックレート128Hzの無料専用サーバーを、全プレイヤーに

さらに『VALORANT』のゲームサーバーでは全プレイヤーの動作を128fpsにアップサンプリングしているため、インターネット接続の影響で対戦相手の動きにラグが発生しているような場合でも、ゲームサーバーが自動で128fpsの滑らかな動きにアップスケールします。

●35ms以下のPingを、全世界で70%以上のプレイヤーに
2014年、ライアットゲームズは自社ゲームの通信速度向上のため、「Riot Direct」と呼ばれるISPとのピアリング契約を開始しました。現在このRiot Directは『VALORANT』プレイヤーのために、世界35都市にPoPを持つグローバルなバックホール回線を確保しています。その結果として(一般的な大都市圏よりも低い)「35ms以下のPingを全世界のプレイヤーの最低でも70%に提供する」のみにとどまらず、切断されたルートや過負荷に陥っているルートの修復機能、ならびに新規サーキットの追加機能によって今後のプレイヤー数の拡大にも対応していくことを約束します(つまり今後、必要に応じて70%からさらに上昇していくということです)。

これらはすべてシュータージャンル共通の技術的課題である「品質の悪いネットワークやサーバー側の問題によって、防御側のプレイヤーが反応可能になる前に、攻撃側のプレイヤーが相手を見る(そして撃つ)ことができてしまう」現象、いわゆる「飛び出し有利」との戦いの一環です。『VALORANT』にはプレイヤーに違和感を感じさせない高品質なゲームプレイが必要不可欠となるため、ライアットゲームズは業界最高峰の技術力でこれを支えていきます。

○アンチチート機能と当社独自のチート検知システムをサービスインの時点から

●ゲームエンジンに組み込まれたウォールハック対策「戦場の霧」

ウォールハックへの対抗手段として、『VALORANT』には他プレイヤーに視線が通る寸前までそのプレイヤーの位置が表示されない、「戦場の霧」と呼ばれる独自システムが導入されています。

●サーバー権威型のゲーム構造
『VALORANT』はすべての試合がサーバー権威型となっているため、プレイヤーがスピードハックやテレポートといったチートで試合結果を左右することはできません。

●ライアットゲームズ独自のチート検知システム「Vanguard」
『VALORANT』ではチート検知メソッドの常時更新とチート使用者の即処分が可能な新開発のチート検知ツール「Vanguard」を採用しており、さらに『リーグ・オブ・レジェンド』の不正防止システムも併用しています。なお試合中にチート使用者が検知された場合、試合はその場で中止となりますが、他のプレイヤーに処分が下されることはありません。

ハードウェア要件

『VALORANT』は幅広いスペックのPCハードウェアに対応しており、より多くのゲームファンにプレイしていただけるようになっています。

●推奨スペック(60 fps)
CPU:Intel i3-4150
GPU:Geforce GT 730

●ハイエンドスペック(144 fps以上)
CPU:Intel Core i5-4460 3.2GHz
GPU:GTX 1050 Ti

●最低スペック(30fps)
CPU:Intel i3-370M
GPU:Intel HD 3000

●推奨ハードウェア環境
Windows 7 / 8 / 10 (64-bit)
4GB RAM
1GB VRAM

●デベロッパー/パブリッシャー
ライアットゲームズ

●プラットフォーム
PC

●サービス開始時期
2020年(夏)

●価格
基本プレイ無料


『VALORANT』のイメージ






『VALORANT』とは

『VALORANT』は現在ライアットゲームズがPC向けに開発を行なっている、キャラクターベースの5v5対戦型タクティカルシューターです。2020年夏に世界多数の地域でリリースを予定している本作では、多彩な銃と、キャラクターごとに固有の能力を組み合わせた本格派の銃撃戦をマルチプレイヤーで楽しむことができます。マップは競技シーンを見据えて設計されており、何千時間プレイしても常に新鮮な戦いを体験できるよう工夫が凝らしてあります。

『VALORANT』は基本プレイ無料で、世界中のプレイヤー同士で対戦ができるよう幅広いスペックのPCに対応しています。ライアットゲームズは、最高クラスのゲームサーバー品質とグローバルに整備されたインフラ、そして独自開発のチート対策技術をもとに、タクティカルシューターの競技性を確保し、同ジャンルにふさわしいゲーム体験を得られるような体制構築に総力を挙げて取り組んでいます。

ライアットゲームズ
2人のゲーマー、マーク・メリルとブランドン・ベックにより『世界一プレイヤーを大事にするゲーム会社』をモットーに2006年に創業。2009年には、デビュー作『リーグ・オブ・レジェンド(LoL)』をリリースし、プレイヤーとメディアの双方から高い評価を受ける。毎年開催されるLoLの世界大会「リーグ・オブ・レジェンド World Championship(Worlds)」は、世界最大級のeスポーツイベントとして知られる。 LoL10周年となる2019年に『レジェンド・オブ・ルーンテラ』や『リーグ・オブ・レジェンド:ワイルドリフト』など、新しいタイトルの開発やモバイルプラットフォームへの移植、さらにオリジナルアニメーションなどを一斉に発表した。世界20以上のオフィスに2,500人以上のスタッフが在籍。本社はカリフォルニア州ロサンゼルス。(2019年10月現在)
ライアットゲームズ: https://www.riotgames.com/ja
Twitter: https://twitter.com/riotgamesjapan


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