【xnfri選手インタビュー】コントローラーとしての意思疎通は改善していきたい——🇰🇷Gen.G相手に惜敗!🇯🇵DetonatioN FocusMe初勝利ならず
現在、韓国ソウルで開催中の『VALORANT』の最高峰リーグのひとつである「VCT Pacificリーグ」。2カ月間にわたる総当たりのリーグ戦が行われている同リーグは4月1日(土)からWeek2がスタート。日本代表として出場している🇯🇵DetonatioN FocusMe(🇯🇵DFM)は🇰🇷Gen.G(🇰🇷GEN)と対戦。
3月29日(日)に行われた初戦では、アジアの強豪🇸🇬Paper Rex相手に敗戦はしたものの、終始惜しい試合を展開。元NORTHEPTION(NTH)のMeteor選手率いる🇰🇷GENを撃破できるか、期待が高まった。
🇯🇵DFMのピックマップとなった第1マップ ロータスでは開幕からSuggest選手のACEが飛び出すなど前半を7:5で折り返し。しかし、後半の攻めでは相手の早いエリア取りから選択肢を狭められるなどの苦しい展開が続き逆転勝利を許した。
第2マップのフラクチャーでは相手を惑わせる攻めを見せ、8:4のリードで折り返し、後半のディフェンスでは勢いそのままに5ラウンド連続取得で勝利。最終マップとなったパールでも前半をリードで折り返すも、後半は🇰🇷Gen.Gの攻撃を止めることができずに1:2で惜しくも勝利とはならなかった。
今回はそんな試合直後の🇯🇵DFM xnfri選手の独占インタビューをお届けしよう。
——試合お疲れさまでした。今日の試合の感想を率直にお聞かせください。
xnfri選手(以下、xnfri):先週の試合の100倍くらい悔しいですね。勝てる試合ではあったのに取りきることができませんでした。特に第1マップのロータスは勝てたマップだと思うので後悔しかないです。
——かなり惜しい試合だったと思うんですが、🇰🇷GENのどういったところが強かったですか?
xnfri:やっぱりMeteorの破壊力はすごかったですね。その後ろでサポートしている選手たちのスキルの使い方もですし、MeteorとMeteorの部下みたいな(笑)。
——ただ、Meteor選手に本来の力を発揮させない様な立ち回りをしているようにも見えました。
xnfri:全体的に対策はしていたんですが、相手も相手で新しいことをやって来ることもあって読みとは違ったことも多かったですね。ただ場面場面で自分たちの立ち回りをして対応することができたと感じています。
——1マップ目のロータスでは、🇰🇷GENのガチ解除に悩まされる場面が多かったと思います。
xnfri:🇰🇷GENの動きが——、というよりも、こっち側のミスが大きかったです。アビリティが残っているのに使わなかったり、壁抜きできるのにしなかったりと。そういうミスが重なった結果だと思います。
——第2マップのフラクチャーでは終始試合の主導権を握っていましたがなにか理由はあったのでしょうか。
xnfri:まだ自分たちは見せていないマップなので情報をあまり持たれていなかったこともあると思います。敵は敵で対策していたと思いますが、自分たちのやりたいことがフラクチャーでは刺さったなという感じですね。
——3マップともにリードを保っての折り返しでしたが、第1、3マップでは後半に逆転を許してしまいました。どういった部分が原因だったのでしょうか。
xnfri:あまり覚えていないですね……。マップ間だったり、攻守交代の時に「1回リセット、1回リセット!」という感じでやっていたのであまりラウンド数は自分はあまり見ていませんでした。パールに関してはBラッシュを止めることが難しかったかな。
——一方でSuggest選手がデュエリストにロール変更したことで、かなり力を発揮しているように思えるのですが。
xnfri:正直、Suggestはめちゃくちゃ強い選手なのでデュエリストというロールではもったいない気もしますね。
——試合に長い間残れるようなロールの方がということでしょうか?
xnfri:そうですね。デュエリストだとどうしてもすぐにやられてしまう場面が出てくるので、試合に長く残れるロールの方が本来の力が発揮できると思います。
——それでもデュエリストながら試合終盤まで残って場を荒らすシーンも多く見られましたね。
xnfri:そうですね。そこはかなり頼もしいです!
プールピックが広がったxnfri選手
——以前所属していたNTH時代に比べてxnfri選手の試合中に使うエージェントの幅が広がったと思います。そこで何か苦労したことなどはありますか?
xnfri:たくさんありますね。まずは(自分の役割的に)攻めの時にほぼ必ずといっていいほど自分がスパイク設置をしなければなりません。そこでスモーク抜きや壁抜きなどで撃ち合いに参加できなかったりでムズムズする時もあります。でもそれはそれで味方に信頼されているクラッチを任されたりする部分でもあるので難しいところですね。
あとはチーム結成してから半年くらい経ちますが、コントローラーとしての意思疎通がまだしっかりとできていないので改善していけたらなと思います。
——IGL(In Game Leader)ではないものの、チームの士気を高めるような声かけをしているシーンが配信では見受けられました。何か意識している部分はありますか?
xnfri:普段は意識していないですね。今日に限っては、自分でもびっくりするくらい落ち着いていて、全体的にはリラックスしてプレイできたので、チームメイトが焦っているときや元気がなさそうな時に声をかけようというのは心がけていましたね。
——リラックスできた要因は何だったと感じますか?
xnfri:NTH時代からよくわかっていないです。LOCK//INや先週の🇸🇬Paper Rex戦はすごく緊張しました。NTHの頃はまったく緊張しなかったのですが、新しいリーグに参戦させてもらっている身なので、そのプレッシャーや期待感が無意識のうちに緊張の原因になっているのかなと思います。
——ちなみにロースターはこの5人で固定していく感じなのでしょうか。
xnfri:まだわからないです。いろいろと試している段階なので、この5人で練習をしてみて、直近の2試合に挑んだ形です。
——NTH時代の盟友であるDerialy選手やBlackWiz選手も応援してくれていますね。
xnfri:はい、試合直前までLINEでやり取りをしてくれていたので、「勝てなくてごめん」という気持ちとともに本当に精神的な支えになってくれたので助かりました。ありがとう!
——最後に応援してくれているファンの皆様にひとことお願いいたします。
xnfri:「申し訳ない」っていうと(ファンの皆さんに)怒られると思います。まだ1勝できていないですが、これからも応援していただけるとすごいうれしいです。チームとしても、選手としても確実に成長できている実感はあるのでこれからも見守っていてください。
よろしくお願いいたします!
——ありがとうございました!
———
惜しくも初勝利とはならなかった🇯🇵DFM。しかし、🇸🇬Paper Rexと🇰🇷GENの強豪相手に勝ってもおかしくない試合を展開したことはかなりポジティブな要素だろう。まだまだMasters Tokyoへの道が閉ざされたわけではない。これからの🇯🇵DFMの逆襲に期待したい。
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VALORANT // JAPAN:
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3月29日(日)に行われた初戦では、アジアの強豪🇸🇬Paper Rex相手に敗戦はしたものの、終始惜しい試合を展開。元NORTHEPTION(NTH)のMeteor選手率いる🇰🇷GENを撃破できるか、期待が高まった。
🇯🇵DFMのピックマップとなった第1マップ ロータスでは開幕からSuggest選手のACEが飛び出すなど前半を7:5で折り返し。しかし、後半の攻めでは相手の早いエリア取りから選択肢を狭められるなどの苦しい展開が続き逆転勝利を許した。
第2マップのフラクチャーでは相手を惑わせる攻めを見せ、8:4のリードで折り返し、後半のディフェンスでは勢いそのままに5ラウンド連続取得で勝利。最終マップとなったパールでも前半をリードで折り返すも、後半は🇰🇷Gen.Gの攻撃を止めることができずに1:2で惜しくも勝利とはならなかった。
今回はそんな試合直後の🇯🇵DFM xnfri選手の独占インタビューをお届けしよう。
先週の試合(🇸🇬Paper Rex戦)より100倍悔しい
——試合お疲れさまでした。今日の試合の感想を率直にお聞かせください。
xnfri選手(以下、xnfri):先週の試合の100倍くらい悔しいですね。勝てる試合ではあったのに取りきることができませんでした。特に第1マップのロータスは勝てたマップだと思うので後悔しかないです。
——かなり惜しい試合だったと思うんですが、🇰🇷GENのどういったところが強かったですか?
xnfri:やっぱりMeteorの破壊力はすごかったですね。その後ろでサポートしている選手たちのスキルの使い方もですし、MeteorとMeteorの部下みたいな(笑)。
——ただ、Meteor選手に本来の力を発揮させない様な立ち回りをしているようにも見えました。
xnfri:全体的に対策はしていたんですが、相手も相手で新しいことをやって来ることもあって読みとは違ったことも多かったですね。ただ場面場面で自分たちの立ち回りをして対応することができたと感じています。
——1マップ目のロータスでは、🇰🇷GENのガチ解除に悩まされる場面が多かったと思います。
xnfri:🇰🇷GENの動きが——、というよりも、こっち側のミスが大きかったです。アビリティが残っているのに使わなかったり、壁抜きできるのにしなかったりと。そういうミスが重なった結果だと思います。
——第2マップのフラクチャーでは終始試合の主導権を握っていましたがなにか理由はあったのでしょうか。
xnfri:まだ自分たちは見せていないマップなので情報をあまり持たれていなかったこともあると思います。敵は敵で対策していたと思いますが、自分たちのやりたいことがフラクチャーでは刺さったなという感じですね。
——3マップともにリードを保っての折り返しでしたが、第1、3マップでは後半に逆転を許してしまいました。どういった部分が原因だったのでしょうか。
xnfri:あまり覚えていないですね……。マップ間だったり、攻守交代の時に「1回リセット、1回リセット!」という感じでやっていたのであまりラウンド数は自分はあまり見ていませんでした。パールに関してはBラッシュを止めることが難しかったかな。
——一方でSuggest選手がデュエリストにロール変更したことで、かなり力を発揮しているように思えるのですが。
xnfri:正直、Suggestはめちゃくちゃ強い選手なのでデュエリストというロールではもったいない気もしますね。
——試合に長い間残れるようなロールの方がということでしょうか?
xnfri:そうですね。デュエリストだとどうしてもすぐにやられてしまう場面が出てくるので、試合に長く残れるロールの方が本来の力が発揮できると思います。
——それでもデュエリストながら試合終盤まで残って場を荒らすシーンも多く見られましたね。
xnfri:そうですね。そこはかなり頼もしいです!
プールピックが広がったxnfri選手
撃ち合いに参加できない分ムズムズすることも
——以前所属していたNTH時代に比べてxnfri選手の試合中に使うエージェントの幅が広がったと思います。そこで何か苦労したことなどはありますか?
xnfri:たくさんありますね。まずは(自分の役割的に)攻めの時にほぼ必ずといっていいほど自分がスパイク設置をしなければなりません。そこでスモーク抜きや壁抜きなどで撃ち合いに参加できなかったりでムズムズする時もあります。でもそれはそれで味方に信頼されているクラッチを任されたりする部分でもあるので難しいところですね。
あとはチーム結成してから半年くらい経ちますが、コントローラーとしての意思疎通がまだしっかりとできていないので改善していけたらなと思います。
——IGL(In Game Leader)ではないものの、チームの士気を高めるような声かけをしているシーンが配信では見受けられました。何か意識している部分はありますか?
xnfri:普段は意識していないですね。今日に限っては、自分でもびっくりするくらい落ち着いていて、全体的にはリラックスしてプレイできたので、チームメイトが焦っているときや元気がなさそうな時に声をかけようというのは心がけていましたね。
——リラックスできた要因は何だったと感じますか?
xnfri:NTH時代からよくわかっていないです。LOCK//INや先週の🇸🇬Paper Rex戦はすごく緊張しました。NTHの頃はまったく緊張しなかったのですが、新しいリーグに参戦させてもらっている身なので、そのプレッシャーや期待感が無意識のうちに緊張の原因になっているのかなと思います。
——ちなみにロースターはこの5人で固定していく感じなのでしょうか。
xnfri:まだわからないです。いろいろと試している段階なので、この5人で練習をしてみて、直近の2試合に挑んだ形です。
——NTH時代の盟友であるDerialy選手やBlackWiz選手も応援してくれていますね。
xnfri:はい、試合直前までLINEでやり取りをしてくれていたので、「勝てなくてごめん」という気持ちとともに本当に精神的な支えになってくれたので助かりました。ありがとう!
——最後に応援してくれているファンの皆様にひとことお願いいたします。
xnfri:「申し訳ない」っていうと(ファンの皆さんに)怒られると思います。まだ1勝できていないですが、これからも応援していただけるとすごいうれしいです。チームとしても、選手としても確実に成長できている実感はあるのでこれからも見守っていてください。
よろしくお願いいたします!
——ありがとうございました!
———
惜しくも初勝利とはならなかった🇯🇵DFM。しかし、🇸🇬Paper Rexと🇰🇷GENの強豪相手に勝ってもおかしくない試合を展開したことはかなりポジティブな要素だろう。まだまだMasters Tokyoへの道が閉ざされたわけではない。これからの🇯🇵DFMの逆襲に期待したい。
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学生時代、『CoD』をはじめFPSにハマる。その後は『APEX』や『VALORANT』などのタイトルをプレイ。アーティストの楽曲や企業用BGMなどを手がける作曲家とフリーランスのライターの二足の草鞋を履いて幅広く活動中。無類のラーメン好き! Twitter:@ongakucas
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