【TGS2025 ぶらり旅】ついに「MoNo」の後継機となる三和製アケコンのプロトタイプが出展!【三和電子:ホール11-W18】

年に一度のゲームの祭典「東京ゲームショウ 2025」が9月25日(木)〜9月28日(日)に幕張メッセにて開催中。ということで、一足先にビジネスデーでぶらりとしてきた気になるブースをひとつずつ紹介していくゆる〜いコーナー。

今回紹介するのはアーケードパーツ製造販売の老舗、三和電子株式会社のブース。今までとは一風変わって、アパレル系などが多く展示されているのが特徴だ。

▲Tシャツやトートバッグ、ポータブルクッションなどおなじみのゾウのロゴがプリントされたアパレルがズラリ

なかでも目を引くのが、三和オリジナルのアーケードコントローラーだ。


三和といえば、シンプルながら安心の三和製パーツで作られたアケコン「SANWA STANDARD ARCADE STICK for PS4 MoNo」があるが、こちらはすでに販売終了。新モデルを待ち望んでいたファンも多いのではないだろうか。

▲無駄を極力省いた旧モデルの通称「MoNo」。天板をオリジナルに替えることができる遊び心もあった(参考:https://esports-world.jp/column/1782

今回の「NEW SANWA ARCADE STICK」として展示されていたアケコンは、通常のボタンに24φサイズのボタンを採用しているのが大きな特徴だ。

▲レバーレスが頭角を現している昨今の格ゲー界隈では24φのボタンが主流になっている。そんな流れに注目して、今回のアケコンは基本的に24φのボタンが採用されていた

おそらく↑キーにアサインできるであろう中央下部のボタンのみ、レバーレスにちなんで30φになっていた。話によると、最近のブームとなった24φボタンを採用することで筐体のサイズを変えることなくボタンの数を増やせたとのこと。『ストリートファイター6』ではおなじみの、インパクトボタンやパリィボタン、投げボタンといった追加のボタンが上下に配置されているのが特徴だ。

なお、背面の滑り止めのある蓋はマグネット式になっていて簡単に着脱可能。内部アクセスもしやすくなっている。

▲今回のアケコンはPC対応のみとなっている。基板はBrook製を採用しているので、ボタンのアサインなどはお好みでできそうだ

プロトタイプということもあり、配線が煩雑に見えるがこれは今後独自の配線ですっきりさせる予定とのこと。また、ボタンはコネクター式キースイッチ(SW-68CAU)を採用。実は2019年頃から発売されていたとのことで、ファストン端子よりも着脱しやすいのがポイントだ。

▲知らなかった人も多いのではないだろうか。実はこんな便利なボタンが発売されていた


発売から6年経つものの、あまり周知されていないということもあり、今回のアケコンではこちらを採用したとのこと。もちろん今まで通りのファストン端子のものも使えるので、そちらも安心だ。

レバーは現在着脱式の「JLFD-TP-8YT」が装着されていたが、製品版ではどのレバーを採用するのかまだ未定とのこと。価格は未定だが、3万円台を目標としているということなので、気軽に追加ボタンのあるアケコンが楽しめるのはうれしいポイント。発売が待ち遠しい!

ほかにも「GUILTY GEAR -STRIVE-」のボタンやアクリルスタンド、TVに繋げて遊べるくにおくんのゲームやキーリングなども販売されているので、気になる人は要チェック!




三和電子:
https://x.com/sanwadenshi


■出展場所
ホール11-W18
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