【eスポーツ×障害者】株式会社ePARAがバリアフリーeモータースポーツチーム「Racing Fortia」の活動開始を発表
障害者雇用の推進やeスポーツイベント事業などを行う株式会社ePARAが新ユニットとしてバリアフリーeモータースポーツチーム「Racing Fortia」を発表。パラeレーサーとしてさまざまな大会に出場予定だ。
<以下、ニュースリリースより>
株式会社ePARA(本社:埼玉県戸田市、代表取締役:加藤大貴)は、バリアフリープロジェクト「Fortia」(フォルティア)の新ユニットとして、「Racing Fortia(レーシングフォルティア)」の活動を開始しましたことをお知らせ致します。
多様な障害・生きにくさを持つメンバーを中心に構成されるバリアフリーeモータースポーツチームです。きっかけは、2022年に行われた一般財団法人 トヨタ・モビリティ基金主催のアイデアコンテスト「Make a Move PROJECT」内の「Mobility for ALL」部門での実証実験「クロスライン-ボクらは違いと旅をする-」(以下、クロスライン)。
モータースポーツおよびeモータースポーツに関心の高いメンバーが、eスポーツを通じた「Mobility for ALL」のあり方について探求を重ねました。クロスラインSEASON1の成果報告・最終選考を経て、クロスラインSEASON2は「Mobility for ALL」部門の2022年度ファイナリスト8プロジェクトの一つとして採択を受け、2023年1月から活動を開始しています。このたび、クロスラインSEASON2を推進していくチームとして「Racing Fortia」を結成致しました。
クロスラインSEASON2では、スーパー耐久レースに「オンラインクラス」を仮設、障害当事者により企画・立案・実行し、「オンラインクラス」を文化に発展させていくための仕組みづくりを行います。「Racing Fortia」は、障害当事者のみのチーム編成による「オンラインクラス」への出走や、「オンラインクラス」をより多くの人が楽しむための土壌づくりに挑戦します。
また「Racing Fortia」は、パラeレーサーとしてさまざまな大会に出場しながら情報発信することで、「誰もがレーサー・スタッフ・ファンとして輝ける社会」に向けた取り組みを行います。
◆関連情報
・トヨタ・モビリティ基金、アイデアコンテスト「Mobility for ALL」部門で2022年度ファイナリストとして8チームを採択
https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/38317978.html
・プレスリリース:eスポーツで、誰もがレーサーになれる世界へ「クロスライン-ボクらは違いと旅をする-」SEASON2へ活動開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000056567.html
【eレーサーグループ】
・abckai
難病サルコイドーシス。
元々車が好きで運転が趣味でしたが、難病により眼に症状が出たため運転を断念。一昨年eモータースポーツに出会い、クロスラインへの参加をきっかけに、ゲームの中で諦めていた運転を再開。練習を重ね、実証実験「ボクらのeスーパー耐久レース」ではエキスパート部門としてノミネート。当日は体調不良により出場辞退しましたが、最終日にエキシビションとして感動の走りを見せました。
パラeレーサーとして、多くの大会に出場し実績を残すこと、そして仲間を作って耐久レースに出場することを目標としています。
・いちほまれ
視覚障害、難病網膜色素変性症。福井県在住。50代のブラインドeレーサー。
F1への憧れから自動車関連の機械工学を学び、技術系国家公務員として就業、プライベートでも運転を楽しんでいましたが、40代に難病発症により視野狭窄、視力低下、夜盲の症状がある弱視となり、技術職も運転も断念。7年前、ストレス発散にプレイした「グランツーリスモ6」で、画面が少しでも見えれば工夫次第で運転できることを知り、自宅に実車とほぼ同じスタイルで楽しめるレーシングシミュレーター環境を自ら構築。さまざまなタイトルをプレイし、大会にも積極的に出場しています。
・石水優夢
岡山県在住、10代のeレーサー。19年20年21年全国対抗eスポーツ選手権少年の部岡山県代表/「LBCRacing」リーダー。幼少期からレーシングドライバーに憧れ、レーシングドライバーになる夢を追いながらeレーサーとして活動中。さまざまな大会で実績を残し、eレーサーから実車のレーサー誕生への期待が高まっています。
<実績>
MAZDA SPIRIT RACING GT CUP 2022 U-17 Class1位
BRIDGESTONE GT タイムトライアル U17 3位
https://ms.bridgestone.co.jp/special/emotorsportlab/bridgestone_gt_u17
2019年2020年2021年2022年
全国対抗eスポーツ選手権少年の部岡山県代表
SUZUKA e-Sports Challange Race 略してSeCR
Pro class参戦
・まるぽす
アイザックス症候群。日本に100人しかいない難病当事者でありながら、さまざまなジャンルのゲームをプレイし、YouTuberとしても活動するマルチプレイヤー。クロスラインの「ボクらのeスーパー耐久レース」では、車椅子ユーザー3人で構成されたチームMCの一人として参加、ユーモア溢れる実況解説で会場を沸かせました。
「Racing Fortia」では、eレーサーとして走行する傍ら、持ち前の知識とトーク力を生かし、サポート役としてもチームを支えます。
【チームスタッフグループ】
・茶鏡
発達障害(ASD)。画家・イラストレーター。モータースポーツが好きで、クロスラインでは、有識者として参加。レースについての解説イラストを作成し、初心者メンバーの知識向上と動機付けに貢献しました。また、レース中に提供したリアルタイム字幕「UDトーク」用のイラスト作成、事後分析として作成したカスタマージャーニーマップのビジュアライズなど、誰にとってもわかりやすく親しみやすい表現は高い評価をいただいています。
「Racing Fortia」では、ビジュアライズ×モータースポーツ×バリアフリーの観点からチームを支えていきます。
・希央
広汎性発達障害・ADHD。ビーウィズ株式会社所属。
中学生の頃からF1が好きで、車のレース観戦が趣味。クロスラインでは、豊富な知識と観戦経験をもとに「どうすれば初心者に興味を持ってもらえるか、さまざまな障害当事者が安全に観戦を楽しめるか」を熟考し、プロジェクトを牽引しました。
「Racing Fortia」では、eレーサーたちの活躍を支えながら、eモータースポーツの普及に尽力し、「誰もが気軽にモータースポーツを楽しめる社会」を目指します。
「Racing Fortia」所属メンバーが活躍した「クロスライン-ボクらは違いと旅をする-」SEASON1の様子は下記よりご覧いただけます。
◆動画:クロスライン-ボクらは違いと旅をする- SEASON1 参加者の声
https://youtu.be/USb4SwFyjHM
◆記事1. eスポーツでモビリティの可能性のその先へ。誰もがドライバーになれる世界に向けた挑戦
https://mobility-contest-blog.com/epara-2022/
◆記事2.【実証実験レポート】移動の可能性がもたらす未来への挑戦 ePARA / Cone・Xiとソーシャルアクション機構
https://mobility-contest-blog.com/report-2022-vol8/
◆記事3. ボクらは違いと旅をした -岡山で輝いたみんなの個性をアフロがレポート-
https://epara.jp/crossline-naganoryo-221105-01/
◆記事4. 見えなくてもモータースポーツは楽しめる?見えない人の長旅を追いかける
https://epara.jp/crossline-inokawa-221105-02/
◆記事5. 可能性や未来が内側をも変えていく-MCあーりんが見つけたクロスライン-
https://epara.jp/crossline-arin-221125/
◆記事6.「違い」を超えるコンヴィヴィアリティ-文化人類学者のクロスライン・レポート
https://epara.jp/crossline-hayakawa-221126/
<以下、ニュースリリースより>
Make a Move PROJECT「Mobility for ALL - 移動の可能性を、すべての人に。」
株式会社ePARA(本社:埼玉県戸田市、代表取締役:加藤大貴)は、バリアフリープロジェクト「Fortia」(フォルティア)の新ユニットとして、「Racing Fortia(レーシングフォルティア)」の活動を開始しましたことをお知らせ致します。
Racing Fortiaとは?
多様な障害・生きにくさを持つメンバーを中心に構成されるバリアフリーeモータースポーツチームです。きっかけは、2022年に行われた一般財団法人 トヨタ・モビリティ基金主催のアイデアコンテスト「Make a Move PROJECT」内の「Mobility for ALL」部門での実証実験「クロスライン-ボクらは違いと旅をする-」(以下、クロスライン)。
モータースポーツおよびeモータースポーツに関心の高いメンバーが、eスポーツを通じた「Mobility for ALL」のあり方について探求を重ねました。クロスラインSEASON1の成果報告・最終選考を経て、クロスラインSEASON2は「Mobility for ALL」部門の2022年度ファイナリスト8プロジェクトの一つとして採択を受け、2023年1月から活動を開始しています。このたび、クロスラインSEASON2を推進していくチームとして「Racing Fortia」を結成致しました。
クロスラインSEASON2では、スーパー耐久レースに「オンラインクラス」を仮設、障害当事者により企画・立案・実行し、「オンラインクラス」を文化に発展させていくための仕組みづくりを行います。「Racing Fortia」は、障害当事者のみのチーム編成による「オンラインクラス」への出走や、「オンラインクラス」をより多くの人が楽しむための土壌づくりに挑戦します。
また「Racing Fortia」は、パラeレーサーとしてさまざまな大会に出場しながら情報発信することで、「誰もがレーサー・スタッフ・ファンとして輝ける社会」に向けた取り組みを行います。
◆関連情報
・トヨタ・モビリティ基金、アイデアコンテスト「Mobility for ALL」部門で2022年度ファイナリストとして8チームを採択
https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/38317978.html
・プレスリリース:eスポーツで、誰もがレーサーになれる世界へ「クロスライン-ボクらは違いと旅をする-」SEASON2へ活動開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000056567.html
Racing Fortiaメンバー紹介
【eレーサーグループ】
・abckai
難病サルコイドーシス。
元々車が好きで運転が趣味でしたが、難病により眼に症状が出たため運転を断念。一昨年eモータースポーツに出会い、クロスラインへの参加をきっかけに、ゲームの中で諦めていた運転を再開。練習を重ね、実証実験「ボクらのeスーパー耐久レース」ではエキスパート部門としてノミネート。当日は体調不良により出場辞退しましたが、最終日にエキシビションとして感動の走りを見せました。
パラeレーサーとして、多くの大会に出場し実績を残すこと、そして仲間を作って耐久レースに出場することを目標としています。
・いちほまれ
視覚障害、難病網膜色素変性症。福井県在住。50代のブラインドeレーサー。
F1への憧れから自動車関連の機械工学を学び、技術系国家公務員として就業、プライベートでも運転を楽しんでいましたが、40代に難病発症により視野狭窄、視力低下、夜盲の症状がある弱視となり、技術職も運転も断念。7年前、ストレス発散にプレイした「グランツーリスモ6」で、画面が少しでも見えれば工夫次第で運転できることを知り、自宅に実車とほぼ同じスタイルで楽しめるレーシングシミュレーター環境を自ら構築。さまざまなタイトルをプレイし、大会にも積極的に出場しています。
・石水優夢
岡山県在住、10代のeレーサー。19年20年21年全国対抗eスポーツ選手権少年の部岡山県代表/「LBCRacing」リーダー。幼少期からレーシングドライバーに憧れ、レーシングドライバーになる夢を追いながらeレーサーとして活動中。さまざまな大会で実績を残し、eレーサーから実車のレーサー誕生への期待が高まっています。
<実績>
MAZDA SPIRIT RACING GT CUP 2022 U-17 Class1位
BRIDGESTONE GT タイムトライアル U17 3位
https://ms.bridgestone.co.jp/special/emotorsportlab/bridgestone_gt_u17
2019年2020年2021年2022年
全国対抗eスポーツ選手権少年の部岡山県代表
SUZUKA e-Sports Challange Race 略してSeCR
Pro class参戦
・まるぽす
アイザックス症候群。日本に100人しかいない難病当事者でありながら、さまざまなジャンルのゲームをプレイし、YouTuberとしても活動するマルチプレイヤー。クロスラインの「ボクらのeスーパー耐久レース」では、車椅子ユーザー3人で構成されたチームMCの一人として参加、ユーモア溢れる実況解説で会場を沸かせました。
「Racing Fortia」では、eレーサーとして走行する傍ら、持ち前の知識とトーク力を生かし、サポート役としてもチームを支えます。
【チームスタッフグループ】
・茶鏡
発達障害(ASD)。画家・イラストレーター。モータースポーツが好きで、クロスラインでは、有識者として参加。レースについての解説イラストを作成し、初心者メンバーの知識向上と動機付けに貢献しました。また、レース中に提供したリアルタイム字幕「UDトーク」用のイラスト作成、事後分析として作成したカスタマージャーニーマップのビジュアライズなど、誰にとってもわかりやすく親しみやすい表現は高い評価をいただいています。
「Racing Fortia」では、ビジュアライズ×モータースポーツ×バリアフリーの観点からチームを支えていきます。
・希央
広汎性発達障害・ADHD。ビーウィズ株式会社所属。
中学生の頃からF1が好きで、車のレース観戦が趣味。クロスラインでは、豊富な知識と観戦経験をもとに「どうすれば初心者に興味を持ってもらえるか、さまざまな障害当事者が安全に観戦を楽しめるか」を熟考し、プロジェクトを牽引しました。
「Racing Fortia」では、eレーサーたちの活躍を支えながら、eモータースポーツの普及に尽力し、「誰もが気軽にモータースポーツを楽しめる社会」を目指します。
関連情報一覧
「Racing Fortia」所属メンバーが活躍した「クロスライン-ボクらは違いと旅をする-」SEASON1の様子は下記よりご覧いただけます。
◆動画:クロスライン-ボクらは違いと旅をする- SEASON1 参加者の声
https://youtu.be/USb4SwFyjHM
◆記事1. eスポーツでモビリティの可能性のその先へ。誰もがドライバーになれる世界に向けた挑戦
https://mobility-contest-blog.com/epara-2022/
◆記事2.【実証実験レポート】移動の可能性がもたらす未来への挑戦 ePARA / Cone・Xiとソーシャルアクション機構
https://mobility-contest-blog.com/report-2022-vol8/
◆記事3. ボクらは違いと旅をした -岡山で輝いたみんなの個性をアフロがレポート-
https://epara.jp/crossline-naganoryo-221105-01/
◆記事4. 見えなくてもモータースポーツは楽しめる?見えない人の長旅を追いかける
https://epara.jp/crossline-inokawa-221105-02/
◆記事5. 可能性や未来が内側をも変えていく-MCあーりんが見つけたクロスライン-
https://epara.jp/crossline-arin-221125/
◆記事6.「違い」を超えるコンヴィヴィアリティ-文化人類学者のクロスライン・レポート
https://epara.jp/crossline-hayakawa-221126/
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