【調査】2022年 7〜9月の期間、国内におけるeスポーツ大会の累計視聴時間は14.8億分(前年比 20%増)!配信された大会日程は450件以上!

2022.10.18 eSports World編集部
<以下、ニュースリリースより>

リーグ・オブ・レジェンドの配信日程は90日以上で最多を記録。eスポーツカレンダーサイト「TAIYORO」で計測された国内eスポーツ配信視聴データのトレンドを発表。

株式会社プレイブレーン(本社所在地:東京都渋谷区 以下、プレイブレーン)は、国内eスポーツ大会配信のスケジュール情報を網羅したサイト「TAIYORO」(https://taiyoro.gg/)を通じて観測されたデータに基づき、2022年7-9月の国内eスポーツ大会の配信視聴データトレンドについて報告させていただきます。

2022年の第3四半期(7-9月)は、イスタンブールで開催された VALORANT世界大会「2022 VALORANT Champions イスタンブール」及び、それに向けた複数の国際大会の視聴数が国内の総視聴時間 14.8億分 のおよそ半分を占有する結果となり、前期に引き続き国内の視聴時間を「VALORANT」のeスポーツ大会が大きく牽引する結果に。

リーグ・オブ・レジェンドの韓国プロリーグ「LCK」の夏季リーグ「2022 LCK SUMMER」の公式日本語放送が6月から AfreecaTV で放送開始された。さらに 9月にはアジア初のアカデミー選手向け国際大会「2022 Asia Star Challengers Invitational」が開催されたことにより、リーグ・オブ・レジェンドのeスポーツ大会配信は7-9月の間、 90日程以上 配信され、「リーグオブレジェンド」が期間中に最も頻繁に配信されたゲームタイトルとなった。

上記のタイトルが牽引し、国内におけるeスポーツ大会配信の四半期の延べ視聴時間は前年比 20% 増と引き続き成長を見せています。7-9月の期間中に配信された大会日数は 450 件以上と、前期(4-6月)からも100件近く増加。

以下、TAIYORO が独自に集計した 2022年7-9月の国内eスポーツ配信視聴データから主なトピックを紹介。

国内からのeスポーツ大会 累計視聴時間(四半期)が14.8億分を記録



・国内で配信されたeスポーツ大会日程は前期を 100日程近く上回る 450件 以上(2022年 7-9月)
・eスポーツ大会に採用されたゲームタイトルは 35本以上
・ 国内におけるeスポーツ大会の累計視聴時間はおよそ14.8億分、前年比 20%増(2022年 7-9月)
・一つのイベントにおける最大同時視聴者数は 18.6万人 (※公式メイン配信のみの視聴者数)
(9月4日 「2022 VALORANT Champions イスタンブール」 Day 5:グループステージ)

2022年 7-9月 主な eスポーツ配信視聴トレンド(TAIYORO 調べ)


最多配信日数 ゲームタイトル「リーグ・オブ・レジェンド」(90日以上)



リーグ・オブ・レジェンドのeスポーツ国内プロリーグ「LJL 2022 Summer Split」が6月に開幕。同じく6月から韓国プロリーグ「2022 LCK SUMMER」の公式日本語放送もAfreecaTVで開始。その他、7月には「LJL 2022 Academy League」、9月にはアジア初のアカデミー選手向け国際大会「2022 Asia Star Challengers Invitational」が開催されたことにより、第3四半期(7-9月)に「リーグ・オブ・レジェンド」の大会は90日以上配信(前年の3倍)され、最も多く日本語配信が実施されたゲームタイトルとなりました。

国内総視聴時間の5割近くのシェアを「VALORANT」が獲得


7月に開催された「VALORANT 2022 CHAMPIONS TOUR MASTERS コペンハーゲン」は総視聴時間1.6億分、「2022 VALORANT East Asia Last Chance Qualifier」は1.2億分を記録。さらに8月末に開幕した国際大会「2022 VALORANT Champions イスタンブール」は今期、単独大会の最大延べ視聴時間の3.6億分を記録。(※ストリーマーによるミラー配信の視聴データは含まない)

上記3つの国際大会に加えて、日本初開催となる女性限定の公式大会「2022 VALORANT CHAMPIONS TOUR GAME CHANGERS JAPAN」の配信も合わせて、今年第3四半期のVALORANTの累計視聴時間は7億分以上を記録。今期の国内における総視聴時間 14.8億分のうち、およそ半分をVALORANTの大会が占有する結果となり、前期に引き続き国内の視聴時間を大きく引き上げました。

「Apex Legends」タイトルの eスポーツ累計視聴時間が過去1年間で最大に


Apex Legends のeスポーツ大会の7-9月における累計視聴時間が過去1年間の四半期毎の計測記録で最大となる1.2億分を達成(前年比 22%増)。VALORANT、League of Legends に続いて3番目に最も視聴されたゲームタイトルとなりました。

7月には Apex Legends の世界一を決める公式世界大会「Apex Legends Global Series Year 2 CHAMPIONSHIP」がアメリカ・ノースカロライナで開催され、日本からも5チームが出場。国内での最大同時視聴者数は 6.4万人を記録。

さらに、8月末には Apex Legends 国内最大規模のオフラインイベント「RAGE Apex Legends 2022 Summer」が幕張メッセで2日間に渡って開催。トップストリーマー 45名とプロ選手が参加し、最大同時視聴者数 9.4万人を記録しました。

「ポケモンユナイト」初の世界大会がロンドンで開催。国内からも最大同時視聴数 2万人を記録


8月18日~21日の4日間に渡って、イギリス・ロンドンでポケモンの4つのゲーム部門のそれぞれで世界一を決める大会「ポケモンワールドチャンピオンシップス2022(ポケモンWCS2022)」が開催されました。
大会3日目に開催された「ポケモンユナイト」部門は日本からの最大同時視聴者数 2万人超えを達成。最終日の4日目の「ポケットモンスター ソード・シールド」部門決勝戦では 最大同時視聴者数 4.6万人を記録しました。
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